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2024年8月の記事一覧

by 校「離れていても一緒だよ その後」039

5月10日の「by校長」記事。

by校「離れていても一緒だよ」02

ある、4年生の学級で始まった、オンライン学習。

何より、ご本人が、懸命に学ぼうとする姿。

それを、サポートするお友達の優しい姿。

その全てが感動的で、ありました。

まずは、その記事を振り返ってみてください。 

 

【by校「離れていても一緒だよ」02】

https://x.gd/IjZHO 

  ↑ クリックして5/10へGO!

 

さて、ひょんなことから、このオンライ学習の取組みの情報が、宮日の記者様に届きました。

 

宮日の記者様は、数日、数回、訪問・電話にて、何回も取材されました。

ご本人へのインタビューも行われました。

そして。

大切に温められた記事は

素晴らしい編集を経て

本日の地方版にカラーで

全員の顔写真付きで

大きく掲載

されました。

 

宮崎日日新聞 令和6年8月20日(火)掲載記事(掲載許可 令和7年8月19日まで)

なお、「きりしま」の題字は、8月の題字掲載者「内倉碧音」さんの書です。

  

千裕さん。

この記事に出会えた大人は、みんな、感動しています。

 

こんな素敵な学級を作ってくださった、徳丸学級の仲間に。

そして、一人じゃないよ、と、いつもオンライン学習に集中して取り組んだ、千裕さんの頑張りに。

 

この記事に触れた、全ての大人を代表して。

千裕さん、感動を、ありがとう。

 

あ、蛇足ながら・・・。

本学級の担任先生は、本日(8/20)付をもって、58歳になりました。

\(^o^)/\(^o^)/

千裕さん

担任の先生に

素敵な誕生日プレゼントを

ありがとう。٩( 'ω' )و

 

※本記事のHP掲載は、保護者・ご本人様の承諾をいただいております。

※ 宮日様は、本校関係の記事について、学校ホームページへの掲載を、1年間に限り、特別に許可いただいております。従いまして、本記事の宮日記事データの転載、コピー等は一切禁止とします。宮日様のお志に感謝申し上げます

 

by 校長

by校「校長のウェルビーイングの理由」038

何度かお伝えした、「一粒も残しませんボラ

校長のカメラには、何回もそのシーンが記録されています。

でも、それに着目したのは、おそらく、このシーンが最初だったかと思います。

生活委員さん、挨拶運動。

生活委員が、祝吉っ子の挨拶を広げるぞ、意欲に満ちた、毎日の活動。

900名の登校は、さすがに、エネルギーを使います。

何回挨拶しても、何百回挨拶しても、当校は続きます。

校長、そろそろ、喉、ガラガラ・・・。٩( ᐛ )و

さて、6年生が、ボランティアを始めます。

下級生や地域の方に挨拶を届けながら、丁寧に落ち葉を掃きます。

下級生は、そんな6年生のボランティアの姿を見て、登校します。

下級生が育つはずです。

上級生のボランティアの姿、かっこいいもの。

そして、ここから先は、校長しか見られない景色

終了3分前。慌ただしくなります。

全員で、集めたご落ち葉やゴミを、てみで回収します。

皆様には、ここに注目してほしいのです。

「明日もあるし、この程度で、終わるか・・・」が、常識的な判断。

ところが。

このボランティアたちの行動は

レベルが違います。

砂つぶ、

一粒も、

残さないのです。

先生が指示するわけではありません。

誰が、指示するわけではありません。

最後の一粒まで、取り除く、祝吉っ子。

さあ、完璧な撤収作業、完了。

さあ、さらに、ここからです。

てみを運ぶボランティア。

てみを運ぶボランティアのほうきを預かるお友達。

誰も何も言わなくても、自然に、お友達同士の助け合いが始まるのです。

それは、毎日、学校の随所で起きている現象です。

もちろん。

彼らも。

誰からともなく、タスキをたたみ。

私が、持っていくね。と誰かが声をかけ。

いや、今日は僕がいくよ。と声をかけ。

いやいや、私が持っていくわと、声をかけ。

こんな、5・6年生の、心意気。

 

これぞ、まさしく。

日本社会に根ざした

「ウェルビーイング」なのだと思います。

自分の満足に甘んじることなく。

道路を通る後輩が気持ちがいいように、砂つぶ一粒も残さず撤収する。

友達のほうきを自然に預かって直してあげる。

タスキをもらい合い。お友達のタスキを返してあげる。

みんな、考えているのは。

お友達のために、

配慮する心、

他人を思いやる心、

自分だけじゃなく、

お友達が、地域の方が幸せなら、

自分も幸せだという心。

これ、みーんな。

「祝吉小に根ざした、ウェルビーイング」なのです。

 

この子どもたちが、

作っていく社会って、

とっても住みやすい社会なのだろうな、と校長は、考えています。

 

だって、このたちの行動を見るだけで、校長は、とってもウェルビーイングなのですから!٩( ᐛ )و

BGMは、

aoiro 「おつかれさまのうた」from aoiro official 

 https://youtu.be/ChInBfvxJDk?si=O1YGYOf2b_PGnIjU

を、どうぞ。 

おそらく、皆様も、子どもたちも、癒される歌です。

 

by 校長

 

by校「先生大好き!の理由」037

先生は、忙しい。

働き方改革、ブラック企業云々。

でも、祝吉小の先生方は、極力、昼休みも、子どもと共にいようと努力する先生が多いです。

連絡帳にお手紙を書く仕事もある。

でも、先生方は、週に一回は、など、決まりを決めて。

昼休みの子どもさんに寄り添います。

その子どもたちの嬉しそうなお顔を、校長は、とても嬉しく見つめます。

こんな時に、子どもさんは、教室では言えない大切な会話を先生と行うのです。

こんな、瞬間が、子どもたちの大切な思い出につながるのです。

どんなに忙しくても、大切にされる、不定期な、昼休みの団欒。

祝吉小の先生方が、とても大切にされている、子どもさんとのコミュニケーションのひと時なのです。

 

そして、こんな思い出を通して。

子どもたちは、日記に表現するのです。

「先生、大好き!」٩( ᐛ )و

 

厳しく、厳しく怒られても、毎日遊んでくれた、先生のこと。

50年経った今も、はっきりと覚えています。

熊本市立砂取小学校の守田先生。

校長は、今でも、大きな声で「先生、大好き!」と思っています。

 

by 校長

by校「見えなかった素敵なプレゼント」036

いつも、見ているのに。

全く気づてなかった事象が。

ある日、ふと、目に飛び込んでくること

があります。

 

3年生。

みんな、集中して頑張ってます。

暑いのに、よく頑張るなあ。

授業を見つめる校長に、

子どもさんのある行動が、

目に飛び込んできました。

 

え?

何か集めてますか?

え?

なるほど。

そう言うことですか。

素晴らしい!

学級を汚さないように、お手手に集めて。

そして、どうするの?

その子どもさんは、静かに、移動していきました。

そして、ゴミ箱へ。

席に戻って。

そして、授業に集中していきました。

すごい子どもさんだなあ。

丁寧な子どもさんだなあ。

 

消しゴムかす、

手ではたいて、

チャッチャッて

子どもさんが多いんじゃないかな・・・。

 

と、思い、改めて、教室を見渡すと・・・。

 

あら。

見えてくる、学級の常識。

この子どもさんも。

そして、この子どもさんも。

素晴らしい!

さらに、さらに、この子どもさんも。

すごい!

何気に見渡すと、

見えなかった、

学級の常識。

先生の教えって、こんなに、すごいのですね。

自分の担任時代を思い出して・・・。

恥ずかしくなりました。

こんな「丁寧な指導」、してなかったよな・・・。

きっと、この子達は、お家でも、消しゴムかすを丁寧に集めて。

ゴミ箱に捨てに行っているのでしょう。

 

たかが、消しゴムかす。

されど、消しゴムかす。

 

 

先生から、素敵なプレゼントをもらいましたね。

 

小さなゴミを散らさないこと。

それは、小さな一歩だけど。

あなたにとっては、大きな一歩になっていくと思うよ。

 

 

 

by 校長

 

by校「はまゆう学級の奇跡」035

ある日の夜。

続々と、図書室に人影が。

これは、祝吉小の家庭教育学級。はまゆう学級、開級式

たくさんの方が参加されました。

1年間かけて、仲間づくり、いろいろなお勉強をしていかれます。

1回目の講義は、校長に託されました。

お話は、3部構成で行いました。

立派な祝吉っ子の姿を紹介したり。

校長室のコンサート風景を紹介したり。

感動講話編では、皆様、しっとり、感動していただきました。

昔を思い出していただくために。

さだまさしさんの「秋桜」を熱唱!

感動はクライマックスへ!

校長、一方的に、「アンコールありがとうございます!」

締めは、祝吉っ子、大好き。

「吉都線〜夢をのせて〜」by 大野勇太さん。

きっと〜、会いに行くよ〜!

 

すると。

ここで、

おそらく、

過去の家庭教育学級では、

あり得ない、

歴史的に初のことが

起きてしまいました。

 

なんと!

 

校長の親友。

ユキちゃん、乱入!

図書館中を走り回る、招き猫のユキちゃん!

皆さん、驚くやら、呆れるやら。

でも、参加された、子どもさん。

大受けでした!

皆さんの大きな拍手を受けて。

ユキちゃんは、スルッと。

消えていきました・・・。

とさ٩( ᐛ )و

 

by  校長