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2022年10月の記事一覧

性教育講話がありました。

10月11日、1年生を対象に性教育講話がありました。

講師の先生に、宮﨑県立看護大学 特任教授である長鶴 美佐子先生にお越しいただき、お話を伺うことができました。

生徒たちは、皆真剣に話を聞いていて、性への認識や自分自身や他者の命とも向き合うことのできる時間となりました。

長鶴先生、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

 

以下は生徒の感想の一部抜粋です。

○今日はありがとうございました。私は親とけんかとかしてしまった時(どうして私なんかが生まれたんだろう)と思うときがあります。(私なんか必要ない)と思うたびに一人で悲しくなって、けどきちんと親と話すと親は誰よりも自分のことを考えてくれていて、生まれてきて良かったと感じています。また、今からの人生において性に関していろいろなトラブルが起こると思います。性に対して悪い偏見を持っていたけど、自分が本当に大切な人と出会ってから一緒に心を育んで、授かった命は大切にしていきたいです。

○僕は講話を聴く前は、性とはいやらしいことだと思っていましたが、性は「心が生きる」と聴いた時はそういう考え方もあるんだなと思い、性がいやらしい事じゃないんだと思いました。そして僕が今ここにいること、生きていることは、祖父や祖母、両親などの頑張りがあるからだと改めてわかりました。

○今まで自分が生きてこられたのは、たくさんの方の支えと愛情、そして家族があたたかく見守って育ててきてくれたおかげで、自分の命は自分のものだけど、自分ひとりの命ではないと思うことができました。これからも、命を大切にたくさんの方への感謝を忘れず生きていきたいです。

○「望まない妊娠」で素直に喜べないよりも、私たちと同じように「産まれて来てくれてありがとう」という気持ちで、また自分が子どもを産みその後の責任までとれるようになってから産むことが大事です。嫌だったら「NO」と言える勇気を持ってこれから行動していきたいと思いました。