令和6年度 薬物乱用防止教室
11月13日(水)の5校時に実施しました。
今年度は、「医薬品の正しい使い方」について、正しい知識を習得することで、乱用を未然に防ぎ、適切な対処や行動を理解させ、正しく判断し行動できる態度を身に付けさせることをねらいとしました。
講師は、本校の学校薬剤師である「たかちほ薬局」の原田 様です。演題は、「正しい医薬品の使い方」。近年、特に若年層で社会問題となっている「薬物乱用」は、大麻使用と医薬品によるオーバードーズに分けられます。また、大麻を初めて使用したきっかけは「誘われて」が多く、オーバードーズは「自ら求めて」使用する可能性が高いと言われています。
今回の講話では、医薬品には、使用回数、使用時間、使用量などの医薬品ごとに定められた使用法があり、説明書をしっかり読んだ上で正しく使用する必要があること。また、誤った使い方をすることで、薬物乱用(オーバードーズ)となり、身体に深刻なダメージを与えることを血中濃度のグラフを用いてわかりやすく説明していただきました。「くすり」は逆から読むと「リスク」。使い方次第では、命にかかわる恐れもあるという言葉は、生徒の心にとても響いたようです。
「薬にも、しっかりとしたルールがあり、使い方を間違えれば危険である」「湿布の貼り方で、直接日光に当たると、アレルギー反応で水膨れなどになる」「薬の飲むときにの水は180~200cc必要である」「薬は胃で溶けて初めて効果を発揮する」「薬の過剰摂取は体に良くないこと」等の感想がありました。
家族や学校等に相談することができないほどの深刻な悩みを抱える中学生が多いのは、昔も今も変わりません。私達教師は、生徒が発信するSOSを見逃さないよう、常にアンテナを高くするとともに、もしそういう生徒がいたなら、寄り添いながら、しっかりと耳を傾けることが大切だと感じました。
いつも集会活動のよい本校生徒ですが、今回はいつも以上に、真剣に話を聞いていました。最後に全校保体委員長の佐藤蒼士さんが、感謝の言葉を述べました。原田先生ありがとうございました。
〒882-1101
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井939番地6
TEL 0982-72-4121
FAX 0982-72-4122
12月20日(金)
本日の健康観察状況についてお知らせします。
〇 頭痛、発熱、咳、嘔吐等のかぜ症状 8名
〇 インフルエンザ 6名
〇 マイコプラズマ 1名
以上です。
まだまだ寒い日が続きます。手洗い・うがいの徹底と健康管理をお願いします。また、3学期始業の日は1月7日(火)になりますが、前日の6日(月)に健康観察に関するメールをお送りしますので、ご確認の上、ご対応をよろしくお願いします。
校長
教室配置 教室配置.pdf
校時程 通常校時程.pdf
校時程 委員会校時程.pdf
〇 荒天時に関するお願い
大雨や台風、大雪その他様々な事象により生徒の身の危険があると判断される場合は、たとえ休校などの措置連絡がなくても、無理に登校させたりすることのないようにお願いいたします。学校との連絡が通じる時間帯に、連絡していただければ柔軟に対応していきますのでご理解ください。まず、お子様の身の安全を確保することを最優先した対応をよろしくお願いいたします。
【地震発生時の登下校マニュアル】
◎ 南海トラフ地震の発生が心配される中、本マニュアルをもとに各学級でどのように行動すればよいのか。各家庭での決まりや約束などを決めておくことなどを確認しました。各家庭におかれましても、万が一の場合にどのようにすればよいのかを話し合ったり、決めたりする機会にしてもらいたいと思っています。なお、本マニュアル(データ)は、マチコミメールで送付いたしますので、ご確認ください。