令和6年度

自分らしく

R6.6.11

【性に関する学習】

高校2,3年生を対象に女子サッカー選手であり、ヴィアマテラス宮崎に所属する齊藤夕眞さんをお招きし、「多様性×アスリート×人生~一度きりの人生だからこそ自分が納得できる自分でありたい」のタイトルで講演が行われました。

齊藤さんは埼玉県出身で新富町地域おこし協力隊として活動しながら(2023年まで)女子サッカー選手としてヴィアマテラス宮崎に所属。2021年5月、自身がLGBT当事者であることをカミングアウト。以降、性の多様性をテーマとした講演活動や、様々な分野のイベント参加を行う

~生徒の感想より~

正直、自分にはあまり関わりのないことだと思っていました。でも、言えてないだけで苦しんでいる子が周りにもいるのかもしれないと気づきました。もし、友達が話してくれたら、受け入れて、でも今までと変わらず接したいと思ったし、絶対にアウティングや傷つけることはしないようにしたいと思いました。

日頃から、言動も気を付けて誰も傷つけないようにしないといけないと改めて思いました。人それぞれの個性や心を分かり合い、今悩んでいる人が少しでも話しやすく、理解し合える世の中になるといいなと思いました。

 

今回の講演で性別に関係なく、「必要とされる人間になる」という言葉が印象に残った。自分らしく生きている姿や常識にとらわれず、自己表現できる人はとてもすてきだなと思った。講演での話はとても聞きやすく、言葉の選び方や話し方など学ぶことが多くあった。自分も相手を批判せず人の気持ちを理解できる人になりたいと思った。性に関する講演は中学生の頃に一度受けたことがあったが、LGBTQ+の部分は初めて聞き、多様性の幅広さに驚いた。自分らしく生きている夕眞さんの生き方や姿勢を見習いたいとことが多くあり、自信を持っていきたいと思う。

 

私はLGBTQ+についてあまり知らなかったけど、今回の講話の中で、カミングアウトしてくれたときの反応や信頼して話してくれたことを他の人に言わないことは人間関係において大切であることが分かりました。ランドセルの色は昔、男の子は黒、女の子は赤だったけど今では自由に色を選べるという昔と今の違いを知ることができました。性別にとらわれずに他人と比べず、自分らしく生きていこうと改めて感じることができました。男だから女だからではなく「あなただから」と必要とされる人材になるという言葉が私は印象に残りました。