2016年12月の記事一覧

窓をピカピカに

 今週は清掃時間に学期末清掃を行っています。昨日は体育館、今日と明日は窓ふき、木曜日は教室、金曜日はトイレの掃除をします。
 今日は1階の窓を全校児童で拭きました。ある班では、上学年と下学年がペアになり、窓の拭き方を上学年の児童が教えていました。清掃時間の5分前に集合し、清掃終了のチャイムが鳴るまで一生懸命拭きました。おかげで、窓がピカピカになりました。清掃後のふりかえりでは、「今日は校舎に感謝の気持ちをもって拭くことができましたか?明日は2階の窓ふきなので、今日のように感謝の気持ちをもってふきましょう」と6年生が呼びかけていました。


       【すみずみまできれいにしました】

 今日は、正月準備の事始めの日だそうです。荒谷小でもお正月を迎える準備が着々と進んでいます。


【長距離走大会の時に設置してくださった門松(竹の代わりになば木)も、今後飾り付けをします】

今年最後の読み聞かせ

 今日は、今年最後の読み聞かせが行われ、保護者の方が3冊の本を持ってきてくださいました。1冊目は「のせてのせて100かいだてのバス」、2冊目は「しんでくれた」、3冊目は「ここからだしてくれー」でした。
 「のせてのせて100かいだてのバス」では、毎日毎日同じ時間に起きて、同じ時間にバスを出発させ、同じ路線を走るバスの運転手が、同じことの繰り返しにうんざりしていました。そんな時、見たことのない細い道が見えました。運転手はわくわくしてバスのコースを外れて進んでいきました。その先には、初めての町、初めてのバス停など、見るもの全てが初めての場所が広がっていました。どんどんバスを走らせていくと海につきあたりました。「ここまでか」と思ったバスの運転手ですが、乗客からフェリーに乗って海を渡ったらいいと言われ、バスごとフェリーに乗りました。すると、船の乗客がバスに乗りたいと言い始め、船員がバスを3階建てにしてしましました。しかし、船の乗客がバスに乗りきれないので、力を合わせて4階建てにしました。2ヶ月後、南の国に来たバスは30階にプールができるほど高くなっていました。そして、6ヶ月後は超高層ビルよりも高く、1年後は100階建てになりました。このバス、一体どうなるのでしょう。


【こんなに高い100階建てのバス】

 2冊目は「しんでくれた」です。人間が生きていくために欠かせない食事、それらは動物や魚などの命をいただいているありがたいものです。「いただきます」という言葉に思いを込めて毎日の食事を食べていきたいと思いました。保護者の方からは、「ごはんは動物などの命を使ってできています。残さず食べるようにしてください」とお話がありました。

 3冊目は「ここからだしてくれー」です。深い穴に落ちたオオカミが「ここからだしてくれー」と叫びます。絵本を横に傾けたり、斜めにしたりしますが、オオカミはよろけて出てこられません。そのオオカミの動きに子どもたちは大きな声で笑っていました。


  【絵本を動かすことでお話が進む楽しい絵本でした】

 読み聞かせの後、1年生は「ここからだしてくれー」を見せてもらいながら、「これ面白い!また読みたいです」と保護者の方にお願いしていました。すると、今日1日貸してくださることになりました。今日は雨が降っているので、読書をする時間がたっぷりあると思います。色々な本を手に取ってみてください。


【自分で絵本を動かしてみたいね】

 今日で、今年の読み聞かせは終了です。保護者の皆様や地域の皆様には、楽しい絵本や少し立ち止まって考える絵本、昔から伝わる絵本などを読み聞かせしていただきました。毎回、様々なジャンルの絵本に出会えるこの読み聞かせの時間が子どもたちの1日の元気や想像の世界につながっています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

もちつき大会

 長距離走大会が終わったら、昼休みは子ども対大人でサッカー対決をしました。ぽかぽか陽気だったため、子どもたちは体操服に着替えてボールを追いかけました。子どもがゴールをしたら2点というルールで始まったサッカーですが、大人の方々も容赦なくゴールを狙いにいきます。長距離走大会の疲れはどこかに吹き飛んでしまったような子どもたちの清々しいプレーでした。

  【真剣勝負です。結果は8対6で大人の勝ちでした】

 その後、もちつき大会を行いました。このもちつき大会のために、前日に家庭教育学級の役員の方が準備をしに来てくださいました。また、当日は火おこしや火の番などを保護者の方々にしていただき、もちがつける段取りをしていただきました。
 まずはじめに、お父さん方が勢いよくもちをついてくださいました。あっという間にもち米がもちに変わり、子どもたちにバトンタッチです。


【リズミカルにペッタンペッタン】【とっても熱いもち、ひっくり返すのも一苦労です】


    【もちが固くなる前にペッタンペッタン】

 体育館の中では、お母さん方がもちを丸めるお手伝いをしてくださっていました。早速、保育所生はもちを丸めました。おだんごを作るように両手で丸め、おいしそうなおもちが出来上がりました。


【役割分担して、スムーズにもちが出来上がっていきました】


【慣れた手つきの保育所の先生方】


         【おいしくなあれ】


          【早く食べたいね】

        【きなこもちもできたよ】

  【おもちをびよ~ん】



【つきたてのおもち、何もつけなくてもペロリと食べられます】


        【きなこもちも人気でした】

【保育所生もおかわりしたかな?】

 今年は白もち207個、あんこもち55個、ピンク色のもち61個、いももち53個、あずきもち(もちにあずきを入れてついたもの)67個、よもぎもち60個、鏡もち2個の合計505個のおもちが出来上がりました。


【家庭教育学級の役員さんに大変お世話になりました】

 田植えから稲刈り・脱穀などお米に関することを一手に引き受けてくださった地域の方、そしてもちつき大会を支えてくださった保護者の皆様、お陰様で今年も子どもたちの笑顔あふれるもちつき大会になりました。ありがとうございました。

長距離走大会

 長距離走大会を行いました。11月7日から約1ヶ月、子どもたちは業間の時間や朝の時間、体育の時間に長距離走大会の練習をしてきました。毎日毎日運動場を走って体力をつけていきました。11月30日からは、長距離走大会で走るコース(道路)での練習が始まりました。上り坂や下り坂が続く道を、息を切らしながら顔を真っ赤にして走る子どもたちの姿がとても印象的でした。練習の途中、体調が悪くなる子どもがいたり、転ぶ子どもがいたりしました。また、どこでスピードアップしたらいいかを考えて走るようになった子どももいました。それぞれ、自分の目標に向かって最後まで練習を頑張りました。
 そして長距離走大会当日、校長先生から「何のために走るのか」というお話がありました。「足が速くなるため」、「粘り強くなるため」など、子どもたちは目的をもって走っていることが分かりました。校長先生からは「元気な身体を作るため」という目的も教えていただきました。そして、自分が決めたことを頑張ることの大切さをお話しいただきました。


【ドキドキわくわくが心に入り交じった開会式でした】

 そして、いよいよスタートです。まずは保育所生からスタートしました。途中で、転んだり靴が脱げたりするハプニングがありましたが、どの子どもも走りきりました。小学生も、自分の目標タイムに向けて精一杯の走りを見せてくれました。


  【保護者の皆様、地域の皆様の応援に力をもらいました】

 自己記録を更新した子どもは飛び跳ねるように喜び、もう一歩及ばなかった子どもは涙を流して悔しがりました。どちらも、今まで精一杯練習をしてきたからこそ感じられる感情だと思います。
 閉会式では、学年部(1・2年生、3・4年生、5・6年生)で1位だった児童を表彰しました。また、保育所生も所長さんから金色に輝くメダルをもらいました。

        【1位 おめでとう】


        【最後までよく頑張りました】

 講評では、教頭先生が「2つの感謝をしてください。1つ目は保護者の皆様・地域の皆様の応援に感謝、2つ目は身体を動かせることに感謝をしてください」とお話しされました。どの子どもも応援に力をもらったと思います。また、健康な身体があったからこそ走ることができました。

【健康は全ての土台になるものです】
 
 この1ヶ月の長距離走大会の練習・大会を通して、子どもたちには諦めない力が身に付いたり、達成感を感じたりしたと思います。日々の学習や行事を通して、子どもたちはどんどん成長していっています。保護者の皆様、地域の皆様、子どもたちに大きな声援を送ってくださりありがとうございました。


【けがもなく無事に終えることができました】

ふれあい会食とわくわく学習

 本校では、わくわく学習(生活科・総合的な学習の時間・国語科等)で、1・2年生はしいたけを中心に、3・4年生は林業を中心に学習しています。5・6年生は林業の学習を経て、地域の学習を進めています。その中で6年生のある児童は、「おじいちゃん・おばあちゃんはヒーロー」というCMを作成します。児童の気持ちの中には、おじいちゃん・おばあちゃんが林業や青年団活動・婦人会をずっと続けてきてくれたから今の諸塚があると考えています。そして、そのおじいちゃん・おばあちゃんの活躍や思いを発信したいと思っています。そのためには、多くの方にインタビューをする必要があります。この児童がお話を聞きたいと思っている人たちの中に、今回のふれあい会食にお越しくださった地域の方も含まれていました。そのため、ふれあい会食より1時間ほど早く学校にお越しいただき、インタビューをさせていただきました。昔の青年団活動の話や思い出、また、今の青年団の方々へのメッセージなどについてインタビューしました。


【一つ一つの質問にていねいに答えてくださいました】

 また、ふれあい会食後は1・2年生が育てているなば木を見てくださいました。そこで、元気ななば木とそうでないなば木を教えてくださったり、生しいたけと干ししいたけの栄養の違いを教えてくださったりしました。1・2年生は次第に、「この黄色いのは何ですか?」、「こっちのなば木は大丈夫ですか?」などと自分から質問をし始め、しいたけのハテナを次々に解決していきました。


【資料も準備してくださいました】

 ふれあい会食に加え、子どもたちのわくわく学習にもご協力いただきありがとうございました。この学びが子どもたちのこれからのわくわく学習にはずみをつけてくれると思います。今後ともよろしくお願いいたします。