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学校の様子

まんがつか認定こども園のみなさんから記念品を頂きました

 10月30日(木)まんがつか認定こども園の園児のみなさんと交流を行いました。そのお礼として、11月20日(木)園児のみなさんが本校を訪れ、素敵な記念品を届けてくれました。児童生徒たちも大変喜び、笑顔で温かく出迎える姿が見られました。

 いただいた記念品には「こうりゅうかいたのしかったです ありがとうございました♡」と素敵なメッセージも添えられていました。記念品は職員室前に飾っているので、生徒たちは毎朝それを目にし、園児のみなさんの思いを感じながら、日々の励みにしていることと思います。

 来年度もこのような交流の機会を設け、園児のみなさんに楽しんでいただける時間をつくれたらと願っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ふれあい祭が開催されました

 11月8日(土)本校体育館にて今年度のふれあい祭が開催されました。ふれあい祭では毎年、児童生徒たちが探求活動で調べまとめてきた成果の発表や、職員と児童生徒が一丸となっての合奏を行っています。これは本校で一年に一度の最も大きな行事です。朝早くからの開催にもかかわらず、県内各地から多くの皆様にご来場いただきました。心より感謝申し上げます。

 今年のふれあい祭のスローガンは「〈心を一つに 笑顔咲く ふれあい祭〉」。この言葉のとおり、会場では来場者の皆様の笑顔で溢れていました。また、児童生徒が日頃の授業や学園生活の中で制作した作品も体育館内に展示され、多くの来場者の方々にご覧いただきました。

 生徒たちの発表はどれも素晴らしく、これまでの学びの成果がしっかりと表れていました。初めは、いつもとは違う体育館の雰囲気に緊張していた生徒もいましたが、発表が始まると堂々と話し始め、発表後には温かい大きな拍手が送られました。発表を終えた生徒たちは安堵の表情を浮かべつつ、やり切った達成感に満ちた晴れやかな姿を見せていました。

 発表の後は、いよいよ児童生徒と職員による合奏です。今年演奏した曲は、シンガーソングライターSGさんの代表曲「僕らまた」。当日の朝まで、曲の出だしがそろわず繰り返し練習を重ねていましたが、本番では無事に音を合わせ、最後まで演奏し切ることができました。演奏中は緊張で会場の様子を見る余裕もありませんでしたが、いただいた拍手の大きさが、会場の温かな雰囲気をしっかりと伝えてくれました。練習を積み重ね、大勢の前で発表できた経験は、児童生徒にとって大きな自信となったはずです。今でもふと、あのメロディーが頭の中に思い出されます。

 その後、会場を外へ移し、野菜販売が行われました。種まきや苗植え、日々の除草や管理、そして収穫まで、すべてを児童生徒自身の手で行ってきました。心を込めて育ててきた野菜は大きく立派に実り、来場者の皆様が列を作って購入してくださいました。野菜はすべて完売し、大盛況となりました。

 最後に、ふれあい祭に参加していただいた皆様へ、この場をお借りして心からの感謝をお伝えしたいと思います。皆様の温かいご支援のおかげで、子どもたちは大きな舞台で輝くことができました。今後とも、学校・家庭・地域、そして子どもたちを見守る関係機関がひとつとなり、子どもたちの成長を力強く支えていきたいと思いますので、引き続きご協力のほど、よろしくお願いいたします。

ふれあい祭に向けて準備が進んでいます

 11月8日(土)に予定されている「ふれあい祭」に向けて、児童生徒と教職員が協力しながら準備を進めています。清掃活動では、毎週のように銀杏の回収を行い、先週の30日(木)には放課後の部活動の時間を活用して、学園および学校敷地内の環境整備を行いました。この日は温かく、じんわりと汗をかきながらの作業となりました。広い敷地を少ない人数で整備するため時間もかかりましたが、草刈りや集めた草の運搬など、みんなで協力して取り組みました。

 4日(火)と6日(木)には発表のリハーサルや会場の準備を行い、7日(金)には販売予定の作物の収穫や最後の練習を実施する予定です。

 8日(土)のふれあい祭当日には、児童生徒がそれぞれ自分で設定したテーマについて発表を行います。これは、一学期から総合的な学習の時間で進めてきた探究活動の成果発表の場です。限られた時間の中で、担当の先生と相談しながら計画を立て、調べ学習を進めてきました。どのような発表になるのか、ぜひご期待ください。また、当日は合奏も披露します。児童生徒と学園・学校の先生方が力を合わせて練習を重ねてきました。中には、これまで触れたことのない楽器に挑戦する生徒もいますが、一生懸命練習に励んできました。演奏曲は当日のお楽しみです。

 ふれあい祭に向けて、児童生徒と教職員が一丸となって準備を進めています。来場される皆様に楽しんでいただけるよう、そして自分たちの成長を感じていただけるよう、心を込めて取り組んでいます。当日をどうぞお楽しみに。

食育講話を行いました

 10月30日(木)「食事と生活習慣病のかかわり」をテーマに食育講話を行いました。

 講師の先生からは、塩・糖・脂肪がそれぞれ私たちの体にどんな働きをするのか、そして摂りすぎたときに起こる生活習慣病についてわかりやすくお話しいただきました。
 塩分を摂りすぎると高血圧の原因になったり、糖分を摂りすぎると糖尿病につながったりすることを、身近な食品や飲み物の例を通して学びました。カップ麺やジュースに含まれる塩分・糖分の量をスティックシュガーなどで具体的に示してもらう場面では、生徒たちから驚きの声が上がっていました。

 また、主食・主菜・副菜をそろえたバランスのよい食事や、野菜から食べ始める「ベジファースト」、朝ご飯をしっかり食べる大切さについても教えていただきました。カルシウムやビタミンDをしっかり摂り、日光を浴びて健康な体を作ることが、100年時代を生きるための第一歩になるというお話も印象的でした。

 生徒たちは、初めて知ることや新たな気付きが多く、楽しみながら学ぶことができました。今回の講話を通して、日々の食事を大切にいただき、健康的な生活を意識するきっかけになりました。

まんがづか認定こども園との交流会

 10月30日(木)まんがづか認定こども園の園児たちと交流会を行いました。

 朝、園児を迎えに行くと、元気いっぱいの挨拶と満面の笑顔で出迎えてくれました。学校までの道のりでは、「ねえお兄ちゃん!お姉ちゃん!」とたくさん話しかけてくれる園児たちに、生徒たちの緊張も次第にほぐれ、自然と笑顔がこぼれていきました。歩きながら手をつなぎ、楽しそうに言葉を交わす姿からは、温かな空気が流れていました。

 体育館での開会式のあと、本校の生徒と職員による合奏「僕らまた」を披露しました。園児たちにとっては初めて見る楽器も多く、目を輝かせながら耳を傾けてくれました。演奏を終えた生徒たちは、園児たちからの大きな拍手を受けて嬉しそうな表情を浮かべていました。続いて園児たちによる発表では、元気いっぱいの歌声が体育館いっぱいに響き渡りました。二曲目の「幸せなら手をたたこう」では、園児と生徒、そして職員までもが一緒になって手や足を動かし、会場全体が一体となる素晴らしい時間となりました。
 その後のレクリエーションでは、生徒たちが事前に企画・準備してきた「ジェスチャーゲーム」と「シルエットクイズ」を行いました。園児たちは元気よく手を挙げて回答し、出題していた生徒たちも笑顔で交流を楽しんでいました。計画を重ねてきたこの二つのゲームは大成功に終わり、生徒たちの達成感に満ちた表情が印象的でした。

 交流会の後半は学校の農場でのじゃがいも掘り体験です。スタートの合図とともに園児たちは一斉に駆け出し、夢中になって土を掘り返していました。小さな手で一生懸命じゃがいもを探す姿はとても微笑ましく、あちこちから楽しげな笑い声が響き渡りました。たくさんのじゃがいもが収穫され、その日のうちに、園に届けられました。園児たちが家でおいしく食べてくれることを願っています。

 最後のお別れ式では、生徒たちが心を込めて作った手作りのメダルを園児一人ひとりに手渡しました。園児たちは嬉しそうに笑顔を見せ、生徒たちの周りに集まって感謝の気持ちを伝えてくれました。生徒たちにとっても、自分たちの思いが届いたことを感じられる、心温まる瞬間となりました。

 今回の交流を通して、生徒たちは、園児たちの純粋な笑顔や一生懸命な姿にたくさんの元気をもらいました。小さな手を取りながら優しく関わる中で、思いやりや責任感が育まれ、貴重な学びの時間となりました。園児たちにとっても、少し年上のお兄さん・お姉さんと過ごす時間が、楽しい思い出として心に残ってくれたら嬉しいです。

 万ヶ塚認定こども園の園児の皆さん、そしてご引率いただいた職員の皆さま、本当にありがとうございました。明るく元気な園児たちの姿と、温かく丁寧にご対応くださった先生方のおかげで、笑顔あふれる素晴らしい交流会となりました。これからもこのご縁を大切にし、来年度もこのような温かい交流会が実施できることを願っています。

落花生の収穫を行いました

 9月22日(月)総合の時間を使って落花生の収穫を行いました。農業指導の先生がこれまで大切に育ててくださっていた落花生です。子どもたちはもちろん、教職員の中にも「落花生の収穫は初めて」という人が多く、みんなワクワクしながらこの日を迎えました。

 落花生は、地上で花を咲かせた後、子房柄(しぼうへい)が土に伸びていき、土中で実をつける少し不思議な植物です。そのため、まず地上の茎や葉を取り除き、土の中に隠れている落花生を一つ一つ丁寧に掘り出さなければなりません。なかには子房柄にたくさんの落花生が付いて出てくることもあり、子どもたちはその様子に目を輝かせていました。そして、収穫のたびに「コロン、コロン」と音を立てながらバケツに落ちていく落花生に子どもたちは大喜び。畑のあちこちから笑い声が響きました。

 土からはほのかに落花生の特有の香りが漂い、秋の訪れを感じる一日となりました。今回の活動を通して、子どもたちは「食べ物ができるまでの過程」や「自然の恵みをいただくことのありがたさ」を実感することができました。収穫した落花生は、しっかりと乾燥させた後、給食でいただいたり、11月に予定されている「ふれあい祭」で販売したりする予定です。自分たちの手で収穫した落花生の味を楽しみにしています。

全校朝会が行われました

 10月7日(火)、全校朝会が行われました。まずは代表生徒によるスピーチです。自分の「推し」をテーマに話を展開し、「どんなに辛いことがあっても、推しを見ると元気が出て、明日も頑張ろうという気持ちになれる」と語ってくれました。最後には、「みんなも自分を支えてくれる“推し”を見つけてほしい」という温かいメッセージで締めくくりました。聞いていた児童生徒たちも、自分を励ましてくれる存在について考えるきっかけになったようです。

 続いて、先生方による講話が行われました。1人目の先生は、ご自身の妊娠期間を振り返り、体や心の変化を通して感じたことを話してくださいました。「今はどんな時期なのだろう」「これから何をしなくてはいけないのかな」「自分にできることはあるかな」と考えることや、「正しい情報を得ること」、「生まれてくる赤ちゃんのために考えていくこと」の大切さを教えてくださいました。

 2人目の先生は、大学時代の経験をもとに、宮崎の方言と他県の言葉の違いについて話をしてくださいました。出雲弁では語尾が「〜だに」「〜だが」となることや、連続テレビ小説のタイトルにもなった「だんだん」という言葉の意味についても紹介してくれました。「だんだん」とは「ありがとう」という意味なのだそうです。聞いたことのない言葉の面白さに、会場は笑顔で包まれました。先生は最後に「同じ日本人でも、地域によって言葉や文化はさまざま。違いを受け入れながら人と関わっていくことが大切です」とまとめられました。

 今回の朝会は、生徒・先生それぞれの経験や思いを通して、「自分を支えるもの」や「心と体・人とのつながり」について深く考える時間となりました。自分の知らない文化や言葉と触れ合うときや、将来パートナーとの間に新しい命が誕生したときには、ぜひ今日の講話を思い出してほしいと思います。

被爆体験伝承講話が行われました

 9月12日(金)本校にて被爆体験伝承講話が行われ、講師に広島県から出山ひさ子様をお迎えしました。

 被爆者の平均年齢は96歳となり、その経験を直接聞くことは年々難しくなっています。出山様は、実際に被爆者の体験を聞き、「伝承」という形で思いや願いを次の世代へ語り継ぐ活動を続けておられます。

 この日は〈幸せとはなにか・命とはなにか・平和とはなにか〉の3つのテーマを軸に、子どもたちに語りかけてくださいました。

 講話では、被爆者である鳥越不二夫さんの体験を紹介されました。鳥越さんが生まれる前から日本は戦争をしており、〈平和が存在しない毎日〉それが当たり前だったそうです。1945年8月6日、雲ひとつない青空の下、B29のエンジン音とともに原子爆弾が投下されました。その瞬間、太陽が爆発したかのような閃光と爆風が街を襲いました。秒速280mにも達する熱線と衝撃。全身に煮えたぎったお湯を浴びせられたような痛みが走りました。周囲には顔や体を焼かれた人々が「痛い」「苦しい」「水を」と助けを求めていたそうです。

 鳥越さんご自身も大やけどを負われました。病院には消毒も薬もなく、お酢と小麦を混ぜたもので応急処置をされ、全身を包帯で巻かれました。死の淵をさまよいながらも、母親の子守唄だけが心の支えとなったそうです。血や膿があふれるたび、母親は毎日のように包帯を替え続けました。母親の懸命な看護のおかげで、鳥越さんは奇跡的に助かったそうです。

 

 出山さんによれば、鳥越さんはこうおっしゃったそうです。

 「幸せとは息ができること。つまり、当たり前の日々こそが幸せ」

 「私は一度、原爆で命を失ったようなもの。このかけがえのない命を大切にしなければならない」

 「平和とは、毎日三度の食事ができる当たり前の日常のこと」

 そして、平和な世界をこれからも守り続けていくための心構えとして「周りの人を大切に思うことが平和につながる」と、強い思いを子どもたちへ伝えてくださいました。

 原爆投下から80年が経った今でも後遺症に苦しむ人々がいます。そして世界に目を向けると、今もなお紛争や戦争が続いています。中東での対立やアフリカ各地での民族間の衝突など、平和とは程遠い現実の中で暮らしている人々も多くいます。このような現実は「平和を守ること」の重大さと責任を改めて私たちに問いかけているように感じます。

 今回の被爆体験伝承講話は、児童生徒たちだけでなく、会場にいた教職員含め全ての人が「平和のバトン」を受け取った会になりました。これからは私たちが、それを次の世代へつなげていく責任があります。二度と同じような過ちを繰り返さないために、そして平和な日常を世界中に広めるためにも、私たちにできることは何かを考えていかなければなりません。まずは鳥越さんと出山さんがおっしゃったように「周りの人を大切にする」ことを大切にしながら、行動していきたいと思います。

じゃがいも・人参・大根を植えました

 9月2日(火)の総合の授業でじゃがいも・人参・大根の植え付けを行いました。連日猛暑が続いており、この日も強い日差しの中での作業となりましたが、水分補給をしながら最後まで一生懸命に取り組むことができました。

 まずは農業指導担当の先生から、じゃがいもの種芋の植え方を教わりました。穴を掘り、種芋をそっと置いて土をかぶせ、上から優しく押さえます。「植えられた」というほっとした表情を浮かべる生徒もいれば、中にはバケツに種芋をいっぱい入れてどんどん植えていく生徒の姿もあり、笑顔があふれ、和気あいあいとした雰囲気の中で作業が進んでいきました。

 

 続いて人参と大根の種をまきました。人参の種は小さな白い丸い粒、大根の種は濃いピンク色をしており、子どもたちは「こんなに小さな種が人参や大根になるのか」「種の色が全然違う!」と興味津々。作物ごとに植え方や育ち方が異なることに驚きながらも、丁寧に作業を進める姿が見られました。最後の水やりや片付けまでしっかりと取り組むことができました。

 

 また、ふと隣の畝を見ると、1学期に植えた茄子やピーマンが大きく育ち、収穫できるほどのたくさんの実をつけていました。自分たちで植えた野菜が成長していく様子を間近に見ることができ、児童生徒たちは達成感を感じていたようでした。今回植えたじゃがいも・人参・大根も大きく育ってくれることを楽しみにしています。


 今回のこの活動を通して、野菜ごとに植え方や育ち方が異なることを学ぶとともに、協力して作業する楽しさや、自分たちの手で育てる喜びを感じることができました。今後も様々な野菜を植え、収穫した際には食堂で調理していただき、自分たちで味わったり、11月に予定されているふれあい祭での販売にもつなげていく予定です。

避難訓練を行いました

 本校では、防災意識を高めるために、毎学期避難訓練を実施しています。2学期は26日(火)、始業式の後に行いました。災害はいつ、どこで起こるか分かりません。自分の命を守るためには、避難の原則や避難経路をしっかり理解しておくことが大切です。


 訓練に先立ち、まず地震について学習しました。「70%〜80%」という数字は、南海トラフ地震が今後30年以内に発生する確率を示しています。動画視聴を通して、地震発生時の身の守り方や避難の仕方、そして地震と津波の恐ろしさについても考えました。過去の災害の教訓をもとに、次に備えることが命を守ることにつながるということを、子どもたちも教職員も改めて学ぶ機会となりました。


 その後、実際の災害発生を想定して避難訓練を行いました。まずは机の下にもぐり、頭を守りながら机を押さえ、揺れが収まってから非常口へ向かって避難しました。子どもたちは真剣に取り組み、暑い中でも安全に素早く校舎外へ避難する姿が印象的でした。

 災害は、私たちの予想を超えて突然やってきます。だからこそ「自分の命は自分で守る」という意識を、日頃から心に持っておくことが大切です。今回の訓練は、ただの練習ではなく、未来の命を守るための準備です。子どもたち一人一人が真剣に取り組む姿から、その思いの強さと避難訓練の意義を感じました。

 

 災害が起きないことに越したことはありません。しかし、もしその時が訪れたとしても、今回の学びを思い出し、自分の命、そして家族や周りの命を守る行動につなげてほしいと願っています。これからも学校全体で防災意識を高め、地域と共に安全・安心な環境づくりに努めてまいります。

2学期 始業式

 8月26日(火)、2学期始業式を行いました。代表生徒4名が2学期に向けて自分の思いを発表し、会場には新しい学期のスタートにふさわしい、真剣で温かな空気が広がりました。

 最初に発表した生徒は、「規則正しい生活をする」「思い通りにいかなくても人のせいにしない」「相手のことを考えた言動を心がける」など、5つの目標を力強く語りました。その姿勢は、日々の生活を大切にする強い決意が感じられました。

 続く2人目の生徒は、「1時間の授業に集中し、最後までやりきる」「言葉遣いをより丁寧にし、指示を一度で聞き取る」「部活動では3年生が引退した後もチームを引っ張っていく」と語り、学習と部活動を両立しようとする姿勢を示しました。

 さらに3人目の生徒は、「意欲を持って授業に臨む」「ポジティブな言葉で周囲に良い影響を与える」「部活動では誰よりも声を出して仲間を盛り上げる」と発表し、明るく周りを支える決意を伝えました。

 最後の4人目の生徒は、「積極的に授業を受ける」「反省を活かしてトラブルを避ける」「挨拶や敬語を続けていく」「最後の試合に向け、一つ一つ課題を乗り越え、チーム力を高めていく」と語り、自分自身と仲間を成長させていく姿勢を力強く示しました。

 それぞれの思いは単なる決意表明ではなく、大きなメッセージとなり、聞いていた児童生徒の心にも響きました。発表を聞く他の児童生徒たちの表情も引き締まり、自分のことのように目標を見つめ直しているようでした。

 

 続いて校長先生からは、1学期に掲げた「応援される人になる」というテーマをふまえ、今学期に意識して欲しいこととして、①「気持ちの矢印を自分に向ける」②「思いやりの矢印を周りに向ける」という2つの目標が示されました。これらの目標のとおり、自分の思いどおりにならないことや不満なことがあっても、周りの人や物を傷付けるのではなく、気持ちの矢印を「自分に」向け、自分の思いを伝える時には「相手のこと」を考えた言葉を選んでほしいと思います。

 お話しの最後には、校長先生より「これからの皆さんの変化を楽しみにしています。いい2学期にしていきましょう。」と励ましの言葉をいただき、子どもたちは大きく頷き返事をする姿を見せ、「頑張ろう」と心の中で決意を新たにしている様子でした。

 

 続く園長先生からは、「2学期は学園・学校外との関わりが多い学期であり、その中でこそ自分たちの成長が見えてくる。」ということが伝えられました。さらに「人と関わるときには、自分がされて嬉しいことを相手にもしていこう。」という温かい言葉をくださいました。加えて、夏休み中に自主的にグラウンドの草刈りをしてくれた生徒を紹介される場面もありました。拍手に包まれたその生徒は、とても嬉しそうな笑顔を見せ、会場全体が温かい空気に包まれました。

  式の後には、学習担当の先生から「授業態度」「テスト」「家庭学習」に関する話がありました。特に、授業中に関係のない発言をしないことや、集中して取り組む姿勢の大切さが伝えられました。そして最後に、「自分の未来のために学んでいきましょう。」という力強い言葉で締めくくられました。児童生徒たちは、自分のこれからを見据えた様子で、先生の話にしっかりと耳を傾けていました。

 こうして、生徒一人一人の言葉と先生方の温かな思いが重なり合い、白雲小中学校の2学期は希望に満ちたスタートを切りました。

 最後に、学校運営協議会の皆さま、日頃よりボランティア活動でお世話になっているほほえみの園の皆さま、そして地域の皆さま、どうぞ今学期も、白雲小中学校を温かく見守り、ご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。

働く姿にふれる~職場体験学習をしました(7月23日・24日)~

 7月23日(火)・24日(水)の2日間、本校の生徒たちが地域の3つの事業所に分かれて職場体験を行いました。受け入れてくださったのは、牛谷自動車、都城警察署、都城市立図書館の皆さまです。それぞれの現場でしか味わえない体験の数々は、生徒たちにとってかけがえのない学びとなりました。

◆牛谷自動車

1日目は、自動車整備工場での作業に取り組みました。オイル交換や部品の点検、修理など、整備士の方の補佐を通して、技術の高さと安全への意識の深さを学ぶことができました。
 2日目は、なんとレッカー作業にも同行させていただく機会がありました。車の修理だけでなく、道路上で困っている人を支える姿に、生徒は深く感動したようです。技術だけでなく、人の役に立つ仕事であるという実感を得ることができました。

◆都城警察署

 1日目は、鑑識体験や護身術の指導をしていただきました。滅多にできない鑑識の体験で、生徒は道具や作業に興味津々の様子でした。緊張感のある空気の中でしたが、職員の方が優しく教えてくださいました。警察の専門性の高さに圧倒されながらも、生徒は真剣に取り組んでいました。
 2日目には、装備品についての学習やパトカーや白バイなどの警察車両を見学し、さらに警邏(けいら)体験もさせていただきました。憧れのパトカーに実際に乗り込んだことで、生徒は興奮しながらも、その重みと責任の大きさに気づいた様子でした。

◆ 都城市立図書館

 1日目は、図書の配架や書庫整理、さらにお勧めの書籍を選定する活動を行いました。普段利用するだけではわからない図書館の裏側を知り、運営の工夫や多様な業務に驚きの声を上げていました。
 2日目は、レファレンス(利用者の要望を聞く)体験やおはなし会の準備・実施に携わりました。本の魅力を伝える工夫や、市民の知的好奇心に応える図書館の役割にふれ、公共施設としての意義を肌で感じたようです。

 

 今回の職場体験では、どの事業所でも生徒たちが真剣に、そして前向きに取り組む姿が見られました。「知らなかった世界を知ることができた」「働くことの大変さとやりがいを感じた」「自分の将来の選択肢が広がった」など、生徒たちからは多くの気付きと学びの声があがっています。

 改めまして、2日間にわたって生徒たちを温かく迎え、丁寧にご指導いただいた牛谷自動車の皆さま、都城警察署の皆さま、都城市立図書館の皆さまに心より感謝申し上げます。生徒たちにとってこの体験は、ただの「仕事体験」ではなく、「社会と自分をつなぐ第一歩」となりました。これからの進路や生き方を考える上で、きっと大きな糧となることでしょう。

 今後も白雲小中学校では、今回のような「体験を通して学ぶ機会」を大切にしながら、生徒一人一人の「働くこと」や「生きること」、「社会とつながること」への関心を深めていけるようなキャリア教育を充実させていきます。また、地域と連携した学習の機会を広げることで、「ふるさとで学び、ふるさとに還元する」意識を育て、将来、自分の力で社会に貢献できる力を育んでいきたいと考えています。

 

1学期の締めくくりに

 7月22日(火)白雲小中学校では、1学期の締めくくりとして大清掃および終業式が行われました。

 大清掃では、児童生徒たちが1学期間お世話になった学び舎へ感謝の気持ちを込めて、隅々まで丁寧に掃除を行いました。限られた時間の中でしたが、どの教室や廊下も見違えるように美しくなり、児童生徒たちの一生懸命な姿が印象 的でした。

 その後の終業式では、代表の児童生徒3名が、1学期の振り返りと2学期に向けた抱負を述べました。

 1人目の生徒は、「嫌いだった科目がすべて好きになった」と語り、今後も授業に真剣に向き合っていきたいという前向きな姿勢を示しました。

 2人目の生徒は、「みやざき学園での生活を通して、ルールを守ることや生活リズムの大切さを学んだ」と述べ、自分の感情をコントロールする力を今以上に身につけたいという意欲を語りました。

 3人目の生徒は、「先生方からのアドバイスを素直な心で受け止めることを心がけた」と話し、敬語の使い方の向上や、努力が認められたことの嬉しさに触れながら、さらなる課題克服に取り組む意志を表明しました。

 

 続いて、学校長および学園長からの言葉があり、3名の発表に対する称賛とともに、「変化の夏に」「退園に向けたこと」「退園のその先にあるもの」など、児童生徒一人ひとりのこれからを見据えた励ましの言葉が贈られました。

 

 式の最後には全員で学園歌を斉唱し、厳かながらも温かい雰囲気の中で終業式は締めくくられました。

 引き続き行われた生徒指導集会では、担当の先生からお話がありました。まず初めに伝えられたのは、「自分の命を大切にすること」の重要性です。長い夏休みに入る前だからこそ、改めて一人一人が自分の命と真剣に向き合い、「安全に」「ルールを守って」過ごすことの大切さが語られました。

 続いて、これまでSST(ソーシャルスキルトレーニング)の授業を通して学んできたスキルの振り返りとして、① 温かい言葉かけを意識すること ② 怒りの感情を上手にコントロールする方法 の2点について、具体的な手段を交えながら改めて説明がなされました。

 生徒指導担当は、夏休みという時間を「これまでの自分を振り返る貴重な期間」と捉え、自らの成長にしっかりと向き合ってほしいと呼びかけました。そして、一回り成長した姿で2学期を迎えてくれることを期待しているという力強いメッセージが送られました。

 

 続いて行われた表彰式では、体力テストでA評価を獲得した3名の生徒が表彰されました。前に立った生徒たちは、照れながらも誇らしげな笑顔を見せていました。また、漢字検定に合格した2名の生徒も表彰され、今後はさらに上位の級の合格を目指して取り組んでいきたいという前向きな言葉が聞かれました。

 

 その後の昼食時間には、生徒と職員全員で「お楽しみ献立」をいただきました。メニューは、生徒へのアンケート結果から選ばれたチキン南蛮丼。いつもとは違う特別なメニューに、笑顔と会話が自然と広がり、心温まる時間となりました。

 この1学期、児童生徒たちは日々の学習や生活を通して、大きな成長を見せてくれました。勉強に対する姿勢、集団生活の中での協調性、言葉遣いや立ち居振る舞いなど、それぞれの課題に向き合いながら、粘り強く努力を重ねてきた姿は、私たち職員にとっても誇らしいものでした。

 困難に直面することもありましたが、その一つ一つを乗り越えるたびに、子どもたちは自信をつけ、確かな足取りで前へと進んでいます。今学期の歩みの中には、目に見える成長だけでなく、心の中で確かに育まれてきた力があります。

 2学期は、行事も多く、さらなる成長のチャンスがたくさんある学期です。一人一人が夏休みの時間を有意義に過ごし、充実した気持ちで新学期を迎えてくれることを願っています。

 最後に、日頃より学校運営に温かな助言とご協力をいただいている学校運営協議会の委員の皆さま、そしてボランティア活動などの交流を通じて児童生徒の学びを支えてくださっているほほえみの園の皆さまに、心より感謝申し上げます。今後とも、地域とともに歩む教育を大切にしながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと考えております。

ほほえみの園でのボランティア活動を行いました(第3回)

 7月17日(木)本校の児童生徒が学校の隣にある「ほほえみの園」にて、3回目となるボランティア活動を行いました。今回も前回に引き続き、「カフェの店員さん」になりきって、利用者の皆さまやデイサービスをご利用のお客様に、飲み物やお菓子をお出ししたり、会話を楽しんだりしました。

 この日はお客様の数が非常に多く、子どもたちだけでは人手が足りないほどの盛況ぶりでした。急遽、教職員もスタッフの一員として加わり、協力しながら温かな時間をつくることができました。たくさんの方に喜んでいただけたことは、私たちにとっても大きな励みになりました。利用者の方がお帰りになる際には、子どもたちにハイタッチをして「また来てね。」と笑顔で言ってくださり、子どもたちは少し照れ臭そうにはにかんでいたのが印象的でした。

 一方で、混雑時の対応や、準備・役割分担の面でいくつかの課題も見つかりました。次回のボランティアでは、今回の反省を生かして、よりスムーズで心のこもったおもてなしができるように準備していきたいです。

 今回もこのような貴重な学びの機会をくださった「ほほえみの園」の皆さま、そして温かく接してくださった利用者の皆さまに、心より感謝申し上げます。これからも地域の一員として、思いやりと実践の学びを大切にしていきます。

全校朝会を行いました

 7月8日(火)本校音楽室にて全校朝会を行いました。

 蒸し暑さの残る朝でしたが、生徒たちは自分たちで会場設営を行い、心を落ち着かせて会に臨むことができました。

 はじめに、代表生徒より挨拶と決意表明が述べられました。
 その中で、先日の野球大会を通して学んだことや自身の退園を見据えたことが話されました。「諦めなければどうにかなることを試合を通して学んだ。これからはどんなことにも諦めないで取り組んでいきたい。」と、力強く語ってくれました。その真剣な眼差しと言葉に、聞いていた児童や先生方からは自然と温かな拍手が送られ、会場全体が応援の空気に包まれました。

 続いて、2名の先生方から講話をいただきました。

 1人目の先生は、現在授業で取り組んでいる探究活動に関わる「データの活用方法」についての話をしてくださいました。数値や情報をどう読み取り、どう伝えていくか——ふれあい祭での発表を見据える児童生徒にとって、今後の学びに活かすことのできる貴重なお話でした。

 2人目の先生は、ご自身の体験をもとに「介護」について語ってくださいました。ご家族を支えた中で感じた苦労や学びを、率直に、そして温かい視点で伝えてくださり、最後には「親との関わりの大切さ」にも触れられました。子どもたちにとっては少し先の話かもしれませんが、親との関わりを改めて考える良い機会となりました。

 今回の全校朝会は、日々の学びだけでは得られない、生き方や人との関わりを考えるきっかけとなった会となりました。生徒一人一人がこうした時間で学んだことを、これからの学校・学園生活で生かしてくれることを期待しています。

 

夏の熱戦!九州少年野球大会に参加しました!

 7月2日(水) 大分県クラサススタジアムにて、九州少年野球大会が開催されました。グラウンドには容赦ない夏の陽射しが照りつける一方で、時折吹き抜ける心地よい風がユニフォームの裾を揺らしました。まさに“熱戦”にふさわしい舞台です。選手たちには緊張の様子が窺えるものの、静かに闘志を燃やしています。審判のコールを今か今かと胸を躍らせて待っていました。

 【1回表(攻撃) 静かな立ち上がり】先攻はみやざき学園です。先頭のA選手が豪快なスイングを見せましたが、惜し くもアウトになりました。続くB選手がセンター前にヒットを放ちますが、後続が倒れ、この回は無得点で終わりました。

 【1回裏(守備) 応援を背に無失点発進】先発のC選手は、家族の応援もあり少し硬さが見られましたが、粘り強い投球で無失点に抑えました。声援を力に変えて初回をしのぎました。

 【2回表 攻撃陣爆発】D選手が四死球で出塁し、続く職員打者がライトオーバーのスリーベースヒットを放ちました。さらにキャッチャーの送球ミスの間にもう1点を追加し、この回みやざき学園が2点を先制しました。

 【2回裏 一転、苦しい展開に】しかしその直後、先発のC選手が制球を乱し、連打と四死球、さらには守備のミスが重なって、一挙7点を失いました。ピッチャーはB選手に交代し、何とかこの回を締めました。

 【3回表 応援と共に反撃開始】B選手とE選手の連打でチャンスを作り、相手のミスも絡んで1点を返しました。学園の先生が差し入れを持って駆けつけてくださり、応援の声もさらに熱を帯びました。

 【3回裏 キャッチャーが魅せる】キャッチャーのD選手が、ワンバウンドの球を何度も体で止めるなど、成長の見られる好守を見せました。B選手も安定した投球を取り戻し、この回は最小失点に抑えました。

 【4回表 驚きのランニングホームラン】A選手がセンターオーバーの大飛球を放ち、快足を飛ばして一気にホームインしました。まさかのランニングホームランです!出塁していた職員を追い越しそうな勢いでした。

 【4回裏 守備の乱れ、そして心の乱れ】B選手が粘るも、内外野のミスが続きピンチが広がりました。マウンド上では苛立ちを隠せず、その様子が表情や動作にも表れました。しかし、A選手をはじめとした仲間たちから「踏ん張りどころ!」「ピッチャー、いけるよ!」という前向きな声援が飛びました。ピッチャー交代も検討されましたが、本人の気持ちを尊重して続投となりました。苦しみながらも3アウトを取り切り、この回を乗り越えました。失点は4点でした。

 【5回表(最終回) 最後まであきらめない姿勢】試合終了5分前、監督同士の協議により次の回が最終回と決まりました。点差は7点。厳しい状況ではありましたが、選手たちは最後まであきらめていませんでした。先頭のB選手が渾身のスイングでツーベースを放ち、相手の守備のもたつきを突いて三塁、さらにキャッチャーの隙を突いて本塁へ突入しました。クロスプレイとなりましたが、判定は「セーフ」です!B選手が自らのバットと足で1点をもぎ取りました。しかし、反撃はここまでとなり、試合はそのまま12対6で終了しました。

 試合後、両チームでグラウンド整備を行い、整列して挨拶を交わしました。試合は敗戦に終わりましたが、選手たちの表情は晴れやかでした。一人一人が仲間の声に支えられ、最後まで全力を尽くし、戦い抜きました。暑さも、悔しさも、成長も、すべてが詰まった夏の1ページとなり、忘れられない大会になりました。

壮行会・壮行試合を行いました

 6月27日(金)、九州少年野球大会を目前に控え、壮行会と壮行試合を行いました。壮行会では、選手それぞれが抱負を述べ、子供たちの熱い言葉に、先生方からは大きな拍手が送られました。学園長、学校長、そして監督からは激励の言葉が送られ、選手たちの表情も引き締まったものになっていました。

 午後からは山田球場に移動し、壮行試合を実施しました。子どもたちは、長打や盗塁など積極的なプレーで次々にチャンスを広げ、得点を重ねていきました。失敗してもお互いでアドバイスを送り合い、話し合いを重ね、試合の中で互いをカバーする姿が見られました。

 また、試合中、疲れた先生方の代わりを進んで務めてくれたり、大人たちに励ましの声をかけたりと、優しさあふれる姿も随所に見られました。プレーだけでなく、心の成長も感じさせる、温かい時間となりました。

 さて、いよいよ7月1日と2日に九州少年野球大会が開催されます。子どもたちがこれまでの練習の成果を発揮し、活躍してくれることを願っています。がんばれ!みやざき学園!

「自立」について考える時間~認定専門公認心理師・三角健先生 講話~

 6月20日(金)、「自立」に関する講話を行いました。講師としてお越しいただいたのは、認定専門公認心理師の三角健(みすみ けん)先生です。

 講話は、「あなたが死ぬとき、どこで、どのように死にたいですか?」という印象的な問いかけから始まりました。そこから、近年の犯罪や非行の傾向、法律・条例について、具体例を交えながら分かりやすく教えてくださいました。

 後半はワーク形式で、実際の事例をもとに考える時間が設けられました。
児童生徒は、
① その人が「立ち直る」のは、いつが良かったのか
② 「立ち直る」ためには、誰の、どのような手助けが必要だったのか
③ 「立ち直る」ために、これからどうすればよいのか
という3つの視点から、自分なりの考えを深め、しっかりと発表することができました。

 講話の最後には、三角先生から
「自立するためには、悪いことをしないこと。ルールを守って生活すること。」
「君たちならできる!!」
という力強い言葉をいただきました。子供たちにとって、自分自身の行動を見つめ直す、貴重な時間になったようです。過去の過ちを繰り返さず、よりよく生きるために何ができるのかを考える、そんな一歩を踏み出すきっかけとなりました。

 最後に、三角先生、貴重なお話を本当にありがとうございました。子供たちはこの学びを胸に、それぞれの「自立」に向かって歩んでいきます。

九州大会に向けて強化練習を実施しました

 6月17日(火)、九州少年野球大会に向けた強化練習を、高城運動公園の室内練習場にて行いました。今回は特別に、学校と学園の職員も参加し、それぞれチームを組んで、児童生徒チーム対大人チームで試合形式の練習を実施しました。

 児童生徒チームは、果敢に盗塁を試みてチャンスをつくり、ここぞという場面でヒットを重ねて得点を重ねました。一方、先生方のチームは、チャンスを作る場面こそあったものの、なかなか得点につなげることができず、惜しくも敗れる形となりました。児童生徒チームの見事な勝利に、子どもたちは満面の笑顔を見せてくれました。

 ふだんは人数が少なく、実戦形式での練習の機会が限られている中で、今回の練習は実りの多い貴重な時間となりました。大会本番に向けて、より一層の成長が期待されます。

ほほえみの園でのボランティア活動を行いました(第2回)

 6月19日(木)学校横にある特別養護老人ホーム「ほほえみの園」にて、児童生徒によるボランティア活動を行いました。今回は4月に続いて2回目の訪問となりました。

 施設内が喫茶店のように設営され、入所されている方々やデイサービス利用の方々に、子供たちが飲み物やお菓子を提供しました。子供たちは自分たちで作ったエプロンをまといながら、店員役として、注文を聞いたり、ドリンクを作ったり、商品を運んだりと、実際の接客を体験しました。

 後半では、お客さまのそばに座って会話をしたり、自室まで案内をしたりと、より近い距離で交流する場面も見られました。前回の活動の反省を活かし、ゆっくり大きな声で話をしたり、目線の高さを合わしたりするなど、一人一人が工夫して関わる姿が印象的でした。

 参加した児童生徒からは、「おじいちゃんおばあちゃんと話すのがとても楽しかった。」「カフェの店員さんの仕事が経験できて良かった。」といった声が聞かれ、今回も多くの学びと喜びを得る機会となったようです。次回の第3回ボランティアも、子供たちは今から楽しみにしています。

 今回も温かく迎えてくださった「ほほえみの園」の皆さまに、心より感謝申し上げます。貴重な体験の場をいただき、本当にありがとうございました。

ジャガイモ収穫を行いました

 6月5日(木)総合的な学習の時間に、農場で育てたじゃがいもの収穫を行いました。梅雨の合間の貴重な晴れの日となり、子どもたちは青空の下、元気いっぱいに畑へと向かいました。

 手作業で土を掘り返していくと、次々に大きなじゃがいもが顔を出し、子どもたちは歓声をあげながら夢中で掘り進めました。収穫量は想像以上で、カゴが足りなくなるほどでした。自然と「誰が一番大きいじゃがいもを見つけるか大会」が始まり、畑には笑顔と笑い声があふれていました。

 収穫のあとは袋詰め作業でした。児童生徒それぞれで役割を分担し、協力しながら真剣な表情で取り組んでいる様子がとても印象的でした。

 袋詰めされたじゃがいもは、後日、児童相談所に出向き、子どもたち自身の手で職員の方々へ販売しました。『自分たちで育て、収穫し、袋に詰めて届ける』、そんな一連の体験を通して、働くことの大変さや喜び、人とつながる大切さを学ぶことができました。

 今回の活動では、自然の恵みにふれ、仲間と協力しながら汗を流し、収穫するという体験を通して自分たちの頑張りを実感することができました。子どもたちにとって、大きな学びとたくさんの笑顔があふれた、実りの多い一日となりました。

全校朝会を行いました

 6月3日(火)全校朝会を行いました。代表生徒の挨拶では、九州野球大会に向けた強い意気込みが語られました。「勝つために、何をすべきか」を自らの言葉でしっかりと伝えてくれ、日々の練習に一層の覚悟で取り組む決意が伝わってきました。また、野球への熱い思いや、仲間と共に勝ちたいという気持ちも込められており、会場全体が真剣に耳を傾けていました。チームメイトたちも気持ちを新たに野球に取り組んでくれることでしょう。

 先生方からの講話では、「望まれて誕生したその命を大切に」という温かいメッセージが贈られました。命の重みや尊さについてのお話に、感動して涙を流す児童生徒や先生方の姿も見られ、心に残るひとときとなりました。

 続いて、図書担当の先生よりお話がありました。「9083」という数字の意味を問いかける形で始まり、それが図書室にある本の数であることが明かされると、子どもたちから驚きの声が上がりました。おすすめの本もいくつか紹介され、「おもしろそう!」「読んでみたい!」という声が自然と広がり、本に親しむ良いきっかけとなりました。

 今回の全校朝会では、代表生徒の熱い言葉や先生方のあたたかな講話が、心に残る時間となりました。それぞれが自分の目標や日々の過ごし方についてもう一度考え、改めるきっかけになったことでしょう。

 今後も白雲小中学校では、全校朝会や日々の生活を通して、学園・学校で一丸となり、児童生徒の成長を後押ししていきます。

国際理解講座を実施しました

 5月26日(月)国際理解講座を行いました。今回はアメリカとモンゴル出身の2名の都城市国際交流員を講師としてお招きし、それぞれの国の文化や生活について学びました。

 アメリカの講師の方からは、ノースカロライナ州とサウスカロライナ州の紹介がありました。現地で人気のアメリカンフットボールや食文化、アクティビティについて、写真や動画を交えながら分かりやすく説明していただきました。最後にはクイズも行い、楽しく学ぶことができました。

 続いて、モンゴルの講師の方からは、モンゴルを東・西・南・北に分けた地域ごとの生活や文化について教えていただきました。特に、遊牧生活中の馬との深いつながりや、伝統的な鷲を使った狩りの様子には、児童生徒たちも大きな関心を寄せていました。また、日本との違いにも触れながら、日常生活の様子を詳しく紹介してくださり、最後にはモンゴルの伝統的な「石遊び」の体験もさせていただきました。

 今回の国際理解講座を通して、児童・生徒たちは異なる国の文化や価値観にふれ、視野を広げることができたことでしょう。「アメリカやモンゴルについて知らなかったことをたくさん学ぶことができた。」「伝統的な石の遊びが面白かった。」といった感想を述べていました。実際に話を聞いたり、体験したりすることで、世界とのつながりをより身近に感じられる貴重な機会となりました。今後も、さまざまな国や地域について学ぶことで、国際的な感覚を育んでいきたいと思います。

 

救急法講習会を実施しました

 5月22日(木)、3・4時間目に体育館で救急法講習会を実施しました。都城市消防局警防救急課から2名の講師の方をお招きし、命を守るための大切な知識と技術を学びました。

 講習では、はじめに心肺停止時の対応として行う胸骨圧迫やAEDの使い方を学びました。「大丈夫ですか」の声掛けから始まり、生徒自身も「あなたはAEDを、あなたは119番通報を願いします」と迅速に対応する姿が見られました。胸骨圧迫のコツとして〈強く・早く・絶え間なく〉のポイントをおさえ、練習ではテンポよく胸骨圧迫を行うことができました。

 次に、喉に物が詰まった際の対応法である〈背部叩打法〉や〈腹部突き上げ法〉について実践を交えながら指導していただきました。また、これからの季節に注意が必要な「熱中症」の対処法についても詳しく教えていただきました。

 生徒たちは真剣な表情で話を聞き、実際に体を動かしながら学ぶ姿が見られました。生徒たちからは「以前よりもしっかりと理解することができた。もしこのようなことが起きたら、このことを活かしていきたいです。」という頼もしい感想が述べられました。

 これから始まるプールの授業や、日常生活の中でも、いざというときに行動できる力を身につけておくことの大切さを実感する貴重な時間となりました。

プール清掃を行いました

 5月12日(月)、令和7年度のプール清掃を行いました。天候にも恵まれ、学園職員・学校職員、そして全校生徒が協力して取り組みました。

 初めにプール周辺の草取りや泥集め、室内の掃除を行い、続いてプール内の清掃に移りました。水を流しながら壁や床を丁寧にこすり、汚れていたプールが少しずつきれいになっていく様子に、子どもたちもやりがいを感じている様子でした。

 自らやるべき役割を探すなど、積極的な姿が多く見られ、一人一人が真剣な表情で清掃に励み、全員で力を合わせたことで、ピカピカのプールへと生まれ変わりました。

 全校で協力して取り組んだプール清掃。暑い中での作業で、汗をかきながらも、声をかけ合い、楽しみながら作業する子どもたちの姿が印象的でした。プールはこれから始まる水泳の授業で使われます。自分たちの手できれいにしたプールで、安全に、楽しく学んでほしいと思います。プール開きは5月30日の予定です。

全校朝会を行いました

 5月7日(水)全校朝会を行いました。

 代表生徒の挨拶では、「あいさつをしっかりする」「正しい姿勢を意識する」「何事にも積極的に取り組む」という3つの目標が語られました。これからの学校生活をより良くするため、自ら目標を立て、実践していこうとする姿に、会場の皆が拍手を送りました。

 また、先生方からは、自身のこれまでの経験や趣味を通して、困難なことがあっても前向きに取り組んでいくことの大切さが語られました。どんなときでも希望を忘れず、努力をし続けることの尊さを改めて感じることができました。

 新年度がスタートして1か月が経ちました。今回の朝会では、代表生徒の前向きな姿勢と先生方の温かい励ましの言葉に、全校生徒が刺激を受け、それぞれが新たな気持ちで日々を見つめなおすきっかけとなりました。一人一人が目標を持ち、普段の生活の中で実践していくことが、より良い学校づくりにつながっていきます。これからも、白雲小・中学校の子どもたちが互いに支え合い、笑顔で過ごせるよう、全校で取り組んでいきます。

【総合的な学習の時間】ピーマン・ナス・里芋の植え付けを行いました

 4月30日(水)、総合的な学習の時間に、学園の畑で野菜の苗の植え付け作業を行いました。今回育てることにしたのは、ピーマン、ナス、そして里芋です。それぞれ成長の仕方や必要な手入れが異なる野菜で、学びの多い取り組みになりそうです。

 作業は、まずスコップを使って苗を植えるための穴を掘るところから始まりました。土の深さに気を配りながら、丁寧に掘っていきます。次に、作物が健やかに育つように肥料を入れ、そこに水を注いで湿らせました。その後、苗をそっと植え付け、まっすぐに育つように支柱を立てて固定します。最後に、雑草が生えてくるのを防ぐために苗のまわりを枯れ草で覆いました。

 子どもたちは、協力しながら一つひとつの工程を丁寧に進め、どの苗も元気に根付くように心を込めて作業していました。今回の活動を通して、野菜づくりの基本的な流れや自然と関わることの大切さを実感することができました。子供たちからは「草抜きが大変だったが、苗を植えるのは楽しかった」「やりがいがあった」「今日は僕たちのために準備をしてくださってありがとうございました」などの感想が述べられました。

 今後は、水やりや草取りなどのお世話を通して、植物の成長の様子を観察し、収穫までの過程を学んでいく予定です。どのように育っていくのか、今からとても楽しみです。

ほほえみの園でボランティア活動をさせていただきました

 4月24日(木)、本校の児童生徒が学校横にある特別養護老人ホーム「ほほえみの園」にて、ボランティア活動を行いました。

 当日は、施設内を喫茶店のような空間に演出し、入所者のみなさんに飲み物や和菓子を提供するという催しを行いました。本校の子供たちは「店員役」として参加し、入所者の皆様を席に案内したり、配膳をしたりと、それぞれの役割を果たしました。

 初めての体験に緊張しながらも、利用者の方々の笑顔や「ありがとう」の言葉に励まされながら、一生懸命に取り組む姿が印象的でした。子供たちと話しをした入所者の方の中には、感動して涙を流す方もいらっしゃり、子供たちも大きなやりがいを感じたようです。

 活動後には「自分から何事にも積極的に頑張ってみたいと思いました」「姿勢よく笑顔で接客できるように工夫しました」「もっと会話が続くように工夫したいです」など、それぞれが学びや反省点を振り返っていました。

 次回のボランティア活動では、今回の経験を活かし、より良い取り組みができるよう努めてまいります。

 今回、貴重な機会を与えてくださった「ほほえみの園」の職員の皆様、利用者の皆様に、心より感謝申し上げます。温かく迎えていただき、子供たちにとって忘れられない学びの時間となりました。今後ともよろしくお願いいたします。

こいのぼり設置作業を行いました

 春風の気持ちよい季節となりました。4月23日(水)の放課後、白雲小中学校の園庭にこいのぼりを設置しました。今年も、青空の下を元気に泳ぐこいのぼりが、子どもたちの成長を見守ってくれています。 

 まずは敷地内の竹林から、こいのぼりを掲げるための長い竹を自分たちで1本選び、ノコギリで丁寧に切り出しました。重い竹をみんなで協力して運び、園庭の決められた場所に設置するために地面を掘りました。支柱をしっかりと支えるためには深い穴を掘らなければならず苦戦しているようでしたが、皆で連携してようやく、子供が一人入れるほどの大きな穴を掘ることができました。

 その後、先生方の協力を得ながら試行錯誤を重ね、こいのぼりを一本ずつくくり付けていきました。時間と手間をかけ、ようやく完成したこいのぼりが風を受けて空高く舞い上がると、「おおー!」という歓声が上がり、子どもたちの表情には達成感があふれていました。

 自分たちの手で作業し、苦労して立てたこいのぼり。

 空を元気よく泳ぐこいのぼりのように、白雲小中学校の子どもたちも、夢や希望を胸に、大きく羽ばたいていってほしいと願っています。

 

【児童生徒会活動】5月の目標が決まりました!

 4月23日(水)、児童生徒会が行われました。
 今回は、4月の学校生活を振り返りながら、5月に向けた目標やその実践内容について話し合いました。

 話し合いでは、多くの意見が出され、活発な意見交換が行われました。その中で、「相手のことを考えた行動や言葉遣いをしよう」という目標に決定。友達や先生など、周りの人たちの気持ちを考えて行動することの大切さを、みんなで再確認する機会となりました。

 また、この目標を達成するための実践内容として、
①啓発ポスターの作成
②チェックシートの活用
に取り組むことになりました。ポスターでは、それぞれが「思いやり」や「やさしい言葉」の大切さを表現し、作成後は廊下に掲示する予定です。
 チェックシートでは、自分の行動を振り返り、日々の成長を実感できるように工夫していきます。

 一人一人が「相手のことを考える」ことを意識して行動すれば、学校全体がより温かく、過ごしやすい場所になります。5月も、白雲小・中の児童生徒が力を合わせ、心のこもった実践を進めていきます。

今年度もたけのこ掘りを行いました

 4月11日(金)、毎年恒例のたけのこ掘りを行いました。農業指導員の方にたけのこの見つけ方や掘り方のコツを丁寧に教えてもらい、今年も学校横の竹林にて、全校児童生徒で協力しながらたけのこを掘り出しました。

 初めてたけのこ掘りを体験する児童もおり、最初はなかなか見つけられませんでしたが、だんだんとコツをつかみ、「あったー!」「大きいー!」という元気な声があちこちから聞こえるようになりました。自分の力でたけのこを掘り出せたときのうれしそうな表情がとても印象的でした。

 その後、掘り出したたけのこの皮むきも行いました。みんなで手を動かしながら、「皮が何枚もある!」「中はこんなに白いんだ」「思ったより柔らかい!」と、たけのこについて新たな発見がたくさんあったようです。

 自然の恵みに感謝するとともに、たけのこについて知ることのできた貴重な一日となりました。掘ったたけのこは、今後の給食でおいしくいただく予定です。

令和7年度 着任式・始業式

 4月8日(火)、令和7年度の着任式と始業式が行われました。新しい学年のスタートに、少し緊張しながらも希望に満ちた表情の子どもたちが元気に登校してきました。

 着任式では、新たに白雲小・中学校に着任された先生方の紹介が行われました。先生方から自己紹介とご挨拶があり、児童・生徒たちはあたたかい拍手で迎え、代表の生徒が白雲小中学校の年間行事の紹介と歓迎の言葉を述べてくれました。これから新しい先生方と一緒に、楽しく充実した学校生活を送っていけることが楽しみです。

 始業式では、代表の生徒による挨拶や、園長先生から「自分で考え行動しよう」、校長先生から「応援される人になろう」とのお話があり、子どもたちは真剣な面持ちで耳を傾けていました。

 令和7年度も、地域とともに歩む白雲小・中学校を目指し、子どもたちと教職員が力を合わせてまいります。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2月4日(火) 立志の集い

 2月4日(火)の5・6時間目に立志の集いを行いました。立志の集いには、学校運営協議会の方々や地域の民生委員の方々など30名ほどの方々がお越しいただきました。生徒一人一人が将来の夢や目標を作文にして堂々と発表することができました。立志の集いにお越しいただいた方から、生徒たちに向けて励ましの言葉もいただきました。

 寒い中、立志の集いにお越しいただいてありがとうございました。生徒たちも、将来の夢や目標に向かって努力してほしいと思います。

 

 

1月17日(金)駅伝大会

 1月17日に駅伝大会が行われました。駅伝大会には、保護者や原籍校、児童相談所、各教育委員会の皆様、地区の民生委員の皆様も応援に来てくださいました。この駅伝大会のために、生徒たちは一生懸命練習をしてきました。生徒たちは、練習の成果を十分に発揮して、最後まで走りぬくことができました。自己ベストを記録できた生徒もいました。たくさんの声援も飛び交い、大いに盛り上がる駅伝大会となりました。駅伝大会へのたくさんのご参加、ご声援、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

1月10日(金)メンチカツの贈呈

都城市メンチ協議会会長の馬場様から、生徒にメンチカツを贈呈していただきました。みんな、おいしそうに笑顔でメンチカツを食べていました。メンチカツを食べて、元気と運気を上げることができました。これからの学校生活も健康で元気よく過ごしてほしいと思います。

 

12月25日(水)門松づくり、餅つき

 門松づくりと餅つきが行われました。門松づくりでは、生徒が実際に竹を切って、飾りつけなどを行っていました。きれいな門松を作ることができました。餅つきでは、力いっぱい餅をついたり、餅を丸めたりと楽しそうに取り組んでいました。餅つきの後は、つきたての餅をおいしく頂きました。

  

 

     

12月24日(火)2学期終業式

 12月24日(火)に2学期終業式が行われました。生徒による発表では、2学期の振り返りや反省を堂々と発表することができました。発表の中では、「授業をしっかり取り組めるようになった、信頼できる人との出会いがあった、自分の気持ちを素直に伝えられるようになった」など、生徒が立派に成長している姿を見せてくれました。その後、校長先生と園長先生からお話しをいただきました。冬休みの生活の過ごし方や、目標に向かって努力する大切さなどをお話ししていただきました。

また、赤い羽根共同募金から学用品や、スポーツ用品などを頂き、贈呈式も行われました。生徒たちも嬉しそうに鉛筆や消しゴムを受け取っていました。今後の学校生活でも大切に使ってほしいと思います。冬休みになりますが、年明けに生徒全員がそろって元気に登校することを願っています。

12月12日 キャリアに関する授業

12月12日(木)第4回学校運営協議会を開催しましたが、会に先立って委員の皆様をゲストティーチャーとするキャリア教育の授業を行いました。

この日は、4名の委員の皆様が、これまでの自身のキャリアや現在の仕事内容、仕事に対する考え方やアドバイスなど多くのことを子どもたちに話してくださいました。また、子どもたちからも多くの質問が出され、対話形式での授業となりました。

子どもたちは4グループ編成で各グループ2名の委員を順に回りながら話を聞きましたが、どのグループでも話が盛り上がり、あっという間に時間が過ぎていきました。

お互いに貴重な経験をすることができ、得るものも多かったようです。

学校運営協議会委員の皆様、ありがとうございました。

【授業後の委員の主な感想】

○今まで子どもたちと話をする機会がなかったので、このような場をつくっていただき嬉しかった。子どもたちは一生懸命話を聞いてくれた。将来の夢がはっきりと定まっていない生徒もいたが、先生との関係も含め「いい環境」のもとで生活していることを感じ取ることができた。

○私自身の前職の話をしたが、親しみをもって聞いてくれた。ある子どもに将来の夢を尋ねたら「人の役に立ちたい。」と答えてくれた。子どもたちの話を聞いて、将来のことを真面目に考えていることが伝わってきた。

【授業後の児童生徒の感想】

○講師の先生がおっしゃった「もし途中で進路が変わっても、そのときに自信をもつことが大切。」という言葉が心に残りました。今回学んだことを将来の生活に活かしていきたいです。

○話を聞いて、「資格を取得することの大切さ」と「本を読むことの大切さ」の2つが心に残りました。これからいっぱい本を読んでいきたいと思いました。

11月28日(木)栄養教諭による授業

 11月28日(木)の4時間目に明道小学校の栄養教諭の内山様に講師として来ていただき、食に関する授業を行いました。食べることの大切さや、私たちの体にはどのような栄養素が必要なのかなど、食の大切さを学ぶことができました。生徒たちは今日の授業を通して、多くの命を頂いていることに感謝の気持ちをもちながら、日々の食事を残さず食べてほしいと思います。

 

【生徒の感想】

・食事の大切さや、栄養バランスのことなど、自分があまり知らなかったことを、今日の授業の中でしっかり聞くことができたので、よかったなあと思いました。

・人は誰しも「食」が無いと生きていけないので、食育は、食べ物の大切さだけでなく、生きることを学んでいると感じました。

 

11月29日 被爆体験伝承講話

 11月29日(金)の3・4時間目に被爆体験伝承講話がありました。広島の被爆体験伝承者の方に講師として来ていただき、被爆体験についてや、原爆の恐ろしさ、平和の大切さなどについて講話をしていただきました。被爆体験についての話では、原爆の被害や恐ろしさが聞き手に伝わり、戦争の悲惨さ、平和の大切さを改めて学ぶことができました。生徒たちも真剣に話も聞いていました。生徒たちにとって、平和について考える貴重な機会になりました。

【生徒の感想】

・あまり原爆のことについて深く知ることができなかったので、この機会にしっかりと深く知ることができました。これからは、もっと戦争のことについて知っていきたいと思いました。

・戦争の恐ろしさなどをより詳しく知ることができた。今日、普通に生活できていることは幸せだと思った。

11月28日 読み聞かせ

 11月28日(木)の朝自習の時間の中で、山田町の長谷地区民生児童委員の川崎様に読み聞かせをしていただきました。「はらぺこあおむし」の読み聞かせをしていただき、生徒たちも集中して聞いていました。また、蝶のさなぎを持ってきてくださいました。学校で、立派な蝶になることを楽しみにしたいと思います。

 

 

まんがつか認定こども園との交流会

 11月18日(月)に、総合的な学習の時間の4つの柱である福祉の時間に、まんがつか認定こども園との交流会を行いました。

 この日に向けて、生徒で役割を決めて準備を行ってきました。司会進行担当、レクリエーション担当、参加賞担当、芋ほり説明担当など、それぞれの役割をしっかり意識して、園児たちとともに楽しく活動することができました。当日は、歓迎式、生徒の音楽発表、園児の音楽発表、レクリエーション、芋ほり、お別れ式の流れで行いました。生徒は緊張した表情ではありましたが、徐々に園児を喜ばせるために、積極的に関わり、園児ととても楽しそうに過ごすことができました。

【園児の音楽発表の様子】

 

【生徒が考えたレクレーション】 

【芋ほりの様子】

第50回 みや学・白雲ふれあい祭

11月9日(土)

第50回 みや学・白雲ふれあい祭が行われました。

 ふれあい祭に向けて、準備・練習など一生懸命取り組んできました。ふれあい祭当日は、たくさんの方々にお越しいただきました。生徒たちは、練習してきたことを十分に発揮して、発表することができました。今年のふれあい祭のスローガンである「みや白ONEチーム」でふれあい祭を行うことができたと思います。

 

収穫物販売においても、たくさんの方々に生徒たちが育てた農作物を購入していただきました。

  この度、第50回みや学・白雲ふれあい祭にご参加してくださいました皆様、本当にありがとうございました。今後ともさらなるご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。 

10月21日(月)味覚の授業

 10月21日(月)に「みやざきの食と農を考える県民会議」が主催する「味覚の授業」として、食育団体:IKUMI~育味~のコーディネーターの竹井さん、株式会社ARCUS(アルクス)の山元さんの2名の講師に来ていただきました。五感や五味についてのクイズをしながら学んだり、砂糖や塩などの調味料を味わったりして、体験しながら味覚について楽しく学ぶことができました。今日の授業で学んだことを意識しながら、日々の食事にも感謝の思いをもって食べてほしいと思います。

学校支援訪問

 9月20日(金)に、学校支援訪問が行われました。この日は、昨年度の駅伝大会に子どもたちの応援に来て下さった宮田教育委員をはじめ、都城市教育委員会、南部教育事務所から5名の方々にお越しいただきました。午前中は授業を参観していただき、午後からは協議を行いました。協議では、「子どもたちが主役の学び」を実現させるために、課題に沿った対応策について、指導主事の方々にも一緒になって考えていただきました。その結果、「自己決定」「見通し」「教え合い」の3点を共通実践事項とすることが決定しました。先生達にとっても、主体的で対話的な深い学びにつながった学校支援訪問となりました。

9月26日 (木) 鑑賞教室

 9月26日(木)に鑑賞教室が開催されました。講師として、劇団こふく劇場に来ていただき、前半はワークショップを行い、後半は「どんぐりと山猫」を鑑賞しました。ワークショップでは、体や音で表現する遊びを行い、笑顔で楽しく活動していました。「どんぐりと山猫」の鑑賞では、児童生徒がどんぐり役として劇の中に参加し、一生懸命演技をしていました。最後に、児童生徒代表でお礼の言葉を劇団の方々に送りました。児童生徒は職員や地域の方々と一緒に劇を見させていただき、たくさんの笑顔があふれる時間を過ごすことができました。劇団こふく劇場の皆様をはじめ、開催にあたってご尽力いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

~生徒お礼の言葉(一部抜粋)~

〇前半のワークショップをやってみて関わったことのない人達と関わることができて良かったです。音で伝わる楽しさが分かりました。また、後半は「こふく劇場」さんの演劇を間近で見せていただき、ありがとうございました。劇が始まった瞬間から迫力があり、途中から自分たちの役割があり楽しく劇を見ることができました。本当にありがとうございました。

2学期の授業スタート

 2学期の授業がスタートしました。本校では、生徒一人一人が授業にしっかりと参加し、生徒が主体となる授業を目指しています。

 国語の学習では、新聞の構成について学習していました。実際の新聞を活用し、生徒も自分の資料に書き込みながら学習していました。実物を活用することで、参加意欲の高まりが見られました。

 理科の学習では、台風接近のタイミングに合わせ、台風に関する学習を行っていました。一人1台端末を活用し、各自が調べたことや考えたことを、共有のシートに他者の考えを参考にしながら記載していくという活動をしていました。発表が苦手な生徒も、自分の意見を自信をもって書いている姿が印象的でした。

 

 

 

8月26日 2学期 始業式

8月26日 (月曜日)

2学期 始業式を行いました。

 

 生徒代表による発表では、2学期の抱負を堂々と発表することができました。苦手な教科を頑張ることや、自分の課題を克服できるようにするなど、自分の立てた目標を達成できるように2学期も頑張ってほしいと思います。

 その後、校長先生と園長先生からお話をいただきました。当たり前のことをしっかりする大切さや、自立に向けて必要なことや大切なことなどをお話していただきました。

 2学期も生徒一人一人が成長できるように学校全体が一丸となって頑張っていきます。

夏季休業中の研修

 夏季休業中に学校職員による研修を行いました。内容は、生徒が主体的に楽しく授業に参加できる授業づくりについてや、特別支援教育に関すること、人権に関することなどの研修を行いました。

 【よりよい授業づくりに向け、先生たちを子ども役にした模擬授業を行いました。】

 【チームをつくり、チームで話し合いながらよりよい授業づくりについて考えました。】

 

7月22日 1学期 終業式

7月22日 (月曜日)

1学期 終業式を行いました。 

生徒による1学期の振り返りの発表では、1学期頑張ったこと、反省したことなどを資料を使いながら分かりやすく堂々と発表することができていました。

その後、校長先生から当たり前のことを徹底してする大切さなどについてお話していただきました。信頼を得るためにも日々当たり前のことをしっかり継続してすごしてほしいものです。

次に、園長先生からお話をいただきました。夏休みの過ごし方や気を付けることなどをお話していただきました。長い夏休みに入るので、事故などのトラブルがないように気を付けてすごしてほしいものです。

 長い夏休みに入ります。この期間を有意義に活用してほしいと思います。また元気な姿で登校することを願っています。

6月21日 自立に関する講話

 6月21日に保護司の方に講師として来ていただき、自立に関する講話をしていただきました。保護司の仕事についてや、これから自立に向けて進んでいく中で大切なことなどを勉強することができました。生徒たちはクイズに答えたり、質問したりしながら熱心にお話を聞いていました。これから自立に向かっていく生徒たちにとってとても貴重な学びを得る機会になりました。

6月17日 埋蔵文化財保存活用整備事業

 都城市文化財課から3名の講師の先生方にお越しいただき、出土品の見学やミニ縄文土器づくりを行いました。出土品の見学では、本物の石器や土器に触れたり、生徒たちが熱心に解説を聞いたりする様子もみられました。土器作りでは、ねんどを細長く伸ばし、重ねて土器の形を作っていました。その後、ひもや貝殻を使いながら、土器の模様をつけていました。生徒たちはとても集中して土器作りに挑戦していました。郷土の歴史について多くのことを学べる貴重な経験をさせていただきました。都城市文化財課の講師の先生方、どうもありがとうございました。

 

昼食の紹介

6月19日(水)の昼食を紹介します。

献立:【ドックパン、ドックサンド、トマトのツナ和え、チキンカレースープ、ゼリー】

この写真を撮る時、ある生徒が「ここの食事、豪華ですよね」と言っていました。しっかり食べて、大きく元気に育ってくれることでしょう。

 

ひまわり(失敗は成功のもと!?)

【6月14日の花壇(ひまわりとマリーゴールド)】

 現在、写真のように、ひまわりが2mから2m30cm程の高さまで成長しています。

 実はこの花壇、当初の予定ではマリーゴールドのみの予定だったのですが、このような出来事がありました。

 ① 3月の彼岸過ぎに、マリーゴールドの苗を植える。(新任の先生方をお迎えする環境整備)

 ② 数日後、遅霜が降り、植えた苗が全滅する。

 ③ 予算もなかったため、しばらくは仕方ないとあきらめかけるが・・・

   ※ピンチはチャンス、失敗は成功のもと、何かないかと考え、種から育てることに!

 ④ せっかくなので、子どもたちを驚かせるべく、「ビックひまわり」の種とマリーゴールドの種を購入

 ⑤ みるみる成長し、現在も成長中!?

 この出来事から、「失敗など上手くいかないことがあったからこそ、面白い出来事と遭遇することができる」ということを、ひまわりは伝えているように感じています。「失敗は成功のもと」、「人間万事塞翁が馬」、「ピンチはチャンス」 このようなひまわりからのメッセージを受けながら、生徒たちは今日も頑張っています。

 

6月4日 全校朝会

 6月の全校朝会が行われました。生徒の輪番スピーチでは、がんばりたいこと、目標を堂々と発表していました。その後、白雲小中学校の先生と県立宮崎学園の先生の2名の先生方が講話を行いました。白雲小中学校の先生からは、バスケットボールについての魅力や学べることなどについて話をしていただきました。県立みやざき学園の先生からは、苦手なことに挑戦する大切さについて体験談を交えながら話をしていただきました。好きなことを突き詰めたり、苦手なことを克服したりする大切さなどを学ぶことができました。

5月 23日 心肺蘇生法講習会

 都城市消防局警防救急課から2名の講師に来ていただいて、心肺蘇生法について学習を行いました。胸骨圧迫の方法やAEDの使い方などを生徒や職員は、実際に体験しながら学ぶことができました。これから、熱中症等の危険性も高まる時期になりますので、いざという時に大切な命を守れるように、学校全体で生徒及び職員の安全に対する意識を高めていきたいと思います。

5月22日 ICT研修

 

 ICT支援員2名をお招きして、ICT研修を行いました。【Figiam】についての使い方や活用の仕方について教えていただきました。共同で編集する機能や、スタンプで個人の意見について反応することができる機能など、様々な機能を実際に体験しながら学ぶことができました。ICTを積極的に活用につながる充実した研修になりました。

 

 

5月16日 総合(ふれあいタイム)~手話体験~

    

 本日は「ふれあいタイム(福祉)」の学習があり、都城手話サークルから2名の方にお越しいただき、聴覚障がいの方々のコミュニケーションの方法について教えていただき、体験させていただきました。

 コミュニケーションの方法としては、手話、筆談、ジェスチャー、口語、空文字、表情、指文字、補聴器などがあることを教えていただきました。動物や食べ物などをジェスチャーだけで表現したり、口話だけの伝言ゲームをしたりと、和気あいあいとした雰囲気の中で、活動することができました。

産婦人科医出前講座

5月10日(金)に宮崎大学医学部附属病院産婦人科から講師をお招きして、「子宮頸がん予防」についての講話をしていただきました。子宮頸がんは「ヒトパピローマウイルス」がほとんどの原因になっています。男性も女性も感染するリスクがあることや、ワクチンの接種で、がんの発症のリスクを下げることなどを学ぶことができました。

SST (ソーシャルスキルトレーニング)①

 

 5月9日(木)SST(ソーシャルスキルトレーニング)の授業を行いました。SSTとは「社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練のこと」です。今回は「怒りをコントロールする」をテーマに授業を行いました。先生方のモデリングを通して、相手への伝え方や怒りをコントロールする方法を考えながら学ぶことができました。

ふれあいタイム (障がい者軽スポーツ体験)

 

                  【スカットボール】

               【オーバルボール】

 

 

 

 5月7日(火)に、都城社会福祉協議会と都城スポーツ推進委員の方に講師として来ていただいて、「障がい者軽スポーツ体験」をしました。また、本年度は、志和地地区の民生委員7名の皆様にもお越しいただきました。本時は、スカットボール、ラダーゲッター、オーバルボールの3種類を準備していただいて、実際に体験をしました。

 オーバルボールは2チームに分かれ、楕円形のボールをコートの前方の得点ゾーンに転がし、上手にのせて得点を競うゲームです。

ラダーゲッターはヒモでつながったボールをラダー(はしご)目がけて投げ、上手くひっかけて得点を競うゲームです。

 スカットボールは、ボールをスティックで打って得点穴に入れるゲームです。

生徒は、参加していただいた方々と和気あいあいコミュニケーションを取りながら、楽しく軽スポーツに取り組んでいました。

 今回の体験を通して、障がいの有無、性別、年齢関係なく全ての人が楽しむことができる障がい者スポーツについて知ることができ、生徒・職員が温かな声をかけながら充実した時間を過ごすことができました。

 

 

 

こいのぼり

 

白雲小中学校の正面玄関前に、毎年恒例のこいのぼりがあがっています。こいのぼりの設置は、みやざき学園の先生方と生徒たちで行いました。先日行われたスケッチ大会では、生徒たちがこいのぼりを見ながら一生懸命描く様子も見られました。こいのぼりのすぐそばには、ひまわりとマリーゴールドが植えられました。「健やかに育ってほしい」。そのような多くの方々の思いを感じながら、これからも日々、成長していくことでしょう。

ふれあいタイム (福祉について考える)

 

 

  本校の総合的な学習の時間は、「ふれあいタイム(福祉)」、「リサーチタイム(探究)」、「ワーキングタイム(勤労)」、「ソーシャルタイム(社会)」の4つのテーマで構成されています。 本日は「ふれあいタイム(福祉)」の学習でした。本時は、都城市社会福祉協議会の方に講師として来ていただき福祉について学習をしました。

 福祉とは、ふ・・・ふだんの、く・・・くらしの、し・・・しあわせ、を意味していることなどを学ぶことができました。学習する中で、生徒は福祉に関するクイズに答えるなど、積極的に学習に取り組むことができました。

情報モラル講座

 4月9日に、日本公衆電話会から講師をお招きし、情報モラル「e-1ネット安心・安全講座」の講話をしていただきました。様々な事例の紹介を通して、どのように予防すればよいかを考えることができました。被害者にも加害者にもなってしまう可能性を含んているSNS。これからの自立に向けた生徒にとって、大変役に立つ講話となりました。

 

 

 

白雲

 この写真は、3月29日の朝、校門付近から見た霧島連山の様子です。朝日にあたる霧島に白雲がかかっていました。まるで離任される先生方を送別するかのような、霧島のすがすがしい眺めでした。

ウイング・オブ・ハート施設長による講話

3月7日に、自立支援ホーム「ウイング・オブ・ハート」施設長 串間 範一様を講師としてお招きし、「ひとり暮らしの手ほどき講話~施設にいる間に”今”できること~」という演題で、講話をしていただきました。

主な内容は、「自立とは」「生活感覚・自立の力・暮らしの中のルールを身に付ける」「お金の管理」「いざという時のために」という内容で、今後、それぞれの生徒が自立していく上で、身に付けなければならないことについて知る貴重な機会となりました。

立志式

2月28日に、立志式を行いました。立志式には、学校運営協議会委員の方々や地域の民生委員の方々など、およそ30名ほどの方々がお越しいただきました。

第1部では、生徒が決意の言葉を述べ、第2部では、記念講演を行いました。

記念講演は、宮崎市佐土原町にある「漢方の麗明堂」代表取締役で薬剤師の金丸幸市様に「君ならできる!夢はきっと叶う!!」という演題でご講演いただきました。

自立へ向け、気持ちを新たにする立志式となりました。

 

<生徒の感想>

・当たり前のことを当たり前に思ったら、感謝のことばが出なくなるということが、とても印象に残ったので、これからは、ありがとうをいっぱい口に出していきたいです。

・講話の中で一番印象に残ったことは、周りの人や物に感謝することの大切さについてです。これから周りの人に常に感謝の心を忘れずに、生活していきたいです。

・僕は将来プロ野球選手になります。だから、あきらめないでどんなこともやり遂げなければいけません。これからも、努力していきたいです。

大根の収穫

 2月27日(火)に、大根の収穫と人参の種まき作業を行いました。そして、収穫した大根を丁寧に洗い、お隣の特別養護老人ホームほほえみの園に届けました。

 あいさつをした後、大根をお渡ししたのですが、なんと、ロボットに大根をのせ、そのロボットが運んでいきました。

 いつも行事等でご協力いただいているほほえみの園のみなさん、おいしくお召し上がりください。

 

性に関する講話

 2月8日(木)に、北原医院から2名の専門医をお招きし、「性に関する講話」をしていただきました。

 今回は、男女に分かれ、思春期における正しい性についてや、相手も自分も大切にすることなど、具体的なお話をしていただきました。生徒たちにとっては、自分と関係が深い内容であったこともあり、真剣な表情で授業を受けていました。

 【生徒の感想】

・今日は産婦人科の先生の話を聞いて、自分の身体や他の人の身体は大切にしないといけないんだなあと思いました。

・相手の身体や心を大切にすることや、LGBTの方を差別してはいけないことなどが分かりました。

・射精の起き方、月経のリズム、LGBTなど様々なことを知ることができました。これからは自分のことも大切にして、相手のことも大切にして行動したいです。

・感染症は大人だけではなく中学生にも関係があることを今日改めて学べました。他にも知らなかったことをたくさん知ることができて勉強になりました。これからも、自分の身体も相手の身体も大切にしたいです。

・今日の性に関する講話は、私にとってとてもいい経験になりました。今回学んだことを生かして、これからの人生、自分と他の人の心と体を大事にしていきたいです。

 

企業訪問~住友ゴム工業宮崎工場~

 1月25日(木)に、地域にある住友ゴム工業宮崎工場へ企業訪問に伺いました。地域の企業を見学したり、働く人と接したりすることで、働くことの意義や望ましい勤労観を育むことを目的に訪問させていただきました。

 会社の担当の方からは、仕事に関する講話や施設・設備の見学の案内をしていただきました。担当の方の丁寧な接遇や見学中に出会った多くの従業員の方々からのあいさつに、生徒たちは驚いていたようでした。大変貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

        【仕事に関する講話の様子】

【生徒の感想】

・「どんなところだろう」「どんな人たちがいるのかな」と色々な問いをもって住友ゴムの見学をしたところ、とてもいいところだなあと感じました。具体的に言うと、働いている方たちのコミュニケーション力に驚きました。「足元に気をつけてください」など、周りをよく見ながら、思いやりをもった声かけをされているの聞いて、こんな人になりたいと思いました。ありがとうございました。

・心に残っている場面は、タイヤの検査をしているところです。人の目で見たり触ったりしながら、機械でも厳しく検査をしていてすごいなあと思いました。

駅伝大会

 1月19日(金)に、駅伝大会を行いました。

 本年度の駅伝大会には、保護者や原籍校、児童相談所、各教育委員会の皆様に加え、地区の民生委員25名の皆様も応援に来てくださいました。また、途中から、「チンドン屋 宮崎花ふぶき一座」の3名の方が、サプライズで応援に来てくださり、会場はさらに大盛り上がり。生徒たちは、チンドン屋の音楽のリズムに乗りながら、日頃の練習の成果を存分に発揮し、精一杯の走りを見せてくれました。この駅伝大会は、生徒たちにとって、多くの方々から応援されているということを実感できた大会になったと思います。応援、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

 

            【開会式前の様子】

            【開会式の様子】

            【競技の様子】

     【チンドン屋 宮崎花ふぶき一座からの応援】

 【閉会式では、1曲演奏していただきました。ありがとうございました。】

 

【生徒の感想より】

〇 長距離走の授業や大会を通して成長したことは、最後まであきらめないで走り切れたことです。大会でたくさんの人が応援をしてくれていて、忙しい中、来ていただいてありがたいと思った。応援があったおかげで、きつかったけど、最後まであきらめずに走り切れたと思った。

〇 駅伝大会の僕自身の評価は二重丸です。なぜなら、今までだったら、逃げてやらなかったけど、今回は最後までやり切れたからです。応援をしてくださった方々に感じたことはただ一つ「感謝」です。これからは、苦手なことにも挑戦していきたいです。

〇 最初は、ものすごく緊張をして、応援なんていらないと思っていたけど、最後にはいてくれてよかったなあと思いました。また、次も頑張りたいです。

〇 今まで練習では、途中で歩いてしまってあきらめてしまっていたので、本番は絶対に歩かないと決めて臨みました。本番では、自分がみんなを応援できてよかったし、みんなも自分を応援してくれたから、走り切れたと思います。応援してくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたいです。

 

総合(ふれあいタイム)まんがつか認定こども園との交流会

 11月17日(金)に、総合的な学習の時間の4つの柱の一つ、ふれあいタイムの時間にまんがつか認定こども園との交流会が行われました。

 この日に向けて、生徒で役割を決めて準備を行ってきました。司会進行担当、レクレーション担当、参加賞担当、芋ほり説明担当など、それぞれの役割をしっかり意識して、「安全に園児が楽しんで、喜んでもらえる交流会にする」という目標を設定し、取り組んできました。

 当日は、歓迎式、生徒の体育発表、園児の音楽発表、レクレーション、芋ほり、お別れ式の流れで行いました。生徒は緊張した表情ではありましたが、徐々に園児を喜ばせるために、積極的に関わり、園児ととても楽しそうに過ごすことができました。とても優しい表情で園児と関わる生徒の姿、トイレや手洗いなどに丁寧に誘導する姿、園児の目線に立って丁寧に接する姿など普段見せない姿をたくさん見ることができました。

 

                    【園児の音楽発表の様子】

              【生徒が考えたレクレーションの様子】

                    【芋ほりの様子】

【生徒の感想より】

・準備は特に大きな問題なく進みましたが、当日は少し緊張して園児たちを前にしたときは、自分が本当にうまくできるか、やりきれるかと思ったけど、しっかりとできて園児たちが楽しくしているのを見て、うれしかったと同時に目標にもある、「自分も楽しむ」を達成できたと思いました。本当に良い1日でした。

・私が準備の時にたてた「園児たちが楽しかったと言ってもらえる交流会にしたい」は達成したと思います。それ以外の目標「できるだけ積極的に取り組む」はあまりできなかったけど、園児たちが楽しそうに過ごしている姿を見てうれしかったです。

第49回 みや学・白雲ふれあい祭

11月4日 (土)

第49回 みや学・白雲ふれあい祭が行われました。

 

 

ふれあい祭に向けて、準備や練習、リハーサルなど一生懸命取り組んできました。

ふれあい祭当日は、たくさんの方々にお越しいただきました。ステージでの発表はとても緊張したと思いますが、探究発表、音楽発表、体育発表など、練習してきた成果を十分に発揮して、堂々と発表することができました。ふれあい祭のスローガンである「One for all All for one」でふれあい祭を作り上げることができたと思います。

 

収穫物販売においても、たくさんの方々に野菜を購入していただきました。

 

この度、第49回 みや学・白雲ふれあい祭にご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。

 今後ともさらなるご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

弁護士出前授業

 9月6日(水)の5時間目に、宮崎県弁護士会より弁護士の塚本祥雄さんに来ていただき、弁護士出前授業を行いました。授業のテーマは「法律・ルールを守らないとどうなるか。」で、生徒が将来、社会で自立できるように、きまり・ルールを守ることの大切さを理解し、社会に出て必要な判断力・行動力を身につけることを目的として、生徒と意見交換をしながら丁寧に話をしていただきました。「何のために法律やルールがあるのか」、「法律やルールを破るデメリット」、「社会に潜む危険から身を守る方法」について、考えました。

 これまでの自分を見つめ、社会に出てから必要な知識や判断力を身につけたり、きまりやルールがなぜあるのか、なぜ守らないといけないのかについて考える大変有意義な授業となり、たくさんのことを学ぶとてもよい機会となりました。

~生徒の感想より~

・法律やルールを守ることによって犯罪を起こさず、自分の人生が楽しく良い人生になるんじゃないかなと思いました。良い人生を送るためには法律を守ることも大切なんだなと思ったので、今日の話をいかして生きていきたいと思いました。

・生きていくうえですごく大切なことを教えてもらい、とてもためになりました。ルールや法律について社会に出たときに、しっかり分かっていなければいけないことを教えてもらってとてもありがたい話でした。

・①危ない場所・人には近づかない ②うまい話には裏がある ③やばい・おかしいと思ったらすぐに相談 この3つのことをこれから気をつけていきたい。近くにいる周りの大人たちに相談できるようになりたいです。

2学期 始業式

8月 28日 (月曜日)

2学期 始業式を行いました。

 

生徒代表による新学期の目標の発表では、パワーポイントを使いながら、1学期の反省をもとにした目標を堂々と発表することができました。写真やアニメーションを使いながら、聞き手に分かりやすく伝えていました。

 

 その後、校長先生からは、「チャンスの神様について」お話をいただきました。チャンスの神様は前髪しかないので、向かってくる時につかまなければ、つかむことができません。チャンスをものにできるよう、日々努力を重ねてほしいと思います。

 最後に園長先生からは、「座右の銘」についてお話をいただきました。自分を勇気づけられる言葉を見つけ、困難を乗り越えて成長してほしいと思います。

 2学期も学校全員が一丸となってがんばっていきましょう。

 

 

 
    

 

不審者対応訓練研修

 8月24日(木)、都城警察署生活安全課係長佐藤栄三様、スクールサポーターの丸山文広様を講師としてお招きして、職員向けの不審者対応訓練を実施しました。まず最初に、都城警察署管内の刑法犯罪認知状況について説明をしていただいた後に、実技・訓練を行っていただきました。

 実技・訓練では、不審者発見時の初期対応や対峙する際の身の安全を確保するための方法、通報の仕方についてなど教えていただきました。具体的にさすまたの使い方や使う際の留意点、身近にある机や椅子の使い方、消火器の効果的な使い方、複数での対応の仕方、護身術などを丁寧に教えていただきました。

 

【講義の様子】

【実技・訓練の様子】

 

 

 研修を通して改めて危機管理について考えさせられました。どれだけ不審者に早く気づくことができるかが重要であること、初期対応の重要性、児童生徒の安全を確保しながらも自分の身の安全を確保するために大切なことなど、多くのことを学ぶ大変有意義な研修になりました。今後も、児童生徒が安心・安全に学校生活を送り、いざという時に実践できるように常日頃から個人そして学校全体で組織として、危機管理についての意識を高めていきたいと思います。また、警察との連携を今後も継続・強化していきたいと思います。

第2回学校運営協議会

 7月13日(木)に、本年度2回目の学校運営協議会を開催しました。

 まず最初に、現段階での学校の現状と課題について学校から説明を行いました。委員の皆様からは、SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)や、いのちの教育に関する質問等をいただきました。その後、「学校評価」の内容や方法等について確認し、最後に、授業の様子を参観していただきました。ICT機器を活用した授業場面を参観された委員の方からは、「個人の考えを生徒同士がお互いに共有し合っていて、生徒一人一人の意見や考えが大切にされていると感じました」などの感想をいただきました。

 

いのちの教育週間(全校朝会)

 白雲小中学校では、7月第1週を「いのちの教育週間」と位置付け、全校朝会や道徳の時間で、いのちについて考える活動を行います。

 7月4日(火)の全校朝会では、白雲小中学校の先生と県立みやざき学園の先生の2名の先生方からの講話を行いました。白雲小中学校の先生からは、「いのちはつながっているもの」「いのちは支えられているもの」「いのちはかけがえのないもの」という3つのテーマにそって、詩や絵本をもとに、命の連続性や関係性、有限性、偶然性等にふれながら、考えを深める話がありました。県立みやざき学園の先生からは、「目標をもって生きることの素晴らしさ、楽しさ」について、趣味である昆虫の観察や栽培の体験を交えながらの話をしていただきました。

 この全校朝会には、生徒と白雲小中学校の職員に加え、県立みやざき学園の先生方にも参加していただいています。生徒と職員がみんなでいのちについて考える全校朝会となりました。

 

埋蔵文化財保存活用整備事業

 6月19日(火)に都城市文化財課から3名の講師の先生方にお越しいただき、出土品の見学と土器づくりを行いました。出土品の見学では、生徒は大変興味を示した様子で、講師の先生方にたくさんの質問をしていました。

 土器作りでは、ねんどを伸ばしたり、重ねたりしながら、一生懸命取り組んでいました。今回の学習を通して、実物を見たり、触れるたりすることで、都城の歴史について理解を深め、とても貴重な経験をすることができました。都城市文化財課の講師の先生方、どうもありがとうございました。

~生徒の感想より~

〇縄文土器づくりは難しかったけど、楽しかったです。ひび割れもなくきれいに作ることができて良かったです。

〇縄文時代、弥生時代、古墳時代について学びました。土器が何に使われていたのかを知ることができました。実際に縄文土器を作ることができて楽しかったです。

[生徒が作った作品]

鑑賞教室「ブラック ボトム ブラス バンド ~ジャズコンサート~」

       6月8日(木)に本校体育館にて、鑑賞教室が開催されました。当日は、朝から強い雨が続き不安もありましたが、コンサートが始まるとそんな不安も一気に吹き飛びました。さすが関西で結成された日本を代表するニューオリンズブラスバンドということだけあり、軽快なトークやリズミカルで心揺さぶる演奏は圧巻でした。また、会場には近隣の地域の皆様も足を運んでくださいました。おかげさまで、生徒や職員と一緒に本物の音楽に触れていただく中で、たくさんの笑顔があふれる素敵な時間を過ごすことができました。ブラックボトムブラスバンドの皆様をはじめ、地域や開催にあたってご尽力いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。

~生徒感想より(一部抜粋)~

〇今日、初めてジャズを聴いて、ジャズに興味を持ちました。特に、サックスの音色に興味を持ちました。これからも、全国の色々な人に楽しいジャズを届けてください。自分もこれから、色々なことに挑戦していきたいです。

〇すごく迫力のあった演奏でしたし、音が心に響いて、今でも心の中に残っています。とてもドキドキしたし楽しかったです。特にドラムを使っている人が来た時にとても手元が速くうごいていて、すごいなと思ったし、かっこいいなとも思いました。

〇コンサートを通して、明るくみんなをリラックスさせ、うきうきさせるような感じがしました。120年前からJAZZが始まっているのを学びました。そんなに歴史が続いているんだなと思いました。自分も音楽に興味があるのでとても良かったです。これからも、みんなを明るくリラックスさせ幸せにしてください。

総合(ふれあいタイム)~子どもの遊び体験~

 5月23日(火)に総合(ふれあいタイム)が行われました。本時は、ゲストティーチャーとして縄瀬保育園、谷頭こども園、都城市社会福祉協議会から3名の方にお越しいただきました。本時は、「保育士の話や遊びの体験を通して、保育士の仕事について知り、2学期の交流会につなげる。」ことをねらいとしました。最初に、保育士の仕事について、保育園での園児の様子などを映像を交えて丁寧に説明していただきました。保育士が普段どのようなことを心掛けているかや、子どもたちがどのような遊びをしているか、また、子どもたちの発達段階などについて知ることができました。

 

 次に、絵本の読み聞かせをしていただいたり、わらべ歌を一緒に歌ったりしました。保育士の絵本の読み聞かせに生徒たちは話に見入っていました。わらべ歌では少し照れながらも手を動かして一緒に歌っていました。

 

 普段子どもが遊んでいる道具などをたくさん持ってきていただき、後半は生徒と職員も一緒になって遊んでいました。生徒の意外な特技も分かり、色々な遊びを通してとても楽しい雰囲気の中、大変盛り上がりました。

 

 

 

 

 お忙しい中来ていただた3名のゲストティーチャーの方々ありがとうございました。2学期のふれあいタイムではまんがつか認定こども園の園児を本校に招いて交流会を行います。そこでは、生徒が自分たちで遊びを考えて、園児たちと交流を行います。本時の学習で、園児がどのようなことに興味をもっているかやどのような遊びをしているかについて知ることができたので、2学期の交流会の非常によい参考になりました。

~生徒の感想より~

・まず今日はわざわざ来ていただき、ありがとうございました。保育園の様子の写真や動画を見てすごくいい保育園だと思ったし、すごくしっかりした保育園生だなと思いました。2学期の交流会では小さい子どもたちと楽しく遊んでいきたいです。今日は本当に楽しい子どもの遊び体験をありがとうございました。

・今日はけん玉や積み木で遊びました。とても楽しく授業ができたのでよかったです。

・久しぶりにラQを体験してとても楽しかったです。予想していた以上に保育園児は色々なことができるんだと驚きました。

総合(ふれあいタイム)~手話体験~

 5月18日(木)

 本日は「ふれあいタイム(福祉)」の学習があり、ゲストティーチャーとして都城手話サークルより2名の方にお越しいただき、聴覚障がいの方々のコミュニケーションの方法について教えていただいたり、体験をさせていただきました。

 コミュニケーションの方法としては、手話、筆談、ジェスチャー、口話、空文字、表情、指文字、補聴器などがあることを教えていただき、その中でも、ジェスチャー、口話、指文字、手話を中心に教えていただき、体験したりしました。

 

 生徒と職員が一緒に口話を使っての伝言ゲームや、実際にジェスチャーをして耳の聞こえない相手に伝わるかなどを体験し、とても楽しい雰囲気の中、学習することができました。手話を学ぶ機会はあまりなく、覚えるのも大変ですが、ジェスチャーや口話など身近な方法でも、耳の聞こえない人とコミュニケーションをとることができることを実感できた様子でした。

 学習を通して、耳の聞こえない立場の方についてはもちろん、様々な立場の人が生活している社会で、お互いを尊重できる思いやりの心が大切であると思いました。また、自分の思いや考えを伝える手段には様々な方法があることも知り、障がいについての理解を深めることにもつながりました。全ての人が、「ふくし・・・だんの らしの あわせ」を感じることができる社会にしていく必要があると改めて感じました。

 

~生徒の感想より~

・ 今日は手話体験やジェスチャーで伝えることの意味などを知って、とても勉強になったのでとてもよかったです。この体験をいかせる場所があればぜひ、いかしていきたいと思いました。

・ 耳の聞こえない人とのコミュニケーションの取り方は手話のできない人でもジェスチャーや口の動きでも相手に伝わることにびっくりしました。今日習ったことをいつかいかしていきたいです。

こいのぼり

  白雲小中学校の正面玄関前に、毎年恒例のこいのぼりがあがっています。こいのぼりの設置は、みやざき学園の先生方と生徒たちで行いました。このこいのぼりは、以前、地域の方々から寄贈していただいたものとのこと。「健やかに育ってほしい」。そのような多くの方々の思いを感じながら、これからも日々、成長していくことでしょう。

ふれあいタイム(障がい者スポーツ体験)

 5月8日(月)

 本校の総合的な学習の時間は、「ふれあいタイム(福祉)」、「リサーチタイム(探究)」、「ワーキングタイム(勤労)」、「ソーシャルタイム(社会)」の4つのテーマで構成されています。

 本日は「ふれあいタイム(福祉)」の学習でした。「ふれあいタイム」のねらいは、

 1 相手の立場を考え、温かい言葉遣いができる。

 2 思いやりをもった行動や態度をとることができる。 です。

 本時は、ゲストティーチャーとして、元都城市スポーツ推進委員の方と都城市社会福祉協議会の方に来ていただいて「障がい者スポーツ」を体験しました。

 

 本時はディスゲッター、ラダーゲッター、オーバルボールの3種類を準備していただいて、生徒と職員で実際に体験しました。

 ラダーゲッターはヒモでつながったボールをラダー(はしご)目がけて投げ、上手くひっかけて得点を競うゲームです。

 ディスゲッターは軽い素材のお皿のようなもの(フライングディスク)を投げて、的に当てるゲームです。

 オーバルボールは4チームに分かれ、楕円形のボールをコートの前方の得点ゾーンに転がし、上手にのせて得点を競うゲームです。

 

 

 

 

 どのゲームも予想以上に難しく、生徒・職員でコミュニケーションをとり、試行錯誤しながら協力して取り組むことができました。今回の体験を通して、障がいの有無、性別、年齢関係なく全ての人が楽しむことができる障がい者スポーツについて知ることができ、生徒・職員が温かな声をかけながらとても楽しい時間を過ごすことができました。

 ~生徒の感想より~

 ・ オーバルボールとラダーゲッターが楽しかったです。ディスゲッターはとても難しかったです。

   障がい者スポーツは誰でもできて、気軽に色々な人とコミュニケーションがとれることがよく分かりました。

 ・ 積極的にコミュニケーションをとることができました。そしてみんなと楽しくできたのでよかったです。

   オーバルボールが一番楽しくうまくできたのでよかったです。

 ・ オーバルボールのコントロールが難しかったけどとても楽しかったです。初めて障がい者スポーツをしたけど

   とても楽しかったです。またやりたいと思いました。

立志式

2月3日(金)3・4校時

立志式を行いました。

 

校長先生からは、「立志式」の意味・意義からお話を頂きました。

なぜこの時期に実施されるのか、どのような意味があるのか・・・

子どもたちも真剣に話を聞いていました。

 

代表生徒の発表では、自身で考えた漢字一字とともに、それに込めた思いや決意を述べてくれました。

しっかりと準備してきたことが伝わる、素晴らしい発表でした。

 

後半は、「チンドン屋 宮崎花ふぶき一座」の座長で、都城市の教育委員も務められている宮田わかな様を講師にお招きし、記念講演を行いました。

 

まずは宮田様の活動についての動画視聴からです。

初めて見るチンドンの動画に、子どもたちは興味津々。

食い入るように動画を観ていました。

 

動画が終わると、いよいよ講師の登場。

 

チンドン太鼓とサックスのリズミカルな音楽を伴った登場に、子どもたち、職員の中から自然に手拍子が沸き起こりました。

 

 

 

講話では、宮田様のこれまでの多岐にわたる貴重な経験から、子どもたちに直接繋がる話をしていただきました。

途中には、チンドンのさまざまな体験までさせていただき、子どもたちの笑った顔、真剣な顔の両方を見ることができました。

その表情を見るだけでも、子どもたちそれぞれが ”何かしら” を感じ取ったことが分かります。

宮田様からも「今後どこかで今日のことを思い出してくれたらうれしい」との言葉をいただきました。

 

「負けん気」

「やってみないと分からない」

「何事にもチャレンジ」

 

さまざまなキーワードが溢れるお話でしたが、子どもたちの心には、どんな言葉が残ったでしょうか。

 

貴重なご講演ありがとうございました。

 

 

 

第66回 駅伝競走大会

1月20日(金)

心地よい冬晴れのなか、第66回駅伝競走大会が開催されました。

昨年11月に開催された一大イベント「ふれあい祭」が48回目の開催でしたが、この駅伝競走大会は”66回目”とさらに伝統ある行事となっております。
児童生徒たちは、この日のために昨年から一生懸命練習を重ねてきました。
いつもよりたくさんの参加者やギャラリーに、始まる前は皆緊張した面持ち・・・。
それでも各チームごとに集まって声出しをし、気合を入れて臨みます。

 

先生たちも児童生徒の足を引っ張るまいと、必死にタスキをつなぎます。

アンカーは両チームとも児童生徒が務め、見事にゴールすることができました。

児童生徒たちの感想では、

 

・自分の「嫌だという気持ち」に負けないところで成長できた。

・勝負には負けたけど、自分には勝てたのでうれしい。

・最後きつくてあきらめそうになったけど、みんなの応援で走りきれた。嬉しかった。

・当日はとても緊張したけど走りぬくことができた。

・忍耐力と我慢する力がついた。

 

などなど、達成感に溢れるものばかりでした。

 

「きつくてもがんばってやりぬいた。そうしたら達成感に満ち溢れた。」

この経験を今後さまざまなところで思い出し、生かしてほしいと思います。

 

今回参加してくださった関係者の皆様方、御協力本当にありがとうございました。

今後とも子供たちのさらなる応援をよろしくお願いいたします。

 

職員研修の様子

今日は、先生たちの様子をご紹介します!

 

11月16日(水)に行われた職員研修の様子です。

 

現在、白雲小・中学校では「白雲マンダラ」を活用した学校運営に向けて動いています。

 

学校経営ビジョンを視覚化し、全職員による学校運営の意識醸成と職員の企画力を高めることを目的としています。

シートの中央には、学校経営ビジョン・重点事項の重要なキーワードをちりばめ、その8項目を具現化するための取組を検討します。

 

今回は、部会ごとに話しあった内容の報告とそれについての協議を行いました。

「削減できるもの」「継続・改善していくもの」「新たな取り組みとして始めるもの」・・・

子どもたちの成長を最大限引き出せる学校を目指し、職員間で積極的に意見が交わされます。

 

今後は来年度の教育課程編成に向けてこの「白雲マンダラ」を活用していく予定です。

 

日々、児童生徒・職員ともにレベルアップしていけるよう、これからも「チーム学校」として前進していきたいと思います。

 

第48回 みや学・白雲ふれあい祭

11月5日(土)

爽やかな秋晴れの中、第48回 みや学・白雲ふれあい祭が行われました。

 

ふれあい祭は、1年の中で最も大きなイベントの1つです。

子どもたちは、この日に向けて1学期から準備をしてきました。

 

当日はたくさんの観覧者に緊張もあったと思いますが、

堂々とした挨拶、総合的な学習の時間(探究)発表、音楽発表、体育発表・・・

本当によくがんばりました。

先生たちの間でたくさんの「感動した」という言葉が行き交い、

観覧の皆様からもアンケートにおいて、たくさんのお褒めの言葉を頂きました。

ぜひ、”令和4年11月5日”という日を今後の人生を歩む上での自信にしてほしいと思います。

 

学習発表会後に行われた収穫物販売においても、行列ができるほどの大盛況で終えることができました。

 

この度、第48回 みや学・白雲ふれあい祭にご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。

皆様からの拍手、ご声援、そして温かいメッセージが子どもたちの大きな自信になったと思います。

 

今後ともさらなるご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 

2学期 始業式を行いました

8月26日(金)

2学期 始業式を行いました。

 

児童生徒代表による「2学期の目標」の発表では、学習面・生活面それぞれの目標を堂々と述べることができました。

作文発表も回数を重ねるごとに上手になり、自信をもってできるようになっています。

 

その後は、校長先生から、「三つの幸せ」についてお話をいただきました。

 

「してもらう幸せ」「できる幸せ」「してあげる幸せ」、、、

児童生徒の成長にあわせて「幸せ」もステップアップしていけると良いですね。

 

次に、園長先生から、「寮の話」ということで、ご自身の体験をふまえ、子どもたちの状況に寄り添ったお話を頂きました。

 

社会に出ていく上で、人とのつながりは切っても切れないものであること、だからこそ今のうちから人間関係をしっかりと築いていくことの大切さを子どもたちも感じてくれたと思います。

 

長く、そして暑かった夏休みも終わり、いよいよ2学期のスタートです!

2学期はさまざまな行事も予定されています。

児童生徒・職員一丸となって前進していきましょう!

 

国際理解講座を実施しました

 6月27日(月)の5、6校時に国際理解講座を実施しました。都城市の国際交流員、ソヨルマーさん(モンゴル出身)、ジョージさん(オーストラリア出身)、銭 慧文さん(中国出身)の3名の方に来ていただきました。

 前半は、各国の概要や文化についての説明と、後半は各国のゲームやダンスを紹介していただき、一緒に楽しい時間を過ごしました。この講座を通して、外国の生活の様子や文化について知り、日本との違いについて考え、様々な国の魅力についてたくさん発見することができました。

 ジョージさんには、オーストラリアについての説明とオーストラリアの「手遊び歌」や「アボリジニのダンス」などを教えていただき、児童生徒も恥ずかしさを見せながらもダンスに挑戦していました。

 銭 慧文さんには、中国についての説明と中国の数字の数え方や中国版ラジオ体操を教えていただき、一緒にラジオ体操をして楽しみました。

 ソヨルマーさんにはモンゴルについて説明していただき、児童生徒にペン立てをプレゼントをしてくださいました。児童生徒は大変喜んでいて、交流員と交流しながら、ペン立てにそれぞれ興味のあることを書き込んでいました。

 最後に児童生徒を代表して感想とお礼の言葉を述べました。それぞれの国についての感想を述べ、「ぜひ中国、モンゴル、オーストラリアに行ってみたいと思います。またお話したいです。今日はありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えました。児童生徒のたくさんの笑顔が見られ、とても楽しく充実した2時間の国際理解講座でした。3名の交流員の方々、ありがとうございました。

ミニ縄文土器づくりを行いました

6月2日(木)2・3校時

 

都城市教育委員会 文化財課から3名の方々に来ていただき、出前授業をしていただきました。

 

前半は縄文~古墳時代の授業や出土品見学を行いました。

「どれくらい前から都城には人がくらしていたんだろう?」という選択のクイズ問題には、

「約25000年前から」という正解を選ぶことができ、幸先の良いスタートを切ることができました。

 

実際に出土した土器や道具の数の多さ、また質の良さに驚きながら真剣に話を聞きます。

児童生徒同様に、先生たちも食い入るように見学し、説明には「へぇ~」と感動しっぱなしです。

当日は、本校の学校運営協議会の委員も授業を参観され、学校の取組を理解していただきました。

 

後半はいよいよ土器づくり体験!

用意してくださった道具を使い、説明動画を見たあとにスタートです。

 

先生たちもチャレンジ、真剣そのものです。

 

約30分ほどかけて、やっと完成?(このあと1か月ほど乾燥が必要です)しました!

 

歴史の授業の復習としても、体験活動としても、非常に有意義な時間となりました。

「歴史に対する思いを深めることができた。今後歴史を好きになるためにも今日の学習を活かしていきたい。ありがとうございました。」と感想とお礼を伝え、授業を終えました。

 

土器が完成して返ってくるのが楽しみですね♪

都城市教育委員会 文化財課の皆様、本日はどうもありがとうございました。

ふれあいタイムが行われました

 5月24日(火)にふれあいタイムが行われました。今回は、都城市社会福祉協議会、おおむた保育園、谷頭保育園、子育ち応援課から5名の方に来ていただきました。保育士の仕事について、日頃の園での様子などを映像を交えて丁寧に説明していただいたり、絵本の読み聞かせやわらべ歌を一緒に歌ったりしました。

園での子どもたちの生活の様子や保育士が日頃心掛けていることなどがよく分かりました。

2冊の絵本の読み聞かせをしていただきました。

 

後半は職員も一緒になって子どもたちの遊びを体験しました。

 お忙しい中来ていただいた5名の講師の方々ありがとうございました。最後に児童生徒が感想とお礼の言葉をしっかり伝えることができました。

 2学期になるとこども園との交流会があるので、今回感じたことや学んだことをしっかり生かして計画を立てていきたいと思います。

救急救命講習を実施しました

 5月10日(火)の5時間目、救急救命講習を実施しました。都城市消防局から3名の方に来ていただき、救命入門コースを指導していただきました。救命処置の流れ(心肺蘇生とAEDの使用)について簡潔に説明していただき、児童生徒と職員が実際に体験をして、緊急時の対応や安全に対する意識を高めることができました。

 

 

 

 

 5月末からは水泳も始まります。これから暑い夏を迎え、熱中症等の危険性も高まる時期になりますので、いざという時に大切な命を守れるように、学校全体で児童生徒及び職員の安全に対する意識を高めていきたいと思います。児童生徒代表あいさつでは、「このような状況になった時、今日学んだことをしっかり生かしたいと思います。本日はどうもありがとうございました。」と感想とお礼を述べることができました。

ふれあいタイム~絵本を通して福祉について考えました~

 5月2日(月)の4校時、総合的な学習の時間(ふれあいタイム)がありました。

 都城市社会福祉協議会から4名の方に来ていただいて、「みんなが幸せに暮らせる社会にするには何が大切か」をテーマに授業をしていただきました。『おすわりくまちゃん』の絵本を紙芝居に作りかえて、読み聞かせをしてくださいました。その話をきっかけに、「みんなが幸せになるために大切なこと」について意見を出し合い、福祉について考えを深めました。

シンプルな内容ですが、色々と深く考えさせられました。

 

絵本のあとは、内容について深く掘り下げて全員で意見交換を行いました。

授業の振り返りでは、「みんなが幸せに暮らせる社会にするには助け合う心と思いやりの心がとても大切だと思います。」と児童生徒自身の考えとお礼を伝えることができました。

「軽スポーツ」を体験しました

4月25日(月)

 本校の総合的な学習の時間は「ふれあいタイム(福祉)」「リサーチタイム(探究)」「ワーキングタイム(勤労)」「ソーシャルタイム(社会)」の4つのテーマで構成されています。

 今日は、「ふれあいタイム(福祉)」を行いました。「ふれあいタイム」のねらいは、

   1 相手の立場を考え、温かい言葉遣いができる。

   2 思いやりをもった行動や態度をとることができる。   です。

 

 本時は、ゲストティーチャーとして都城市社会福祉協議会と都城市スポーツ推進委員の方に来ていただきました。

 ボッチャを体験しました。2チームに分かれ、目標球と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけることができるかを競いました。

 オーバルボールを体験しました。4チームに分かれ、卵型のボールをコートの前方の得点ゾーンに転がし、乗せて得点を競いました。

 ラダーゲッターを体験しました。ヒモでつながったボールをラダー(はしご)目がけて投げ、上手くひっかけて得点を競いました。

 

 今回の体験を通して、障がいの有無、年齢、性別関係なく全ての人が楽しむことができる軽スポーツについて知ることができ、児童生徒、職員全員でお互いに声をかけながら、温かな雰囲気でとても楽しい時間を過ごすことができました。最後に「ルールもとても簡単でみんなで楽しむことができてよかったです。準備していただきありがとうございました。」と児童生徒が感想と感謝の気持ちを伝えました。

体力テスト「50m走」を行いました

4月18日(月)

体育の時間に体力テスト(50m走)を行いました。

 

種目やスタートの姿勢などの説明をしっかりと聞いた後、

 

ケガをしないように、入念にストレッチ・アップを行い・・・

 

まずは先生たちの”お手本”を見て学びます。

 

その後の本番、児童生徒が全力で走り切る姿はとても立派でした。

今後の体育でも、体力テストの他の種目が続きます。

ケガに気をつけて、全力でがんばりましょう!

 

 

年度初めの道徳の授業を行いました

4月14日(木) 

「まどさんからの手紙ーこどもたちへ」を題材にした道徳の授業が行われました。

 

白雲小・中学校の道徳の授業では、複数の先生たちが授業に入っています。

T・T(ティーム・ティーチング)における”T2”の役割や、

ときには”児童・生徒役”としての役割で授業に参加することもあります。

 

(今回は校長先生にもご参加いただきました)

 

児童・生徒が多様な意見に触れることで、

自らの考えを広げ、深めていくことができるような授業づくりを目指しています。

 

授業後には、よりよい授業づくりを行うための事後研究会を開き、意見交換を行っています。

回を重ねるごとに、児童生徒は大きく成長していきます。

先生たちもレベルアップできるようがんばっていきます。