新着情報

日々の島野浦学園の様子やお知らせ

島浦の昔を知ろう

 今日は前期課程の子ども達が、校外学習で離島センターに行きました。目的は、昔の島浦の様子を知り、今と比べながら、今後の島浦学の課題解決に役立てることです。

 離島センターには、かなり昔の島浦の写真が数多く展示されています。子ども達はまず、自由に見学しました。その後、島浦の歴史に詳しい方を講師にお招きし、詳しい説明を聞きました。大人同士のソフトボール大会をしていたこと、高速艇の前は木造2階建ての船が延岡まで行っていたこと、トンネルが開通する前は山を越えて学校に通っていたことなど、我々職員も思わず声を上げるような貴重な話ばかりでした。改めて、島浦の歴史を肌で感じることができました。

  

 

  

 

がんばる姿を見ていただきました

 今日は、北部教育事務所、延岡市教育委員会の先生方が、島野浦学園に来られました。

 まずは本校の取組についてご説明し、その後、授業の様子を参観していただきました。どの学年も非常に落ち着いて学習に取り組んでおり、普段のがんばっている様子をお伝えすることができました。写真は、後期課程9年生の理科、8年生の美術の授業風景です。

  

ALTの先生とのお別れ

 本校ALTとして1年4ヶ月、子ども達に外国語の楽しさを教えていただいた先生が、本日をもって、島野浦学園最後の授業となりました。

 3時間目は5・6年生の授業です。チーム対抗で、英語のクイズに答えます。正解すると難易度に応じてポイントが加わり、子ども達はこれまで学習してきたことをいかしながら意欲的に参加していました。

  

 

 いつものように給食を全員で食べた後、ちょっとしたセレモニーを行いました。児童生徒会長が英語でお礼の言葉を述べ、生徒会が企画・準備した全校児童生徒からの写真付きメッセージカードをお渡しし、最後にALTの先生から英語でスピーチをいただいてから記念写真を撮りました。母国に戻られても、島野浦学園のことを忘れないでいてほしいです。

See you again!!

  

 

島浦の自然を大満喫しました

 梅雨明けを思わせるような青空の下、子ども達が楽しみにしていたシーカヤック教室が行われました。

 まずは海上タクシーに乗り込み、島の反対側の砂浜へ。まさにプライベートビーチです。ただし、海上タクシーでは浜に上陸することができないので、平船という小さい船に乗り換えます。そこに今回、島を盛り上げるNPOの方々が、いかだを設置してくださいました。大変助かりました。

  

 

 浜に上陸し、講師の方々にごあいさつをして、早速活動開始。2~5年生は、メガサップという大きな板状の船に乗り込みました。近くをぐるっと回った後は、いかだに渡って、海に向かってジャンプ。一方6~9年生はパドルの使い方を習ってから、カヤック体験。海が穏やかだったので、少し遠くまで漕いでいました。

  

 

  

 

 後半は入れ替わり、2~5年生がシーカヤック、6~9年生がメガサップを、思う存分楽しみました。

  

 

  

 

 今回の活動を通して、子ども達は改めて、島の自然のすばらしさを実感したことでしょう。関わってくださったたくさんの方々に、感謝申し上げます。

一行詩 「いのちの声」コンテスト

 先日行われました「宮崎いのちの教育週間」での道徳の授業の中で、自分が感じたこと、普段思っていることを詩で表現しました。全員分の作品が出そろい、廊下に掲示されています。いくつか、ご紹介します。

 

「ご先祖様、ぼくに命をくれてありがとう。ぼくは一度きりの人生楽しく生きます。これからも命をつないでいくね。」

「一つだけの命、1回しか生きられない私たち。そんな命だからこそ、自分の命を大切に。」

「命は終わらない。たとえ命が亡くなったとしても、その命を知っている人の心に残り続ける。」

「できないことはたくさんあるけれど、自分を認めてあげよう。それぞれが世界で唯一無二な存在だから。」

「明日はどんな天気かな、明日は何が見れるかな。些細な喜びを探しに行く。それが、私が今日を生きる理由。」

 

 2年生から9年生まで、発達段階に応じてそれぞれが「いのち」について真剣に考えています。とても大切なことですね。

9年生 国語科 研究授業

 今日は、9年生、国語科の研究授業が行われました。

 「挨拶ー原爆の写真によせて」という詩を読み、内容を理解するとともに表現の工夫を捉え、最後に自分なりにこの詩を評価をする、という流れでした。広島の原爆が題材でしたので、子ども達は、修学旅行で訪れた原爆ドームや平和記念館を思い出しながら、それぞれが解釈をして、自分の考えをまとめていました。本校の今年度の研究テーマが「主体的・対話的に学ぶ児童生徒の育成~少人数のよさを生かした授業実践」となっています。今回の授業を通して、さらに研究を深めていきたいと思います。

  

 

  

ふかふかのできたてパン

 本校の給食に出てくるパンは、島のパン屋さんが朝早くから焼いてくださっています。子ども達は、週2回のできたてパンをとても楽しみにしています。

 今日の献立は、背割れパンにツナサラダ、カボチャのスープでした。自分でパンの間にサラダを挟めば「セルフツナサンド」の完成です。ふかふかのパンにあふれんばかりのツナサラダ。子ども達はにこにこ笑顔で思いっきりほおばっていました。おいしい給食に感謝です。

  

 

  

島の活性化のお手伝い

 昨年度、島に関わる若者を中心に、島を元気にするNPO法人が立ち上がりました。その方々と話をする中で、何か、学園の子ども達にも手伝ってもらえないだろうか、という提案をいただき、今回の活動が実現しました。

 実は、現在、高速艇乗り場の近くに新しく観光案内所が作られようとしています。そこの壁板のペンキ塗りをさせていただきました。今日は図工室に集まり、グループに分かれて30cmほどの壁板にペンキを塗りました。慎重に、かつ大胆に、ムラがないよう重ね塗りをして、ようやく完成しました。ペンキが乾いたら自分の板に名前を書き、2週間後、実際に案内所まで行って貼付作業を行う予定です。島の活性化に一役買うことができそうです。

  

 

  

アサギマダラを島に

 本校の技術員が育てているシマフジバカマ。この花をめあてに、遠い海の向こうから、アサギマダラというきれいな蝶がやってきます。3・4年生の島浦学で、このアサギマダラがもっとたくさん来てくれれば、島への観光客も増えるのでは、という考えにいたり、アサギマダラを増やすプロジェクト、通称「アサ☆プロ」がスタートしました。早速、技術員さんから接ぎ木の仕方を教わり、シマフジバカマを育てています。いずれは高速艇乗り場や観光案内所などに植え、たくさんのアサギマダラを呼びたいと、毎朝の水やりに励んでいるところです。ちなみに最後の写真は、昨年度、学園にやってきたアサギマダラです。

  

  

  

オンラインで交流学習

 延岡市内の小規模校2校が集まっての交流学習に、本校の2年生がオンラインでつながって、国語の発表会を行いました。「あったらいいな、こんなもの」という単元の学習で考えた発明品の発表です。普段は1人での学習がメインとなる本校の2年生ですが、この日は自分が考えた「うそ発見器」と「空飛ぶ自転車」の紹介のほか、他校の友達の発表を聞いたり質問をしたりして、交流を深めていました。