庄内小ニュース

2025年11月の記事一覧

「挑戦の心」を育む持久走練習

 現在、朝の活動の時間を利用し、全校で持久走の練習に取り組んでいます。本年度の持久走は、順位を競い合うのではなく、「5分間でどれだけの距離を走れるか」をテーマに、児童一人ひとりが自分で目標を設定し、自己記録の更新を目指すことに重点を置いています。体育の時間にも、この目標設定を取り入れた練習を重ねており、児童たちは主体的に挑戦を続けています。目標を達成できた喜びを味わう子、また、惜しくも目標には届かなくても最後まで懸命に走り切った子。結果はそれぞれですが、練習に取り組む真剣なまなざしと、自分の限界に挑むひたむきな姿は、教職員にとって大きな喜びとなっています。この「自己との対話」を通じて目標を立て、粘り強く努力する経験こそが、子どもたちの大きな成長につながります。

 本番は12月16日です。これまでの努力が実を結ぶよう、記録更新を目指して、練習にますます熱心に励んでほしいと願っています。

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1600人の6年生が集結!都城市陸上運動教室報告

 去る11月4日(土)、山之口町に新しく完成した「クロキリスタジアム」を舞台に、都城市陸上運動教室が開催されました。市内全域の6年生、およそ1,600名が一堂に会する一大イベントでした。

 午前中は、100m走、一般走、そして400mリレーの「競技の部」が行われました。児童たちは、たくさんの応援を背に、持てる力を出し切って懸命に走り抜きました。いつもとは違う、真新しいトラックでのレースは、子どもたちにとって貴重な経験になったようです。「砂のコースと違って少し走りにくかった」と話す児童もいましたが、このような環境の変化に対応し、全力で取り組む姿勢は、大きな学びにつながったことと思います。会場の熱気に包まれ、応援に自然と力が入りました。

 午後は、2年後に宮崎県を舞台に開催される「国スポ・障スポ」のPR動画撮影でした。運動会後で十分な練習時間が取れない中でしたが、集まった同級生と共に、子どもたちは元気いっぱいに踊り切りました。

 これだけの数の同級生が一つの場所に集い、共通の目標に向かって一つのダンスを踊り切る経験は、今後二度とないかもしれません。1,600人の気持ちが一つになったダンス、PR動画の完成が今から楽しみです。

 この陸上運動教室は、市内の仲間と思い出を共有する、大変価値のある一日となりました。

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自分の体、友達の体を大切に 〜 1・2年生「プライベートゾーン」の学習~

 11月26日、本校の1・2年生が「プライベートゾーン」に関する学習をしました。都城警察署の都城地区少年サポートセンターより3名の講師の方をお招きし、大切な心と体を守るためのお話をしていただきました。

 「プライベートゾーン」とは、簡単に人に見せたり、触ったり、触らせたりしてはいけない、自分の大切な体の一部のことです。1・2年生は学級活動でも学習していましたが、今回の専門的なお話は、その内容をより深く理解する貴重な機会となりました。例えば、ふざけあいで友達の服を無理やり脱がせたり、人前で恥ずかしい思いをさせたりすることは、絶対に許されない行為です。これは、自分の体だけでなく、友達の体を大切にするためにも守らなければならないルールです。子どもたちは真剣に講師の話に耳を傾けていました。学習後、児童から「人のプライベートゾーンを見てはいけないことが分かりました。プライベートゾーンは触らせないし、見せない。」「もし知らない人にプライベートゾーンを触られたら、大きな声で『いや!』と言ってすぐに逃げること。また、友達が嫌なことをされているところを見たら、すぐに大人に話すことが大切だと分かりました。」等の感想が聞かれました。
 自分の心と体を守り、同時に友達の心と体も大切にするという、非常に大切な学びが子どもたちの心にしっかりと刻まれた一日となりました。ご家庭でもこの機会に、お子様と「プライベートゾーン」について再度話し合っていただければ幸いです。

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「運動会がみんなの思い出に残るためには」~ひまわり2組の主体的な学び~

 ひまわり2では、国語の話合いの学習で、「運動会がみんなの思い出に残るためには」を議題に話合いを行いました。「みんなって誰だろう?」という問いに、児童、先生、保護者、自分たちと様々な対象者がいることに気付きました。

今回は、対象者をひまわり1組の1年生と自分の保護者に絞り、自分たちにできることはないか、案を出し合いました。保護者に対しては、「案内のパンフレットを作るのはどう?」「アルバムを作ってもいいね。」など、後から思い出を振り返ることができるものを作ることに決まりました。

1年生に対しては、「コツをおしえたらどう?」「ルールやマナーも大切だよね。」「私たちのことを覚えておいてほしいから、自分たちの自己紹介とクイズをスライドにしたらどうかな?」など、初めての運動会を楽しめるような意見を活発に出すことができました。また、他の児童の意見に対して「あ~いいね!」「ぼくも同じ。」と、意見を深める発言も飛び出しました。

運動会を終え、これまでの頑張りを振り返りながら保護者へのアルバム作りをしました。写真選びからレイアウトまで、それぞれの個性が見られます。出来上がったら、保護者へプレゼントする予定です。

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「じゃーんずΩ」アカペラコンサート開催!

 昨日は、アウトリーチ企画として、体育館でプロのアカペラグループ「じゃーんずΩ」の皆さまによるコンサートを行いました。全校児童だけでなく教職員も一緒になり、じゃーんずΩの皆さまが奏でる、心震えるような美しい歌声と迫力あるハーモニーにすっかり魅了されました。ただ鑑賞するだけでなく、一緒に歌ったり、踊ったり、体操をしたり、そして体育館を皆で駆け抜けたりと、会場全体が一体となって盛り上がりました。特に盛り上がったのが、ヒューマンビートボックスにチャレンジするコーナーです。3名の児童が名乗りを上げ、じゃーんずΩのメンバーから直接指導を受けると、あっという間にそのコツをつかんで見事に披露し、会場の観衆を驚かせていました。実は、本校のOBの中には、じゃーんずΩさんの活動に影響を受け、現在「NishikiGoi」として活躍されている方がいらっしゃいます。今回の貴重な体験をきっかけに、彼に続く新しい才能が庄内小学校から生まれるかもしれません。終始、子どもたちの笑顔と歓声が響き渡る、大変貴重で心に残る楽しい時間となりました。今日の体験は、子どもたちの音楽への興味を深め、豊かな情操の育成につながったと思います。じゃーんずΩの皆さま、素晴らしい歌声と体験を本当にありがとうございました。

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