上野小・中学校のようす

5年生の集団宿泊体験学習!

6月5、6日に高千穂町内の小学校5校で1泊2日の集団宿泊体験学習に行ってきました。上野小学校からは7名の児童が参加しました。

出発式で、「規律・協同・友愛・奉仕」を合い言葉に宿泊学習に臨むと宣言し、バスでむかばき青少年自然の家に向かいました。登校した他の学年の児童に見守られながらの出発となりました。

およそ1時間のバス移動の後は参加する学校全ての児童と職員が集まり、自己紹介やむかばき青少年自然の家で活動する決まりをレクチャーしてもらうなどオリエンテーションが行われました。

その後、児童同士で交流をし、昼食をとりながら児童同士互いに仲を近づけようとしていました。

昼食後は1日目のメインイベント「滝トレッキング」が行われました。むかばき山中腹の「矢筈の滝」を目標に往復4キロの道のりを進みました。道中では沢や吊り橋、大きな岩などがあり、険しくも楽しい道のりを一歩一歩踏みしめて登りました。

無事に全児童が滝まで到着することができ、グループごとに分かれて滝のそばで滝を見ることができました。職員の話によると雨が続いていたので水量が多く、普段よりも迫力のある様子だったようです。子ども達は「きれい!」「冷たくて気持ちいい。」など滝を堪能していました。

滝トレッキングを終えて施設に戻ると夕食をとり、キャンドルの集いの準備をしました。

「キャンドルの集い」とは高千穂の子ども達全員で、ろうそくの火を片手に友情を深める場のことです。担当となっている児童それぞれでろうそくを配ったり、火を順にともしていったりし、歌を歌う、学校の紹介などをしました。上野小学校はエイサーを踊りました。

 

キャンドルの集い後は入浴を済ませ、各部屋で就寝となりました。寝るまでの時間も楽しかったことでしょう。

2日目の朝はラジオ体操で頭をしっかり起こし、朝食後に「追跡ハイキング」を行いました。追跡ハイキングとはグループに分かれてむかばき山を含む施設内で矢印を頼りに進み、チェックポイントにあるクイズに解答していくものです。山は深く少しの心配がありましたが全員無事にクリアすることができました。

 

最後に全員でむかばきの施設を掃除し、終わりの会をして学校に戻りました。友情を育んだ友達との別れにさみしそうな姿が印象に残りました。1泊2日と決して長い時間ではありませんでしたが、規律・協同・友愛・奉仕を体験し、少し大人になった上野小学校の5年生の活躍に期待しています。