校長トーク

校長トーク第20回

 12月13日(木)
  12月の大きな行事「駅伝・ロードレース大会&餅つき」、「ICT授業公開」が終わりました。7日の駅伝・ロードレース大会は、毎年恒例で今年もチームを作って自己ベストを目指して頑張って走り吹きました。その後は、地域の方の応援もいただいて、みんなで餅つきをしました。臼と杵で作る餅は、なんとも言えないおいしさがあります。豚汁は、保護者の方々が作ってくださいました。寒い日だったので、おいしさは倍増!おかわりもできたので、おなかがいっぱいになりました。やっぱり一生懸命走った後のみんなで食べる餅と豚汁は、「サイコー」でした。保護者・地域の皆様、ありがとうございました。
 12日は、「ICT授業公開」でした。市内を中心に県内外100名以上の方々の参観の中、堂々と、普段通りに授業を受ける子どもたちに「さすが」と自画自賛したくなりました。会の成功は、教師と子どもたちの努力の結晶です!だから、「みんな頑張ったね!」って褒めてあげたいです。関係者の皆様、これまで本当にありがとうございました。
  さあ、いよいよ16日~19日は、地震と台風で伸びた「2年生の修学旅行」です。この日を2年生は、どれほど待ちわびたことが・・・・・。
 保護者に感謝しながら、修学旅行に行ってきまーす!

校長トーク第19回

11月29日(木)
 前回のトークから、ずいぶん時がたってしましました。この1か月間は様々な校内外の行事が交錯し、私事で時間に心にゆとりがもてなかったのでしょう・・・。
 本当に失礼いたしました。
  さて、11月9日に行われた第71回西諸県地区小中音楽大会での演奏は、練習の成果を存分に披露してくれました。指揮者、伴奏者、歌い手が一体となった演奏は、聴く人に感動を与えます。見事にやってのけたみんなを心から褒めてあげたいと思います。ところが、終わってからのみんなの感想は、「緊張してうまく声が出なかった」「あそこの入りが合わなかった」など・・・。もっと「こうすれば・ああすれば」といった反省が上がってきました。すごいですよね~!いつの間には、みんなでお互いに高め合っていたのですね!やっぱり「すてきな仲間」です。
  仲間と言えば、こばやし秋まつりでの「東方和太鼓」演奏!全員参加ではありませんでしたが、参加したメンバーは気合い十分!風が吹き、着慣れない衣装を身にまといながら華麗なる舞を披露してくれました。なので、そこでも観客の方からの「すごいね」の声! 一生懸命に取り組んだことは、必ず成果となり、新たな発展を生みます。まさに、この2つの大イベントは、これからの「未来の自分に返ってくるであろう」と確信しています。
 そんなみんなは「東方中の自慢」です。
 最後になりましたが、保護者及び保存会の皆様!御多用の中、終始おつきあいいただきありがとうございました。運搬から着付けまでお手伝いいただき、子どもたちは本当に幸せだと改めて感じました。
 まだまだ報告したい事はありますが、今回はここまでとさせていただきます。

校長トーク第18回

 10月16日(火)
  子どもたちの活躍の場である三大行事の「文化祭」が盛会のうちに幕を閉じました。
三大行事とは、一つは「生徒総会」、二つは「運動会」、そして最後の「文化祭」です。
  生徒総会で年間の活動計画について協議し、自分たちで東方中学生としてどのような取組を企画し、実践していくか話し合います。それを受け、スポーツ面、文化面と一人一人が主役になり、活躍できる場を作り出します。それぞれの場面では、自主的、主体的に取り組むことに意味があります。取組状況によっては、達成感は違ってきます。なので、当日の成功は日々の努力に繋がるため、子どもたちの気合いはより高まってきます。その達成のために、意見がくい違ったり、時間が合わなかったり、協働で行うことと、美術作品や技術・家庭、書道など、個人で制作することもあります。
 これだけのことを実行するには、文化祭までの準備期間は皆んな大いそがしでした。正直、お互いどのような仕上がりになつのかは、当日のお楽しみなのです。
 中学生の時期の伸びしろは、「未知」です。わたしたち教職員の願いや思いに対して、どんどん応えてくれます。その結果の一人一人が主役になれた文化祭でした。
 ご観覧いただいた保護者、地域、関係者の皆様、子どもたちの頑張りはいかがだったでしょうか?運動会同様、全員で作り上げた文化祭は、皆様に感動をプレゼントできたでしょうか?
  これから、3年生はいよいよ受験モードに切り替わります。1・2年生は、まだまだそれぞれの学年でやるべきことが残されています。戌年も、いよいよ2ヶ月と少し!

追伸 
 全校合唱は11月9日(金)の西諸県地区音楽大会でもパワーアップして演奏しますので、是非ご鑑賞いただけるとありがたいです。

校長トーク第17回

 10月5日(金)
 1学期終業のあいさつ
 慌ただしかった1学期が終わりました。振り返ると、世の中では、地震や台風による自然災害、アジア大会における日本選手団の活躍、本校では、修学旅行の延期、運動会や福祉体験等の成功、中体連等を含めたスポーツ面や文化面での活躍が見られました。
 そんな中、一人一人の取組では、生徒会の活躍、輪太鼓の充実、学力面の向上など、生徒たちは目的をもってそれぞれ一生懸命に取り組んできました。そんな生徒たちをとても誇らしく思います。
 さて、先日、あるラジオ番組で、中学生が「人生100年と言われますが、先が長くてため息が出ます。」的なことをいっていたそうです。それを聴かれていた区長から、「私たちはあと何年生きられるかと考えますよ。」その対照的な会話を聞いて、改めて人生について振り返ってみました。
 生きているといろいろなことに出会います。この世に誕生し、時間は確実に進んでいきます。今の化学では、誰にも時を止めることはできません。一生懸命悩んでいる時間も、ぼーっとしている時間も、遊んでばかり入る時間も、勉強している時間も、すべての人に平等に与えられた時間です。
 そこで、最近話題になっている「君たちはどう生きるか」の内容から感じたことを紹介します。本の中にこんなことが書かれているそうです。
 「人生の意味というのは、生きる目的と同じです。どう生きるというのは、生き方ですから、生きる手段です。生きることを歩くことや走ること、飛行機で飛ぶことにたとえるとわかりやすくなります。目的なしに歩けば、どんな歩き方をしても歩き倒れです。目的なしに走ったら、どんな走り方でも走り倒れです。目的地の飛行場を知らずに飛行機が飛んだら、どんな飛び方をしても墜落あるのみです。」「どう生きるか」よりも「なぜ生きるか」はもっと大事なのです。
 2学期は、文化祭に始まり、進学、進級と向かいます。これからどう過ごすか、何を目標とするかは、それぞれで考えていきましょう。社会に出る前にそれを考えるのが中学生という時期です。失敗を恐れず、失敗しても反省すれば前に進めます。そうすれば、素敵に輝く自分が生まれます。今という時間をありがたいと思って、これからも進んでいきましょう。

校長トーク第16回

 9月20日(木)
 第15回東方合同大運動会が雨に遭わず、無事に終わることができました。これも、前日の準備から当日の運営まで、多くの方々のご支援をいただいたおかげです。本当に嬉しかった! ありがとうございました。ただし、「来賓役員団技」と「PTA団技」を天気が心配でカットしてしまったことだけが心残りです。これまで準備をされてきた役員の皆様、「本当にごめんなさい」。
 振り返ると、夏休み明けからすぐに運動会モードになるので、子どもだけでなく、私たち大人もきつかったのを思い出しました。特に、今年の夏は猛暑だったので、熱中症が心配でクーラーの中にばかり入る人も多かったのでは? なので、最初の練習は具合が悪くなる子も数人いましたが、ご覧の通り閉会式までみんな乗り切りました。改めて、みるみるとたくましくなっていく子どもたちに「若いってすごいなあ」と感じた次第です。
 これから、文化祭にシフトチェンジします。もちろん、勉強も同時進行です。引き続き、子どもたちの頑張りにご声援をいただけるとありがたいです。

校長トーク第15回

 9月10日(月)
 先日7日、奇跡的に雨に遭わず予行練習を実施することができました。東方校区にとっては、支援学校の子どもたちも一緒に練習することができたので、とてもありがたかったです。しかし、午後から雨、翌日も雨の中、8日に運動会を予定していた学校にとっては、とても大変だったと思います。
 近年、運動会を5月に実施する学校が増えてきていますが、この時期に台風が連続すると、さすがに今後は5月の実施もやむを得ないのではと考えさせられます。運動会といえば、お昼ご飯には秋の味覚が並び、栗や梨、柿に青いミカン! 午後から走らなきゃいけないプログラムがあるときは、せっかくのごちそうを前にあまり食べられず、家に帰ってからたくさん食べていたのを思い出します。秋の味覚や秋空、トンボは、運動会の風物でしたが、これからは五月晴れや鯉のぼりといった運動会の風景に変わっていくのでしょうか。
 どちらにしても、みんなで囲むお弁当はおいしいですね。日本の心温まる一風景です。ところで、また台風22号が発生しました。お願いだから日本に近づく前に消えてほしいなあと祈るばかりです。

校長トーク第14回

 8月27日(月)
 本日より授業がスタートしました。夏休みに入る前の集会で、「命」を大切にして過ごすことと「やってみたいこと」を実現することについてお話ししました。今日の集会では、昨日の奉仕作業も合わせて、全員が笑顔でスタートできたことを心から嬉しく思います。子どもたちの表情からも、何かしらの思い出に残る体験ができたような感じがしました。それぞれの「夏の思い出」については、折々皆さんから「思い出話」を聞きたいと思っているところです。
 昨日の奉仕作業においても、多くの方々のご協力のおかげで、玄関周りから運動場、さらには、伸びた樹木も含めての各作業のおかげで、見違えるように学校が綺麗になりました。日頃から、子どもたちは主体的に朝のボランティア活動を行っていますが、さすが保護者が参加すると仕事がはかどること! 「愛校心」「勤労精神」など、大人の後ろ姿を身習わなければいけませんね。ご多用の中、参加していただき心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
 これから、運動会、文化祭とさまざまな行事が目白押しです。皆、それぞれに役割があり、その役割を達成するためには、周りの協力と自己研鑽が必要です。みんなで方向を合わせて、目標に向かって一緒に取り組んでいきましょう。
 残暑はまだまだ厳しいと思われます。健康には十分留意してお過ごしください。

校長トーク第13回

8月10日(金)
 夏休みに入り、約半分が過ぎました。健康に留意して過ごせていますでしょうか? 全国的に猛暑が続き、熱中症にかかる方が急増しています。「自分は大丈夫!」と思っていても、気付かぬうちにかかってしまうとのこと! 特に温度差や湿度と水分との関係は自己管理をしていても体の方がついていっていないのかもしれません。27日には、全員そろって皆さんと逢いたいので、残りの夏休みも元気で過ごしてくださいね。
 さて、8月6日、9日は広島と長崎にあの恐ろしい原爆が投下された日です。このような恐ろしい出来事は、今後二度と起こってほしくありません。テレビで式典の様子を見ながら、そこに参列していらっしゃる方々と同じ気持ちになりました。体験をされた方々が高齢を迎えた今、未来に生きる私たちができることは、原爆を体験した国の一人として、その思いを受け継いでいくことだと考えます。これからも引き続き、子どもたちに平和教育の必要性を伝えていきます。ぜひ、各ご家庭でも話題にしていただけると幸いです。
 これから日本では、お盆を迎えます。ご先祖様とともに過ごせる大切な時間です。昔話を交えながら、ゆっくりとした時間を過ごしたいものです。

校長トーク第12回

7月19日(木)
 昨日は、本校では初めての食育の取組「郷土料理」を地域の方々の指導のもと、実施しました。指導者には地域の方々3名が来られ、「がね」と「いこ餅」を作りました。家庭科の先生に協力をいただき、手順よくできあがっていきました。
 作ったのは2年生! せっかくなので、他の学年にもお裾分けをしました。もちろん、職員もいただきましたよ! 「がね」はさくさくしていたし、「いこ餅」はしっとりしていてとってもおいしくできました。調理終了後は、みんなで仲良く給食を一緒にいただきました。わくわくした交流ができたとてもよい機会となりました。
 学校では、様々な交流学習を実施しています。それ以外でも、図書館の開放や施設見学、施設利用も可能です。ぜひお気軽に足をお運びください。お待ちしております。

校長トーク第11回

 6月29日(金)
 結構こまめに投稿しているつもりでしたが、前回からずいぶん日がたってしまいました。どうして、若いときには一日が長く感じたのに、年を重ねるごとに早く感じるようになるのでしょうか? 仕事量が増えたのか? 考えることが多くなったのか? いえいえ、ひょっとして、パッパと動けなくなっているのかもしれませんね。・・・
 ところで、サッカーの日本代表チーム! 素晴らしい活躍です。個人の技術力や体格など、なかなかの強豪チームが多い中、チームで協力してプレーして勝ち上がっていく選手の皆さんには感動します。昨日の試合は前回の先発メンバー以外の選手が多く出場していましたが、堂々とした戦いぶりでした。「チーム日本!」のすごさを改めて再確認させられました。それにしても、その強さはいったいどこから来るのでしょう?
 陸上のリレーにしても、確実にメダルに届いています。メダルを取るために、一人一人の今の実力を知った上で、どうしたら世界に通用する走りができるか研究を重ねた末、独自のバトンパスを生み出したそうです。元々日本人の気質は、「自ら考えて新たに生み出す力」に優れていると言われる方がいます。そんな日本が好きで、来日したり住んだりしている外国の方も多いようです。きっと私たち一人一人の魂の中に伝統的に息づいているのでしょう。まずは「自分を知ること」、そして次に「どうすればいいのかを考えること」、最後に「実行すること」が夢への実現の一歩かもしれません。