学校の様子

2024年11月の記事一覧

乙島体験学習(4年生)

 11月15日(金)は、4年生の乙島体験学習でした。

 門川沖にある乙島。この乙島での活動を通して、ふるさと門川町のよさを再発見し、門川町を改めて好きになってもらう、誇りに思ってもらうことをねらいとし、本行事は行われました。町の教育課や地域振興課、観光協会、ボランティアの方々、約30名の協力をいただき、実施できた活動でした。

 児童は、シーカヤックやロープワーク、火起こし体験、トレッキング、清掃活動などを通して、「乙島」の自然を満喫しました。ワクワクドキドキのいっぱい詰まった活動で、児童の目はキラキラしていました。本当に楽しそうに活動していました。

 

 これまで乙島に行ったことがない児童が9割くらいでしたが、きっと、乙島のことを大好きになったことでしょう。また、今度は家族で訪れる児童がいるかもしれないですね。

 今回の児童の活動にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

むかばき宿泊学習2日目(5年生)

 2日目は、6時起床からスタートしました。朝起きてすぐに、シーツや布団の片付けをする子がいました。すばらしいですね。リーダーシップを発揮して、同じ部屋の友達の分までたたんだり、声をかけたりしていました。

 

 朝のつどいでは、係児童がしっかり活躍しました。旗を揚げたり、体操をしたりして、むかばきの自然の音やにおいを感じました。

 

 朝食の時間は、にぎやかでした。朝からおかわりする子。片付けの仕方も覚え、積極的に班の友達のお皿を集めて重ねたり、台拭きをしたりする姿が見られました。「協同」や「友愛」の言葉を考え、行動できていると感じました。

 

 午前中の「イニシアティブゲーム」では、班で協力して6つのゲームに取り組みました。リーダーが進んで声をかけて移動したり、作戦を考えたりして盛り上がりました。グループの「ふり返りシート」に「協力して〇〇ができました。」という言葉が多かったです。

 

 「むかばきレコード」では、各クラスが2つのグループに分かれて、長縄をしました。とても難しかったのですが、跳べたときは歓声が上がり、拍手が自然と起こりました。

  

 むかばき最後の食堂での昼食です。ハヤシライスをおかわりする子が多かったです。2日間、朝早くから食事を用意してくださった食堂のみなさんに感謝しながら味わいました。また、これをきっかけに、家での食事や給食への感謝も改めて考えていきたいですね。

 

 午後の活動「奉仕活動」では、外に出て、側溝の掃除を行いました。すばらしい姿がたくさん見られました。シャベルで土や葉をかき出す児童。一生懸命にそれを運ぶ児童。木の枝を拾う児童。それぞれ、自分のことより、目の前の場所をきれいにすることを考えていました。

 

  2日間の締めくくりである「終わりのつどい」では、「ありがとう」という言葉がたくさんありました。お世話になったむかばきの方、一緒に生活した友達、支えてくれたおうちの人や先生に感謝を表現することができればうれしいです。

門川だんじり祭り

本日(11月17日)、午前中の「令和6年度第42回門川町読書感想文コンクール表彰式・発表会」に引き続き、午後からは門川漁港前で行われた門川だんじりのメインイベント「さし比べ」を見に行きました。

多くの見物客の中に、本校の児童もたくさん見に来ていました。

20分間のさし比べは、想像を超える迫力で、圧巻でした。体力が限界の中、2tのだんじりを担ぐ姿はまさに勇ましく、見ている方も一緒に担いでいるような気分になりました。

地域の子どもたちも、はやしや旗もちなど誇らしげに参加する様子がたくさん見られ、中には朝4時前には準備に取りかかった子たちもいたようです。地域の大人の勇姿や振る舞い等を見習って、地域の伝統文化をしっかりと受け継いでいってほしいと思います。

気になる「さし比べ」の結果は、尾末地区が久しぶりの優勝を飾りました。おめでとうございます。上納屋地区・下納屋地区も、最後まで素晴らしい粘りを見せてくださいました。感動をありがとうございました。

上納屋地区のだんじりに参加した小林先生もお疲れ様でした…

第42回読書感想文コンクール表彰式及び発表会

本日(11月17日)、門川町役場において、「令和6年度第42回門川町読書感想文コンクール表彰式・発表会」が開催されました。

今年も、夏休みの宿題として、たくさんの子どもたちが「読書感想文」に取り組んでくれました。町内全体で835点(町内全児童生徒の6割)の応募があったそうです。その中から、本校の児童もたくさん入選し、表彰されました。入選者は以下のとおりです。

※ 最優秀賞・優秀賞・優良賞・・・表彰式で表彰、 佳作・・・学校で表彰 

【低学年の部】

◆2年最優秀賞:合場 健(2年)…「『よるのあいだに…』を読んで」

◆優良賞:日髙 杏美(1年)…「どうやってできるの?チョコレート」

◆佳作:松下 柚姫(2年)…「クリスマス」

【中学年の部】

◆優良賞:岩佐 旭(3年)…「『ライバル おれたちの真剣勝負』を読んで」

◆佳作:合場 ことね(4年)…「『いつかの約束1945』と私の約束」

【高学年の部】

◆5年最優秀賞:黒木 恋華(5年)…「私もりんごの木を植えて」

◆優良賞:長谷川 晴一(6年)…「『こどもSDGs』を読んで」

◆佳作:奈須 興次朗(6年)…「『海よ光れ』を読んで」

最優秀賞の合場健(2年)さんと、黒木恋華さん(5年)は、受賞者を代表して発表も頑張りました。2人とも、堂々と表情豊かに発表できました。

入選した皆さん、おめでとうございます。これからも、たくさんの素敵な本と出会えることを願っています。

むかばき宿泊学習1日目(5年生)

5年生が楽しみにしていた1泊2日の宿泊学習が、昨日と今日の2日間にかけて、むかばき青少年自然の家(延岡市)で行われています。

 昨日(1日目)は、学校での出発式、自然の家に到着してからの開所式で、「規律」「協同」「友愛」「奉仕」の4つの合い言葉を、みんなで何度も何度も確認しながら2日間の研修がスタートしました。この研修の最大の目的は、何と言っても「4か月後に迫った門川小学校の最上級生になる準備をする」ということです。 

午前中の活動は、むかばき山の滝を目指しての「滝トレッキング」でした。大自然を楽しみながら、友達と会話を弾ませ、でも1時間くらいたってくると“まだですか?”“あと何分くらいですか?”と言う質問も飛び交いながら何とか滝に到着しました。見上げる滝の高さは77m、滝を間近に霧状のマイナスイオンを浴び、登山の達成感と相まって子ども達の様子はとてもすがすがしい感じでした。 

お弁当昼食の後は、午後からの活動「杉焼き板細工」でした。杉板に錐で穴を開けたり、ヤスリで角を丸くしたりしながら、形を整えていきました。バーナーで板を焼いてもらった後、それぞれ飾り付けをしていきました。玄関先の表札、部屋のドアにかける表示板、将来の目標やむかばき宿泊の記念板・・・等など、それぞれ思い思いに味のある作品を完成させていました。記念になるお土産ができましたね。 

午後の活動も終わり、オリエンテーションの後、一番の楽しみかもしれないそれぞれの部屋へ入室。男子は2段ベットの部屋に興奮気味で、はしゃぎすぎて叱られることも多々ありました。他の利用団体がいなくてよかったです…

初めてみんなと一緒に入るお風呂場からも、楽しそうな大きな声が廊下まで聞こえてきました。夕食もバイキング方式で、たくさんお替わりして、健康面での心配はまったくいらないようでした。 

1日目の最後の活動は、天体観測でした。望遠鏡や専用の双眼鏡、天体ドームの中の大望遠鏡などを交代で使いながら夜空を楽しみました。時間がたつにつれて雲が増えてきたため、満天の星空とまでいきませんでしたが、みんなで1時間ほど夜空を見上げていました。 

22時消灯でしたが、なかなか寝付けない子たちが多かったようで、部屋のドアの向こうでは、しばらくは子ども達のしゃべり声がかすかに聞こえていました。23時過ぎくらいにようやく静かになったむかばきの1日目の夜でした。お疲れ様… 2日目は、みんなちゃんと6時に起きられたかな?

令和6年度 第41回門川町小学校陸上記録会(6年生)

 11月12日(火)は、門川町内の6年生が門川海浜総合公園多目的広場に集まって、陸上記録会が開かれました。

 天候に恵まれ、時間帯によっては日差しの強さも感じられるほどでしたが、秋の日の一日、競技や応援などを行い、日頃経験できないことをして過ごすことができました。黄色はちまきが、門川小学校の児童でした。

 児童は、100m走と選択種目(ソフトボール投げ、走り高跳び、走り幅跳び、長距離走)に出場し、他校の児童と競い合いました。自分の力を発揮しながら、他校の児童のすばらしさも見ることができ、よい交流の場にもなりました。来年度、門川中学校で、一緒に過ごすことになるかもしれない他校の児童との時間は、門川小学校の児童にとって、有意義なものでした。そして、競い合いの中で、今まで以上の力を発揮できた児童もいました。保護者の皆様や友達の声援も、大きな力になったようです。ご来場いただいた保護者の皆様、盛大な応援ありがとうございました。

 ご家族の方に作っていただいたお昼の弁当の時間も、児童にとっては、元気のでる幸せな時間になりました。早朝からのお弁当作り、ありがとうございました。

地震・津波に関する防災についてのお話、図上訓練

 11月8日(金)は、地震・津波に関する防災講話と図上訓練を行いました。

 防災講話では、4~6年生が対象でした。門川町役場総務課消防防災係の担当者にお越しいただき、門川町の防災についてのお話をしていただきました。お話の中で、8月に起きた地震では、遮断機が下り、踏切が渡れなかった箇所があったことや、高齢者の避難が少なかったこと、信号無視をした車があったこと等の事例が取り上げられ、自分たちで積極的に声をかけたり考えたりすることが大切であると改めて感じました。さらに、ローリングストックや、普段から家具を固定しておくことなど、自宅でできる工夫についても考えることができました。今回のお話を伺って、児童は、ますます防災についての知識を高めることができました。

 防災図上訓練では、地区会長様、民生委員児童委員様、門川小学校PTA地域安全部員様にお越しいただき、教職員や児童の中に入られて、各地区の地図を見ながら話し合うことができました。地区ごとに、危険な場所や避難場所を確認した後に避難経路を選択したり、どのような行動をとりながら避難することが最適なのか意見を出し合ったりしました。

 そして、この日の4~6年生は、集団下校をして、先ほど図上訓練で使用した地図を頭に思い浮かべ、避難場所の確認をしながら、地区会長様、民生委員児童委員様、門川小学校PTA地域安全部員様と一緒に下校しました。

 

 今後も、日頃から防災意識を高め、もしもの時に備えた行動ができるよう訓練をしていきます。

 本日ご来校いただいた関係者の皆様、児童の防災意識や知識の向上のために、本当にありがとうございました。

代表委員会3~友達を大切に~

 11月11日(月)の6校時目に、3回目の代表委員会が行われました。

 門川小学校の今年度の児童会スローガンは「ルールを守る 友達を大切にする」です。今回は、スローガンの中の「友達を大切にする」に焦点を当て、友達をもっと大切にするにはどうすれば良いかという議題で話合いをしました。

 話合いのポイントとなったのは「ふわふわ言葉」です。「ふわふわ言葉」または「あったか言葉」は、言われた人が優しい・うれしい気持ちになる言葉のことを言います。その言葉を門川小学校で増やしていくにはどんな楽しい取組ができるかを考えました。

 6年生からは、「ふわふわ言葉」を言ってくれた友達を放送で紹介することや、「ふわふわ言葉」のビンゴをするといった意見が出され、5年生からは、目標が達成できたらビー玉を容器に入れ、それがいっぱいになったら何かご褒美があれば良いのではないかという面白い意見が出されました。

 今回出された意見を、運営・集会委員会で再度協議し、できるだけたくさんの楽しい取組ができるようにしていきます。スムーズな進行だった6年生の議長や丁寧な文字を書いて見やすかった6年生の黒板書記、ありがとうございました。

アラジンと魔法のランプ

 11月6日(水)は、鑑賞教室が実施されました。

 劇団歌舞人による「アラジンと魔法のランプ」のミュージカル公演でした。

 体育館に入ると、いつもとちがう雰囲気に子どもたちはドキドキ、ワクワク・・

 劇が始まると、体育館全体を使ったプロジェクションマッピングに大歓声があがりました。

 劇はもちろん、その中で繰り広げられる歌やダンス、イリュージョン(マジック・手品)なども楽しみながら児童は鑑賞しました。また、劇のテーマである「家族の大切さや友だちの大切さ」等、この鑑賞教室を通して心に感じるところがたくさんあったと思います。

 ご家庭でもどんな劇だったのかぜひ、話題にしてみてください。

秋の遠足

 11月1日(金)は、1~4年生の秋の遠足でした。ちなみに、5年生は「むかばき宿泊学習」が、6年生は「修学旅行」が今後行われるので、5・6年生のこの日は、通常の学習でした。雨が心配されましたが、出発時には雨が降っていなかったので、1~4年生の全てが目的地に向かって、楽しく出発しました。

① 1年生

 バスに乗って高鍋町のルピナスパークへ行きました。

 秋探しでは、少しずつ場所を移動しながらどんぐりや落ち葉を拾いましたが、「ここのは、丸くて大きい!」「ここは、小さくて尖っている!」と、樹木の種類によるどんぐりの違いに驚いたようです。また、落ち葉を「これは、お面に使えそうだな」と、今後の活動を見通して拾う児童もいました。

 ルピナスパークは遊具も充実していて、お昼ご飯前に体をのびのび動かして遊びました。正しく順番待ちをしたり、様々なルールを作って競って遊んだりと、きまりを守って満足した遊びが、十分にできたようです。

 いよいよ、楽しいお弁当の時間。みんなワクワクでした。やはり、お家の人が作ってくれたお弁当に勝るものはありません!みんな夢中で頬張っていました。

 出発前には、農業科学館内のシアタールームで、牛乳やお箸についての動画を見せていただき、食についての学習ができました。

 雨をすごく心配しましたが、なんとか児童の活動中は降らず、とっても楽しい1日を過ごすことができました。

 

② 2年生

 電車に乗って日向市駅まで行きました。

 みんなで乗る電車に、大興奮の児童。良い思い出になりました。

 日向市駅に着くと、原町街区公園まで歩いて行き、40分ほど遊んだ後、お弁当を食べました。どの児童も、嬉しそうにお弁当を食べる様子が見られました。

 当日は雨の予報でしたが、予定通り遠足を行うことができ、ほっとしました。保護者の皆様、お弁当の準備など、ありがとうございました。

 

③ 3年生

 日向警察署と日向消防署へ電車で行きました。

 社会科の学習で、警察署や消防署で働く人々の努力や工夫を知りました。実際に見学をしてみると、なかなか行く機会がないこともあり、緊張感がありました。人の命を守る人たちがいる施設で、そのための仕事をする部署、訓練をする場所、24時間待機する部屋など見学させていただき大変勉強になりました。さらに児童は質問をすることによって詳しく教えてもらい、目をキラキラ輝かせていました。

 日向警察署ではパトカーや白バイに乗せてもらったり、日向消防署では放水体験をさせてもらったり普段ではできない貴重な体験をさせていただきました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 昼食とその後の少し遊ぶところまで雨が降らず、さすが3年生と実感した遠足でした。

 

④ 4年生

 4年生の秋の遠足場所は、サンA工場と川南町運動公園でした。

 バスに乗り、1番目の目的地、川南町の農協果汁サンA工場へ行きました。

 始めに、サンA工場についての説明を聞きました。児童は、真剣に説明を聞きながら、たくさんメモをとることができました。

 次に、工場内見学をしました。たくさんの飲料が流れて来る様子に、児童は興味深そうに見学していました。担当の方から、色々な会社の飲料も製造することがあると聞いて、品質の高い商品を作ることができる工場だということがよく分かりました。

 次に、2番目の目的地、川南町運動公園へ行きました。公園には、たくさんの遊具や高くて長いローラー滑り台、レンジャーロープなどがあり、児童は時間いっぱい遊んで楽しむことができました。お弁当の時間には、「お弁当作りを手伝ったよ!」や「かわいいお弁当でしょ!」など言いながら、おいしそうに食べていました。

 心配されていた雨もなんとか最後まで降ることなく、学習も遊びも満喫した楽しい秋の遠足となりました。

 

児童の作文が新聞に掲載されました!

今朝(11月5日)の宮崎日日新聞『若い目』のコーナに、本校6年生の矢野瑠菜さんの作文が掲載されました。タイトルは、「協調性を大事に」です。

また、11月1日の夕刊デイリー新聞『光の子』のコーナーには、本校2年生の海埜光哉さんの作文が掲載されました。タイトルは「大すきなおばあちゃん」です。