学校の様子

令和6年度 人権教育 11/13(水)

 高校1・2年生を対象に、人権教育が実施されました。今回の人権教育は「不安や悩みへの対処方法を知ろう。」という内容で実施されました。

 グループワークを通して、自身の不安や悩みを感じたり、ストレスがたまったりしたときに、どのように対処しているかを共有し、セルフリラクセーション(呼吸法・筋弛緩法)を体験することで、自身でストレス緩和を行う方法を知りました。

 その後、「悩みを他人に相談すること」を一例として、ロールプレイを行いました。ロールプレイでは、「話し手(最近あった楽しかったこと)」「役割1(かかわりの少ない聴き方をする人)」「役割2(威圧的な聴き方をする人)」「役割3(関心を持つ積極的な聴き方)」を各グループで決定し、話し手がどのように感じたかを共有することで、聴き手の役割の大切さを確認しました。その中で、FELORモデル(F:Facing, E:Eye-Contact, L:Leaning , Listening, O:Open, R:Relax)を紹介し、他人と交流する際の大事な姿勢を学びました。

 最後に、「不安や悩みを抱えている人が、安心して過ごせるクラス環境」について意見交換をし、今回の人権教育を終えました。

 誰にでも不安や悩みを抱え得る環境で生活している以上、助け合いが必要です。自分が聴き手の立場になったときには、今回学んだことを存分に活かしてほしいです。