2024年7月の記事一覧
7/25 胸に刻む
今日は小中合同研修を行いました。
これは、夏季休業中に毎年行っているものです。
今年は内容未定のまま7月になろうとしていました。
どうしたものか・・・と思っていたところ、研究主任より「南部教育事務所の方に来ていただいて、ひなたの学びについて研修したい」との相談があったため、二つ返事でOKを出しました。
本校では、これまでも紹介してきましたが、校内の研究として生徒に「自分の勉強の仕方」を見つけ出し、身に付けさせる取り組みを行っています。
自分が「わかる」「できる」と感じ、自信をもつことが学びに向かう力を伸ばすと考えています。
今のところ朝学習の時間を中心に試行錯誤していますが、今後は授業中での「個別最適な学び」につなげたいと思っています。
しかし、実際に授業で生かすためには、教師が「ひなたの学び」を理解し、授業で実践していることが重要です。
そういった意味で、今日の研修は大変重要な研修でした。
実際、齊藤指導主事には、事前にお渡しした質問に対して具体的に丁寧に回答していただきました。
また、「なぜ『ひなたの学び』なのか?」の説明も具体的で大変わかりやすい内容でした。
おかげさまでこれまでキーワードとしてばらばらに頭の中にあったものが1つにまとまった感じです。
ここまでわかりやすく説明していただいたのですから、今度は我々が実践という形で生徒たちに返していかなければならないと強く感じました。
齊藤指導主事がまとめで話された中で、特に私の心に残ったものを挙げます。(実際に言われた内容と多少文言が違う点はご容赦ください)
・専門でない方の言葉がヒントになる。(グループ協議について)
・「教えあい」は一方通行ではない。
・生徒が発表した内容を他の生徒に説明させることで生徒同士をつなぐことができる。
・教えない教師が最高の教師である。
・学校で学んだことをすべて忘れて、残ったものが教育
・今日の授業の取り組みは「ポン」と出たものではなく、何日も考え抜いて作り出したものだ。(公開授業後の指導教諭の話)
特に最後の言葉は心に響きました。
今日の研修に向けて齊藤指導主事に準備していただいた内容がまさにこの通りだと思います。
素晴らしい演奏、素晴らしい作品、素晴らしいプレーの裏には必ず想像を超えた努力の積み重ねがあるのと同じです。
私たちも同じ授業のプロとして、この言葉を深く胸に刻んでおく必要があると感じました。
最後に、齊藤指導主事、本日は本当にありがとうございました。
私自身大変勉強になりました。
7/19 前半終了
本日で、1学期前半が終わりました。
4月からの4か月はあっという間でしたが、生徒達はどの行事や授業など、いずれも全力で取り組み、しっかりとやり遂げてくれたことが何よりうれしかったことです。
その裏には、先生方の細やかな計画と丁寧な指導や助言があったことは言うまでもありません。
先生方の、それぞれ生徒の持つ個性や持ち味を理解し、大切にしながら、生徒に寄り添って取り組む姿勢には頭が下がります。
須木中の夏休み期間中の登校日は8月9日だけです。この日は須木地区の花火大会の前日準備となっています。
須木地区を代表する大きな行事について、準備と事後の清掃ボランティアという形で自分たちがその一翼を担い、実際に無くてはならない存在になっていることは、とても誇らしいことです。
このような行事へのかかわりが、須木に対する自分の存在感を感じ、郷土愛を育て、人間性を高めてくれているのだろうと思います。
7/18 絵に込めた思い
先週、すきむらんど温泉 かじかの湯の駐車場に一枚の絵が設置されました。
中学生が須木小学校に在学中に描いた絵です。
須木の特産品の作物や動物、自然、吊り橋や滝、そこで楽しむ人々が生き生きと描かれていました。
子ども達の須木愛にあふれる素晴らしい作品だと思います。
近くに行かれた際は、是非実物をご覧になってください。
(駐車場の一番奥です)
7/17 玄関
須木中の玄関は、訪れる人の数よりも虫の方が多いのが難点です。
特に夜間は、玄関のひさしに電灯がついているため、外の虫も、校舎内にいた虫もたくさん集まってきます。
それを狙うクモの糞や、窓から出られず力尽きた虫などなどが、傘立ての奥やすのこの下にたまってしまいます。
清掃の時間に担当の生徒が一生懸命に掃除をしてくれています。しかし、一人で管理棟の1階の廊下全体も担当しているため、広すぎて大がかりな清掃をするには時間がまったく足りない状況でした。
そこで、今日は天気も良いこともあり、教頭先生が、あっと言う間にすのこや傘立てを移動し、隅に溜まったゴミを掃き、タイルも水拭きをしてくださり、ピカピカになりました。
古い玄関なので新品には及びませんが、古いものでも手を掛け整えてあげることで凜とした良さが伝わってくるものだなと感じたところです。
7/16 時代への対応
今日の薬物乱用教室では、薬の正しい飲み方や、違法薬物でない市販薬の怖さなどを教えていただきました。
最近は、薬局などで買うことができる市販薬のオーバードーズによる救急搬送が非常に多くなってきているそうです。
違法薬物について、生徒達はこれまでに学んでおり危険性を知っていますが、市販薬の危険性についてはそこまで考えてはいなかったようです。
講話の中で薬剤師さん、どんな薬でも「主作用」と「副作用」があるということを強調されていました。
また、薬の用量や飲むタイミングについても、
・薬効がしっかりとあるように計算されているため、量を飲みすぎると危険性が増すだけで速く効果がでたり、よく聞いたりするわけではないこと
・指定量より少ない服用では効果が出ないこと
など、指定された量と時間をしっかり守ることの大切さを知ることができました。
これまでは覚醒剤などの違法薬物の使用禁止についての内容が多かったですが、近年の社会状況の変化に応じて市販薬の使用方法や危険性などを含めたものに講演内容を変えてきているとのことでした。
SNSが生徒達に浸透している現状を考えると、学校でも生徒を取り巻く危険なものやことに対して、しっかりと情報収集をして対応していく必要があると感じました。
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