ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

給食コーナー

3月16日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、中華炒め、バンサンスーでした。
今日は、「かくし味」についてのお話です。料理をするときに味付けは甘めにとか、少し辛めにといろいろな味付けがあります。その時によく使われるのが「かくし味」です。「かくし味」というのは、名前の通り表面には出ませんが、おいしさを出すために“かくされている味”のことをいいます。そのために、ほんの少し別の調味料を入れます。たとえば、塩味がきつい時に酢を少し入れると柔らかくなったり、魚やお肉を料理するときに酒を少し使うと臭みが消えたり、ぜんざいに塩を少しまぜると甘みが増したりします。料理の味付けも「かくし味」を加えることでおいしく変化します。今日の中華炒めも、もちろん「かくし味」にオイスターソースが使ってありましたよ。
今日もおいしくいただきました。ありがとうございました。

3月13日の給食


今日の献立は、赤飯、牛乳、筑前煮、みそマヨ和えでした。
春は卒業や入学、進級を迎え、多くの人が節目を迎える季節です。そんなお祝いの時の食べ物といえば、「お赤飯」です。お赤飯は、もち米に小豆の煮汁で赤い色をつけて蒸して作ります。昔から、赤い色には悪いものを取り除く力があるとされていて、お米自体が赤い「赤米」を神様にお供えする習慣があったことから、お赤飯が作られるようになったといわれています。今日は、卒業生に向けたお祝いメニューでした。お赤飯のほかにも、筑前煮の材料に、根強くがんばってほしいという思いが込められ「ごぼう」、また、先の見通しがよくなるようにと「れんこん」、さらにはみそマヨ和えの「みそ」には、古くからのことわざにもあるように、力がみなぎるようにとの願いが込められていました。こうして、卒業生へのお祝いの気持ちをみんなでもっていただきました。
今日もごちそうさまでした。

3月12日の給食


今日の献立は、フルーツサンド、牛乳、ラビオリのスープでした。
今日は、ラビオリのお話です。ラビオリとはパスタの仲間です。ゆでてソースをかけて食べることが多いですが、今日のようにスープに入れて食べることもできます。小麦粉を練って作った生地に具を包むので、ゆがいても旨味が逃げずに美味しく食べることができます。また、スープに入れると、生地が旨味をじわりじわり吸い込んで、さらに美味しくなります。パスタも、長いものもあれば短いパスタもあって、今日のラビオリのように、肉や野菜の具が入ったパスタもあるんですね。調べてみるともっとたくさんの種類がありそうです。
今日もごちそうさまでした。

3月11日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、焼き魚、添え野菜、豆腐汁でした。
今日の給食は、ご飯に魚、添え野菜、汁物といった「和食」でした。2年前、この日本人の伝統的な食文化である「和食」は、世界の無形文化遺産となりました。実はこの「和食」、今世界中で熱い視線を集めています。和食には、しょうゆや豆腐、寿司など、人気の食べ物がたくさんあります。人気の理由は、「ヘルシー」で「おいしい」からだそうです。外国では、肥満が国民病になっていて、どうしようかと考えていたところ、目にとまったのが日本の「和食」だったのです。栄養バランス抜群!油の量が少ない!しかも美味しい!
確かに今日の給食もさっぱりと食べやすく、使われている食材もたくさんで、栄養のバランスが整っていました。ごちそうさまでした。

3月10日の給食


今日の献立は、チーズパン、牛乳、春野菜のクリームマカロニ、チキンサラダでした。
今日は、春野菜たっぷりのクリームマカロニでした。このおかずの中に、いくつの春野菜が入っていたか分かったでしょうか。たまねぎ、アスパラガス、ブロッコリー、菜の花が入っていたんですよ。菜の花は、ビタミンや鉄分、カルシウムなどの栄養がたっぷり含まれています。黄色いきれいな花をつける菜の花は、道ばたにも咲いており、春が来たことを知らせてくれます。春野菜は柔らかく、アクもなくおいしくいただくことができます。おうちでもいろんな春の味を味わいながら、食事ができるといいですね。
今日もごちそうさまでした。

3月9日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、豚肉のしょうが炒め、千切り大根のサラダでした。
皆さんは千切り大根を知っていますか。大根を細く切り、天日に干して乾燥させたものです。日持ちするだけでなく、お日様の日を浴びた千切り大根は甘みが増えます。普通の大根に比べて栄養がギューッと濃縮され、甘みが増えるんですよ。全国の千切り大根の9割が宮崎県で生産されています。もちろん、給食の千切り大根も日向市美々津でつくられたものなんですよ。千切り大根はそのままでは固いので、料理に使うときは水で柔らかくなるまでもどしてから使います。給食でも大きなたらいを使って柔らかくなるまで水につけておきます。千切り大根は、シャキシャキッとした歯ごたえがあるのも特徴です。おいしかったですね。今日もごちそうさまでした。

3月6日の給食


今日の献立は、牛めし、牛乳、根菜汁でした。
今日はご飯に牛肉の具をまぜて食べる牛めしでした。しかもそこに使われていた牛肉は、なんと!宮崎牛でした!宮崎牛といえば、5年に1度開催される牛肉のオリンピックで2度連続全国1位という快挙を成し遂げたことで有名です。私たちの住む宮崎県は、広い土地があり、また温かい気候にも恵まれていることから、農畜産物の生産が盛んなところです。そんな気候の中でのびのびと育ち、愛情をたくさん受けながら育てられた宮崎牛は、肉質も柔らかくおいしいお肉になります。今から5年前に、宮崎県では口蹄疫(こうていえき)という牛や豚の病気がはやり、たくさんの牛や豚の命がなくなりました。しかし、農家の方の努力により、またおいしい宮崎牛を食べることができるようになりました。ありがたいことですね。おいしくいただけることへの感謝、忘れないようにしたいものです。
今日もごちそうさまでした。

3月5日の給食


今日の献立は、カツバーガー、牛乳、マロニースープでした。
今日は「とんかつ」のお話です。日本で人気のある「とんかつ」は、外国からきた料理に思われがちですが、実は日本で考え出されたものです。もとは「カツレツ」という料理で、フランス語の肉を薄く切ることを意味するコートレットという言葉と同じです。それが豚のトンとカツレツという言葉と一緒になって「とんかつ」という名前になったそうです。大正時代には「トンカツレツ」という名前で作っていましたが、あまり人気がなかったそうです。時代が変わり昭和になると、ある料理屋さんがはじめて「とんかつ」という名前で売り出したそうです。最初は何のことか分からず、注文する人は少なかったそうです。でも食べてみるととてもおいしいので、あっという間に人気が出たそうです。とんかつにはそんな歴史があるんですね。
今日もごちそうさまでした。

3月4日の給食


今日の献立は、ちらし寿司、牛乳、えび団子のすまし汁、菜の花和え、ひなあられでした。
ひな祭りの3月3日は昨日でしたが、今日はそのひな祭りにちなんだメニューでした。
ひな祭りは、女の子の成長や幸せな結婚を願うもので、ちらし寿司やはまぐりのすまし汁などを食べます。給食で、はまぐりを出すことができないのが残念ですが、はまぐりの貝殻は2枚で一組になっていて、ほかの貝と組み合わせることはできません。そこには、将来、結婚した人とずっと一緒にいられるようにという願いが込められています。また、ひなあられは4色で、ピンクは春、緑は夏、黄色は秋、白は冬を表しており、これを食べて1年間健康でいられますようにという意味があります。
今日はみんなで食べてお祝いをすることができましたね。今日もごちそうさまでした。

3月3日の給食


今日の献立は、ミルクパン、牛乳、野菜のカレー煮、フルーツ白玉でした。
今日の給食は、スパイシーで香りのよい調味料が使ってありました。さて何でしょう。そうです、カレー粉です。カレー粉は、世界中で最も多く使われている香辛料といわれています。インドが発祥の地で、タミール地方の「汁」という意味の「カリ」がなまったものといわれています。カレー粉は1種類からできていると思われがちですが、実はたくさんの香辛料を混ぜ合わせてつくられたものです。今でもインドでは、それぞれの家庭で香辛料を混ぜ合わせ、作られています。インドでは、家庭によってカレー粉の味も違うことでしょうね。今日はそんなカレー粉を使った料理でした。
ごちそうさまでした。