今日の給食 5/22

〈 根菜カレーライス 牛乳 大豆とツナのサラダ 〉

 

○給食一口メモ

 給食の献立にはほとんどの日に麦ごはんが登場します。今日は麦ごはんのお話です。明治時代、難病といわれた脚気から人々を救うために宮崎県出身の高木兼寛さんが活躍しました。海軍の中で脚気という病気で亡くなる人がたくさんいました。医者である高木さんは、予防法として、洋食であるカレーを取り入れ、それまでの白米のご飯に麦を半分混ぜ、タンパク質を多くとる食事に変えて実験しました。すると、死者がゼロになったのです。後に脚気予防に大切な栄養素は「ビタミンB1」であることが発見されました。麦の中のビタミンB1が脚気予防になっていたというわけです。そのため、高木さんは、ビタミンの父と呼ばれるようになりました。