日誌

クマガイソウ自生地見学に行きました

4月25日(木) 1年生と2年生が、高千穂町鳥屋岳のクマガイソウ自生地見学に行ってきました。

高千穂森の会の興梠幸男さんを講師に、地域学習(環境教育)「山を守るはたらき」について学んできました。

ちょうどこの時期にはクマガイソウが咲いていますので、さまざまな貴重植物についても学ぶことができました。

 

送迎をしていただく教育委員会の方にあいさつをして、出発しました。

 

講師の興梠幸男さんから、海を守る山のはたらきと100年のスギを育てることについて説明があり、その後、一般の方々と一緒に見学を始めました。

  

100年のスギを育てるために、枝打ちや下草刈りや間伐など、いろいろな作業が必要です。

とてもきれいな杉林に、たくさんの方から感嘆の声があがっていました。

 

悠久の森に入るところまでで、20種類以上の植物の説明がありました。

 

 歩いて行く道から見えるところに、さまざまな野草、貴重植物が生えています。

一般参加の方には野草に詳しい方も多く、いろいろな話を聞かせていただきました。

ワサビ群や夏に咲くキレンゲショウマに関心を持たれている方も多くいらっしゃいました。

  

  

  

  

 山椒の樹、ハナイカダ、檜に巻いた鹿よけのトウキビテープ、コウライテンナンショウとヒトヨシテンナンショウの違いや利用方法の話など、多数の植物の説明が次から次とありましたので、生徒の記録用紙はメモでいっぱいになっていきました。

山頂に着くと、幸男さんから「高千穂から見渡せる周囲の山々」の話が聞けました。阿蘇の五岳が一望できることも驚きです。

 

 

最後に、記念の集合写真を撮りました。

 

 

戻るときにも写真を撮っている生徒がいました。特に、クマガイソウの群生では足を止めて観察していました。

 

学校に戻り、お世話になった教育委員会の方にあいさつをして、今回の学習を終えました。

 

高千穂森の会の興梠幸男様、高千穂町教育委員会の皆様、同行させていただいた一般参加の皆様、本当にありがとうございました。