上野小・中学校のようす

上野川で釣り体験(3・4年生)

7月9日、3・4年生児童が上野川で釣りに挑戦しました。

ライフジャケットをつけ、いざ上野川に出発です。川原に到着すると高千穂漁協上野支部の方や保護者の方が待っていてくれました。この日のためにニジマスを100匹以上も放流してくれ、釣り竿やエサも用意してあるなど準備万端。早速釣り方をらって釣りはじめました。

約半数は釣りが初体験。隣の竿の釣り糸とからまってしまったり、魚がエサに食いつく前に竿をあげたりするのでなかなかつれません。そんな子ども達に「釣りは我慢だよ」「今ひいて!」と大人達。次第に「釣れた!」という歓声が上がりはじめます。

 

3年生は今年の6月に水質調査をしているので、水生生物も知っています。「この前、調査の時にエサになる生き物を教えてもらったよ」と思い出した子がいて、エサ探しも始まりました。

 

いろんなエサを試しつつ、みんなで釣りを楽しんで、1人3匹ずつ持ち帰ることができました。

子ども達は「釣った魚を初めて触ったら、プニュプニュしていた」「えらをさわったら血が出てびっくりした」「コツが分かった。今度は自分一人の力で釣りたい」と満足そうな表情でした。

昔は、上野川で釣り大会もあっていたと聞きました。釣りを通して、改めて上野川の美しさや釣りの楽しさを知った子ども達。これから総合の時間に上野川の学習を進めていく上で、「上野川のことをもっと知りたい」「ずっと守らなければならない」と意識が高まったようです。最高の川釣り体験をさせてくださった漁協のみなさん、ありがとうございました。