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学校の様子

しわちの里の皆様と交流会をしました

 3月10日(火)都城市にあるしわちの里デイサービスセンターにて、本校生徒と利用者の皆様との交流会を行いました。

 当日は小運動会を実施し、はじめに「みやこんじょ体操」で体をほぐした後、3つの競技に取り組みました。

 1つ目の「お玉リレー」では、大小さまざまなボールをお玉やスプーンに乗せて運び、チームで協力しながら速さを競いました。

 2つ目の「どちらが長いかな」では、長さの異なる紐を順に取り、グループ全員の紐を結んで1本にし、その長さを競いました。10センチほどの短いものから大人の身長ほどの長さのものまであり、紐を取るたびに大きな歓声が上がりました。
 3つ目の「玉入れ」では、ゆっくりと動くカゴをめがけて持ち玉5個を投げ、合計数で競いました。結果は赤団・白団ともに50個で同点となり、大変盛り上がりました。

 活動を通して特に印象的だったのは、利用者の皆様と生徒のたくさんの笑顔です。競技の中で自然と会話が生まれ、互いに声を掛け合う姿が多く見られるなど、温かい交流の時間となりました。また最後は、参加者全員でゼリーをいただき、和やかなひとときを過ごしました。

 帰る際には、利用者の皆様一人一人と挨拶を交わし、「また来てね」と涙ながらに声をかけてくださる場面もあり、生徒たちにとっても心に残る交流となりました。

 今回の活動にあたり、温かく迎えてくださったしわちの里の皆様、そしてご協力いただいた都城市社会福祉協議会の皆様に心より感謝申し上げます。

腰塚勇人先生による『命の授業』

 3月9日(月)『命の授業』が行われました。講師は、テレビ番組「奇跡体験アンビリーバボー」でも特集されたことのある腰塚勇人先生でした。腰塚先生は、もともと中学校の体育教師でしたが、スキーの大事故で首の骨を折り、奇跡的に一命は取り止めたものの全身麻痺の体になりました。悔しさ、悲しみ、後悔、様々な負の思いが腰塚先生の心をむしばみました。「一生寝たきりになるだろう」と宣告され、自殺未遂までしたそうです。ですが、家族や生徒の応援、支援もあり、「自分の命があらゆるものに助けられ、生かされていること」に気付き、〈笑顔〉〈感謝〉〈周りの人の幸せを願う〉ことで、奇跡的に回復へと向かいました。なんと4ヶ月の入院とリハビリの末、腰塚先生は職場復帰することができたそうです。

 この度は、ご自身の体験から、「いのち」を大切にする心を育む貴重な機会をいただきました。

①口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。

②耳は人の言葉を最後まで聞いてあげるために使おう。

③目は人の良いところを見るために使おう。

④手足は人を助けるために使おう。

⑤心は人の痛みが分かるために使おう。

これらは、腰塚先生が児童生徒たちに伝えてくれた大切なメッセージです。

 腰塚先生の講演を聞いた児童生徒の感想には、「〈辛いことがあっても楽しいことは必ずやってくる。楽しいことがあっても辛いことは必ずやってくる〉ですね。それを心に中に染み込ませ、毎日を楽しく生きていくと決めました。命の授業聞けて良かったです」「僕はこれから、誰かのドリー夢メーカーになりたいと思いました」「今の僕たちに対して、とてもためになる話でした。学んだことをしっかりと行動に移せるよう日々頑張ります」といった、熱い想いが綴られていました。

 講演の終わりに、腰塚様から「祝題(しゅくだい)」が2つ出されました。

①命を喜ばす幸動(こうどう)を1つ

②子ども・仲間たち・家族の命を喜ばす行動を1つ

児童生徒たちは、この祝題を通して、自分や周りの人の〈命を喜ばす幸動〉とは何かを考える貴重な機会となりました。これからの日常生活の中で、一つ一つの行動につなげていってくれることを期待しています。

 最期に、児童生徒たちに貴重なお話しと、心に残る祝題を届けてくださった腰塚勇人先生に、心より感謝申し上げるとともに、ますますのご活躍をお祈りいたします。

全校朝会を行いました

 3月3日(火)全校朝会を行いました。まず、代表生徒によるスピーチが行われました。発表では、「一年間でできるようになったこと」「現在の課題」「次の学年での目標」の3つについて話がありました。

 とくに次の学年での目標として、「自分の要求を押し通さないこと」「整理整頓を心がけること」「良い人間関係を築くこと」「自分の感情をコントロールすること」の4つが語られました。自分自身をしっかりと見つめ直し、新たな課題を自ら設定する姿に、会場からは大きな拍手が送られました。

 続いて、学園の先生による講話がありました。先生からは、ご自身が学生時代に取り組んでいた吹奏楽についてのお話がありました。楽器の名称やそれぞれの役割、そして吹奏楽の魅力について丁寧に紹介してくださいました。子どもたちは、普段あまり目にする機会のない楽器の紹介に興味津々な様子で、食い入るように話を聞いていました。「楽器をしてみたいな」「吹奏楽部はおもしろそう」といった感想を話す生徒の姿も見られました。

 続いて、学校の先生による講話では、担当されている英語についてのお話がありました。大文字から始まる「Japan」と小文字で始まる「japan」では意味が異なることや、身近な単語の意外な意味について、クイズ形式で紹介されました。英語は苦手意識を持たれやすい教科ですが、何か一つでも「おもしろい」と感じるものを見つけることで、マイナスなイメージがプラスに変わることがあります。ぜひ自分にとっての「おもしろい」を見つけてほしいというメッセージが語られました。

 この日の全校朝会も、終始和やかな雰囲気に包まれました。白雲小中学校では、毎月の全校朝会で代表生徒によるスピーチと、学園・学校の先生方による講話を行っています。来年度もこの特色ある全校朝会を継続し、児童生徒の発表の場を多く設けるとともに、講話から学びを得る機会を大切にしていきたいと考えています。

鑑賞教室を開催しました

 2月25日(水)本校体育館にて鑑賞教室を行いました。今回、ステージを披露してくださったのは、東京を拠点に世界で活躍されているパフォーマンス集団 to R mansion の皆様です。

 当日は、本校児童生徒・教職員だけでなく、地域の皆様、毎月のボランティアでお世話になっているほほえみの園の利用者と職員の皆様、まんがつか認定こども園、かなだ認定こども園の皆様にもご来校いただき、会場は多くの笑顔でいっぱいになりました。
 開演前から、ユニークな衣装や髪型のパフォーマーの皆様に、園児や児童生徒は大興奮。始まる頃には、体育館全体が温かな雰囲気に包まれていました。

 有名な楽曲に合わせた劇や、観客参加型のパフォーマンス、物語仕立てで進む演技の数々はどれも見応え抜群。笑いあり、驚きありのステージに、参加者は終始引き込まれていました。
 特に盛り上がったのは、パントマイムへの挑戦です。演者の方のお手本に「お~!」という歓声が上がり、「みんなで挑戦してみましょう!」の声かけで会場全体がチャレンジ。初めは難しそうにしていた子どもたちも、3つのコツを教えていただくうちに少しずつ上達していきました。「せーの!ピタッ!」の掛け声とともに、大人も子どもも一体となって成功させた瞬間、体育館は達成感あふれる笑顔と拍手に包まれました。この挑戦をきっかけに、未来のパントマイマーが誕生するかもしれませんね。


 そして最後の演目は、映画 ロッキー をオマージュした物語。主人公ロッキーは、チャンピオンを夢見ながらも負け続ける日々を送っています。しかし「俺は生まれ変わる!」と決意し、厳しいトレーニングに励みます。雨や風、雪といった情景を身近な物で巧みに表現する演出には、会場から驚きの声が上がりました。
 努力を重ねたロッキーでしたが、リベンジマッチでも王者に打ち倒されてしまいます。その瞬間、会場から「がんばれー!」「負けないでー!」という大きな声援が沸き起こりました。子どもたちの応援に背中を押され、ロッキーは立ち上がります。そして最後の力を振り絞った右アッパーで見事勝利。体育館は大歓声と大きな拍手に包まれました。

 演者の皆様からは、「皆さんのおかげで、私たちの劇やパフォーマンスがより楽しく明るいものになりました。世界のどこかでまたお会いしましょう!」との温かいメッセージをいただきました。児童生徒代表のお礼の言葉では、「初めて見るパフォーマンスに夢中になり、時間があっという間でした。感動と元気をありがとうございました」と感謝の気持ちが述べられました。

 今回の鑑賞教室で味わった感動や喜びは、児童生徒一人一人の心に深く刻まれたことと思います。本物の芸術に触れる貴重な機会をいただき、心からの感謝を申し上げるとともに、to R mansion の皆様の今後ますますのご活躍をお祈りしています。またいつの日か、世界のどこかで再会できることを、児童生徒・教職員一同楽しみにしています。

福祉体験活動発表会を行いました

 2月17日(火)福祉体験活動を通した発表会を行いました。

 本校の児童生徒たちは昨年より福祉学習の一環として、地域の皆様への年賀状作成や社会福祉協議会の方々による出張授業などを通して、福祉への理解を深めてきました。さらに1月には、〈高齢者〉〈防災〉〈障がい〉の3つの領域に分かれ、実際の体験活動に取り組んできました。

 今回は、これまでの学びや体験を振り返り、感じたことや学んだことをまとめ、発表しました。

 はじめに、〈高齢者〉分野についての発表が行われました。高齢者が元気に過ごすために必要なことや、高齢者を支える施設・公的機関の役割、誰もが楽しめるスポーツの紹介などがありました。発表を通して、生徒たちは多職種が連携して支援することの大切さを実感した様子でした。

 続いて〈防災〉分野の発表では、地震・火災・けがの手当の3つを中心に学びを伝えてくれました。都城消防局の方々を講師に迎えて体験した地震体験をもとに、災害の恐ろしさや日頃からできる備え、心構え等について具体的に発表しました。また、ハザードマップを活用し、「いつ・どこへ・どのように」避難するのかを家族で確認しておくことの重要性についても呼びかけていました。災害はいつどこで起こるか分からないからこそ、日常から防災意識を高めておくことの大切さを改めて感じる発表となりました。
 最後に〈障がい〉分野の発表では、障がいとは何か、どのような特徴や種類があるのかについて分かりやすく説明がありました。ユニバーサルスポーツであるボッチャやオーバルボールの体験を通して、その魅力や工夫についても紹介されました。また、「合理的配慮」という言葉を学び、学校生活の中でできる配慮や、違いを認め合うことが公平さにつながるという大切な視点を伝えてくれました。

 どのグループも大変充実した発表で、発表のたびに大きな拍手が送られました。今回の発表を聞きに来てくださった志和池地区社会福祉協議会の下徳様から、生徒たちの発表に対して温かい講評をいただき、生徒たちは満足感と喜びを感じているようでした。

 今回の体験活動および発表会は、志和池地区社会福祉協議会の皆様をはじめ、多くの地域の方々のご協力により実施することができました。今後も地域の皆様との連携を大切にしながら、このような体験を通して学びを深める教育活動を継続してまいります。今後ともご理解とご協力をよろしくお願いいたします。