学校の様子

2014年11月の記事一覧

第2回 P1グランプリ開催!

 今日、朝の時間に表現集会が行われました。今日は、第2回のP1グランプリです。第1回は5・6年生が撮った写真のP1グランプリでしたので、今回は1~4年生が撮った写真のP1グランプリです。めあては「フォトコンテストでP1グランプリを決定しよう」でした。
 
 1~4年生は「自分の写真を選んでくれるかな?」、「他の学年のお友達の写真はどんな写真かな?」などと考えていたのでしょうか、ドキドキしているような表情を浮かべる子やニコニコしている子もいました。早速1~4年生が撮った写真を見せてもらいました。共通していることは、荒谷小周辺で撮ったということですが、神秘的な写真、ほのぼのとした写真、生命力を感じる写真など、様々な表情の写真がありました。
 
 そして、自分の好きな写真を1枚決めて、その写真の下に投票カードを貼りました。
 
     【どれもステキだね】
 
 全校児童・全職員が投票カードを貼り終え、いよいよ結果発表です。「じゃじゃーん」と言って5・6年担任の先生が黒板を返すと、「おお~」という声が上がりました。
 
  【結果発表直前・・・どきどき】
 
 一番多く票が入ったのは、3年生の男子が撮った写真でした。その児童は、みんなの前に出て、写真の説明をしました。「写真を撮る時には、虫の目で撮りました。工夫したところは、背景に石の山が写るようにしたところです」と発表していました。その後、その他の児童から、この写真についての質問が出てきました。「どうやってこの写真を撮ったのですか」という質問には「石の上にカメラを置いてとりました」と答え、「場所はどこですか?」という質問には「学校にある大きな池の所です」と答えていました。
 
【8人の人が「この写真がすき」と言ってくれました】
 
 そして、今回はこの写真を選んだ人からも選んだ理由を聞きました。すると「固いもの(石)から草が生えているところがすごいと思ったから」や「冬の季節を感じたから」、「虫の目で撮ったと話していたが、虫の目でも見えるし鳥の目でも見えるような写真だから」などの意見がでてきました。一瞬で目を引くこの写真、子どもの感性はすごいなぁと思いました。
 
 その他にも「すきとおる葉っぱ」や「荒谷のたからもの」、「荒谷の山とのんびりしている1・2年生」、「荒谷のきれいな水」、「虫たちの遊具」というテーマがつけられた写真があり、どれも荒谷の自然の豊かさ、子どもたちの雰囲気を表現しているいい写真でした。
 
【写真を選んだ根拠も明確で分かりやすかったです】
 
 
 
 

長距離走練習 初日

 12月12日(金)に行われる、長距離走大会に向けての練習が始まりました。今年度も、週に2回、業間の時間を使って5分間運動場を走ります。
 軽快な音楽に合わせて、子どもたちは軽やかに走っていました。途中、お腹を押さえる子どもや、表情が険しくなる子どももいましたが、全員5分間走り切りました。走り終えた後の子どもたちはとてもすがすがし表情をしていました。子どもたちに交じって先生方も一緒に走り、爽快感を味わわれていたようでした。
 
              【一定のペースで走ることが目標】
 
【教頭先生が練習に参加した直後、ピピーっと終了の笛がなりました】
 
 これから長距離走大会まで、コツコツと練習をしていきましょう。

ウッジョブ諸塚 ゲストティチャーが荒谷小に!

 今日の2~4校時、5・6年生はわくわく学習(ウッジョブ諸塚)を行いました。今週の水曜日に各グループに分かれて、色々な場所に訪問をさせていただきました。今日は、その訪問の時に学んだことを生かして、ポスターを作ったり、リーフレットの原案を作ったりしていました。
 
 【ポスター作り、がんばります】     【2人で意見を戦わせながらリーフレット作り】
 
 【絵本の下書き、アイディアを出しながら制作中】
 
 木で製品を作る5年生3人のためには、、心強いゲストティーチャーがお2人も来てくださっていました。お1人は地元の林業の会社の方で、木工のプロフェッショナルの方でした。もうお1人は、デザインについて教えてくださる方でした。5年生は、木でシーソーを作ろうと考えていたり、松葉杖やアクセサリーを作ろうと考えたりしていました。今日は、それらの製品を作るお手伝いをしてくださいました。
 
  【インパクトで釘を打ち込みます】        【こちらはシーソー作り】
 
 【アクセサリーづくり。こんなにたくさんの装飾品を持って来てくださいました】
 
 プロの方々に直接助言や指導をいただきながら、5年生の3人は順調に作業を進めていっているようでした。
 
 2学期から本格的に進んでいるわくわく学習(ウッジョブ諸塚)ですが、これまでの学習から自分のやりたいことを見出し、自分の考えた企画を形にしてそれが林業の発展につながるよう工夫していく子どもたち。思いが形になることの喜びを感じ、楽しく制作をしています。
 
【アクセサリー、見せて~と後ろから2年生がやってきました】
 
 給食も一緒に食べていただきました。今日は、秋の香りスパゲティがメインのおかずでした。このスパゲティには、1・2年生が育てたしいたけが入っていました。とってもおいしかったです。
 
      【お世話になったプロの方々と一緒にいただきます】
 
                    【全員でパチリ】
 
 
 
【今日は牛乳、ミニチーズパン、秋の香りスパゲティ、かみかみサラダでした】
 
 午後からは、地元の林業会社にお勤めの保護者の方が、3年生のために来校してくださいました。3年生もわくわく学習(諸塚ウッジョブ~もっと林業~)で自分の興味のあるものを制作しています。それが、森林体験学習で実際に見たプロセッサーでした。それを段ボールで制作しているのですが、どうしてもうまくいかないところがあり、それを解決するためにわざわざ来てくださいました。今日は、プロセッサーの先の部分を重点的に作ったようでした。課題だった部位の作り方についてはヒントを与えてくださったようで、次の時間以降、3年生がそのヒントをもとに制作に取り掛かるのだと思います。
 
           【「けっこうリアルだねー」と誉められていました】
 
 子どもたちのためにわざわざ学校にまで足を運んでくださったプロの方々のおかげで、子どもたちの制作意欲はかき立てられたようです。
 お忙しい中、お越しください本当にありがとうございました。

保育士さんの読み聞かせ

 今日は、朝の時間に読み聞かせが行われました。読み聞かせをしてくださる方は、保育士さんである地域の方でした。
 まずはじめに、保育所で使用しているおもちゃを見せてくださいました。表には赤い風船が書いてあり、裏には他の絵が書いてあるそうです。その絵をくるくる回すと、何かが見えてきます。その絵を当ててみました。赤い風船をくるくる回すと、そこに出てきたのは・・・「りんご」でした。
 

     【 くるくる  くるくる 】           【何がでてくるかなぁ】
 
 「この色からいろんなことが広がるでしょう。何が出てくるのか考えてみてね」と声をかけられて他の色もくるくる回してみせてくださいました。青い風船の絵をくるくる回すと車が出てきて、緑の風船の絵をくるくる回すとカエルが出てきました。黄色い風船はバナナ、紫の風船はぶどうがでてきました。「こういう遊びを通して、赤ちゃんでも言葉を覚えていくんだよ」と話されていました。
 
 次に、「どうぶつたちの とびだす やさいばたけ」という絵本を紹介してくださいました。この絵本をしかけがあり、ページをめくるたびに色々な野菜が飛び出してくる絵本でした。立体的な絵本に、子どもたちは食い入るようにみていました。
 
 そして、いよいよ読み聞かせです。1冊目は「すっぽんぽーん」という絵本でした。野菜たちが自分の皮を脱いだり、へたをとったりして、すっぽんっぽんになります。とうもろこしやとまとなどがすっぽんぽんになりますが、たまねぎもすっぽんぽんになろうとします。その時、「たまねぎさん、どうなると思う?」と尋ねられ、子どもたfちは「なくなるー」、「白くなるー」と予想をしていました。さてさてたまねぎがすっぽんぽんになるとどうなったのでしょうか。
 
               【笑い声いっぱいでした】
 
 次に「どこいったん」という絵本を読んでいただきました。「ぼくの ぼうし どこいったん?」と言って、帽子を探して歩くお話でした。赤くてとんがっている帽子、いったいどこにあったのでしょう。
 
   【誰かがかぶっていた?】
 
 最後に、「まさか さかさま」という絵本を読んでいただきました。絵本に出てくる絵は、1枚の絵なのですが、真っすぐ見ても見られるし、逆さまにすると違う絵として見ることができる不思議な絵でした。じっくり読んでみたい絵本だなぁと思いました。
 
 今回読み聞かせをしていただく前に、保育士さんはハンカチを少しの水で濡らして持っていかれました。その理由は、絵本のページをめくる時に、そのハンカチで指を湿らせておくと、ページをスムーズにめくることができるからだそうです。なるほど、ページをめくることに手間どって、絵本の世界が途切れることがないようにするための工夫なのだなと思いました。
 色々な技をもっていらっしゃる保育士の方の読み聞かせは、バラエティに富んでいてとっても楽しかったです。
 
 子どもたちのために朝の貴重な時間を作ってくださり、ありがとうございました。赤ちゃんのおもちゃや絵本を見て、ここにいる子どもたちも、このようなもので遊んだり読んだりして大きくなったんだなと感じることができました。
 ありがとうございました。
 
 
 

青島宿泊学習 その2

 青島宿泊学習2日目の午前中は青島へのサイクリングでした。諸塚ではなかなか自転車に乗る機会がないと話していた子どもたち、うまく自転車に乗れたのでしょうか。
 
【心配をよそに、スイスイ乗っていました】   【担任の先生もすいすい~】
 
 子どもたちのサイクリング様子を見ていると、「きゃー!こっちにこんでよー」とか「行きたくて言ってるっちゃないとよ!」等と声が聞こえてきました。前を進む子どもたちはスイスイ自転車に乗っていましたが、後ろの方は自転車と自転車が衝突したり、まっすぐに進めなかったりする子どもたちもいて大騒ぎだったようです。でも、どこか楽しそうで、どうにか目的地までたどり着きました。
 
 青島では磯の観察をしました。鬼の洗濯岩がある青島の海はとてもきれいで、始めは足を濡らさないように用心して磯の観察をしていた子どもたちでしたが、少し靴が濡れると平気で海の中に足を付けて歩いていました。
 
【自然がつくりだしたこの形、作品のようでした】 【やどかりがたくさんいました】
 
【瓶を拾って水槽にしました】      【大きなカニ発見!】
 
 その後、青島神社まで足をのばしました。ここは、宮崎でも有数の観光地で、平日のこの日も観光客の方がいらっしゃっていました。私たちに声をかけてくださった方がいらっしゃったのですが、その方は北海道から来られた方たちでした。
 
【巨人軍の方々が書かれた言葉も貼られていました】
 
 神社に飾られている絵馬を見て、「ママとパパが長生きできますようにだって。この子いい子や~」と言っていたり、神社の雰囲気を「無人島みたい」と言っていたりする子どももいました。
【家族のことを思う願いが多かったです】【木々が生い茂るこの雰囲気、諸塚とは一味違うね】 
 
 そして、最後に砂浜の奉仕活動をして帰りました。一見きれいに見える砂浜ですが、みんなでゴミを探すとたくさんのゴミが集まりました。たくさんの方々が訪れる青島の海を、来た時よりも美しくできました。
 
    【ちゃんと分別しました】
 
 
【青島へ続くこの橋はトロビカルブリッジというそうです】
 午後からはしおかぜ追跡ハイキングを行いました。3つのグループに分かれて、それぞれのポイントで出される指令をクリアできるように協力して進んでいきます。
 
【ここは「ロビンフッドと赤りんご」というポイント。赤りんごに的を当てられるかな】
 
【「竜宮城の玉手箱」では玉手箱に入らないくらいのゴミを拾いました】
 
 ゴミの中には、ペットボトルやスプレー、サンダル、ひも、発泡スチロールなど抱えきれないくらいゴミが集まりました。この追跡ハイキングで、ゴミ袋4袋を用意していたのですが、それでは全然足りないゴミの量でした。
 
【「海パズル」では自然のものを使って作品を作りました】
 
 
 どのグループも、指令をクリアするために話し合ったり、協力したりして、チームワークを発揮していました。M学習でも一緒に学習をする子どもたちですが、この宿泊学習では朝も昼も夜も一緒に過ごすので、更に親密さが増しているような気がしました。 
 
 しおかぜ追跡ハイキングが終わり、最後のふりかえりの時間となりました。「ふりかえりを発表できる人!」と所員の方が尋ねると、他の学校もその場にいたのですが、諸塚の子どもたちはスッと手を挙げました。そして、1番に当てられたのは荒谷小の子どもでした。「この追跡ハイキングでみんなと協力できました。例えば、みんなで歌う曲を決めたり、矢印の方向を話し合ったりして進む方向を考えました」と具体的な様子を交えながらふりかえりをしていました。この「例えば」という表現を使ったふりかえりを所員の先生にほめられ、その後ふりかえりをする子どもたちは、全員「例えば」をふりかえりの言葉の中に入れて、活動の様子が分かるような発表をしていました。
 
【どのような場でもしっかりと自分の意見が言えますね】
 
 午後の活動の後、3日目の宿泊学習に備え、磯観察で濡れた靴を洗って乾かすことになりました。青島青少年自然の家には大きな乾燥機があり、それを使わせていただきました。
【奥にあるのが乾燥機です。たくさんの靴が並びました】
 
 2日目も充実した活動をした子どもたち、1日外にいたので疲れたようでしたが、貴重な体験をたくさんさせていただきました。