令和6年度

究める夏

R6.7.26

【終業式】

熱中症警戒アラートが連日出される中、各教室にて終業式がリモートで開催されました。

 校長先生からは先日発行された新紙幣のお話がありました。校長先生は古いものを集めるのが幼少の頃から好きで、ご自分で保管している中で最も価値が高い200円札の紙幣を見せてくださいました。肖像画は「中臣鎌足」

 今回のリニューアルで肖像画になった北里柴三郎、津田梅子、渋沢栄一。この3人の共通点として「国際交流」が挙げられます。3人は諸外国に行くだけでなく受け入れることも積極的にしていました。

 この3人を手に入れるために皆さんはいずれ仕事をしてお金を稼ぎます。確かにお金は生きるために必需品ですが、金のためだけに働くのでは、人生もったいない。この3人のように、自分の生きる道、これだという道を見つけて究めてほしい。高校3年生は、その道を切り開く、目前に迫る受験に向けて究める夏です。

3名が生前に語った言葉です。

北里柴三郎「いくら志だけがあっても学力(力)を伴わないものが、世間で信用されることはありません」

津田梅子「一人一人の人生の航路には、独りで、立ち向かわなければならない、それぞれの困難と問題があります」

渋沢栄一「信念なき者は計画なし 計画なき者は実行なし 実行なき者は成果なし 成果なき者は幸福なし」

充実した夏休みにして2学期始業式に元気で会いましょう。