日誌

日々徒然

3/6 道具

日本の企業が世界で最も正確な次世代時計「光格子時計」の国産商用機の販売を始めるというニュースが出ていました。1台5億円!

これは、「1秒」の長さを定義している現行のセシウム原子時計よりも100倍以上精度が高く、100億年で1秒ほどの誤差しか生じないそうです。

例えば、この時計を複数利用すれば、標高によって時間の進み方が異なるという理論に基づき、数㎝単位で地面の隆起などの計測も可能となり、地震や火山噴火の予兆を早期検知できる可能性があるということでした。

AIもそうであるように、この時計の仕組みも、簡単に理解できるものではありません。しかし、生徒達が大人になる頃には普通に使われるようになり、生活の中に自然に溶け込んで利用されるようになるのだろうと思います。

その時、それらの「道具」を使いこなすことができる力を身に付けておくことが重要で、それが今の学校での学びにもつながってくるのではないかと思います。

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3/5 プログラミング

南校舎1階の渡り廊下から管理棟に入ってすぐの正面に、テーブルがあり、タブレットが置いてありました。

近づいてみると、画面にはゲームのような画像が出ています。

また、横には説明の紙が置いてありました。

技術の時間のプログラミングの学習をとおして作った対戦ゲームでした。左側のキャラクターを移動させながら弾を撃ち、右側のキャラクターを倒します。

授業で学習した内容で、シンプルながらシューティングゲームを作ることができるとはすごい時代です。

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3/4 分析

1月に行った、2年生の実力テストの結果が出ました。

1年前にも実施しており、1年間の変化を見ることができます。

実際に学級全体の平均点は、昨年と比べて10点以上がり、個別に見ても多くの生徒が力を伸ばしていることが分かりました。

今年は、朝学習の時間に、自分に合った学習の仕方見つけて身に付ける取り組みをしてきましたが。今後、今回の結果が、それぞれの生徒が取り組んできた内容と、どのような関連があるかを細かく分析し、見ていきたいと考えています。

1年次とは問題内容も難易度も違うので、単純に比較はできないところはありますが、三年時の取り組み方に参考にできると良いなと思います。

なお、生徒への結果の返却は明日以降になる予定です。

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3/3 巣立ち

3月1日に小林高校の卒業式に出席しました。

母校の体育館に入るのは卒業して以来でした。

体育館の様子は在校当時とそれほど変わってはいませんでしたが、大きく違っていたのは、卒業生の少なさです。

当時よりずいぶん減っているのはわかっていましたが、いざ目にすると思っていたよりも少なく感じますね。

 

卒業証書授与では、担任が一人一人の生徒の名前を呼ぶ際、どの生徒もとても良い返事をし、凛とした姿勢で立つ姿が印象的でした。

また、送辞も答辞も素晴らしく、特に答辞は読んだ生徒の3年間の友人への思い、保護者への思い、先生方への思いがじんわりと伝わってくるとても心に残る内容でした。

小林高校の先生方、素晴らしい卒業式に参加させていただきありがとうございました。

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2/28 自信

今日の昼休み、2年生の生徒と英語の先生が校長室前の廊下で何やらやり取りをしていました。

様子を覗いてみると、3月2日に行われる英検3級の二次試験に向けた準備でした。

男子生徒が先生の発問に答えたり、具体的な説明やアドバイスを受けたりしています。

担当によると、本番に向けて練習を重ねるごとに良くなっているとのことでした。

緊張するとは思いますが、本番は自信をもって試験に臨んで欲しいです。

 

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2/27 初心

84歳になる母が、最近ガラケーをスマホに変えました。

ガラケーの頃は、電話はもちろん、メールを見たりするのも難なくできていました。

ところが、スマホだと画面にタッチする操作のためどうもうまくいきません。どこをどのくらいのタイミングでどう触ってよいか感覚がつかめないようです。

一生懸命に試しながら「むっかしがよ・・・」を繰り返す母。

「いやいや、ポンとふれるだけなのに・・・なんで?・・・」と心の中で思いつつも、何度も繰り返し説明し実践を繰り返すことで、何とか操作できるようになりました。

「それそれ、できたがね!、すごい」と私が言うと、母は嬉しそうな顔をしています。

と同時に「ハッ」としました。

自分が初めてスマホを触ったときはどうだったろうと思うといたたまれない気持ちになりました。

自分も着信履歴から連絡先に登録しようとした際、どう操作して良いかわからず思わず誤発信してしまい、慌てたことがあるのを思い出しました。

始めて手にする機器を操作ときは緊張するし、どうして良いかわからないのは当たり前ですよね。物理的なボタンがないスマホの画面はなおさらです。

恐る恐る触ってしまう母をもう少し暖かく見守ってやればよかったと猛省したところでした。

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何事にも最初の頃の自分の未熟さを忘れず、相手の立場に立って考えないといけないと思い出させてくれた出来事です。

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2/26 視界

連休最終日の夕方、宮崎市から須木に向かっていつものように車を運転していました。

浦之名を過ぎてしばらくすると車が動かず大渋滞になっています。

じわりじわりと進みながら、もう紙屋に向かう長い坂道が目の前ですが渋滞が解消する様子はありません。

出かけていた人が多かったためか、何か事故が起こったのか。

救急車やパトカーのサイレンは聞こえていませんでしたが・・・。

いずれにせよ、事故であればけがをした方の救助と病院搬送が最優先なので、協力しなければいけません。

そんなことを思いながらゆるゆると坂を上っていたら、とうとう頂上のコンビニの所まで来ていました。

そこからはスムーズに車が流れ出しましたが、しばらく走ると車の窓ガラスの破片が散らばっていたので事故であったことは間違いなさそうです。

 

どのような状況の事故かはわかりませんでしたが、コンビニ過ぎて西に向かって走る最中は、ちょうど西日が正面から当たり、前が見えにくい状況でした。

もしかしたら、それが原因で相手の車が見えずにぶつかったのかもしれません。

視界が悪い時にはより一層気を付けて運転せねばと改めて気を引き締めたところでした。

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2/25 日脚

早朝の校長住宅内の気温は1℃でした。

登校後も寒い中、生徒達は北門周辺の清掃を頑張ってくれました。

自分も職員室前の落ち葉を掃いていましたが、時間が経つにつれて指先の感覚がなくなってしまい、途中でポケットの中で温めなおしながら作業をしていました。

素手でほうきを持っている生徒もいましたが、作業が終わるころには手がかじかんで大変だっただろうと思います。

そんな中でも、一生懸命に作業に取り組む生徒達はすごいなあと思います。

さて、最近は日が暮れる時間がだいぶ遅くなってきました。18時頃まで明るさが残っています。ついこの前までは17時ごろには暗くなっていた気ががしますが・・・

春に向けて、着実に日脚が伸びているのを感じます。

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2/20 選択

県立高校一般入試の倍率が発表されました。

西諸県地区の県立高校は、どの高校・学科も1倍を下回り、0~0.75倍となっています。

倍率が低いことについては様々な要因があると思いますが、中学校までのキャリア教育の充実や高校の特色を知る機会が増えたことで、地域にとらわれず個々の生徒が自分によりあった高校・学科を目指せるようになったこともその1つと言えるかもしれません。

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2/19 学校運営協議会

昨日2月18日(火)の18時より、須木小学校を会場に第3回の学校運営協議会がありました。

中学校部会では、11月以降の学校や生徒の様子について校長が説明しました。

そのあと、教頭が学校関係者評価について、教務主任が令和7年度の教育課程についての説明を行いました。

その後小中合同の全体会で、小中の委員さんからの以下のようなご意見を伺いました。

1 須木地区は教育インフラが弱いことについて

 都市部では様々な芸術作品や演劇などを見る機会が多くあるが、須木では良いものを見る機会が限られている。

2 地域の伝統芸能について

 以前は須木地区各地にあった伝統芸能が、現在は麓地区の剣舞だけとなっている。見たことのある生徒や保護者も減っている状況の中、児童生徒への体験などができないか。

 

貴重なご意見をいただきました。

教育インフラ不足への対応は、予算の問題などがあり難しい面もありますが、工夫をしていく必要がありますし、伝統芸能についても学校ができることを検討していきたいと考えています。

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