学校の様子

2015年11月の記事一覧

春に向けて

 今日の3時間目、1・2年生が各学年の学級園に苗を植えていました。リビングストンデイジーという花で、春には可愛い花が咲くそうです。スコップで穴を掘り、苗の根っこをほぐして真っ直ぐ植えます。担任の先生が近くにいなくても、2年生がリーダーシップをとって進めていました。6年生が卒業する時には、学校を花いっぱいにして祝福したいという思いがあるそうです。
 一生懸命植えていると色々な発見があるようで、土を掘り返すとサツマイモがでてきたり、アナグマが花を掘り返している痕跡を見つけたりしていました。

 春に咲く花々に、1・2年生と担任の先生の思いが込められていることを6年生が知ったら、とても喜ぶことでしょう。それまで、水やりや草取り、たまには声をかけてあげて、大切に育ててくださいね。


【1・2年生のペアで作業しました】【早く終わったペアが手伝いにきました】


【右側にあるのがサツマイモ、「焼き芋にするとよさそうやね」と話していました】

すきまウッジョブ3

 今日の3時間目、すきまウッジョブが行われました。今回のテーマは「インタビューすること」です。11月~12月にかけて子どもたちは、林業のプロの方々に自分たちの課題解決のためにインタビューをして、そのインタビューをもとに自分なりの考えを深めていきます。そこで、日本と外国の文化の違いから学習し、私たちの考え方にはどのようなよさがあり、どのような弱点があるのかを考え、それを知った上でどのような方法でインタビューをしたらよいのかを学びました。


【来週から取材が始まります】

 まず、明治維新後の考え方を学習しました。明治に欧米の文化が入っていくると日本語を話すことをやめるのではなく、欧米の言葉に漢語をあてはめてきたそうです。「音楽」、「具体」、「判断」、「文化」等、日本の近代化のために用意された新造漢語が約1万あったそうです。それでも間に合わない場合はカタカナ表記をしたそうです。
 また、英語は自分は他人と違うという意識をもち、自分と他者はわかり合えないという意識から出発するそうです。そのため、言葉を尽くして相手に伝えようとする文化であること。一方日本では、「察し~わざわざ言葉にしなくてもわかってくれるだろう」という日本人のコミュニケ-ションがあります。これは、想像力を働かせることができるという強みにもなれば、意思をはっきり言葉にしないという弱みにもなります。このような日本人の特性を知り、インタビューの中で、強みは生かしつつ、弱みをカバーできるような方法を考えていきました。


【質問に答えてくださる方がいらっしゃるという幸せ、有り難いですね】

 インタビューのコツとしては「目的をはっきりとさせること」が一番大切なことです。「分かったふりをしない」、相手の答えに対して自分なりの見解を示し、その上で分からないことやもっと聞きたいことを聞くということを目指します。
 真摯に向き合い、思いや考えを引き出すことができるよう、「あれ?」と思ったこと、心が動いたことなどの言葉には、もっと深く聞く勇気をもちたいですね。

 来週からわくわく学習応援隊の方々をはじめ、多くの方々に子どもたちがインタビューをさせていただきます。お忙しい中、申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いいたします。

読書集会

 今朝は、体育館で読書集会が行われました。今回の内容は、図書委員会による「うまいもの山」という紙芝居を用いた劇でした。まず、図書主任の先生から「想像しながらお話を聞こう」というめあてが示されました。その後、「うまいもの山ってどんな山だろう?」と子どもたちに質問をしました。すると「ハンバーグの山」、「チョコレートの山」、「わたあめの山」、「キャンディの山」、「ジュースの山」など、本当にあったら毎日でも通いたいなぁと思うような山がたくさん出されました。



 そして、いよいよ劇の始まりです。ぐうたら生活をしている「もさく」を見かねたおとうさんとおかあさんが、殿様だけが食べられるアケビと松茸がある「うまいもの山」に誘い出します。急な山道を軽快に上っていくおとうさんに比べ、「もさく」は「もっとゆっくり歩いてくれ~」と息を切らせながらどうにか着いて行きました。ようやく山にたどり着いた「もさく」ですが、お目当てのアケビがありません。「1日遅かったかぁ~」としたり顔のおとうさん。その後も松茸を探しに山に入りました。ぐうたら生活をしていた「もさく」、「うまいもの山」に行ったことで本当の「うまいもの」を見つけられることができたのでしょうか。


【ぐうたらの「もさく」をおとうさん、おかあさんが山に連れ出す作戦を立てました】


 【ナレーターも楽しそう】

 劇が終わると、図書主任の先生が「読書をすると想像力がつくといいますが、その『想像力がつく』とは『心の目がよく見えるようになる』ということだそうです」と
お話をしました。その「心の目」とは何かをみんなで話し合いました。「心の目」とは、「気持ちを見ること」、「心で見て、文章の一つ一つを感じる」、「相手の気持ちも見える」、「目に見えないものが見える」等と発表をしていました。
 図書主任の先生はそれ以外にも「『心の目』が見えることは、相手の表情や仕草から、何かをしてあげたくなる、優しくなれるということでもあります。読書は知識という面だけでなく、優しくなれるという心の面でも大きく役立っています」とお話くださいました。
 今回の読書集会では、読書がもたらす効果を違う視点から知ることができた時間になりました。

ローマ字表片手に

 6校時、職員室に入るといつもとは違う雰囲気を感じました。そこには、3年生がローマ字表を片手に、パソコンの前に座って何かを一生懸命うっている姿がありました。近づいて見ると、ノートに下書きしたメッセージをメールで送るためにパソコンに向かっているようでした。「読点ってどうやって書くんですか?」と聞いたり、教頭先生が打ち方を教えてくださったり、時に頭を抱えたりして、5行の文章をおよそ20分かけて打っていました。大変な作業だったと思います。このメールをもらう方がうらやましく感じられるくらい一生懸命で新鮮な姿でした。


【ウッジョブの途中経過を大分の木材会社にメールしていました】

読み聞かせ

 昨日、朝の読み聞かせが行われました。今回も地域の方がお越しくださり、「ちがうねん」、「小さいのが大きくて 大きいのが小さかったら」、「さんかんびにありがとう」という3冊の本を読んでくださいました。

 「小さいのが大きくて 大きいのが小さかったら」では、ミミズなどの虫やネズミ、リスなどの小動物が大きくなり、ネコやニワトリなどの動物が小さくなって登場してきました。そのような世界だったら、今まで見えていた世界と違う世界が見えるという、見方・考え方の絵本でした。

【乾燥しいたけの置き場が少し変わった1・2年生の教室で読み聞かせ】

【この日は雨。本が似合うお天気ですね】

 「さんかんびにありがとう」では、おとうさんが参観日に来てくれるかハラハラして待っている女の子が登場します。なぜハラハラしているのか・・・、お父さんが参観日に来てくれたら、きっといい知らせを聞くことができるからなのかもしれません。女の子の揺れ動く気持ちに、見ている子どもたちもハラハラドキドキでした。

 
【参観日にハラハラする体験、みんなもあるかな】

 この朝の読み聞かせは隔週で行われています。地域の方々には、貴重な時間を子どもたちのためにお使いいただき本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 

森のふれあいフェスティバル

 11月17日(火)は、諸塚小で森のふれあいフェスティバルが行われました。これは、村内の小学校3~6年生と中学生が総合的な学習の時間で学習した内容を発表する場です。本校はウッジョブ諸塚の発表をしました。
 3・4年生は発表の中に振り付けを加えながら、わくわくひよこと一緒に自分が探求している活動の内容や実際に製作しているものを見せました。中学生や地域の方々もたくさん見てくださっている中での発表でしたが、臆することなく堂々と発表していて、この状況を楽しんでいるような余裕も感じられました。


【試行錯誤しながら考え抜いたものだから自信をもって発表できましたね】

 5・6年生は体育館での発表です。本校5・6年生のウッジョブは、11月~12月が実践の時期ですので、今回はこれまでの経過とこれからの展望を発表しました。他の学校も同じような学習をしているため、これから実践する子どもたちにとってはヒントになるものもたくさんあったのではないでしょうか。

 荒谷校区からもわざわざ子どもたちの発表を見に来てくださった方もいらっしゃいます。お世話になっている方々を見て、子どもたちも心強かったと思います。ありがとうございました。


【それぞれの計画をしっかり伝えられました】

戸下加工グループのみなさんと

 今日は1・2年生が先日収穫したサツマイモやしいたけを戸下の集会所に持って行き、戸下加工グループのみなさんと調理をしました。今日は、おいもスティック、茶巾しぼり、さつまいもの天ぷら、しいたけ南蛮を作り、その他にも簡単しいたけ料理を披露していただきました。

 茶巾しぼり作りでは「この芋はきれいなね~」と言いながら茶巾しぼりに使うサツマイモをつぶし、茶巾しぼりを知らない子どもたちに「丸めてギュッとしぼるとよ」と教えてくださっていました。「昔はこれがおやつやったとよ。これよりもっと大きかったわ。赤とか青の色をつけて、赤を食べていいよとか言われたもんよ」と小さい頃のお話もしてくださいました。昔はツルムラサキという植物を使って色をつけることもあったそうです。また「これは、えれ-大きいね。校長先生のじゃね~」と子どもたちの作る茶巾しぼりを楽しそうに見てくださっていました。


【色をつけたかのように黄色いおいもでした】

 その間に、おいもスティックを作りました。「最後に熱い温度で揚げるとカリッとなるとよ」とコツも教えていただきました。その後、しいたけ南蛮用のしいたけも素揚げしました。「しいたけはなかなか揚がらんとよ~。私はね漬け物をつける時にしいたけを揚げるけど30分も40分もかかるとよ」とか「(茶色くて)チョコレートを揚げてるみたいやろ」等と話していると「あちっ!!」と言って手を押さえる2年生がいました。「あんた、どっか当たったっちゃない?」と声をかけてくださる戸下加工グループの方に「フライパンにあたった」と話す2年生、まるで本当のおばあちゃんと孫のような会話でした。


【1年生も揚げ物に挑戦】    【やけどに気をつけてね】

 おいしいにおいが調理場の中に漂うと、自然に揚げたてのおいもや茶巾しぼりに子どもたちの手が伸びました。揚げたて、できたての味は格別でしょう。加工グループの方も「料理する人は味見が楽しみやとよ」とも教えてくださいました。


      【控えめに味見をしていました】


  【味見はまかせて!】  【たくさんの料理ができました】

 料理を作っている間、レンジでチンするだけのしいたけ料理を作ってくださいました。しょうゆ、砂糖、みりん、ごま油を混ぜた調味料をしいたけにかけてレンジでチンをするだけでおいしいしいたけ料理ができていました。
 「上品に言うと『しいたけ』うちへんは『なば』って言うと」と笑いながら話してくださったり、「学校の放送はうちの家まで聞こえてくるよ~」と話してくださったりして、楽しい和やかな時間を過ごすことができました。また、子どもたちが料理をしている間、静かに洗い物をしてくださっている加工グループの方もいらっしゃいました。料理を通して、昔のお話や料理の知恵を聞いたり、戸下加工グループの方々の温かさを感じたりすることができたと思います。


【女の子用、男の子用のスリッパもわざわざ準備してくださいました】


【洗い物、ありがとうございました】【技が凝縮された料理ができました】

 本日は、朝からお昼近くまで子どもたちのためにご指導くださり、ありがとうございました。調味料や油、調理器具等もご準備いただきました。お陰様で、楽しく賑やかな、そして学びのある時間を過ごさせていただきました。また、この時間の中で戸下加工グループの皆様の笑顔や明るさや活気が印象的で、元気を注入してもらったような気がしました。たくさんの料理は学校に帰って、他の学年の子どもたちや職員にも振る舞われました。おいしくて愛情のこもった味でした。本当にありがとうございました。

【1年生の児童のおばあちゃんにも参加していただきました】

※ 11月17日にアップしています記事に、林業アピールツアーが載っています。多くの方々のご参加をおまちしております。参加希望される方はメール又はFAXでお申し込みください。

 

「林業アピールツアー 山師と語ろう」について

 昨日、お伝えした「ウッジョブ」の中にあるツアーの詳細が端末によっては見られないようですので、こちらに詳細を載せました。多くの皆様の参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。               


「林業アピールツアー 山師と語ろう」
                                                 企画:荒谷小6年 はるちゃん
1 ツアー名 山を敬い、山に感謝する、誇り高き山師の姿    the伐採

 ○ 迫力満点 プロの山師が伐採する瞬間を見学しよう
 ○ この時期しか見られない山の絶景を満喫しよう
 ○ 食べよう 語ろう 知ろう 山師のプロと話してみよう

2 私がこの企画を考えたわけ

 先日、新聞に、「少子高齢化が進み、林業をする人が減っている」という記事が載っていました。森林組合の作業員が2000年の530人から現在320人にまで減少したのだそうです。この記事を読んだ瞬間、このままでは、諸塚の林業が、そして森林がなくなってしまうかもしれないと思い、とても不安になりました。
諸塚の林業は、このままでよいのでしょうか。森林はどうなるのでしょうか。
 わたしは、この問題をどうにかして解決したいと思いました。諸塚の森林は私たちの生活をずっと昔から支えてきました。今こそこの森林に恩返しをし、これから先もずっと自慢の森林であり続けてほしいと思いました。そして、どうすればこの問題を解決し、私なりに諸塚に貢献できるのか考えました。諸塚に住みたくなる、諸塚で林業をしたくなるにはどうしたらよいか。考えに考え見つけた解決策が「林業アピールツアー」です。まずは、諸塚の林業の担い手、山師の仕事と山師を知ってもらおうと考えました。また、このツアーでしか味わえない「わたし」ならではの諸塚めぐりをやりたいと考えました。そして、ツアー後は、参加者にアンケートをとり、人材を確保する資料としてまとめ、報告します。
 私の夢は、この諸塚村で保育士として子どもたちを育てることです。子どもたちに諸塚のよさをたくさん味わわせたいと思います。そして、諸塚の木のように元気よく育てます。だから、この森林を守り育てる人を確保することは、将来にわたって諸塚が輝く続けるとともに、未来の子どもたちにとってとても大切なことだと考えるのです。

3 期日   平成27年12月12日(土)

4  対象者:20代の男女

5 日程
 ○ 諸塚村立荒谷小学校  集合  12月12日12時 
 ○ 始めの会の後、私のおばあちゃんたちが準備した昼食を堪能
   (しいたけ寿司、ししなべなど)
    ○ 近くの伐採現場へ移動~見学とインタビュー
    ○ 古民家よしやで焼き肉&山師と語ろう(17時~20時)
      (私達5、6年生6名の持続可能な林業立村への取組をお聞きください。)
      (山師の方と語りましょう。山師の用意したはちソーメンもありますよ。)
   ○ 次の朝はそれぞれで解散です。日曜日ですので、復興した諸塚商店街や諸塚の晩秋の景色を堪能ください。

6 申し込み  ※ 12月4日(金)までにお申し込みください。
  ○ 別紙申込書に必要事項をお書きの上、FaxまたはEmailにてお申し込みください。
     住所 〒883-1301宮崎県東臼杵郡大字家代6159番地 
 諸塚村立荒谷小学校 
     ℡    0982(65)1120   Fax 0982(65)1138
     Email  ara-syou@m-link.jp        
 ホームページ http://cms.miyazaki-c.ed.jp/1674/htdocs/?page_id=13

7 その他
   ○ 古民家「よしや」は8名泊まれます。8名以上の場合は、池ノ窪グリーンパークログハウスをご案内いたします。
      ・古民家「よしや」一人一泊3000円
        http://www.morotsuka-tourism.jp/private-house.php#ID8
      ・池ノ窪グリーンパーク   ログハウス
       http://www.morotsuka-tourism.jp/log-house.php#ID68
                「林業アピールツアー 山師と語ろう」
申込みをされる場合は
1 申込期日
2 参加者氏名連絡先(携帯電話等)
3 お聞きされたいことやメッセージ
※ 複数で参加される場合は参加される方全員のお名前をお願いします。その際、代表者の方が分かるよう明記していただけると助かります。


【児童が作成したツアーの広告です】

「ウッジョブ諸塚」

 今日から本ホームページのトップメニューに、新しく「ウッジョブ」の窓が登場しました。この中には、ウッジョブに関する記事や資料を載せて行く予定です。今回は、「林業アピールツアー 山師と語ろう」というツアーの詳細を載せています。子どもがウッジョブで企画したツアーがとうとう実現するのです。ぜひ、そちらものぞいていただき、ご都合のつかれる方はツアーに参加していただけるととても嬉しく思います。子どもが一から考えた諸塚を満喫できるツアーになっています。どうぞよろしくお願いいたします。

 今日も、いもほりの後のすきまの時間を利用して「すきまウッジョブ」を行いました。内容は今回のツアーに関することです。平成27年12月12日12時集合のツアー、本校の5・6年生の子どもたちも応援するため参加する予定です。


  【みんなで協力し合って、いいツアーにしましょうね】

「ウッジョブ諸塚」へはこちら

おいもがいっぱい!

 今日の3校時~4校時は、先週の金曜日にできなかったいもほりを行いました。どれくらい大きくなっているかなぁ、おいしいおいもになっているかなぁなど、おいものことを考えながら地域の方が貸してくださっているおいも畑へと向かいました。


 まずは、おいものつるを取る作業をします。長く伸びたおいものつるを引っ張ると「おいもが出てきそう~」と心配そうでした。しかしながら、土深くに眠っているおいもはまだまだ出てきません。その後、マルチを取り除きました。全部で4畝ある、おいも畑、そのうちの1畝はとってもおいしいおいもの苗を植えているそうです。そのため、その1畝は最後に掘ることにしました。


【なが~いつるを取り除きます】【早速おいもをみいつけた】

 手で掘ったり、スコップを使ったりして、おいもに傷をつけないように慎重にいもほりをしました。おいもが顔を出すと「あったー!」と大興奮の子どもたち。「これは双子かな?いや三つ子だった」と喜ぶ子どももいれば、「これはおいしいサイズだ~」と中くらいのサイズのおいもを掘って嬉しそうにしている子どももいました。中には「私が掘ろうと思うところには必ずおいもがあります」と鋭い嗅覚の持ち主もいました。


【おいもが見えても深く深く掘らないとなかなか出てきてくれません】


    【堀り始め】       【掘った後】

 たくさんのおいもを見ると、次はどんな風に食べるかが話題にのぼっていました。「スイートポテトはもう何回も食べたから別のがいいな」とか「今日はおいもごはんするよ」などと話していました。

 いもほりが終わると、この畑を貸してくださった地域の方のお家に5・6年生が伺って、収穫したおいものお裾分けをしました。地域の方には毎年お世話になっており、いもの苗植えをした後も電柵をはってくださったり、定期的に見に行ってくださったりしていました。こんなに立派なおいもがたくさん収穫できたのも、地域の方にお力添えいただいたおかげです。ありがとうございました。


【いつもありがとうございます】

 学校に戻り、給食の時間になると台の上に大きな炊飯器が登場しました。実は3・4年生が、朝お米を研いでいてくれておいもを収穫した直後にごはんと一緒に炊いておいもごはんを作ってくれていたのです。なんと1升炊いたそうです。給食もあるので、ほくほくしたおいもを給食のごはんの上に乗せておいもを味わいました。新鮮であま~いおいもに食欲もそそられ、あっという間においもを食べてしまっていました。給食を全部食べた児童には、おいもごはんのおにぎりのおかわりがありました。残ったおにぎりはみんなでお家に持って帰ります。


【ごはんの左にある黄色く見えるものがサイコロ状のおいもです】

 春に植えた苗が大きくなり、秋になって収穫し食べられるというありがたさ、それまでの苦労、その後の畑の世話など、おいもを通して学ぶことがいっぱいありそうです。地域の方には本当にお世話になりました。無事にいもほりを終えることができました。ありがとうございました。