2015年12月の記事一覧

新年を迎える準備

 今日から冬休み、学校でも新年を迎える準備が始まりました。その一つに門松づくりがあります。12月過ぎた頃から2つの門松が正門前に置いてありました。そこの立っているのは「なば木」。その「なば木」からはしいたけがにょきにょき出てきていました。昼休みに、保育所生が門松の近くに集まり「しいたけが生えてる~。取りた~い」と言ってみんなで収穫していました。


【諸塚らしい門松ですね】   【わ~い、しいたけ~】

 そこに、「ゆずりは」や「ウラジロ」を持った教頭先生がいらっしゃいました。この「なば木」だけの門松に飾りをつけてくださるのです。この飾りは、事務の先生が用意してくださったものらしく色鮮やかで大変大きなものでした。


 【門松作り 初挑戦です】

 強い風が吹き付ける中、門松作りをしてくださった教頭先生、荒谷小にも新年を迎えるための門松が出来上がりました。


【ウラジロとゆずりはの生命力を感じる門松になりました】


 今年も、保護者の皆様、地域の皆様、わくわく学習応援隊の皆様等たくさんの方々にお世話になりました。お陰様で、子どもたちの成長は子どもしっかりと自覚していますし、職員も子どもたちの成長に手応えを感じております。これも皆様のお力添えのおかげだと感謝しております。本当にありがとうございました。
 
 来年も荒谷小の子どもたちのためにご協力いただきますようお願い申し上げます。
 
 よいお年をお迎えください。

「教頭先生、早い!」

 今日は2学期最後の給食でした。子どもたちは給食にクリスマスケーキが出ることを楽しみにしています。今日の献立はチキンライス、こんさいスープ、オムレツ、クリスマスデザートです。


【今日はクリスマスメニューです】

 おいしく給食を食べていると、職員室でお仕事をしていた教頭先生がランチルームへ来られ一緒に給食を食べました。「サンタさんって煙突から入るとよね。煙突って細いのにどうやって入るんだろう?」と話をしながら食べていると、教頭先生がクリスマスケーキを食べ始めていることに子どもたちは気づきました。「え!!早い」、「教頭先生、早い!!」と口々に言う子どもたち。もちろん教頭先生は給食を全部食べた上でクリスマスケーキを食べようとしているのです。後から来られたのに、もう給食を食べ終えていることにびっくりした子どもたち。隣のグループからも教頭先生の給食をのぞきに来る子どもたちが続出しました。

【そんなに見られると照れます】

 教頭先生はお仕事が忙しいので、給食も早めに食べてお仕事に戻られるのです。クリスマスムードの教室に数分間のざわめきがありましたが、その後子どもたちは自分の選んだケーキをおいしく食べていました。ごちそうさまでした。

2学期終業式

 今日の2校時、2学期の終業式が行われました。
 まず、みんなの発表です。ここでは全校児童が2学期にがんばったことや身に付いた力をホワイトボードに書いたものを用いて発表しました。

 1年生は、まず長距離走やなわとびを頑張った子どもの発表です。「長距離走では笑顔で走ったら最高記録が出ました」、「なわとびは160回も跳べました」と嬉しそうに発表していました。次に一輪車となわとびを頑張った子どもの発表では「転んでも転んでも挑戦しました」とくじけずに頑張る姿を発表していました。

 2年生はなわとびを頑張った子ども、かけ算九九を頑張った子どもがいました。なわとびでは特に二重跳びを頑張ったそうで「練習をすることで、2回、3回、4回、7回と跳べる回数が増えました。練習をたくさんすればできるようになることを学びました」と発表しました。かけ算九九を頑張った子どもは「身体を使ってかけ算を言うようにしました。7の段を言います」と言って、7の段の九九を言い始めました。「7×1が7 7×2=14・・・・」どこで身体を使うのかと楽しみにしていたら、「7×6=42」の時にニコッとして顔や身体を横に傾けて「しじゅう に~」と言っていました。また、「7×7=49」の時にはお腹を抱えて「しじゅう く~!」という方法を披露してくれました。


【1年生もハキハキと発表できました】

 3年生は読書を頑張った児童の発表です。2学期までに100冊を目指して取り組んでいたけれど、現在までに92冊というあと少しのところまできています。冊数は到達できませんでしたが、選ぶ本の種類が変わってきたようで5・6年生が読むような本にも挑戦しているそうです。そして「本がもっと好きになりました」と発表していました。もう一人は「あきらめない心」が身に付いた児童です。運動会や長距離走大会で苦しいときもあきらめずに頑張ったことから、強い心が育ったと自覚していました。

 4年生は一輪車の半回転を頑張ったそうです。地道な練習を積み重ねることで「忍の力」が身に付いたそうです。「『忍』とはつらい時も悲しい時もがんばることです」と発表していました。


【心が育った3・4年生】

 5年生は「①努力する力②リーダーシップ③コミュニケーション能力が身に付きました」という児童の発表から始まりました。ホワイトボードに言葉と図で表現し、分かりやすいように説明していました。例えば①努力する力では、体育でかべ倒立の学習をしている時に、何度も何度も失敗したけれど一生懸命練習をしてできるようになったと発表していました。
 もう一人の5年生は、「コミュニケーション能力」が身に付いたと発表していました。ウッジョブやこぶとこじいばあスクールでの経験から「ゆっくり話すこと」や「話題を準備しておくこと」等コミュニケーションに必要な技術も理解したようでした。

 6年生は「①聞く力、話す力②思いやり③見通す力が身に付いた」児童から発表しました。①聞く力、話すちからは、ウッジョブやにっこりトークで培ったそうです。また、②思いやりは「思いやり=相手意識」と捉えていると発表し、相手意識をもって行動することを心がけたとのことでした。
 次に「①つなげる力②にっこりトーク③活かす力④探究心⑤見える化⑥あいさつ、会釈」という6つが身に付いた児童の発表でした。それぞれの項目について根拠を示し発表しました。たくさん身に付いたものがあると自分で思えることは、充実した日々を過ごすことができた証なのかもしれません。
 その後、「①積極的になった②コミュニケーション能力がついた③体力がついた」の3点を発表した児童は身に付くためのコツも教えてくれました。「積極的=発表をする」と捉えて行動したこの児童は、運動会でも団長で団をまとめたり、にっこりトークでも聞くだけに終わるのではなく、発表に対しての意見や質問を言ったりすることを意識していたそうです。コツは「聞きながら考える」ことだそうです。②コミュニケーション能力では、はるちゃんツアーや岡山での発表、ウッジョブでの取材を通して、話題をもっておくことや笑顔がコツだと話してくれました。③体力がついたでは、運動会や長距離走大会で諦めることなく力を出しきりました。自分の中でライバルを見つけることがコツだそうです。

【筋道がしっかりとしたふりかえりでした】

 その後、代表児童(6年生)が作文を読みました。この児童は「切磋琢磨」、「コミュニケーション」という視点でまとめていました。「切磋琢磨」では、昨日の自分と戦う、ライバルをつくる等、自分の中で常に目標を掲げて様々な活動に取り組んだようでした。「コミュニケーション」では、ウッジョブなどの取材を通して相手の考えを引き出すような会話ができたそうです。「もしかしたら、アナウンサーになれるかも・・」という自分の新たな一面も見つけることができたと発表していました。


【秘めた力が出てきました】

 その後、校長先生からのお話がありました。今日は「成長」と「生かす」というお話しでした。
 「成長」では、これまでの行事での成長やウッジョブでコミュニーション能力を身に付けたこと、また読書では1・2年生が平均179冊という驚異の冊数を記録したこと、宮日新聞の掲載が13編となったことなど、子どもたちの成長を振り返ってくださいました。
 「生かす」では、冬休みは今まで学習してきたことを「生かす」場であるとお話しくださいました。家庭や地域でのあいさつや片付け・清潔などのことについてお話しされました。大晦日の大掃除、片付け、感染症にかからないための身体の清潔、どれも大切なことですね。


【「習慣は第2の自分をつくる」】

 それから生徒指導主事の先生からのお話です。生徒指導主事の先生がお話を用意していた内容は校長先生がお話しくださった内容とほとんど同じだったそうです。あいさつについては、「あいさつ+にっこりトークをしてください」とお話がありました。これは「こんにちは」だけで終わるのではなく、笑顔も一緒に「こんにちは」とあいさつをし、その後の一言にも挑戦するものです。例えば「元気でしたか?」とか「今日は寒いですね」とか「会いたかったです」等の言葉です。この一言があるだけで、あいさつした人同士の距離がぐっと縮まるような気がします。


【ゲームは時間を決め、ゲームをしたら読書もすることも話されました】

 最後に表彰です。たった13名の子どもたちですが、読書感想文や読書感想画、造形展など様々な分野で活躍をしています。たくさんの表彰が行われました。


【まずは長距離走大会】    【多読賞(1~4年生)】


【多読賞(5・6年生)】  【東臼杵地区子ども造形作品展】

【県読書感想文コンクール】 【県読書感想画コンクール】


 子どもたちの成長を、みんなで共有した終業式になりました。

ウッジョブふりかえり

 今日の3・4校時、5・6年生はウッジョブ諸塚の学習を行いました。2学期最後のウッジョブ、子どもたちは自分の課題に向かってこつこつと作業を進めていました。そして、最後の25分でふりかえりを行いました。
 ツアーを行った児童は「このツアーを行うことでコミュニケーション力と郷土愛が身に付きました」と話していました。そのことについて他の児童から「どのようなことからコミュニケーション能力がついたと思うんですか?」と質問がありました。すると「始めは関係機関の方々と打ち合わせをする時は校長先生に頼り切っていたけれど、ツアーの時には自分のツアーだという責任感がでてきました。また、参加してくださった方々とも自然に話ができたことからコミュニケーション能力がついたと思いました」と話していました。
 他の児童は、「こぶとこじいばあスクールに行って、『木のフレームは角を丸くした方がいい』とアドバイスをもらいました。今度はもっとコミュニケーションがとれるように工夫したいです」と発表していました。それに対して「どのような工夫をするのですか?」と鋭い質問が返ってきました。すると「学校のことを話すなど話題を準備したいです」と答えていました。

【発表に対して、的を射た質問がたくさん出てきていました】


 ウッジョブを通して林業のことを学習していますが、その学習を通して様々な力が子どもたちには身に付いているようです。それを子どもたちはしっかりと自覚しています。2学期、たくさんの方々にご協力いただいたおかげで、子どもたちのウッジョブ諸塚は進めることができました。3学期はまとめの時期になります。これまで学習してきた内容をふりかえりながら、子どもたち自身が1年間の集大成として学習発表会で発表できるよう準備していきたいと思います。関係者の皆様、本当にありがとうございました。

雪がちらちら

 今日は朝から雪がちらちら舞い、冬らしい寒さとなりました。給食後、運動場を見ると雪など関係ない様子で、子どもたちは元気に遊んでいました。イチョウの木のロープに遊んでいる子ども、キャッチボールをしている子ども、走り回っている子ども、それぞれ身体を動かして冬の寒さと仲良くなっていました。


    【押すよ~】     【1年生も外が大好き】


   【野球の練習】