日誌

土呂久校外学習3 大切坑視察

7月6日(火)
 すずを採取していた土呂久鉱山跡の大切坑の視察を行いました。講師として高千穂町役場建設課の方に来ていただき、普段は閉鎖されていて入ることができない坑道内の案内をしていただきました。
 
 現在も定期的に行われている水質調査の結果などを見せていただきました。基準値をはるかに下回る良い結果が続いていることが分かりました。
 坑道の状況についても説明をしていただきました。


 その後、ヘルメットを着用して坑道に入りました。


 坑道内は気温が低くて涼しく感じました。
 天井にできているつらら石(氷柱石)からは水滴が落ちてきます。
 レールの横には水路が作られ、大量の水が流れていました。


 側道に古い坑道の跡が残されているところがあります。
 木の柱や梁で坑道が支えられているようすが分かります。


 たくさんの氷柱石が見られます。
 写真に記録していました。


 途中に、空気孔として縦穴が通っているところがありました。




 現在の坑道は、入り口から535mほどが舗装整備されています。
 この先は整備されていないので、進むことはできません。


 所々に見える照明は使われていないので、手持ちのライトだけでここまで進んできました。足下と天井の突起に気をつけながらの見学でした。
 高千穂町役場建設課の皆様、ありがとうございました。