高千穂プロジェクト始動

高千穂中学校の「総合的な学習の時間」におけるテーマは、以下のとおりです。

第1学年;高千穂を知る

第2学年;高千穂に学ぶ

第3学年;高千穂に貢献する

第1学年は、本町内を調査し、高千穂の様々な魅力を発掘し、町外へ発信します。観光ガイドブック作成はその取組の一つです。第2学年は修学旅行先での職業体験を生かし、町内で職場体験を学習することで、仕事をすることの意義や大切さを高千穂から学び、大人として必要な心構えを身に付けます。立志式では、「志」を発表したりします。そして3年生では、1,2年での調査や学びを踏まえ、生まれ育った高千穂に何か貢献できないかと様々なアイデアを出し合い、最終的には、「高千穂プロジェクト」として、SDGsと関連付けた取組を町関係者の方々に提案します。今回は、その資料収集のために高千穂町役場に伺いました。高千穂町教育委員会の全面的なバックアップのもと、総合政策課、町民生活課、企画観光課、福祉保険課、農林振興課、総務課の各担当の方にいろいろなことを教えていただきました。昨年度は、同様の調査をもとに、78名分のアイデアが出され、代表者には、令和5年度「輝く高千穂町づくり会議」という発表会で提案しました。「町民全体でできる自然維持活動」「メタバースを利用した魅力発信と仕事紹介」「これからの高千穂の定住style」等、工夫を凝らしたすばらしいアイデアを発表することができ、なかなか好評だったと思います。これまで、「高千穂バーガー」や「高千穂ガパオライス」等、町内企業のご協力のもと、実現されたアイデアもあります。今回の調査をもとに、今年度はどのような発想が生まれるのか、今からとても楽しみです。お忙しい中、調査にご協力いただいた役場の皆様、教育委員会の皆様、ありがとうございました。