修学旅行合同学習会

 この学習会は、町内二校の中学校が合同で実施する修学旅行に参加する生徒たちがお互いを知ることで、旅行中の協力と交流を促進し、来年の学校統合に向けて、生徒間の良好な人間関係を構築するための基盤を築くことを大きな目的として実施しています。

また、①目的地の文化的及び歴史的背景について学び、目的地への関心と理解を深めることで、訪問時の体験をより充実させること。②修学旅行を学びの場として捉えることの重要性を認識させ、学習に対する動機付けと意識の向上を図ること。③集団行動の際のルールやマナー、安全に関する重点項目を確認し、校外における集団生活の在り方と公衆道徳についての理解を深めることをねらいとしています。

上野中の生徒4名が本校に到着し、すぐに学習会をスタートさせました。全て実行委員が中心となって進めてくれましたが、最初にスローガンの発表がありました。

今回のスローガンは

「楽学両道」「絆」

~3つの力を育み、オンリーワンな旅をつくりあげよう~

 高千穂中の「楽学両道」は、楽しさと学びを両立させる。上野中の「絆」には思いやりの心を育て、互いに仲を深めるという思いが込められています。また、副題の「3つの力」は

1 知識を深める力

  教科学習、調べ学習で得たものや、平和・命の尊さについての理解を深めましょう。

2 互いを認め、協力し合う力

  活動の中でより良い人間関係を築き、共に楽しい思い出をつくりましょう。

3 自分で考えて動く力

  集団行動の在り方や公共のマナーを学び、時と場に応じて自分で判断し行動するといった主体性を身に付けましょう。

とのことです。実行委員長は「これらの3つの力が修学旅行を通して高められるように頑張りましょう」と話してくれました。

その後、しおりの読み合わせ、係別会議、集団行動と続きました。

3校時のはじめには、平和学習を本校社会科教諭が実施し、最後には上野中生徒との交流活動を行いました。

6月19日(水)の出発の日が待ち遠しくてたまらないでしょうね。