学校の様子

2014年10月の記事一覧

電話・依頼文の達人 教頭先生

 今日の5校時、教頭先生による「ウッジョブ諸塚」の授業がありました。本格的に進み始めたこの学習ですが、まず最初の段階としてご協力いただく関係者の方々に電話で要件をお伝えし、その後依頼文をお送りする計画です。そこで、今日のめあては「電話のかけ方・依頼文の書き方のスキルを高めよう」とし、教頭先生が熱心にご指導くださいました。
 
【今日の授業は仕事上のノウハウでもあり、子どもたちが将来求められる内容の1つです】
 その後、各グループに分かれて電話で話をする内容を考えました。一言一句原稿用紙に書き、実際に演習もしてみました。何のためにするのか(諸塚村の林業を発展させるために貢献できることを考える。そして発信する)ということを確認しながら、実際の場面を想定しながら進む授業は、子どもたちに緊張感を与えたようです。
 
        【何事も経験です。経験をつめば自信もつきます】
 
【この地道な作業がいつか花開きます】    【最後は振り返りです】
 
 振り返りでは、「誰に何を聞けばいいのか整理でていないので、整理していきたい」と話す児童もいました。あと1時間、この学習の続きができます。次の時間でしっかりと頭を整理して準備をしていきましょう。

村民体育大会に向けて

 10月12日(日)は諸塚村民体育大会(略して村体)です。この日の応援は荒谷公民館が担当です。そのため、子どもたちは運動会で踊ったダンスを村体の応援の中で披露します。日曜日に迫った村体のために5校時は、全校児童でダンスの練習をしました。
 運動会であれほどまでに感動を起こしたダンス、きっと今でもキレよく踊るのだろうと思っていたら・・・、動きがバラバラだったり、小さかったりしていました。子どもたちもよく分かっているようで、「足がもつれる・・・」と言いながら踊っている子もいました。でも1・2年生担任の先生は、子どもたちのいい所をたくさん誉めて、子どもたちが笑顔で踊れるように指導されていました。
 
    【みんな息を切らしつつも最後まで一生懸命踊りました】
 
【よりいいものを作るためにダンスのプランを練ってくださいました】
 
 そして、運動会の時のダンスと所々変更した箇所も作りました。まずは掛け声です。「荒谷小!お~!お!!」の部分は「諸塚村!お~!お!!」とし、終盤でも「やー!!」と声を出すところを作りました。声を出す部分が増えて、以前のダンスに比べて更に活気のあるダンスになりました。
 村体では、青年団の方々が子どもたちの後ろで楽しいダンスを踊られるそうです。前にいる子どもたちは、笑顔はじけるダンスを踊りますので応援をよろしくお願いいたします。
 
 
             【腕の力を鍛えるため腕相撲もしました】

おだやかな給食時間

 今日の給食は、むぎごはん、おやこどん、わかめのすのもの、牛乳でした。今日は、牛乳以外すべておかわりがあり、おかわりの列にはたくさんの児童が並びました。
 
【5・6年生のどんぶりには溢れんばかりの親子丼が入っていました】
 
 給食中は、子どもたちが色々なことを話します。今日は、お寿司屋さんに行った時に何を食べるか、そしてしめは何を食べるかでした。「鯛しか食べません」とか「大トロを一度食べたことがあるけどあぶらっこくてそれからは食べていません」とか「まぐろとエビが好きです」、「刺身は食べられないから巻き物を食べます」などと話していました。しめは「回転ずしやさんではデザートを最後に食べます」などと話していました。
 また、「私は看護師に向いていると思いますか?」と将来のことを口にしたり、野球の試合を見て興奮した場面を話したりして楽しい給食時間を過ごしていました。
 
 そして、今日は先週できなかった席替えをしました。荒谷小では2週間に1回席替えを行います。その方法はくじです。この席替えを楽しみにしている子どもたちは、嬉しそうにくじを引いていました。
 
【スプーンのくじを引きます】     【その後、自分の番号のところに名前の札を貼ります】
 
 歯みがきの時間2分前、とても感心な子どもを見つけました。歯みがきの時間ではないけれども、自ら歯みがきをしていました。このような姿はとても嬉しいものです。
 
【この姿は下級生のお手本になります】
 
 今日の午前中は風が冷たく寒いくらいでしたが、昼休みになると14名全ての児童が半そでで外で遊んでいます。たくさん食べて、たくさん遊んで、すくすく育ってくださいね。

10月の全校朝会

 今朝は10月の全校朝会が体育館で行われました。
 今日の校長先生のお話は「学びたい」という内容でした。校長先生は映画や本が大好きだそうです。その校長先生がご覧になった映画の1つを子どもたちに紹介してくださいました。それは「世界の果ての通学路」という映画です。アフリカの子どもはライオンやゾウがいて危険だと分かっていても、学校に行きたい、学校に行って学ぶ意義があると強く思い、毎日何時間もかけて学校に通っているそうです。通学中、動物に襲われて命を落とした子どももいるそうです。その映像を見て、子どもたちは「命を落とす覚悟をしてまでも学校に行きたいと思うところに感動しました」と感想を述べていました。
 
    【驚きの映像でした】        【しっかり映像を見て感想を発表しました】
 
 荒谷小の通学路も山道があり、距離も長く大変ですが、世界を見るとそれよりももっともっと厳しい環境にいる子どもたちもいます。当たり前のように学べることに感謝をすること、当たり前と思っていることは実は当たり前ではないということを校長先生がお話してくださいました。
 その後、たくさんの本の紹介をしてくださったり、「イヌマキ」しゅりけんの紹介もしてくださいました。校長先生が紹介してくださる本は、図書室に置いている本も多数ありました。身近にあるけれども見えなかった魅力的な本を校長先生から教わり、また一段と読書に取り組もうと思う子どもも増えたと思います。
 そして「イヌマキ」しゅりけんには、男の子がいい反応を示していました。この植物の存在やしゅりけんの作り方を知らなかった子どもたち。校長先生からいただいた「イヌマキ」でこれから製作するのでしょうね。
 
   【しゅりけん しゅしゅしゅ】           【新たな発見の連続でした】
 
 その後、生徒指導主事の先生から記名の必要性についてのお話がありました。自分のものに記名をしていたら、もしどこかで落としてしまっても自分のもとに帰ってくる可能性があります。しかし、記名をしていないものを落としてしまったら、それはもう戻ってくることはないかもしれません。「物を大切にしよう」というのが10月の月目標です。持ち物には必ず名前を書いて、大切に使いましょうね。
 
【荒谷小にはないですが、落し物コーナーの写真を見せていただきました】
 
 全校朝会終了後、校長先生から「イヌマキ」をいただきました。どのようなしゅりけんができるかなぁ。
 【知恵と工夫で遊びが生まれます】
 
 先週くらいまではキンモクセイの香りが心地よかった職員室ですが、近頃はあまり香らなくなりました。学校の木も次第に黄色に変わっていき、秋が少しずつ深まっていっていることを実感します。これらの自然も大切な宝です。
 
        【キンモクセイ】  【キンモクセイの花が散り、池に花びらが浮かんでいました】
 
 

満員御礼

 昨日3・4年生教室前のろうかを歩いていると、椅子がろうかに出してあり、椅子にこのような貼り紙がしてありました。
 
【「またあしたどうぞ!今日は終わりました」と書いてあります】
 
 これは、3・4年生教室に1・2年生を呼び込む作戦であったくじが好評を博し、商品の在庫が足りなくなったため札留めをした様子です。「5年生の女の子は今までで9回もくじをひきに来ました」と、ターゲットにしていなかった学年の子どもまでも3・4年生教室に訪れるようになったそうです。5・6年生教室には、折り紙でおったリボンが机にちょこんと乗っているところも見ました。それも商品として3・4年生が準備したものだったそうです。
 この満員御礼がずーっと続くといいですね。ナイスアイディアでした。