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命の大切さを学ぶ〜自転車ヘルメット着用促進講演会を開催〜

1月23日、本校にて大分県中津市より浜崎 満治(はまさき みちはる)様をお招きし、「自転車ヘルメットの着用促進と命の尊さ」をテーマにご講演いただきました。

浜崎様は2007年に、不慮の交通事故で最愛の娘さんを亡くされました。それ以来、犯罪被害者のご遺族として全国で講演活動を続けておられ、本日で164回目の開催となります。

「当たり前の日常」が失われるということ
講演の中で、浜崎様は当時の壮絶な胸の内を語ってくださいました。

「霊安室を出た後、自分だけが当たり前の日常を過ごしていることが悪いことのように感じた」

「火葬場で最後のお別れをするとき、こんなに良い子だったのになぜ、と強く感じた」

「自分がちっぽけだと感じた。普段から周りの人に感謝の言葉を伝えられていただろうか」

「当たり前の日常がどれだけ幸せなことか」という浜崎様の切実な言葉に、生徒たちは静かに聞き入り、命の重みを深く噛み締めている様子でした。


事故後、周囲からの言葉に傷つくこともあったそうですが、ある時かけられた「(今感じている苦しみは)背負っている愛の重さである」という言葉に救われ、「今のままの自分でいいんだ」と前を向くことができたと振り返られました。

現在は、娘さんの生きた証として、遺品などを展示する「生命のメッセージ展」への参加や、友人たちが集まれる場所として「なないろcafe」を運営されるなど、「命の大切さを伝えること」を娘さんの新しい仕事として共に歩んでおられます。

ヘルメット着用は「命」を守るため
講演の終盤、小田和正さんの「たしかなこと」が流れる中、スクリーンには笑顔の娘さんの写真が映し出されました。

「多くの当事者の声を聞くことが大切」という浜崎様のメッセージを受け、私たちは改めて、自分の命を守ることが、自分を大切に想ってくれる家族や友人を守ることに直結していると学びました。

自転車に乗る際のヘルメット着用。それは、自分と大切な人の「当たり前の日常」を壊さないための、欠かせない行動です。本日の講演を機に、ご家庭でもぜひ交通安全と命の尊さについて話し合ってみてください。

【関連リンク】
娘さんの思い出をまとめたホームページ
https://www.messe15.com/15m%20messenger/