生徒総会

「生徒が主体的に仲間と共に考えたり、目標に向かって挑戦したりすることで、生徒会目標の具現化を図る一助とする」「生徒が自ら決定し、合意形成するための場を積極的に提供することで、コミュニケーション能力や論理的思考力の向上を図る」ことを目的とした生徒総会。今年度は、「集団の中で、相手に、自分の考えを伝えられるようになる取り組みは何があるだろうか」という議題について、各学級において2回の話し合いを経て、当日を迎えました。

これまでの話し合いの結果、各学級から出された具体策は以下のとおりです。

生徒会役員からの紹介で、議長・副議長が登壇し、総会がスタートしました。

3年生を中心に、話し合いや発表が続きました。

 

 

 

 

 

時折出される生徒会役員への質問に対しても、確認しながらしっかりと回答していました。

生徒の立場から見た学校の課題を解決するために生徒会としてどういうことに取り組んでいくか。その方向性を決めていくはずの総会が、いつしか各学級から出された具体策への質問に話題が集中してしまい、議長団が軌道修正を図るものの、

勢いはなかなか収まる様子はなく、

 

 

 

 

 

生徒会長が、本来の議題について再確認をすることになりました。

それでも、話し合いが白熱し、さらに意見が出されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、学校を良くしたいという気持ちの表れだと前向きに捉えています。所用により昨年度の総会には参加ができませんでしたが、確認すると昨年よりも活発であったとか。何より生徒の成長を見ることができたのはよいことだと思います。また、他の学級の代表から、話し合いの中心が議題からずれている旨の意見が出されたとき、

生徒全体が我に返り、静寂を迎えました。的を射た意見であったため見事に場内を静まりかえらせる「場の力」を発揮したと言えます。第二部では、生徒のみなさんから出された要望事項について各担当の先生方から回答していただきました。

 

 

 

 

 

全体を通して、内容的にはまだまだ改善の余地があり、話し合い時の声の大きさや発表時の相づち・傾聴などのマナーをはじめ、ロジカルシンキングのような筋道と根拠を伴う質の高い発表ができる力を身に付けること、意見の食い違いをお互いが納得できる形で一致させる合意形成をめざすことをアドバイスしました。生徒会役員のみなさん、企画・準備・運営等、お疲れ様でした。