学校の様子

2017年3月の記事一覧

修了式

 3月24日(金)の3校時に修了式を行いました。今年度最後の日、子どもたちはどのような思いでいるのでしょうか。
 はじめに、校長先生からお話をいただきました。「166」という数字を出して、この数字が何の数字かを子どもたちに問いかけられました。子どもたちの多くがこの数字の意味を理解していたようで、自信をもって手を挙げる子どもがたくさんいました。この数字は、この1年間、全員が学校に登校した日の合計です。学校に登校する日は202日ありました。そのうち166日が全員登校した日なので、かなりの日数を11名全員で過ごしたことになります。校長先生は「なぜ、こんなに学校に来られたんだろう?」と子どもたちに考えさせました。すると「みんなに会いたいから」「みんなと遊びたいから」等と子どもたちが答えました。学校に来ることが楽しい、学校に行きたい!と思える子どもたちが育っていることがとても嬉しく思いました。

  【この日も欠席無しの元気な子どもたちでした】
 
 その後、「修了証」の意味についてお話しくださいました。「修了証」の「修」は身に付けるという意味があるそうです。子どもたちは、国語や算数、音楽や体育など、学習すべきものをしっかりと身に付けることができたので、修了証を貰うことができました。1年間、一生懸命学習してきた証です。大切にして欲しいと思います。

 それから、一言発表を行いました。毎回、学期のはじめと終わりに一言発表を行いますが、今日は1年の締めくくりです。子どもたちが自分なりの言葉で1年間をふりかえりました。

【1年生】
◯ 学習発表会の「なばたろう」が楽しかったです。その理由は見てくれている人が笑ったからです。これからは、家でお手伝いをしたり、人にやさしくしたいです。

【2年生】
◯ あいさつを大きな声ですることを意識しました。意識をすると大きな声がでてきました。これからは、漢字の書き順を正しくしていきたいです。また、一輪車でアイドリングが10回できるように練習したいです。
◯ かけ算をがんばりました。あがり、さがりを10秒で言えるようになりました。また、弟と遊んだりお風呂にいれたりしてお世話もできました。これからは二重跳びができるように練習したいです。


【自分の意見をきちんと整理して発表できました】

【3年生】
◯ 今年1年の漢字は「教」でした。寿会の方々や先生方、1・2年生に色々と教える場面がありました。また、誰かに何かを教えると笑顔になってくれて嬉しかったです。4年生になったら、みんなを引っ張るために5・6年生をお手本にしたいです。それがリーダーシップにつながると思います。
◯ 今年1年の漢字は「努」でした。運動会ではリレーの練習をしてミス無く走ることができました。長距離走では、最高記録を出すことができました。わくわく学習では、設計図が思いつかなかったけど、諦めずにしたら乗り越えることができました。4年生になったら、引っ張る力を身に付けたいです。また、優しい言葉を使いたいです。

【4年生】
◯ 今年1年の漢字は「引」です。その理由の1つ目はふりかえりで、意見をまとめたり、呼びかけることができたからです。2つ目は、体育のベースボールで声を掛け合い守備をすることができたからです。3つ目は、掃除で役割を決めたり、みんなを手伝うことができたからです。5年生になったら、色々なところに目を配れるリーダーになりたいです。

【次の学年への意欲が強く感じられました】

【5年生】
◯ 運動会では副団長として、高学年の地力をつけることができました。また、立腰や時間を意識することで集中力が高まり宿題もしっかりできました。そして、やる気もアップしました。

【いよいよ今度は6年生、期待しています】
 
 その後、1年生の作文発表です。1年生はこの1年で、字がすらすら読めるようになったり、しいたけのことをたくさん知ったりしました。しかし、「は」と「へ」の使い方が難しかったり、小さい「っ」の使い方が難しかったりしたそうです。そこで、これからはたくさん本を読んでしっかりと使えるようにしたいと発表していました。また、友達に対しては相手の気持ちをよく考えて、友達の心を大切にしたいと発表していました。そして新しい1年生のお手本になりたいと頼もしい言葉で締めくくりました。


【作文もとっても上手になりました】

 それぞれの子どもたちが、できるようになったことや次の学年での目標を掲げていました。特に3~5年生は、いよいよ自分たちの出番だという意気込みが感じられました。子どもたちの姿を見ていると、次年度もきっと活気溢れる荒谷小にしてくれると感じました。無事に修了式を終え、今感じることは、子どもたちや学校を支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様への感謝です。皆様の支えがあるからこそ、荒谷小の子どもたちはのびのびと成長し、充実した学校生活を送ることができていると思います。1年間本当にありがとうございました。そして、次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

卒業式

 本日、平成28年度第70回の卒業式を行いました。朝から雨が降り肌寒い日でしたが、朝早くからご来賓の方々、保護者の方々がたくさんお越しくださいました。
 卒業式が始まると3名の卒業生が担任の先生と堂々と入場してきました。

【しっかりと前を向いて立派な入場でした】

 卒業証書授与の時には、3人とも真っ直ぐに校長先生を見つめ、緊張と喜びの気持ちが入り交じったような表情で卒業証書をいただいていました。また、授与の前には担任の先生からの言葉をいただき、授与後は自分の夢を発表します。一人一人のよさを見つけ、子どもたちに自信をもたせてくれた担任の先生の言葉や、将来どのように生きていきたいかを子ども自身の言葉で聞いたことで、卒業生の今までのがんばりがみえてきました。


【話をしていると花に囲まれているようだった卒業生】


【楽しい時間を作ってくれていた卒業生】


【やる気いっぱい、元気いっぱい、食事もりもり、何でも全力に取り組んだ卒業生】

 その後、校長先生からお話がありました。校長先生は、子どもたちの夢と未来のお話や、日々の学習は夢につながっていること、目標をもつこと、そして自分らしさを忘れないことを話されました。卒業生のことを近くで見てこられた校長先生から、「3人の卒業生は立派な大人になる」とおっしゃっていただいた時には、本当に嬉しかったことでしょう。


【校長先生の言葉から自信をもらったと思います】

 来賓の方々からも心温まるお祝いの言葉をいただきました。卒業生に「人間力がついた。」とおっしゃってくださる方もいらっしゃいました。子どもたちの成長を見届けてくださる来賓の方々へも感謝の気持ちでいっぱいだったと思います。


  【教育委員会からお祝いの言葉】


 【PTA会長さんからお祝いの言葉】


  【教育長をはじめ来賓の皆様】

【いつも見守っていただきありがとうございます】

【地域からもたくさん応援していただいています】

 【これからもよろしくお願いします】

 別れのことばでは、これまでの思いが溢れだしたようでした。卒業生も在校生も言葉に気持ちを込めて、感謝の気持ちを伝え合っていました。また、卒業生から保護者の方への言葉では、日頃感じている思いを素直に表していて保護者の方々の支えを感じました。保護者の方から卒業生への言葉では、愛情いっぱいの言葉がたくさんあり、またその表情から卒業生のことを大切に思っていることが伝わってきました。


    【大きく成長しました】

 【にこやかな表情が印象的でした】

   【堂々とした佇まいでした】

【1年生:いっぱい遊んでもらいましたね】

【1年生:お姉ちゃんにもたくさんお世話をしてもらいました】

【2年生:卒業生のいいところをいっぱい発見しました】

【2年生:ずいぶんと頼もしくなりました】

【3年生:これからは自分たちがリードする番だという意識がみられます】

【3年生:たくさん遊んで、たくさん思い出を作りました】

【4年生:気持ちのこもった言葉、しっかり伝わったと思います】

【5年生:これからは荒谷小を背負っていくリーダーです】

【夕飯のリクエストに応えてくれた保護者の方】

【地域の素材を生かした料理で諸塚のよさを伝えてくれた保護者の方】

【いつでも一番の味方でいてくださる保護者の方】


【親として教師として、全力で応援してくださった保護者の方】


【「自慢の娘」、一生懸命支えてくださる保護者の方】

 卒業生、在校生、保護者の方々の気持ちが体育館中に満ちた素晴らしい時間となりました。感動的な、そして清々しい卒業式になったと思います。退場の際には、来賓の方々も花道を作ってくださり、みんなに祝福されながら涙をこぼしながらも笑顔で退場をしていました。


   【ステキな卒業式でした】


  【今までありがとうございました】

 来賓の皆様、保護者の皆様、本日はご多用の中お越しくださりありがとうございました。お陰様で、最高の時間を卒業生と過ごすことができました。これからも末永く、卒業生の成長を見守っていただけると幸いです。

表彰・卒業式練習

 今日、1校時に卒業式の練習を行いました。はじめに「子どもの詩(薔薇)」の表彰を行いました。これは、1年間を通して諸塚村に投稿した詩の中から、優秀賞と優良賞の子どもたちを表彰するものです。


     【4年生と6年生が表彰されました】

 その後、最後の卒業式の練習をしました。卒業式の予行練習の時に比べると、相手の目を見て、大きな声で発表できるようになっていました。1・2年生の先生からは「目線や姿勢もよくなってきました。さらによくなるために意識してほしいことは、セリフに気持ちを込めることです。」と話されました。気持ちを込めることで、表情も変わり、声も変わり、卒業生と在校生の気持ちが一つになると思います。今まで、一緒に過ごした学校生活を思い出して、一人一人が堂々とそして感謝をこめて思いを伝えて欲しいと思います。


【後ろから見てくださる保護者の方々にも、子どもたちの思いが伝わることでしょう】

みんデー

 先週の金曜日は、昼休みに「みんデー」を行いました。「みんデー」とは「みんなで遊ぶ日(day)」の略です。今回は6年生のリクエストでとび縄を使った遊びとおにごっこをしました。おにごっこでは「何おににする?」と子どもたちで相談し、お別れ遠足では「王様おにごっこ」をしましたが今回は「増えおに」というおにごっこをしました。「増えおに」は、はじめにおにが2人います。おににタッチされた人はおにになり、おにがどんどん増えていくおにごっこです。おにが少ないうちは、運動場を広く使ってゆったりと逃げられるのですが、おにが増えてくるとはさみうちをしてきたり、じりじりと包囲網を作られたりして逃げ場がなくなります。おにに追いかけられる時の恐怖感、逃げ切れなかった時の悔しさ、おにになって誰かを当てる喜びなど、遊びの中で色々な気持ちを体験できる「増えおに」でした。卒業式まであと2日となりました。今日はどのような昼休みを過ごすのでしょうか。


  【おには誰にする?】【おにになったら帽子は後ろ向きです】


【運動場に「ねこエモン」が描かれていました】

お誕生日給食

 昨日は校長先生のお誕生日でした。いつもは検食をしてくださる校長先生ですが、この日は子どもたちとランチルームで給食を食べてくださいました。子どもたちは校長先生と給食が食べられることに興奮しているようで、いつもよりも張り切って給食時間を迎えていました。校長先生と話したくて仕方ない子どもたちは、「校長先生は何歳になったんですか?」と話しかけていたり、剣道の話をしたりしていました。

 【牛乳でかんぱーい!!】【校長先生に聞きたいことがいっぱい】

 特別感のあるお誕生日給食を、賑やかに過ごした子どもたちでした。