学校の様子

2024年10月の記事一覧

来年度の1年生の健康診断をしました

 朝晩、ずいぶん肌寒くなりました。長袖やブレザーを着て登校する児童も増えてきました。季節の変わり目ですので、体調管理にお気を付けください。

 さて、10月29日(火)の午後は、就学時健康診断が行われました。来年度入学予定の新1年生の健康状態の把握や治療を要する病気がないか診断しました。

 元気いっぱいの子、緊張した表情の子、いろんな様子のかわいい年長さんが門川小学校に来ました。校舎内を検査で回り、小学校がどんなところか、探検気分でわくわくしたのではないでしょうか。検査会場では、元気よくあいさつをしたり、廊下で静かに座って待ったりする様子も見られました。皆さんの入学を楽しみにしています。

第123回 門川小学校運動会

 10月20日(日)に、第123回運動会がありました。本年度は、天候を気にする本番までの1週間となりましたが、当日は、心地よい天気になり、数多くの方々にご観覧いただきながら、第123回運動会を開催することができました。

 開会式では、赤団団長と白団団長の気迫溢れる「団長のことば」を聞くことができました。今年度から、再開した「運動会の歌」でも児童の元気や喜びが伝わってきました。

 開会式後は、エール交換が行われました。団長を中心にお互いの団を鼓舞する姿が見られました。

 徒走では、どの学年も一生懸命走る姿が見られました。何位になってもやり切った表情を見ることができました。

 1・3・5年生は、それぞれ見応えのある団技を行いました。予行練習よりも、さらに団結を感じることができました。最後の一週間で話し合ったり、練習をしたりしたからだと思います。

 2・4・6年生は、全員リレーを行いました。仲間にバトンを繋ぎ、全力で走る姿が見られました。各団の絆を感じることができました。

 表現・ダンスは、入場から退場まで、それぞれの学年の色が出ていました。1年生の可愛らしいダンスから6年生の心技一体となった素晴らしい組体操まで、どの学年も、そしてどの児童も全力の演技でした。

 全校リレーでは、各学年の代表がバトンを繋ぎながら、1位をめざして走る姿が見られました。結果は、男女とも赤団が1位でしたが、どちらの団も白熱した走りでした。

 閉会式での「成績発表」では、赤団が総合優勝、白団がチームワーク賞でした。

 解団式では、どちらの団長も、今こみ上げる自分の想いを団員に向けて話していました。そして、キラリと目に光るものもありました。

 6年生が団を引っ張り、下級生がそれについていく。とても良い運動会だったと思います。一人ひとりが、「せいいっぱい楽しむ運動会」(今年度のスローガン)になりました。

 運動会が終わったということは、次の学年に向けての準備をする時期とも言えます。運動会で経験したことを日常の学校生活に生かしてほしいと思います。

 

 今回の第123回運動会が盛会のうちに終えることができましたことは、奉仕作業や前日準備等で多くの保護者の皆様のご協力があったからだと思っております。ありがとうございました。また、当日は宮崎県立門川高等学校のボランティア生徒10名の方々が、用具準備や団付き等の仕事に協力してくださいました。ありがとうございました。

 最後に、一生懸命走り、踊り、力を合わせていろいろなことにがんばる児童の姿に、ご来賓の皆様、保護者の皆様、地域の皆様から大きな声援や拍手をいただきました。心から感謝申し上げます。これからも本校児童への応援をどうぞよろしくお願いいたします。

清掃班会がありました

 門川小学校では、清掃を縦割りで行っています。異学年との交流も目的に入っています。

 10月25日(金)は、11月・12月の清掃班編制で各清掃場所での役割と清掃の仕方を確認しました。10月31日(木)から、新しい場所での清掃になります。同じ場所のメンバーで協力をして、門川小学校をさらにきれいにしてほしいと思います。

魚の町 門川 ~門川町の水産業の昔と今~

 10月23日(水)の3年生の門川タイム(総合的な学習の時間)に、門川町役場農林水産課にお勤めの方をお招きし、門川町の水産業について講話をしていただきました。

 児童はこれまでに、なぜ門川町が魚の町と言われているのかについて予想を立ててきました。「魚屋さんが多かったのではないか?」「もっともっと多く魚が釣れていたはずだ」などの予想を立てていました。

 

 昭和29年頃の門川町は門川漁協も庵川漁港も多くの漁師さんが在籍していて、その売り上げは当時の価値で約10億円だったそうです。

 そして、多く水揚げされた魚を売りに行く、「カンカン部隊」についても教えていただきました。カンカンに魚や干物・ちりめんなどを入れて、門川駅から電車に乗って西都市や宮崎市まで魚を売りに行かれていたそうです。その風景が平成元年までは見られていたとのこと。残されている写真や映像に驚きを隠せない3年生でした。実際にカンカンも触らせていただき、子どもたちも興味をもって話を聞くことができました。

  水産加工品についても教えていただきました。昔の干物は、塩分濃度が高く、5年ほど保存可能な物もあったとか!現在の一夜干しとの違いに驚きました。また、現在は「オイルちりめん」や「カラスミ」なども力を入れて生産されていることを知りました。 

 今は、漁師さんの数が減っていること、漁法が変わってきていること、魚を守り育てるために養殖や保護活動も行われていること等も教えていただきました。

 

 本日はお忙しい中、門川小学校に来校され、児童に分かりやすい講話をしてくださり、本当にありがとうございました。今回のお話を聞きながら、「水産業の仕事」に興味をもった児童、「海を守る」ためにどんなことができるか考えたくなった児童、「ちりめんや水産加工品」に興味をもった児童など様々で、今後の学習活動後がさらに楽しみになりました。

10月の全校朝会

 10月22日(火)の1校時に全校朝会が行われました。今回の全校朝会では、校長先生、6年児童、各校務部長の先生が話をされました。

 校長先生は、「後期が始まり、学年の折り返し地点が過ぎました。後半戦は、次の学年を目指してがんばりましょう!」と話しました。

 次に、運動会の団長だった6年生2名が、10月20日(日)に開催された運動会の感想を述べ、みんなから、ねぎらいの拍手をもらいました。

 最後に、10月8日(火)の宮崎日日新聞に掲載された本校の学校紹介「新・みんなの学校」をスライドで示しながら、記事を書いた6年児童が分担して読み上げ、みんなに紹介しました。

《「新・みんなの学校 門川町立門川小学校」の記事を書いた児童》

 

 後半には、各校務部長が話をしました。

 学習部長は、学習の成果を上げるためには「準備」と「我慢」が必要であることを話しました。

 保体部長は、2学期の生活目標である「残食0」を目指すことを呼びかけました。

 生徒指導部長は、名札とハンカチのチェック後、「身だしなみが整っていて、生活の基本がしっかりしている人は、落ち着いて生活ができる。また、きまりを守ることで、誰もが安心・安全に、気持ちよく生活できる。」ということを話をしました。身だしなみを整えて、きまりを守って、落ち着いて生活できる児童がどんどん増えてほしいです。

 最後の表彰式では、自由研究のサイエンスコンクールで優良賞を受賞した児童が表彰されました。墨汁の特性について詳しく調べて、丁寧にまとめられた研究作品で、大変素晴らしかったです。

第2回親子であいさつ登校

 10月20日(日)は、運動会に合わせて「令和6年度 第2回親子であいさつ登校」でした。

 この活動の目的は、「保護者があいさつする姿をお子さんや周りの児童に見せることで、お子さん(児童)の率先あいさつのきっかけにするとともに、地域全体の人間関係を豊かにする。」「保護者がお子さんとともに通学路を歩いて、安全状況の再確認をする。」「通学時に大地震が起こったときの避難場所を確認する。」でした。そして、朝の各ご家庭の状況は、それぞれ違うので、「①自宅付近をお子さんと歩いて、あいさつをする。」「②途中までお子さんと歩いて、あいさつをしたり、通学路の安全状況を確認したり、通学時の避難場所を確認したりする。」「③学校までお子さんと歩いて、あいさつをしたり、通学路の安全状況を確認したり、通学時の避難場所を確認したりする。そして、そのまま運動会の開催を待つ。」を参考にしていただいて、可能な形で実施しました。

 今回、保護者の皆様が率先して「先出しあいさつ」をする背中を見て、きっとお子さんは、いっそう素敵なあいさつが自分からでき、地域に愛される人になることでしょう。

 

 あいさつをする理由はいろいろありますが、その中の3つを紹介します。

1 あいさつは会話のきっかけになるため
 あいさつは相手との会話・コミュニケーションのきっかけになります。あいさつをすることで相手の状況や気分を推し量ることもでき、そこから話題を広げることが可能になります。よって、人とのコミュニケーションのきっかけとして、あいさつは重要な役割を担っています。


2 あいさつした相手からよい印象を持たれるため
 あいさつをするということは、相手を認め、自分の心を開くということでもあります。人は承認欲求をもっているため、あいさつをするだけでも認められているという実感を相手に与えることができます。相手からよい印象をもってもらえると、その後の関係性が充実し、人間関係もスムーズになります。よい関係性を築けている相手には、自分の意見も伝えやすくなるでしょう。

 

3 あいさつは基本的な社会のルールであるため
 あいさつは社会の基本的なルールだとされています。ビジネスマナーの1つとして、あいさつができなけば、コミュニケーションが取れないと思われてしまう場面もあります。また、あいさつは世界共通のルールでもあります。日本に限らず、ほかの国でもあいさつは当たり前に行われています。

 社会人になった際に、コミュニケーションが取れないと評価も悪くなる場合があります。大人になってから苦しまないためにも、子どものうちから挨拶を習慣にすることが重要だといえるでしょう。

 保護者の皆様及び子ども見守り隊の皆様、地区会長の皆様、民生委員児童委員の皆様、学校運営協議会の皆様、朝のお忙しい中、ご協力いただきまして本当にありがとうございました。

運動会の全体練習③

 10月16日(水)に、最後の全体練習がありました。開会式後のエール交換と、各団の応援の練習を中心に取り組みました。

 5・6年生のリーダーのかけ声に合わせて各団互いにエールを交換し、最後は全校児童で門川小学校にエールを送りました。

 各団の応援練習では、手拍子をしたり帽子を回したりと、それぞれの団で工夫を凝らした応援をしました。皆で声を合わせ、楽しみながら練習する姿が見られました。

 10月20日(日)の本番でも、5・6年生を中心に元気いっぱい頑張ってほしいです。

前期の通知表「のびゆく子ども」を、一人一人にしっかりと渡しました

 10月11日(金)は、1年間の教育課程の中で、前期部分が修了したということで、通知表「のびゆく子ども」を一人一人にしっかりと渡しました。

 まず、通知表を渡す前に、子どもたちに通知表の見方を学級担任の先生は丁寧に説明しました。児童は、緊張感した表情で、しっかりと先生の方を向いて、その話を聞いていました。

 話が終わると、出席番号順に名前が呼ばれ、1人ずつ前に出て学級担任と正対しました。そして、一言ずつ、前期の頑張りを言ってもらい、通知表を手渡されました。みんな、それに対して、大きな拍手を送っていました。

 

 通知表は、先生が保護者の皆様にお子さんの学習の達成状況や学校での生活、活動の様子を知らせる役割を担っています。また、お子さんの学習面や生活面の改善のための資料であり、次期(次学年)に向けて、さらに努力や継続を促すものです。そのため、この通知表を、次のように親子で活用してほしいです。

①  現状の評価を過去の内容と比較して、お子さんと一緒に確認する

 通知表を見ると、つい、◎や「3」の数だけに注目して、ほめたり叱ったりしてしまいがちではないでしょうか。通知表を見る際は、各教科・特別活動・行動の観点別の「めあて」を読まれて、どんな学習内容や行動、姿勢が評価につながったのかを確認するようにしてほしいです。その際、現状の評価だけではなく、過去の評価から変わっているところも確認するようにしていただきたいです。

 

② よかったところをほめる
 評価の中で良かったところをしっかりと褒めてあげてください。また「総合所見」にはお子さんが頑張っているところ、できているところも書かれています。このとき、新しくできるようになったところなど、成長をほめてあげることが、特にお子さんのモチベーションを高めることにつながります。

 

③ 改善点に焦点を合わせて目標を決める
 通知表から読み解ける改善点について、お子さんと話をして、どうしたら良くなるのかをお子さん自身が考えられるようにサポートし、次期(次学年)に向けた目標を見付けられるようにしてください。その際、保護者の皆様が一方的に決めるのではなく、話合いの上で決めるのが重要です。もちろん、学校も一人一人の課題に応じた指導や支援を行っていきます。

校長室通信「ハートフル門小」をアップしました!

先週末に配付した校長室通信・第6号を、本日(10月15日)、本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今回は、「寄付金により学習環境が充実」「家で鉛筆を研いでいますか…」「“みんなの学校”で本校が紹介されました」「地域の皆様もぜひご覧ください」の4つの記事を掲載しています。

運動会の予行練習

 10月9日(水)に、第123回運動会の予行練習がありました。実際の運動会当日と同じように、児童はテント内に椅子を並べた後、開会式の位置で気を付けをして、スタートしました。

 「走」は、全員が走りました。一生懸命走る姿に勇気をもらいました。真剣な表情はとても良いものだと感じました。

 1・3・5年生は、「団技」を行いました。それぞれ見応えがある団技になっているので、当日も楽しみです。本番まで残り1週間あるので、各団、最後まで練習を頑張ってほしいです。

 2・4・6年生は、「全員リレー」を行いました。仲間にバトンをつなぎ、全力で走る姿に感動しました。本番も各団一丸となって走り抜いてほしいです。

 「表現ダンス」は入退場のみでした。しかし、各学年、個性豊かなダンスに仕上がってきていますので、本番が楽しみです。

 「(選抜)全校リレー」は、昼休みを使って練習した成果が発揮されました。各学年の代表として、本番も頑張ってほしいです。

 10月20日(日)の本番まで残り1週間あります。どの団も一生懸命頑張っていますが、本番は1回しかありません。泣いても笑っても1回です。特に6年生にとっては、最後の運動会になるので、悔いのないように、残りの1週間を過ごしてほしいと思います。

 本番当日、「せいいっぱい楽しむ運動会」になることを願っています。

性被害防止教室(2年生)

 10月8日(火)の2・3・4時間目に、1組、2組、3組で性被害防止教室を行いました。先日1年生が実施した時と同様に日向警察署・少年補導課より2名の警察官を講師にお迎えして、自分の心や体を大切にしようとする心情や態度を育てる目的で行いました。

 プライベートゾーンについて詳しく知り、身を守る方法を学び、自分の心や体を守ることと同じように、お友達の心と体を守ることの大切さについても考えた子どもたちです。

 日向警察署の2名の警察官の皆様、お忙しい中、ご指導ありがとうございました。

門川神社への避難訓練

 10月8日(火)の1時間目に、全校児童で避難訓練を行いました。今回の訓練は、日向灘沖で震度6程度の強い地震が発生した際に、海抜40mの門川神社へいち早く避難するというものでした。門川神社までの到着時間は、低・中学年が11分、高学年が12分でした。今後も訓練を重ねる度に時間を縮めていくとともに、防災に対する意識をより一層高めていけるよう、声を掛けていきます。

 門川町では8月8日(木)に、日向灘沖で地震が発生したことや、その後も予断を許さない状況が続いた事などから、

全校児童の防災意識をより一層高めていく必要があります。今後は、下校時や外出している時には、どこに避難すればよいかや、避難経路が遮断された時には、どこに避難すればよいか等、児童一人一人がもしもの時に、確実に避難できる方法を伝えていきます。この図上訓練や実際の避難訓練は、11月と12月に行う予定です。

 

性被害防止教室

 10月4日(金)は、第1学年において、日向警察署少年補導課より2名の警察官を講師にお迎えして、自分の心や体を大切にしようとする心情や態度を育てる目的で、性被害防止教室を行いました。

 「くもくん教室」という動画を視聴して、プライベートゾーンについて学びました。

 プライベートゾーンは「水着で隠れる部分」と「口」のことであること。そして、人のプライベートゾーンは見ない・触らない(自分も見せない・触らせない)ということを学びました。もし、無理矢理、触られそうになったら「いや!」と言って手で払いのける事も教えていただきました。子ども達は両手を突き出して、大きな声を出して「いや!」と言う練習を通して、身を守る方法を学びました。そして、見られたり、触られたりして嫌な気持ちになっているお友達がいたら、お家の人や、学校の先生、地域の大人に知らせることが大切であることを教えていただきました。

 幼少児の性犯罪に巻き込まれないための大切な学習となりました。2名の警察官の皆様、本当にありがとうございました。

運動会の全体練習②

 10月を迎え、運動会まであと20日となりました。

 第2回全体練習が1日(火)の1校時に行われました。本来は9月中に予定されていた練習ですが、雨のために延期となり、久しぶりの全体練習となりました。 

 第2回目は「エール交換」や「全校リレー」の流れの確認を中心に行われました。

 また、朝の時間や音楽科の時間等に各学級で練習を行ってきた「運動会の歌」を今回初めて全学年で合わせて歌いました。赤団と白団が、お互いに「ゴー ゴー ゴー!」と歌いながら拳を力強く突き上げたり、手拍子をしたりしながら大きな声で歌う姿からは、運動会への熱い気持ちが伝わってきました。

 「エール交換」では、朝の運動場に響き渡る両団の団長やリーダーの大きなかけ声が、とても頼もしく感じられました。

 どちらの団も、第1回目よりも更に「気を付け」や話を聞くときの姿勢などに意識していることが感じられた全体練習でした。

 第3回は10月16日(水)に行われる予定です。10月9日(水)には運動会の予行も行われます。

 まだまだ暑い中での練習となりますが、しっかり水分補給をしながら、どちらの団もチームワークを大切に頑張ってほしいと思います。