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10月16日 非行防止教室

 先日、4校時目に非行防止教室を実施しました。

 今回は、日向警察署から3名の警察官が来校し、子どもたちに授業をしてくださいました。

 子どもたちが安全に学校生活や日常生活を送る上で大切なルールや、現代社会における危険性について、分かりやすく指導していただきました。

 授業の主な内容は、SNSなどの適切な使い方と個人情報の取扱いについてです。

 インターネットやスマートフォンの普及により、子どもたちがSNSなどのツールを使う機会が増えていますが、その裏側に潜む危険性について具体的に教えていただきました。

 特に、一度インターネット上に公開した情報は消えないことや、安易に個人情報を教えないことの重要性について、事例を交えながら指導していただき、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。

 この非行防止教室をとおして、子どもたちは、自分たちの身の回りの危険について具体的に考えることができ、安全な行動を選択する力を高めることができました。ご家庭でも、この機会にSNSやインターネットの利用ルールについて、ぜひ話し合ってみてください。

10月17日 外国語・外国語活動の時間に

 学年に合わせた外国語学習に楽しく取り組んでいます。

 3年生の外国語活動では、ブロックを使った活動が行われました。

 子どもたちは、ブロックを組み合わせてアルファベットの形を作っていきました。ローマ字の学習はしていますが、やはりブロックで大文字と小文字を判別し、正確な形を作り分けるのは、至難の業のようです。

 「こっちの形かな?」「先生、これで合ってる?」とALTの先生に相談しながら、粘り強く挑戦していました。

 触って、見て、形を覚えるアナログな活動は、子どもたちにとって文字を深く理解する上で大切な時間となりました。

 5年生の外国語の授業では、タブレットPCを使いこなした学習が行われています。子どもたちは、自分の好きなことやできることなどを英語のフレーズにまとめ、自己紹介の資料をタブレットで見せながら発表しました。

 写真などを効果的に使った資料は、聞く側にも内容が伝わりやすく、デジタルツールを活用した効果的なプレゼンテーション能力も育まれています。自分の考えをまとめて、英語で発信する力が高まっています。

 デジタルツールを駆使して表現力を高める5年生と、アナログな活動で文字の基礎を固める3年生。それぞれの学びを通して、外国語への興味・関心をさらに深めています。

10月14日 新しいタブレットPC

 この度、児童用のタブレットPCが新しい機種に入れ替えられました。今まではWindows機を使用していましたが、椎葉村では、今回から新たにChromebookを導入しました。

 OS(基本ソフト)が変わったことで、操作に戸惑うのではないかと思っていましたが、実際に子どもたちに触れさせてみると、子どもたちの順応性の高さには目を見張るものがあり、すぐに新しい操作方法を習得し、スムーズに使いこなしていました。デジタルネイティブと呼ばれる子どもたちのデジタル機器への抵抗のなさは、驚くばかりです。

 ただ、現代の学習においてデジタル機器の活用は不可欠ですが、特に低学年の児童にとって、鉛筆を持って文字を書く、色を塗るなどといったアナログな体験も、認知能力や運動能力を育む上で非常に重要です。

 不土野小学校では、これからもICT機器の利便性を生かしつつも、紙と鉛筆を使う学習や体験学習など、アナログとデジタルのバランスを適切にとりながら、子どもたちの学習効果が最大限に高まるよう、指導を継続してまいります。

10月10日 タグラグビー

 今回は、コートを狭く設定し、2人対2人の少人数での対決形式でゲームを行いました。人数が少ない分、一人ひとりがボールを運び、タグを取りに行くチャンスが増え、緊張感あふれる試合展開となりました。

子どもたちは、タグ(腰に付けた帯)を取られないように走り回り、味方と声を掛け合いながらパスをつなぎます。

 タグを取られた時の悔しさや、見事トライを決めた時の喜びを全身で表現し、タグラグビーの面白さを体いっぱいに感じていました。 

 少人数でのゲームをとおして、子どもたちは、瞬時の状況判断力や、チームメイトと連携するチームワークの大切さを学んでいます。

 この活動をとおして、ルールを守って安全に、そして楽しくスポーツに取り組む態度を身に付けてほしいと思います。

10月 太陽の動きの観察

 3年生は、理科の授業で太陽の動きについて学習を進めています。先日、太陽の動きを調べるために、影の動きの観察に挑戦しました。

 運動場にある朝礼台の上に観測用の棒を立て、1時間ごとに影が動く向きや長さを丁寧に記録していきました。太陽の位置が刻々と変わるため、時間に合わせて移動する影を記録していく作業に、子どもたちは真剣な表情で取り組んでいました。

 観察の結果、事前に立てていた「太陽は東から出て、南の空を通り、西へ動く」という予想を裏付けるような、見事な影の動きの記録を残すことができました。

 自分たちの予想と実験結果が一致したことに、大きな発見と喜びを感じ、満足そうな様子でした。

 この観察をとおして、太陽の動きと影の関係を実感として理解することができました。これからも、身の回りにある自然の不思議に目を向け、探求する心を大切にしていってほしいと思います。