学校から

平和学習

9月24日に「平和学習」を行いました。

今回は「かたりべぐるーぷ 南の風」の 常盤 泰代 様に講話をしていただきました。

常盤様は元小学校の先生で(以後 常盤先生 と書きます)、ご退職後から平和教育に携わり、県内を飛び回っていらっしゃるそうです。

また、沖縄まで戦争体験者のお話を聞きに行ったり、宮崎県各地の戦争の様子を調べたりして、子供たちに戦争についてお話していらっしゃいます。

常盤先生のお話では「出会い→感動→発見→出発」について初めに話されました。

人や話に「出会い」、戦争や平和の話に心が動いて「感動」し、新しい知識を「発見」し、知ったことを自分の言葉で表現する「出発」になるように、そんな1時間にしてほしいということでした。

常盤先生は講話に行く学校の地域が、戦争中どうだったかも調べていらっしゃって、須木地区の慰霊塔のこと、小林の空襲のこと、戦没者のことなども具体的な人数、慰霊塔・慰霊碑の写真、当時の写真などを交えてお話しくださいました。

他にも、千人針や出征時の寄せ書きされた日の丸なども見せてくださり、私たちが戦争の悲惨さや戦争の恐ろしさ、無知の怖さなどについて教えてくださいました。

「平和な世の中とは、権利を守れる世の中だ」という言葉に、私たちもしっかりと知識を身に付け、自分の権利を主張できるようになり、これからの平和を自分たちの手で守っていかないといけないと感じました。

常盤先生との「出会い」に感謝です。

 【生徒代表 お礼の言葉】