上野小・中学校のようす

救命救助法の研修を行いました

4月3日(水) 令和6年度が始まり、職員は新年度の活動に向けて様々な準備を進めています。

その1つとして、西臼杵消防署と地区消防団の方を講師として救命救助法(心肺蘇生法)の研修が行われました。

 

担当者の進行により研修を進めました。講師には、西臼杵広域行政事務組合消防本部 西臼杵消防署の方に来ていただきました。

 

はじめに、救命救助法の必要性について詳しい説明がありました。

心肺停止等で人が倒れたときに、命が助かるためには平均8.7分以内に初期対応をすることが大切だそうです。

救急隊が到着するまでの対応がとても重要なので、実際に一人一人が初期対応の練習を行いました。

発見、周囲確認、意識確認、応援要請、呼吸確認、救急車要請、AED依頼、胸骨圧迫開始。

 

 

 

また、未就学児に対する心肺蘇生法の練習も行いました。

 

AEDを用いる練習も行いました。パッドを貼る位置とその理由についても教えていただきました。

 

 

この後、エピペンによる対応の仕方も練習しました。

本人の物であることを確認し、服の上からでも良いので、しっかりと5秒間程度押しあてます。

 

 

また、児童生徒がのどに食べ物を詰まらせた時の対応も説明を受けました。

背を刺激して咳をさせたり、腹部を押し上げて口から出させます。意識を失いかけたら胸骨圧迫を行います。

 

最後に、想定訓練です。

実際のAED保管場所まで走ってAEDを取りに行きます。

消防署へ連絡をして指示を受けながら対応します。

 

 

想定訓練では、細かい指示もあり、大変参考になりました。

研修後は、学校を代表して校長からお礼の言葉を伝えました。

 

子どもたちの命を守ることは、学校においてもとても大切で重要なことです。

今回の研修で、細かい確認もできました。今までより最新の内容を学ぶことができました。

講師として来ていただいた方々には本当に感謝しています。ありがとうございました。