学校日誌

平和学習から・・・

修学旅行から1週間がたちました。
 修学旅行での平和学習から取り上げてみます。お話してくださったのは、私が初任者2年目の頃、今から35年前、宮崎東小学校で一緒に6年生を担任した学年主任の先生でした。
 「会うのを楽しみにしています。」と修学旅行前に電話をいただきました。きびしくもありましたが、まわりを包み込むような優しさもありました。自分の学級のことでたくさん相談し、アドバイスをいただき、多くを学びました。私もそんな大先輩の先生にあこがれ、深く印象に残っていた先生でもありました。その先生が、本校の6年生に体験談を話していただけるとは、夢にも思わないことでした。語りべとしては最高の方でした。退職されて20年以上はたたれているのに、多くの資料をもとに、平和の尊さを、子どもたちの目を見ながら、反応をうかがいながら、まるで、あの頃のように、教壇にたたれているかのように、表情豊かに、強調したり、間をとったりして話をされました。(これで完全に子どもはひきつけられます)
 平和学習での戦争体験もそうですが、学習していく中で、本物にかなうものはありません。体験活動は、子どもたちにとっては、とても大切な学習です。