ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

給食コーナー

1月26日の給食


今日の献立は、減量コッペパン、牛乳、ひむかナポリタン、コールスローサラダでした。
日本で、パスタというと「ナポリタン」が一般的ですが、ナポリタンという名前はどこからやってきたのでしょうか?パスタの本場イタリアに、ナポリタンというパスタメニューはないようです。イタリアのトマトソースを使ったナポリ風スパゲティを日本流にアレンジし、トマトソースの代わりにケチャップを使ったのが始まりとも言われています。今日の「ひむかナポリタン」は、日向の特産品でもある千切り大根を使ったスパゲティでした。これは、皆さんの給食を作って下さっている日向の調理場で生まれたメニューなんだそうですよ。すごいですね。千切り大根の他にも、しいたけ、ピーマン、豚肉など、宮崎県の食材がたくさん使ってありました。
今日もおいしくいただきました。

1月22日の給食


今日の献立は、ご飯、牛乳、すき焼き煮、大根と水菜のサラダでした。
さて、1月24日から30日までの1週間は「全国学校給食週間」です。これは、学校給食の長い歴史を振り返り、食べ物のありがたさや、給食に携わる人たちに感謝するものです。
学校給食は昔、山形県で貧しくお弁当を持ってこれない子ども達のために、お坊さんがおにぎりと焼き魚を食べさせたのが始まりと言われています。戦争が始まり、給食が中止されたこともありましたが、食べ物がなくなり、弱っていく子ども達を救うためにたくさんの人たちが力を合わせ、再び学校給食が始まりました。当時の給食は今の給食と違い、パンと脱脂粉乳のミルクだけといった給食もありました。今では、食べ物がかたよらないように、バランスよく、お肉や豆、野菜等を使い、おいしい給食を皆さんに届けてくださっています。給食の歴史を今一度振り返り、感謝しながらいただきましょう。今日もごちそうさまでした。

1月21日の給食


今日の献立は、チリドッグ、牛乳、コーンスープでした。
今日は、ピリリとしたチリソースで味付けされた具をパンにはさんでいただきました。
チリドッグとは、ホットドッグの仲間で、パンにウインナーをはさみ、その上にピリリとしたソースをかけてあるものです。こうしたパンは、子ども達も具をはさむ工程などを楽しみ、喜んで食べる大好きな献立のひとつです。今日もごちそうさまでした。

1月20日の給食


今日の献立は、ごはん、牛乳、魚のへべすあんかけ、添え野菜、根菜汁でした。
今日は根菜汁に入っていた小松菜についてです。実は小松菜は、日本では最も古い野菜の一つです。江戸時代半ばまでは、小松川村というところでとれていた青い野菜を「葛西菜(かっさいな)」と言っていました。しかし江戸時代の八代将軍である徳川吉宗によって、「小松菜」に変えられたと言われています。当時、鷹狩りに小松川村を訪れた吉宗は、青菜の入ったもちのすまし汁を食べて、とてもよい香りのするこの青菜をたいそう気に入ったそうです。そこで吉宗は、この青菜を小松川村から名前をとって「小松菜」と名付けたそうです。野菜の名前にもこのような歴史があるんですね。今日の給食では、江戸時代に徳川吉宗も食べた小松菜をいただいたというわけです。今日もごちそうさまでした。

1月19日の給食


今日の献立は、コッペパン、牛乳、クリームシチュー、れんこんサラダでした。
今日は、食事をするときの道具である「スプーン」の話です。
日本では、スプーンのことを「匙(さじ)」といいます。汁物などは、お椀に直接口をあて、すすれるように器が工夫されたことで、匙は日常の食事に登場してきませんでした。和食で匙が使われるのは、茶碗蒸し、お粥くらいですね。匙を使った言葉で、「匙をなげる」と言いますが、物事がどうにもしようがない場合に使う言葉です。これは、食事の時に使う匙ではなく、お医者様が薬を調合するときに使う匙のことを表しているそうです。昔、お医者様が、治る見込みのない重症の患者に、もう尽くす手は尽くした、薬も諦めるしかないという状況を示した言葉だそうです。
このように匙と言っても、食事用と薬用で目的によって分けられますが、実は食事用の匙も使う目的によって大きさや長さなど使い分けします。日本では弥生時代には木からできた匙があったようです。当時も箸では食べるのが難しいお粥などに匙が使われていたのでしょうね。今日の献立にあったようなシチューなどの洋食も、この匙があることで上手に食べることができますね。
今日もごちそうさまでした。

1月16日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、じゃこ炒め、けんちん汁でした。
今日は食事のマナーについて触れてみたいと思います。
このマナーについては、お家の方や先生に繰り返し言われ、「なぜ、そんなに口うるさく言われるのかなぁ。」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。食事マナーとは、「食事をする際に人に迷惑をかけずにみんなで楽しく食事をするためのルール」です。周りの人を不快にさせないため、また自分のためにも大切なことです。たとえば、姿勢が悪いと自然とかみ合わせもずれてきて、しっかり噛むこともできなくなっていくんですよ。自分の健康や周りの人への気配りを忘れず楽しく食事をしていけると良いですね。
今日もごちそうさまでした。

1月15日の給食


今日の献立は、中華丼、牛乳、わかめの酢の物でした。
今日の献立には、毎月のように出る「酢の物」がありました。この酢の物に使われているお酢は、大変酸っぱい調味料ですが、とても身体に良いものです。身体の疲れをとるクエン酸も含まれ、血液をさらさらにしたり、体の中で脂肪をエネルギーに変えたりする働きがあります。
また、酸っぱいものを口に入れるとだ液が出ますね。このだ液には、消化の働きがあり、食欲も出ます。さらには、菌を殺す効果もあるため、食中毒などの予防にもなります。
こうしたことを手助けしていくお酢ってすごいですね。
今日もおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

1月14日の給食


今日の献立は、コッペパン、牛乳、冬野菜のポトフ、卵サラダ、ジャムでした。
献立にあったポトフは、フランスの家庭料理です。ポトフの名前は「ポット・オン・ファイヤー」からきていて、日本語にすると「火にかけた鍋」という意味です。日本ではよく似た料理に「おでん」があります。どちらも寒い冬には体が温まる食べ物ですね。
今日のポトフは、お肉や野菜がじっくりと煮込まれていて、うま味がギュッと詰まっていたように思います。
今日もごちそうさまでした。

1月9日の給食


今日の献立は、米粉パン、牛乳、ウインナーのケチャップ煮、野菜サラダでした。
給食には必ずといってよいほど使われている野菜があります。さて、何でしょう。
正解は、「にんじん」です。にんじんのオレンジ色は、βーカロチンという成分です。この成分は、目によいといわれています。毎日給食に出るのは、勉強をがんばっている皆さんの目を気遣ってのことなんだそうですよ。にんじんが苦手な人も、こうしたにんじんパワーを知ってモリモリ食べられるようになると良いですね。
今日もごちそうさまでした。

1月8日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、里芋のそぼろ煮、ごま和えでした。
昨日の引き続きになりますが、今日の給食にもお正月に食べられる縁起の良い食べ物が入っていました。「里芋」です。なぜ里芋が縁起の良い食べ物と言われるのかというと、それは里芋の育ち方に由来しているそうです。親芋といわれる大きな芋の周りに、子芋といわれる小さい芋、さらに孫芋まで次々とくっついてできるんだそうです。そうしたことから、「子孫繁栄」の願いが込められ、昔から縁起の良い食べ物として伝えられてきたということです。
日本の文化には、いろいろな行事に合わせ、食べ物が深く関わっていることが多く、そのいわれを知っておくことも必要ですね。
今日もごちそうさまでした。