日誌

授業のひとコマ(3年生と6年生)

 授業の主役は子どもです。

 このことから、先生が黒板の前に立って一方的に説明する授業から、子どもたちが自分の力で問題を解決する場面や、友だちと考えを交流しながら問題を解決する場面がある授業へと変えていく必要があります。特に、子どもが主役の授業で大切にしたいのは、子どもが友だちに自分の考えを伝える、あるいは自分の考えを伝え合う場面を位置付けることです。

 今日の3年生の授業では、ペア学習で自分の考え方を隣の友だちに説明する場面がありました。先生は机の間を通って子どもの説明に耳を傾け、前で説明させたい子どもを選んでいるようでした。また、6年生の授業では、黒板に書いてある図を使って、子どもが自分の考え方を説明する場面が見られました。いつでもサポートできるように先生が近くにいるので、その子どもは安心して説明しているように見えました。子どもの説明の後、拍手がおこり、説明した子どもは誇らしげに自分の席へと戻っていきました。

 3年生と6年生の授業のひとコマでしたが、子どもたちは「今日も学校に来てよかった!」と思って、家に帰っていったのではないかと思います。