学校の様子

2014年10月の記事一覧

10月の全校朝会

 今朝は10月の全校朝会が体育館で行われました。
 今日の校長先生のお話は「学びたい」という内容でした。校長先生は映画や本が大好きだそうです。その校長先生がご覧になった映画の1つを子どもたちに紹介してくださいました。それは「世界の果ての通学路」という映画です。アフリカの子どもはライオンやゾウがいて危険だと分かっていても、学校に行きたい、学校に行って学ぶ意義があると強く思い、毎日何時間もかけて学校に通っているそうです。通学中、動物に襲われて命を落とした子どももいるそうです。その映像を見て、子どもたちは「命を落とす覚悟をしてまでも学校に行きたいと思うところに感動しました」と感想を述べていました。
 
    【驚きの映像でした】        【しっかり映像を見て感想を発表しました】
 
 荒谷小の通学路も山道があり、距離も長く大変ですが、世界を見るとそれよりももっともっと厳しい環境にいる子どもたちもいます。当たり前のように学べることに感謝をすること、当たり前と思っていることは実は当たり前ではないということを校長先生がお話してくださいました。
 その後、たくさんの本の紹介をしてくださったり、「イヌマキ」しゅりけんの紹介もしてくださいました。校長先生が紹介してくださる本は、図書室に置いている本も多数ありました。身近にあるけれども見えなかった魅力的な本を校長先生から教わり、また一段と読書に取り組もうと思う子どもも増えたと思います。
 そして「イヌマキ」しゅりけんには、男の子がいい反応を示していました。この植物の存在やしゅりけんの作り方を知らなかった子どもたち。校長先生からいただいた「イヌマキ」でこれから製作するのでしょうね。
 
   【しゅりけん しゅしゅしゅ】           【新たな発見の連続でした】
 
 その後、生徒指導主事の先生から記名の必要性についてのお話がありました。自分のものに記名をしていたら、もしどこかで落としてしまっても自分のもとに帰ってくる可能性があります。しかし、記名をしていないものを落としてしまったら、それはもう戻ってくることはないかもしれません。「物を大切にしよう」というのが10月の月目標です。持ち物には必ず名前を書いて、大切に使いましょうね。
 
【荒谷小にはないですが、落し物コーナーの写真を見せていただきました】
 
 全校朝会終了後、校長先生から「イヌマキ」をいただきました。どのようなしゅりけんができるかなぁ。
 【知恵と工夫で遊びが生まれます】
 
 先週くらいまではキンモクセイの香りが心地よかった職員室ですが、近頃はあまり香らなくなりました。学校の木も次第に黄色に変わっていき、秋が少しずつ深まっていっていることを実感します。これらの自然も大切な宝です。
 
        【キンモクセイ】  【キンモクセイの花が散り、池に花びらが浮かんでいました】