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2024年9月の記事一覧

by校「今こそお見せしましょう」049

授業参観を毎日、2回転以上は行うようにしています。

子どもたちも、慣れてきており、校長が入室しても、振り返る者もおりません。

 

頑張っている子を励ましたり。

疲れている子に、励ましをあげたり・・・。(^^;;

これは、大切な、校長のお仕事だと思っています。

おかげで、校長は、毎日、15000歩〜20000歩は、校内を歩きます。

 

ある日の理科室。

珍しく、子どもさんが、声をかけてきました。

「校長先生、すごいですよ!」

どうしたの?

「顕微鏡、すごいです。」

 

どれどれ・・・。

顕微鏡の世界。

確かに、学校でないと、経験することはないですよね。

100倍とか、200倍とか。

ミクロの世界。

不思議な世界。

感動の世界ですよね。

私も、理科の顕微鏡の授業は大好きでした。

大人になったら、すごい倍率の顕微鏡、買うぞ!とか、思ってましたっけ。

・・・結局、買っていませんが ^_^

理科は、グループ学習で進められるから、とても楽しいと思います。

まさしく、感動の分かち合いですよ。

これこそ、協働学習ですよ。

理科の先生が、入念に準備をなさり、子どもたちが、感動体験を得る。

今も昔も、同じ感動体験が繰り返されている、理科学習でした。

さて。子どもたちは、プレパラートを持って、外に出ていきました。

「どうしたの?」

「校長先生、花粉をとってきます。」

子どもたちは、学校の花の花粉を採取して、顕微鏡で見るのです。

校長もワクワクして、子どもたちの帰りを待っていました。

帰ってきた子どもたちが、歓声をあげます!

「ひやー!」

「すげー!」

「ドヒャー!」

子どもたちは、調整を終えると、校長に。

「校長先生、すごいですよ。見てください。」

と、顕微鏡を譲ってくれました。

校長:「ひやー!」

すごいね!

この瞬間、子どもたちには、「理科を追求する心」が培われていっているのです。

あまりに、校長の感動がすごかったので。

iphoneで、顕微鏡の接眼鏡を撮影して回りました。

校長先生、写りましたか?

校長先生、どんな風に見えましたか?

校長先生、iPhoneを見せてください!

子どもたちは、大騒ぎでした。

校長は、答えました。

ふふふ・・・いつか、見せてあげるね。

理科室は、熱気に包まれていました。

校長は、この子たちの。

教室に行ってみました。

さすがですね。

子どもがいない学級が、子どもたちの、きちんとルールを守る姿を映していました。

きちんと並んだ、椅子・机! ٩( ᐛ )و

 

さて。

遅くなりましたね。

君たちが、採取してきた、花粉の映像を、披露します。

不思議だね。

同じ校内に咲く花の花粉って。

こんなに違うのですね。

 

iPhone恐るべし、と言うべきなのか。

祝吉っ子、恐るべし、と言うべきなのか。

 

悩みつつ・・・。

 

by 校長

by校「冷たさに詰め込まれた愛情の温かさ」048

今年の夏から使用が許可された

ネッククーラー・保冷バック

祝吉っ子の命を守るために、大活躍でした。

 

さて。

まだまだ暑い下校時間

「ねえ。そのネッククーラー、もう冷たくないんじゃないですか?」

「いいえ、校長先生、とっても冷たいですよ。」

 

???

 

どうやって冷やしてますか?

校長先生、これですよ。これ!

え!?

え!!!

そこには。

10個以上の

氷のアイスパックが!

・・・まだ、ガチガチに凍っていました

校長先生、冷たくて気持ちいです

さようなら!

 

まさに

冷たさに詰め込まれた

保護者様の

愛情の温かさ

 

と言うお話でした٩( ᐛ )و

 

by 校長

by校「魔の交差点の謎」047

事故等が不思議と多発する交差点が

魔の交差点

と名付けられることがあります。

 

祝吉小校区では、この交差点こそが「事故多発」交差点でした。

5月にも、子どもさんが巻き込まれる交通事故が発生しました。

そこで、祝吉っ子たちは、ハンドアップマイスター運動により。

交差点の手あげ運動が活性化し、自分の命を守る術を身につけてきました。

そして。

この「魔の交差点」には、3名のスクールガードの方が、毎朝、子どもたちの見守りをしていただいています。

 

およそ、本校の6割(500名)ほどの子どもたちが、この交差点を通り登校します。

本当に、ありがたい見守りです。

そして、スクールガードの皆様は、見守りだけでなく

毎朝、祝吉っ子に元気な挨拶をくださいます。

さらには、ハンドアップのご指導もしてくださいます。

祝吉っ子は毎朝、

スクールガードの皆様から、

元気をいただいて

登校してくるのです。

おかげで、祝吉っ子、安全に「魔の交差点」を渡り、登校できています。

 

ところで。

この「魔の交差点」の謎を解決しようとする方が現れました。

自治公民館長のスクールガード様です。

館長さんは、事故の原因を考えました。

館長さんは、赤信号のタイミングに注目されました。

この交差点は、特殊な五差路になっており、

横断歩道の間隔が、50mほどあります。

館長さんは、気付きました。

 

信号が黄色になり。

赤になる間隔は。

3秒。

その後。

自動車用信号が赤になり。

歩行者用信号が青になるのは。

わずか。

3秒後。

しかし!

時速40km=約秒速11mですから

 

50mの交差点を

時速40kmの自動車が

通り過ぎるためには。

最低5秒は必要

なのです。

 

ところが、信号の間隔は。

自動車用信号が赤になり、

その3秒後には、

歩行者用信号が青

なっていたのです。

 

「その間隔の短さが、事故の要因になっている」

そう考えた館長様は、都城警察に、相談されました。

そして。

その後、警察の信号の検証が行われ。

自動車用信号が赤になり。

歩行者用信号が青になる間隔が。

この度

5秒に延長されました。

٩( ᐛ )و

スクールガードの公民館長様。

毎朝、ここにお立ちになられ。

信号を見つめ続ければこそ。

気づく。

魔の交差点の謎

 

ここに解決です

 

スクールガードの皆様の

活動を

ここに記録・報告し

 

その御功績に

心より

感謝を捧げます

 

 

by 校長

by校「 Runner in 祝吉 」046

いつもの祝吉小、朝の風景

おはよう!よくきましたね

一年生を守ってくれてありがとう

集団登校、一列に並んで命を守ります

班長さん、一年生がついてきているか、後を振り向いて確認

校長が 大好きな 「瞬間の風景」

ありがとう、優しい班長さん

 

さて。

すでに全力で 始まっている 6年のボランティア活動

葉っぱ一枚も残さない!落ち葉はき

じっと見つめる 登校した一年生

1年生に聞くと

6年生のボランティアって、かっこいい!

僕も6年生になったら、頑張ります!

と答えます。

 

これが、

祝吉小に根ざしたWellbeing感情

だと、校長は思うのです

 

そして

目的も何も伝えず

やろうよ!と声も一切かけず

ただ、一人、始まる、5年担任先生の草抜き

しかし

誘われてもいないのに

なぜか

集まる

5年生

まるで 先生が引力を発しているように

吸い込まれていく 5年生たち

一人 また 一人と 増えゆく5年生

5年生 ありがとう!

と校長が大声で言うと

「どういたしまして!」

と彼らは返します

 

校長に、涙が滲む瞬間です

 

その間に 6年生は ボランティア増殖していきます

草抜き

落ち葉はき

グランド石拾い

長いグランドを一周

皆、真剣に、汗を流して ボランティア

花壇の草抜き

花壇はお花が輝いてます

正門は毎日ピカピカ

56年のボランティア活動を見て

祝吉っ子って、本当にすごいな、

と感心します

いや

毎日、感動しています

 

でも、

校長の感動の意味

おそらく

皆さんが想像もできないところ

 

・・・あるのです 

٩( ᐛ )و

 

 

では

お見せしましょう

祝吉っ子名物

ボランティア Runner!

感動のフォト集!

 

ボランティアに向かう 祝吉っ子 皆 Runner!

走る

走る

なぜ 君は 走る?

ともかく 走る

走る!

おはよう!ごめんね 遅くなって!

走る

走る!

みんな 走る!

走る!

とにかく 走る!

走る?

なぜ?

なぜ 君たちは 走るの?

急いで ボランティアに行くからかな

頑張っている 友達を早く助けるためかな

少しでも たくさんボランティアを行うためかな

 

でも

 

君たちの走る姿に

校長は いつも 感動しているのです

 

君たちの 

その一生懸命さが 

校長は 

大好きです

 

そして

 

こんな時、校長には、こんな歌詞が 浮かぶのです

「走る 走る 俺たち 流れる 汗も そのままに」

 

BGMはもちろん

永遠のロックの名曲

Runner (平成30年 Ver.) in サンプラザ中野くん公式HP

https://youtu.be/Jtw5S12-ZeI?si=1wJYb6tfS9ppucEk

※ MV ラストが何とも感動的です(トップランナーは、増田明美さんと瀬古利彦さん ラストランナーは銀メダリストの飯塚翔太さん)

 

by 校長

 

by校「Happy Rainbow」045

2学期が始まりました。

猛暑です。

子供たち、元気に登校してきました。

おはよう!

久しぶりの学校に、子供たちも嬉しそうです。

「おはよう!暑いね!」

校長が声をかけます。

・・・でも、不思議です。

みんなとっても涼しい顔で登校です。

校長先生は汗だくなのに、みんな、何かしら、涼しそうですね?

へへ、校長先生、お首が涼しいですよ。

まぁ!よかったね。

最新兵器ですね。

触ってみると、さっきまで冷凍してあったようで、とってもひんやりします。

夏休みの間、エアコンの中で過ごしてきて、登校時も熱中症の心配があった子供たち。

涼しさを首にかけての登校です。

文科省から通知された、

「学校の実情を踏まえつつ、日差しを遮ること(帽子や日傘等の活用も考えられる)や、通気性・透湿性の良い服装となること」を受けての、祝吉小の大改革です。

今年から

「ネッククーラーや日傘」

の着用を認めます。٩( ᐛ )و

たくさんのお子さんが、ネッククーラーを装着しての登校です。

校長先生、ネッククーラーを許可してくださって、ありがとうございます!

実は、校長も、装着具合を確かめようと思い。

昨日、近隣のホームスーパーなどを探したのですが。

全て、売り切れ!( ;  ; )

まあ、これだけのお子さんが、装着しているのですから。

売り切れも当然ですか・・・。

しかし、改めて、子供さん持参のクーラーをみると、実に様々な種類があることに驚かされます。

この子供さんのネッククーラーは、タオルタイプ。お水を浸すと、冷えてくれます。

かさばらなくて、いいですね。

 

校長、ある男の子にインタビュー。

「あのさあ、帰りは、このネッククーラー、温まっちゃうよね。」

「校長先生、大丈夫です。」

保冷バックに氷が入ってますから!」

・・・すごい!(°_°)

まさに、完全防備!

すごいなあ。いろんなタイプがあるんだなあ。

おしゃれな文字が入っているもの。

柄入りのもの。

しかし!

この子供さんのネッククーラーは、最強でした。

なんと。

お水を注いで入れるタイプ。

ここからお水を入れます。

まるで、宇宙服!?

冷たい冷水が熱った体を冷やしていました。

 

さて。いろんなお店を探しましたが。

ネッククーラーが買えなかった校長は。

日傘で熱中症を予防します。

 

下校時間。日傘派もたくさん登場です!

 

日傘の涼をお裾分け。

仲良しお二人さん、涼しく、楽しく、さようなら

と、思いましたら・・・。

まだまだ、上がいた。

しかし、5人は、どう考えても、入らんぞ・・・(^^;;

 

最後のご紹介は、とっても素敵な傘。

レインボー傘。

幸せを連れてきてくれそうな、レインボー傘。

実は。

この後、本当に、幸せが来校したのです。

 

なんてことでしょう!

Happy Rainbow!

Happy Rainbow!

Happy Rainbow!

 

by 校長

by校「大きな地震の小さな被害」044

校長先生!倒れています!

・・・何ですか?何ですか?・・・

ト オ キ が倒れています!

・・・どこに?

3年5組の靴箱ところです。

 

???トオキ???

???倒れている???

 

分からずに、校長が、靴箱を探していると。

どこに、何がありますか?

近くの、子どもさんに聞くと、教えてくれました。

校長先生、

地震の時から、

「陶器」が倒れているのですよ。

はは・・・。この飾り棚のことか・・・。陶器。ナルホド。

 

祝吉小のホールには、立派な飾り棚があります。

今回、話題になっている陶器が入っている飾り棚。

そして、たくさんのトロフィーが並ぶ、飾り棚。

見てみると、本校の歴史が感じられます。

昔は、発明工夫展の常勝校だったのですね。

毎年、学校賞を取ったであろう、立派なトロフィーがたくさん飾ってありました。

そして、目だったのは、吹奏楽部のトロフィ。

何度も、九州大会出場を果たしていたのですね。

そんな、みんなのがんばりの歴史が詰まったトロフィ。

これには被害はありませんでした。

 

ところが・・・。

こちら。

陶器というより、縄文時代や弥生時代の土器の飾り物。

大変なことに・・・。

土器が、たくさん、倒れていました!

これは、修復しなくては!

でも、棚には鍵がかかっていました。

 

早速、校長は、飾り棚の鍵を探しました。

祝吉小学校、大規模校ですから、鍵の数も半端ないです。

巨大なキーボックスを探すと。

ありました!

飾り棚の鍵。

皆さん、長い間、心配かけましたね。

地震の直後から、

君たちは、

この陶器の被害に気付いて、

気をもんでくれていたのですね。

校長先生が、きちんと、もとに戻しておきましたからね。

でも。

この、下が細い、縄文土器は、さすがに、次の地震でも倒れることでしょう。

それまで、この鍵は大切に保管しておきましょう。

 

大きな地震の小さな被害。

優しい祝吉っ子の被害報告により、数十年開けられなかった飾り棚の鍵が開けられ。

昔の祝吉っ子の活躍がよみがえり。

地震被害は、完全修復された、という、お話でした。

 

by 校長