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2025年2月の記事一覧

2月27日の給食

【献立】

〇 米粉パン 〇 クリームシチュー

〇 青豆のサラダ

シチューは、野菜や肉、魚やいか、えびなどの魚介をだし汁やソースで煮込んだ料理です。16世紀から17世紀前半に、フランスでうまれたといわれています。日本にいつシチューが伝わったかは、はっきりわかっていませんが、明治時代初めには、東京の洋食屋さんのメニューに「シチウ」とあったそうです。ビーフシチューも、明治時代の中ごろにはレストランのメニューにありましたが、シチューが今のように広く食べられるようになったのは、第二次世界大戦が終わってからのことです。

2月26日の給食

【献立】

〇 ひじきご飯 〇 けんちん汁 〇 大豆と小魚の揚げ煮

けんちん汁は、もともとは肉や魚などを使わずに作る精進料理です。だし汁は、いりこやかつお節ではなく、こんぶやしいたけからとって作られていました。名前の由来は、建長寺というお寺のお坊さんが作っていて「建長汁」とよばれていたのがなまったという説と、精進料理のひとつ、「けんちゃん」という料理から生まれたという説があります。いろいろな野菜や豆腐を使って作られ栄養たっぷりで、体があたたまる料理ですね。

2月25日の給食

【献立】

〇 なめし 〇 みそラーメン 〇 こまつなのいそかあえ

いそか和えは、野菜をのりで和えて作ります。のりは、古くは奈良時代の本に登場するほど、日本の食文化としてむかしから親しまれています。むかしは天然のものをとるだけでしたが、江戸時代にのりを育ててとる養殖の技術ができました。昭和になると、のりについてくわしく研究が進み、養殖も全国に広まり、宮城県、千葉県、伊勢湾、瀬戸内海、九州で作られるようになりました。冬に収穫され、乾燥や加工されたものがお店で売られています。

2月21日の給食

【献立】

〇 ビーンズドライカレー(麦ごはん)

〇 キャベツのレモン和え

今日は「ビーンズドライカレー」です。大きいおかずをごはんにかけて食べましょう。ドライカレーには、小さくくだいた大豆が入っています。大豆は、肉にまけないくらい栄養があることから、「畑の肉」といわれます。体をつくるたんぱく質や熱や力になる炭水化物、おなかの調子を整える食物せんいがたくさんふくまれます。そのまま料理に使うだけでなく、いろいろな加工品があり、豆腐や油あげ、厚あげ、納豆、豆乳、みそ、しょうゆ、油などが作られます。

2月20日給食

【献立】

〇 食パン 〇 ポトフ 〇 マカロニサラダ

〇 きなこクリーム

今日は、食パンにきなこクリームをつけて食べましょう。みなさん、きなこは何から作られているか知っていますか?きなこは、大豆から作られます。大豆を火でいって皮をむき、粉にしたのがきなこです。熱を加えることで香ばしい香りがします。わたしたちの体の血や筋肉のもとになるたんぱく質や、おなかの中をきれいにしてくれる食物せんいがたくさん含まれます。

2月19日の給食

【献立】

〇 麦ごはん 〇 みぞれ汁 〇 さばのてりやき 

〇 ゆでブロッコリー

さばは古くから食べられている魚で、体が50センチくらいまで大きくなります。秋から冬に脂がのっていちばんおいしい旬をむかえます。体をつくるもとになるたんぱく質や、体の調子を整えるビタミン、血液をサラサラにしてくれる脂や脳の働きをよくする脂の多い魚です。日本では主にマサバ、ゴマサバ、タイセイヨウサバの3つが食べられています。この3つのサバは体の模様で見分けることができ、おなかの方に黒い点がたくさんあるのがゴマサバ、規則正しい「く」の字のような模様があるのがタイセイヨウサバです。

2月18日給食

【献立】

〇麦ごはん 〇 ごまみそに 〇 もやしのナムル

もやしは豆の種の芽を発芽させたもので、貝割れ大根や豆苗と同じスプラウト(発芽野菜)のひとつです。緑豆、ブラックマッペ、大豆のもやしが主に作られていて、豆の状態ではほとんど含まれないビタミンCなどの栄養成分が発芽によって増えます。一年中売られていて、価格が安いのも魅力です。傷みやすいので、お店で買ったら早めに使い切りましょう。シャキシャキした食感を生かして、さっとゆでておひたしや和え物にしたり、汁物に入れたり、炒め物にするのもおすすめです。むかしは、温泉やわき水を利用して作られていましたが、今は工場で生産されるものがほとんどです。青森県の大わに温泉もやし、山形県の小野川豆もやしは、今でも温泉を利用して作られている貴重な伝統野菜です。

2月14日の給食

【献立】

高鍋東小学校6年生のリクエストメニュー

〇 キムタクご飯 〇 餃子スープ 〇 鶏のから揚げ(2個) 

〇 海藻サラダ 〇 チョコクレープ

今日の献立は、高鍋東小学校6年生のリクエストメニューです。みなさんのすきなメニューがならびましたね、たくあんは、大根をヌカや塩で漬けて作る漬物です。江戸時代の初めに、臨済宗という仏教の沢庵という名前のお坊さんが考えたそうです。「たくあん」という名前は、このお坊さんの名前からきています。将軍徳川家康がこのお漬物をとても気に入り、この名前に決めたといわれています。むかしからの作り方は、大根が曲がるくらいやわらかくなるまで日に干して、1か月ほど漬け込みます。この作り方は手間がかかるので、お店で売られているたくあんは、日干しする代わりに塩で大根の水分をぬいて作られているものもあるそうです。

2月13日の給食

【献立】

〇 黒糖パン 〇 ナポリタンスパゲッティ

〇 おさかなサラダ

スパゲティはパスタの仲間です。パスタの本場イタリアには、650種類くらいのパスタがあるそうです。日本では60種類くらいのパスタがお店で売られていて、穴のあいたマカロニやペンネもパスタの仲間です。パスタは小麦から作られますが、小麦の中でもデュラム小麦という固い種類のものが、おいしいパスタを作るのに合います。ゆでるときには、お湯に塩をひとつまみ入れましょう。そうすると、「アルデンテ」といわれる、パスタがいちばんおいしいちょうどよい食感にゆで上がります。

2月12日の給食

【献立】

〇 麦ごはん 〇 麻婆豆腐 〇 バンサンスウ

今日は、マーボーどうふです。少しピリッとからい味は、ごはんがすすみますね。このからさは、トウバンジャンです。トウバンジャンは、そらまめにとうがらし、大豆、米などを加えて作ります。200年以上前に中国の四川省というところで最初に作られました。四川省は、中国料理の中でも香辛料を使い、ピリッとからい料理が多く、トウバンジャンもよく使われています。

2月10日の給食

献立 

〇 むぎごはん 〇 中華うまに 〇 納豆サラダ

日本には大豆から作られる食品がたくさんあります。その中のひとつ、納豆は、蒸した大豆を納豆菌によって発酵、熟成させたもので、ネバネバとした糸を引きます。大豆の栄養成分に加え、血栓をとかして血の流れをよくするナットウキナーゼ、骨粗鬆症予防の効果があるビタミンKなど、健康に役立つ成分を多く含みます。いつから食べられていたのかは分かりませんが、煮豆をわらで包んでおいたら、納豆菌の作用で自然発酵したことが始まりといわれています。聖徳太子、豊臣秀吉など歴史上の人物と納豆にまつわる伝説が各地にあり、古くから食べられていたことがわかります。大正時代に、納豆菌を使った製造方法が開発されると、全国へ広まっていきました。

2月4日の給食

献立

〇 むぎごはん 〇 寄せ鍋 〇 ポークシューマイ(2個) 〇 ゆでもやし

シューマイは、中国語で「シャオマイ」というそうです。肉や野菜に味を付けた「あん」を小麦で作った皮で包んで、ホカホカの蒸気で蒸したらできあがりです。「あん」の中身や包み方でいろいろなシューマイがあるそうです。今日は、豚肉のおいしさを引き出した「ポークシューマイ」です。

2月5日の献立

献立 

〇 むぎごはん 〇 じゃがぶたキムチ 〇 ごぼうサラダ

ごぼうは、もとは地中海から西アジアのもので、日本には中国から伝わりました。はじめは食べ物としてではなく、薬として伝わったそうです。土の中に細く長く伸びた根っこの部分を食べます。皮の部分に香りやうま味があるので、調理するときは皮を包丁やタワシでうすく削り取るようにします。食物せんいが多く、おなかの調子をととのえておなかの中をきれいにしてくれます。

 

2月7日の給食

献立 

〇 むぎごはん 〇 はくさいの味噌汁 〇 黒豚メンチカツ 〇 コールスローサラダ

メンチカツは、ぶた肉や牛肉のひき肉にたまねぎのみじん切り、塩、こしょうを混ぜて練り、小判型にして、小麦粉、ときたまご、パン粉をつけて油であげて作ります。大阪では「ミンチカツ」ともよばれています。明治時代に東京浅草の洋食屋さんが販売したのが始まりとされています。今日は、宮崎県産の黒ぶた肉を使ったメンチカツです。

2月6日の給食

献立

〇 コッペパン 〇 カレーうどん 〇 グリーンサラダ

うどんは、小麦粉に水を加えてこねて、時間をかけて引きのばして作ります。人の手を使った手打ちめんだけでなく、現在では機械を使ったものがあり、乾燥させた乾麺、冷凍めんなどいつでも手軽に食べられるようになりました。うどんは日本で古くから食べられていて、お盆には、麦の収穫に感謝して、うどんをお供えする習慣もあるそうです。

2月3日の給食

献立 

〇 むぎごはん 〇 豚汁 〇 いわしのおかかに 〇 白菜のごまあえ

昨日は節分でした。節分はだいたい2月3日ですが、今年は暦のずれの影響で一日早くなりました。節分には、むかしから豆をまいて、その年の厄払いをする習慣があります。「厄」とは、目に見えないわたしたちの体や生活に悪いことをもたらすものです。むかしの人は、悪いことを鬼がもってくると考え、豆まきをして鬼をおいはらっていました。豆まきの他に、恵方巻を食べたり、ヒイラギの枝に焼いた鰯の頭をさした「ヤイカガシ」を家の玄関などにつるし、鬼を追い払ったり、焼いた鰯を食べる地域もあるそうです。