日誌

ホタル飼育

謎の死…。

 
 新学期が始まりました。
 春休み中も新2年生がずっと、水の管理、幼虫のカウントなど欠かさずに行っています。
 ところでその記録には…

 
 「謎の死」…。
 実は始業式の清掃時に生徒が美技術室を掃いていたら、教室のほこりに紛れて死んだ幼虫が発見されました。
 


 ふたはきっちりと閉められていますが、その隙間から逃げ出したのでしょうか。
 大切に育てているだけに残念です。
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ホタル上陸。


 毎日1年生が、自分の上陸装置のホタルの幼虫の残りの数を数えています。
 これまでにだいたい7割ほどが上陸しました。

 今後のスケジュールも頭に入れておかなければなりません。


 さて、よくよく上陸装置の土の部分を覗き見てみると、ホタルの幼虫がいました。
 (土に混じっていて見にくいかもしれません。)

 
 こちらのほうは、穴を掘って、土繭を作ろうとしているようです。
 穴の中…までは見えないですね。
 
 ところで、水槽の幼虫を数えようと石をあげてみると、脱皮したらしい幼虫がいました。
 
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テーマをはっきりとさせよう。


 ホタルの幼虫が徐々に上陸しています。
 そこで1年生は、研究のまとめにむけて、自分たちの活動を振り返りました。

 
 この研究は代々引き継いできたものです。去年の6月にふ化に成功し、現在までに
2500匹を放流しています。放流したのは、1ヶ所は親を捕獲した歌糸地区、そして
学校近くの清流荘付近の小川です。もし、清流荘付近でのホタル観測で明らかな増加
が見られれば、それは私たちが11月に放流したものが成長したと考えてもよいのでは
ないかと思われます。

 さて、昨年の夏、2年生は「NHF作戦~なんとかしてホタルを増やそう作戦」と
銘打って研究結果をレポートにしました。
 今年はなんとかしてホタルを上陸させるまでこぎ着けましたので、今回は「ホタルを
より多く羽化させるにはどのようにすればよいか」、です。参考にさせて頂いている門
川高校が、卵から幼虫になったのが3割、そのかかからさらに成虫になったのが3割と
のことでしたので、その数値を超えることを目標に頑張りたいです。
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清流荘上の小川でもホタルが確認できました!

 
 美技術室でのホタルの上陸が確認出来ていますが、21日夜、放流した小川でもホタルを確認することが出来ました。
 水質調査において「Ⅱややきれいな水」の指標にもなているゲンジボタルですが、本校が参加している水質調査でも
なかなか見付けることが出来ませんでした(7月末だと小さいからかもしれません)。それが実際に自然の中で生息し
ているのを見付けられたのは、大変嬉しいことでした。
 





 フラッシュごめんなさい。

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今日も上陸が見られました!

 
 20時ぐらいから、発光が確認できました。
 上陸してからの動きがとても速いです。
 担当教諭二人で苦労しながら撮影を頑張りましたが…。


 
 上陸装置の一番てっぺんで点灯していました。
 フラッシュ撮影を試みると、こんな感じです。

 
 緑色に光っているのがおわかりでしょうか。
 

 また、別の上陸装置では、水中の幼虫が光を放っていました。
(上:フラッシュなし,下:フラッシュあり)
 

 


 合成するとこんな感じになります。
 
 
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