日誌

2024年6月の記事一覧

靴箱

生徒校舎の会談の横に靴箱があります。

少ない生徒数なのでこじんまりしたものです。

毎日その横の階段を上がって2階に向かうときに目に入ります。

いつも見ていますが、どの靴もきちんとそろえて入っています。

生徒のを心を感じる一瞬です。

それはきれいに咲いたアジサイを見たときのようです。

*以前紹介したアジサイが咲きました

0

こより

七夕の季節になりました。

私が中学生の頃までは、各家庭で七夕飾りを作っていた記憶があります。少なくとも私の家では作って飾っていました。

 

折り紙を買ってきて、輪っかや三角形をつなげていったり、篭や編み飾りなどを作った記憶があります。

その際、飾りや短冊を竹に結びつけるための「こより」も一緒に作っていました。

和紙を細長く切って、端の方から糸のように撚ったものです。

 これがなかなかうまく作れずに苦労しました。

自分としては、直径1mmくらいの細さにしたいのですが、細かったり太かったりしてしまいます。

 

ところが両親や祖父母はさすがでした。

紙を手にすると、スッスッスッ・・・とあっという間に糸のような細さで作りあげます。

感動しつつ、同じようにできたらなあと思ったものです。

 

 今ではYoutubeに、こよりの作り方を解説する動画はいくらでもあります。

それを見て練習すれば、おそらく誰でも上手にできるようになるでしょう。

しかし、おじいちゃんやおばあちゃんから習うことに意味があるんですよね。

動画は一方的に説明するだけですが、おじいちゃんやおばあちゃんは違います。

技術を伝える話以外の部分に大切なものが含まれている気がします。 

 

私の祖父母と父はすでに他界していますが、まだ母が元気です。

実家に帰って母にこよりの作り方をもう一度見せてもらおうと思います。

 

0

中学校の玄関を入って正面に、木の切り株が飾ってあります。

立派な切り株だなあとは思ってはいましたが、それだけでした。

今日のお知らせにも記事をあげましたが、八重尾さんが七夕用の竹を切ってきてくださいました。

その時にこの切り株の話題になり、由来を聞くことができました。

7~8年ほど前、須木中学校の隣にあ神社の大木の枝が落ちて車に被害が出たため、この木を含め何本かの大木を切り倒すことになったそうです。

その時切り倒した欅(けやき)の木の切り株を記念に残したとのことでした。

年輪を数えてみたところ、はっきりと分かるだけでも90年以上は立っているようです。

この欅も約100年前は芽吹いたばかりの幼木だったこと。

そして須木中ができる前からそこに存在し、中学校に通う生徒たちをずっと見つめてきた・・・

不思議なことに、ただの切り株でしかなかったものが、その謂われを知ると何か特別な存在に思えてきます。

 

0

意識

今日の礼法指導が始まって最初に感じたのが、高校生の皆さんは姿勢が良い!ということでした。

見本を見せるときはもちろんですが、中学生に個別に指導をする場面で何気なく立って見ているときも背筋がピンと伸びています。

意識しなくてもできるように、これまでに鍛錬を積んできたのだろうと思います。

そして、中学生に教える様子から、自分たちが学んできたことに自信と誇りをもっていることが感じられました。

素晴らしい指導をしていただき感謝感謝です。

日章学園高校の皆様、本当にありがとうございました。

今日の授業をとおして、中学生が日本の伝統的な礼儀作法について理解を深め、これまでの立腰の取り組みに加えて実践してくれることを願っています。

 

0

安心

昨晩から明け方にかけて須木は大雨でした。

学校への通勤路にしている空き地も、珍しくくるぶしくらいまで水が溜まっています。(そのため、長靴で出勤しました。)

 

学校に着くと、教頭先生が生徒校舎の2階の雨漏りをきれいに拭き上げ、バケツを置くなどの応急処置をされていました。(教頭先生ありがとうございます!)

 

 

学校では、台風の時期は飛ばされたものの後片付け、冬は水道管の凍結による破裂・水漏れ対応など、気候の変化に応じて様々な対応が必要になります。

それらが教頭先生の仕事と決まっているわけではありませんが、学校の鍵開けをしているため、そういった場面に一番最初に遭遇しがちです。

というよりは、何か異常がないかをいち早く見つけるために、早めに学校に来て鍵開けをしているといった方が良いかもしれません。

また、教頭先生は学校の様々な不具合やその程度を把握しているので気になってしまうということもあるかもしれません。

いずれにせよ、最も大切なことは登校してきた生徒に危険等が生じないようにすることです。

 

忘れがちですが、 日々の安心は教頭先生によって守られています。

0

議事

今日は生徒総会がありました。

議事の中で質問がどのくらい出るか心配でしたが、何人か質問し、それに対して答えるという場面がありました。

このような場で質問できることは素晴らしいと思います。しっかりと中身を自分なりに考えている証拠です。

よりよいものを実現するためには議論が欠かせません。

大人になると話し合いや意見交換を行う場面が多くあります。

仕事上でもそれ以外でもです。 

 

今日の生徒総会の一番良かったところは、何よりも全員が真剣に話し合いに参加する姿があったことです。誰一人例外はいませんでした。

そんな須木中の生徒達を誇りに思います。

 

0

先輩

昨日の新聞で、山中智郎さんが紹介されていました。

山中さんは須木中学校の卒業生で、小林高校・大学へ進学された後、アーティスト・イラストレーターとして活動されている方です。

私もつい先日の須木中央保育園の運動会に伺った時に、山中さんが今回の新聞記事にも載っている有名な歴史小説の装画を手掛けられていることをご紹介いただき、初めて知りました。

山中さんのサイトでは、たくさんの作品が紹介されていますので、ぜひご覧になってください。

どのイラストも独自の世界観にあふれ、強いエネルギーを感じさせる素晴らしい作品ばかりです。

須木中の卒業生の方がこのように活躍されていることは生徒達の励みにもなり、目標にもなります。

今後もさらに活躍されることを楽しみにしています!

0

朝活

3年生の実力テストが無事終了しました。

昨日が国・理・英、今日が社・数でした。

3年生にとっては、今週末は生徒総会があるため、生徒会や議長団の担当はさらに忙しい状況です。

さらに、来週は校内テスト(定期テスト)と、波のように次々と息をつく間もない感じで重要行事がやってきます。

そのような中で、生徒も先生方もよくやってくれています。ありがたいです。

 

その週末に行われる生徒総会の議題に、「朝活動(始業前に行っているボランティア活動)をテスト前や受験前はしないようにできないか」という内容が出されています。

3年生はテスト日の今日も朝活に一生懸命取り組んでいました。

朝活は、中身10分、準備と片付けまで含めて約20分の活動で、数年前の生徒会で決めた取り組みです。しかし、その頃を知る生徒は当然いません。

生徒が入れ替わるので、決めた当時の意義や意識はなかなか受け継ぐのが難しいようです。

決めた当時も今回の議題に関することについて多少は議論されたのだろうとは思いますが・・・。

 

今回の生徒総会では、生徒達がどのような意見を出し合い、どのような形で決着がつくのか楽しみです。

活発な議論をして欲しいと思っています。

0

活躍

今日の午後は、高校説明会があり、県立高校3校、私立高校2校の先生方が説明に来てくださいました。

私は最初に生徒・保護者への挨拶を行い、その後は校長室で来校される高校の先生方のお迎えを担当しました。

 

説明会の最初の挨拶では、すでに行きたい高校がはっきりしている生徒もいるが、それとは別に様々な高校・学科の特徴について知って欲しいこと。そして、自分が知らないだけで、知ることで興味が持てる場合もあるかもしれない。そういう視点で聞いて欲しいと生徒達には伝えました。

 

さて、ある高校は先生と一緒に須木中の卒業生が来ていました。高校はどうですかと聞くと「楽しいです!」という返事が返ってきました。また、ある高校の案内チラシは、須木中の卒業生が製作に関わって作り上げたとのことでした。

卒業生がいろいろな場面で頑張っている様子や活躍する様子は在校生の励みにもなりますし、良い刺激にもなったのではないかと思いました。

本日お世話になった高校の皆様ありがとうございました。

0

InBody

6月15日(土)のミニバレー大会の合間にInBodyによる測定をしてみました。

InBody(インボディ)とは、人間の体を構成する水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪などの体成分を定量的に分析する体成分分析装置のことです。

筋肉の付き方やバランス、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、身体のどこに体脂肪が多いのかなどを測定でき、結果がグラフ等で表示され、改善点が一目でわかります。

測定したところInBodyスコアは100点中79点でした。

InBodyスコアは80点が基準となります。80点は体重・筋肉量・体脂肪量が「すべて100%に揃った状態=健康的な体成分の状態」だそうで、ぎりぎり1点足りませんでした。

BMIと体脂肪率が標準をやや超えていた程度でしたので、今後の努力次第では1点はクリアできそうです。

それにしても、数分もかからずに各種測定ができる凄いマシンです。

測定する機会を作ってくださった、小林市保健センターの皆様ありがとうございました。

0