学校日誌

子どもたちが主役の授業~スーパーティーチャー公開授業~

 14日(金)に、本校の5年3組にてスーパーティーチャーの公開授業が行われました。授業者は、本年度に本校へ赴任した肥後指導教諭で、市内小学校の先生方をはじめ、本校からも多くの職員が授業を参観しました。
 本日の授業は、算数科の「合同な図形」で合同の意味を理解する学習でした。子どもたちは、ジオボードを使って思い思いに三角形を作った後、何種類できるか予想して、調べ活動に一生懸命取り組み、子どもたちが考えた20種類ほどの三角形が黒板に貼られました。

 

 

 黒板を見た子どもたちから「あれとあれは一緒じゃない」という声が聞こえました。すると、すかさず先生が子どもたちに説明を求めると、指名された子どもは、シートを裏返したり、回転させたりしていました。そして2つの三角形が重なると「おーっ」という声とともに拍手が沸き起こり、その後「まだあります」という声とともに手があがり、その数もどんどん増えていき、子どもたちが発表したいという思いが伝わってきました。

 

 

 都城市では、市学校教育ビジョンに「人間力あふれる児童生徒の育成」を掲げ、自ら学び続ける人材を育成するために、「子どもたちが主役の授業(わ・さ・び)」への授業改革をめざしています。本校でも「自ら学びに向かう児童の育成」を研究目標として、子どもたち一人一人を大切にした「子どもたちが主役の授業」の実現に向けて取り組んでいます。
 ※わ:(教師は)わき役に徹する、さ:先を読む、び:微細な変化に気付く