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9/29(火)は、本校初めてのSSH行事となる「SSH探究学習成果発表会」を開催しました。SSH 指定を受け3年目を迎え、高校1年次よりSSHプログラムで学んできた高校3年生の探究学習の成果を全校生徒の前で発表する午前の部と、附属中を含む各学年学科に分かれ、現時点での探究について発表する「中間発表会」や、マニュファクチァリング(パスタブリッジ)のプレゼン発表及び審査を行う午後の部とに分けて実施しました。以下、それぞれの発表会ごとに掲載します。
◆高校3年プレゼン発表
SSH1期生の3年生にとっては、研究の集大成を発表する機会となりました。発表は、3年生を代表して、
「セルロースを用いた釣り糸の開発」 重留啓秀・谷口湊
「ダイラタンシーを利用した自転車タイヤの開発」福澤忍祢・山本紗羽・吉國翔太
「パスカルの三角形の発展」弓削匡平
「Study Caféで都城を活性化!」隈田原篤輝・田上翔大・陳ヶ尾康汰・佐藤晃太朗・時任駿介
「未来へつなげ!歴史発信プロジェクト」松山桃心・木上紗和・大橋こころ・堂ヶ尾芽育・永山美妃・桑畑沙紅也
の5班が行いました。
どの班も、熱のこもったプレゼンを繰り広げていました。
審査員特別賞には「ダイラタンシーを利用した自転車タイヤの開発」班が選ばれました。おめでとうございます。
今回のSSH探究学習成果発表会をきっかけに、高校3年生は自分たちの探究活動に誇りを持つとともに、今後も探究に励んでほしいものです。後輩たちは、今後の探究活動がさらに深化・発展するよう、先輩の姿を記憶しておいてほしいと思います。
◆附属中3年ポスター発表
本校(SSH指定校)では、「自然科学探究(SKT)」の進捗や成果を共有する成果発表会を開催しました。
中学3年生は、各自の関心や疑問に基づく研究テーマや仮説、検証方法、収集データ、考察をポスター1枚に集約し、質疑応答を含めた10分間の発表を一人3回行いました。当日は下級生や高校生も参加し、熱心に耳を傾けました。発表後の質疑応答では、研究手法や条件について多角的な質問やアドバイスが交わされ、新たな気付きや課題発見、研究の方向性を見直す貴重な機会となりました。また、後輩にとっても将来の探究活動を具体的にイメージする場となりました。
本校では今後も「なぜ?」という疑問を大切にし、自ら問いを立てて試行錯誤しながら探究を深める生徒の育成を目指していきます。
◆高校普通科1年生「理数探究基礎」パスタブリッジ審査会
1年普通科はマニファクチャリング審査会と銘打ち、パスタブリッジコンテストを開催しました。40本のパスタと5本のグルースティックという限られた資材を使って、いかに強度の高い橋を作れるか? どういう構造が一番強度が上がるのか? アーチ型か、トラス型か、はたまたそれ以外の構造か? 行事日程の関係で、今年は準備時間が1回しかとれないという厳しい条件の中、生徒たちは探究心とレジリエンスを大いに発揮して頑張ってくれました。記録が更新されるたびに沸き上がる歓声。物づくりに潜む物理的な原理・法則を探究し、仮説を立て、実際に試してみる。理数科学探究の醍醐味を味わえる一日になったと思います。
◆高校普通科2年生「理数探究」郷土探究中間発表会①
普通科2年「理数探究」は郷土の課題を解決する「郷土探究」を行っています。本日はその中間発表会①でした。これまでの探究の成果を、都城市役所の担当者に向けてプレゼンし、今後のアドバイス等を受ける大事な時間です。各班とも計画段階では見えてこなかった「困難」に、今後いかに向き合っていくか、どう打開していくか、今後の見通しも含めてプレゼンしていました。人文系の探究活動においてもデータサイエンスの力が必要です。「感覚」的な考察に留まらず、データを活用し「定量的に」分析する意識を強める必要があります。今後の活動での「情報収集」が探究の深さに影響してきそうです。市役所の皆さん、引き続きご支援よろしくお願いいたします。
◆高校理数科2年生「SSR」SSR中間発表会
義友会館では、2年理数科によるSSR中間発表会を実施しました。今回の発表会では、これまで取り組んできた研究について、研究の目的や方法、現在までに分かったことなどをポスターにまとめて発表しました。現在の研究を一度整理するとともに、さまざまな意見やアドバイスをもらい、今後の研究につなげることを目的としています。
発表は、5分間のポスター発表と5分間の質疑応答を各班3セットずつ行いました。質問を受ける中で、改めて自分たちの研究を見つめ直したり、思いがけない視点からの質問に対して答えが詰まったりする場面もあり、今後の研究課題に気付く貴重な機会となりました。また、来年度SSRで研究に取り組む1年理数科の生徒も参観し、2年生の発表を聞きながら質問や意見を交わすなど、学年を越えて研究について考える時間となりました。さらに、質疑応答だけでなく、参観者からは評価シートを用いて、さまざまな観点からの評価やコメントを各発表班へ伝えました。最後には、参観者全員の投票による「2年SSRポスター中間発表大賞」の選出も行いました。大賞には、「地衣類抽出物を用いた紫外線防御効果の検討」の研究が選ばれました。
今回いただいた意見やアドバイスを生かし、研究はここからさらに深まっていきます。
この中間発表を次の一歩として、それぞれの研究をさらに前へ進めてほしいと思います。
「明治の偉人 高木兼寛の生き方から未来を拓く」
東京慈恵会医科大学 学長・松藤千弥先生をお招きし、第6回SSH講演会を開催します。講演後には座談会も行い、先生と直接お話しできる貴重な機会となっています。
講演会は、保護者の方をはじめ、一般の方もどなたでも御入場いただけます。入場は無料です。なお、講演会後の座談会への参加を希望される方は、QRコードまたは下記のURLからお申し込みください。
座談会申込URL https://forms.gle/ZKuZWxLRYeo7HUdJA
御来場をお待ちしています。
英語で最先端科学にふれる「サイエンス・ダイアログ」を実施しました
今回は、高校1年理数科80名を対象に、九州大学大学院工学研究院より、タイ出身のPatthira SUMSALEE先生と、同研究院応用化学部門助教の福間翔太先生をお迎えしました。
講義では、Patthira先生が研究されている「OLEDディスプレイのための円偏光発光を有するハイパー蛍光デンドリマーの開発」について、約50分間、すべて英語でお話しいただきました。
専門的な内容を英語で理解することは、生徒にとって決して簡単ではありませんでしたが、聞き取れた表現や理解できた内容に反応し、うなずいたり笑顔を見せたりする姿が見られました。学校設定科目であるSE(Science English)での学びが、実際の英語による科学講義を聞く場面で生かされていることを感じる機会となりました。
今後、生徒たちは探究活動の成果を英語で発表したり、大学等で研究内容を英語で伝えたりする場面に出会うことも考えられます。今回の講義は、科学を英語で学び、伝えることの大切さを実感する貴重な機会となりました。
また、講義後には、福間翔太先生を囲んで「サイエンス・ランチカフェ」を実施しました。
講義とは異なり、昼食をとりながらの交流ということもあり、生徒たちはリラックスした雰囲気の中で参加していました。会の中では、大学での学びや理学部・工学部の違い、進路選択に関する質問などが多く出されました。福間先生は、生徒からの質問一つ一つに対して、ユーモアを交えた分かりやすいたとえを用いながら、丁寧に答えてくださいました。
「機械工学に進みたいが、今のうちにどのような力を身につけておくとよいか」という質問に対しては、「今はとにかく広く学ぶことが大切であり、すべての学びがさまざまなところでつながってくる」とお話しくださいました。生徒にとって、目の前の学習が将来の研究や進路にどのようにつながっていくのかを考えるきっかけになったようです。
英語による科学講義と、研究者との気軽な対話の両方を通して、生徒たちは科学を学ぶ面白さや、将来の学びへの広がりを感じることができました。
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SSH生徒研究発表会に参加しました
令和8年度SSH生徒研究発表会に、本校生徒が参加しました。今回の発表会への参加を通して、生徒たちは他校の生徒や研究者の発表に触れ、自分たちの研究を振り返るとともに、今後の探究活動につながる多くの刺激を受けました。
会場では、物理工学・生物・数学情報・地学・化学の分野で取り組まれている研究についてポスター発表を聞き、研究の内容だけでなく、研究に向き合う姿勢や発表の仕方についても学ぶ機会となりました。普段の学校での探究活動とは異なる環境で、より専門的な研究に触れたことで、自分たちの研究について新たな視点を得ることができました。
参加した生徒からは、「レベルがすごすぎる」「査読がしっかり行われており、研究の質が高い」「知識がなければ研究はできないことに気づいた」「この全体発表に泉生もでたい」
という感想が聞かれました。
自分たちとの違いを実感したことは、決して「できない」ということではなく、これから何を学び、どのように研究を深めていくのかを考えるきっかけとなりました。特に、研究を進めるためには、課題を見つける力だけでなく、その課題を追究するための幅広い知識や専門的な知識を身に付けることが重要であることを実感したようです。
今回の経験を一つのきっかけとして、今後の探究活動においても、知識を深めながら自ら問いを立て、試行錯誤を重ねて研究を発展させていくことを期待しています。また、今回の経験を後輩たちへしっかりと伝えてほしいと願っております。
本校を会場に、小中学生対象の科学不思議体験『実験教室』を開催しました。
当日は、約130名の小・中学生が参加し、物理分野として『リニアの世界』・化学分野として『極低温の世界』・生物分野として『ちりめんモンスター』・地学分野としての『見えない空気の力』4分野に分かれて、さまざまな実験や科学体験に挑戦しました。
実験が始まると、参加した子どもたちは興味津々。目をキラキラと輝かせながら、実験器具を操作したり、起こった現象をじっくり観察したりする姿が印象的でした。
また、小学生から飛び出す素朴で鋭い質問や、「どうしてこうなるの?」という発言に、説明する側もハッとさせられる場面がありました。科学を教えるだけではなく、子どもたちの自由な発想から、先生達も改めて考えることができる、とても楽しい時間となりました。
科学の面白さは、身の回りの「なぜ?」から始まります。今回の体験が、参加した皆さんにとって、科学をもっと知りたい、もっと試してみたいと思うきっかけになればうれしく思います。
科学不思議体験「実験教室」は、来年度も本校で開催する予定です。ぜひ、また泉ヶ丘高校で一緒に科学を楽しみましょう!
本校の「ダイラタイヤ班」が、SDGs QUEST みらい甲子園 宮崎県大会で最優秀賞を受賞し、宮崎県代表として全国大会に出場しました。
ダイラタイヤ班が取り組んでいるのは、ダイラタンシー流体を利用して、タイヤのパンクを防ぐことを目指した研究です。身近な「タイヤ」をテーマに、科学の力を使って社会の課題を解決できないかと考え、研究を進めてきました。
全国大会では、自分たちの研究やアイデアを多くの方に伝える貴重な機会をいただきました。そして何より大きな刺激となったのが、全国から集まった高校生たちの発表です。それぞれが社会の課題に真剣に向き合い、未来をよりよくしようとする熱い思いやユニークなアイデアに触れることができました。
参加した生徒からは、「自分たちの研究を発表できたこともうれしかったですが、全国の高校生の熱い思いやアイデアを聞けたことが一番よかったです」という声も聞かれました。
今回の経験を新たな一歩として、今後は後輩達が研究をさらに深めていきます。
私たちが始めたこの研究が、いつか社会の役に立つ研究へと育っていくことを願っています。
先日、3泊4日(7月21日(火)~7月24日(金))で実施された「理数科サイエンス合宿」に行ってきました。生徒たちの熱心な活動の様子をレポートいたします。充実したプログラムを通じて大きく成長した生徒たちの姿をご覧ください。
【7月21日(火)・晴れ】霧島の息吹を感じる!壮大な活火山生態系へのアプローチ
1日目の舞台は霧島山周辺です。えびのエコミュージアムに到着した生徒たちは、霧島ジオガイドの方々(中筋誠氏・永山裕人氏・坂元幸一氏・黒田和則氏)の案内のもと、活火山である霧島連山の噴火の歴史や、そこから生まれた独自の文化、多様な植生について深く学びました。白鳥山フィールドワークでは、各班で活火山の観察を実施し、大自然のスケールを肌で感じていました。夜には御池青少年自然の家で、たちばな天文台の蓑部樹生氏をお招きして天体観測を実施。充実した1日を終え、夜遅くまでポスター作成に取り組む生徒たちの姿に、私たち引率教員も頼もしさを感じました。
【7月22日(水)・晴れ】先人の知恵と地形の謎に迫る!加久藤カルデラと土木遺産
合宿2日目はえびの市周辺での活動です。テーマは「加久藤カルデラ噴火の痕跡、橋の構造、用水路と農業について知る」こと。宮崎大学農学部の竹下伸一先生に指導助言をいただきながら、めがね橋や享保太鼓橋といった歴史的土木遺産を巡りました。「享保用水路はなぜ迂回しているのか?」という問いに対して各々考察をしながら、また地形や地質がどのように土地利用に関わってきたのか、享保用水路の調査を通して深く考察する時間となりました。午後には自然の家へ戻り、野外炊飯と火起こし体験(まいぎり)に挑戦。班の仲間と協力して火を起こし、食事を作る経験は、科学的な視点だけでなく、コミュニケーション能力やチームワークを育む素晴らしい機会となりました。
【7月23日(木)・晴れ】中学生とともに歩む!御池周辺の生物多様性と探究のプロセス
「生物の多様性について知り、観察の手法や探究のプロセスを身につける」というテーマのもと、この日は中学生(附属中2年生)も合流し、共に活動を行いました。霧島ジオパークガイド養成講座アドバイザーの奥村健一郎氏に同行いただき、自然の家から野鳥の森にかけてフィールドワークを実施しました。例年多く発生しているヤマビルは連日の猛暑や日照りであまり活動をしておらず、フィールドワークに集中できました。生徒たちは高校生の先輩として中学生をリードしつつ、自らも熱心に動植物の観察を行っていました。歩きながら自然の声に耳を傾け、鋭い視点で問いを立てる生徒たちの姿が印象的です。夜は前日に引き続き火起こし体験(きりもみ)、野外炊飯とポスター作成を行い、最終日の発表に向けた準備がいよいよ大詰めを迎えました。この日は中学生も宿泊し、高校生と24日の発表へ向けて準備をする姿が見られました。
【7月24日(金)・晴れ】3日間の集大成!学びの深化とプレゼンテーション
合宿最終日は朝食と部屋の清掃を終えた後、3日間のフィールドワークの集大成となるプレゼンテーション発表会を行いました。各班が現地での観察や調査を通して集めた情報を整理し、分析した結果をポスター形式で堂々と発表しました。初日の表情とは見違えるほど自信に満ちた生徒たちの顔を見ることができ、胸が熱くなりました。「ジオパークを知り科学の種をみつける」、「情報整理や分析、表現する力を身につける」という本合宿の最終目標 を、見事に達成してくれたと感じています。
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