お知らせ

令和6年2月26~28日に沖縄科学技術大学院・沖縄電力の御協力のもと、SSH研修を実施しました。以下がスケジュールです。

26、27日の2日間はすべて英語によるコミュニケーションを通して、サイエンスコミュニケーターとしての資質能力を身につけることができました。

28日は実社会での再生可能エネルギー利用を目の当たりにして、社会の一員としての自覚をもつことができました。

SSH沖縄研修2024 日程

 

Day1  OIST (沖縄科学技術大学院大学)

(1)Outline lecture of renewable energy by Dr.Mahesh Bandi 

 

(2)Presentation 1 by grader 1 in English

(3)Reflection and Preparation at Hotel

Day 2 OIST

(1) Presentation 2 by Grader 2

(2) OIST tour

(3) Joint Experiments

Day 3 Presentation at Okinawa Denryoku

お知らせ

【オンライン国際交流会】

11月30日(水)の放課後に、タイのKVIS(カムヌートウィット・サイエンス・アカデミー)とのオンライン交流会を実施しました。
この学校とは、今年の6月に連携協定を結びました。この交流会が初めての活動となります。

この日は、中高合わせて約30名が参加しました。最初に、両校の学校紹介ビデオを観ました。その後、タイ語の簡単な挨拶を教えてもらったり、小グループに分かれて、互いの学校や文化について英語で情報交換をしました。

以下は、参加した生徒の感想です。
「英語でやりとりしてみて、とても楽しかったです。タイの生徒の英語力やコミュニケーション力は素晴らしかったです。次の機会のために、もっと英語を勉強しようと思いました。」

「日本について英語で話すことで、世界基準で物事を見るいい機会になりました。」

「タイの生徒は日本のことをたくさん知っていました。自分の国を褒めてもらえて嬉しかったし、自分もタイのことをいろいろ調べてみたいと思いました。」

予定していた1時間はあっという間に終わり、参加した生徒の眼はキラキラと輝いていました。生徒に国際的視野が芽生え、将来のライバル、またはパートナーを意識しながら、今後の学校生活を送ってくれることを期待しています。

KVISとは今後も様々な形で交流を継続していく予定です。

 

国際交流・留学支援担当

 

 

1年「探究講座」別の課題設定 全体講義2時間目

11月17日(木) 7限目 1学年の学校設定科目「きみろんⅠ」の様子です。

先週は「探究課題の設定」について動画配信で全体講義1時間目を行いましたが,今週は図書情報課が作成した「探究を支える情報収集の技」をもとに,探究活動の情報収集について動画配信により全体学習を行いました。

☆ 動画ではありませんが,資料は『SSH開発教材』のページでダウンロードが可能です。御参考にしていただけますと幸いです。

 『SSH開発教材』のページへ 探究を支える情報収集の技

まず,各学級で動画を視聴し,資料内容の理解をすすめました。

次に各自で用意した書籍のデータを参考文献リストに入れる作業などを体験しました。このような体験が,実際の探究の場でも役立つものと考えています。

本校の12連覇! 第12回「科学の甲子園」 県予選

第12回「科学の甲子園」宮崎県予選は本校が12連覇!

令和4年11月13日(日)に宮崎県防災庁舎で第12回「科学の甲子園」宮崎県予選が開催され,本校代表チーム「宮崎西A」が大会12連覇を飾りました

優勝した「宮崎西A」チーム

この大会は高校1,2年生がチームを編成し,1校あたり3チームまで出場できます。チームで筆記競技と実技競技に取組み,その合計得点で順位を争うもので,今回で12回目を数えます。本校からは,校内予選を突破した「宮崎西A」「宮崎西B」「宮崎西C」の3チームが出場しました。

 

筆記競技は物理・化学・生物・地学・数学・情報の6分野の問題が出題され,中には分野を超えた複合問題も出題されます。各分野が得意なメンバーを揃えておくのも作戦ですが,1つの問題にメンバーが話しあって答えを出すという作戦もとれます。実技競技は事前に公開された資料をもとに準備をしてきて,当日にその成果を競い合うものです。

結果,「宮崎西A」が優勝,「宮崎西C」が第2位となりました。1年生のチーム「宮崎西B」も好成績をおさめました。

第2位の「宮崎西C」チーム

好成績をおさめた「宮崎西B」

優勝した「宮崎西A」チームは令和5年3月17日(金)から茨城県つくば市で開催される「科学の甲子園」全国大会に出場します。

取材を受ける「宮崎西A」

第12回科学の甲子園 県代表を目指して

2022年11月11日(金)の放課後です。

第12回科学の甲子園 宮崎県予選を目前に,STEAMラボでは本校代表3チームが放課後に自主的に集まり,準備を進めています。先生からの指示を受けることなく,生徒だけで意見を交換しながら作業を進めています。これまで土曜・日曜・放課後に集まって活動しており,すでに詰めの準備といった感じでした。

STEAMラボは,本校SSH研究開発の中でも「4つの教育環境の創出」の1つとして位置づけられ,指定2年次に第1物理教室に設置しました。

SSH「探究講座」特別講演会の開催

11月11日(金) 本校全教職員を対象に「探究講座」特別講演会を開催し,探究学習の意義,カリキュラムマネジメントの考え方から,実際の生徒の探究論文を題材とした指導方法について研修を行いました。今回の講演会は,都合によりZoomによるオンライン開催となりました。講師は一般社団法人 Glocal Academy 理事長 岡本尚也 様です。岡本様は本校SSHの運営指導委員であり,本校の探究活動について具体的な問題点を数多く御指摘いただきました。こうした研修会を今後も企画し,教職員の指導力向上を通して生徒の探究の質を向上させていく計画です。

国際有機化学財団(ICOF)による特別セミナー有機化学高校生講座2022

2022年10月9日(日)に宮﨑公立大学において,国際有機化学財団(ICOF)による特別セミナー有機化学高校生講座2022が開催されました。

本校から自主的に非常に多数の参加(のべ192名)があり,東京大学・京都大学・名古屋大学教授陣より興味深い研究のお話しをいただき,有意義な時間になりました。

朝暘祭でのISEF2022 参加報告会

令和4年度 朝暘祭で,ISEF2022 Atlanta 大会の報告会を行いました。第65回日本学生科学賞 旭化成賞 受賞の映像から,Atlanta大会での英語プレゼンテーションまでを7分間の映像ドキュメントにまとめました。映像は各教室に配信され,時折,大きな拍手が沸き起こるなど,全校生徒で体験を分かち合いました。

お知らせ

【学部学科講座】
9月22日(木)
今日は午後から高校1.2年生を対象に学部学科講座が実施されました。目的は大学の先生を招聘し、志望する学部・学科での学習内容・研究内容等を講義して頂くことで、進路選択に関する情報および将来を見つめる機会として活用することです。まず全体講演会では宫崎国際大学学長で脳科学がご専門の村上 昇 先生に『脳を知って、探究型学習に役立てる』という演題で講演を行っていただきました。その後、学部学科系統別講座が21講座開催され、自分の興味のある講座を2つ聞くことができました。将来の進路選択において貴重な体験になったと思います。

令和4年度SSH生徒研究発表会に参加
お知らせ

7月21日 高校1年生 「模擬探究」

ポンポン船の実験を行いました。みんな四苦八苦しながらも、あきらめずに模索していました。科学の面白さに触れたようです。

お知らせ

7月13日 MSEC 日本語対面ポスターセッション参加

約1000人を超える生徒が集まり、ポスターセッションを行いました。皆、自分の研究を必死に伝えたり、目を輝かせて質疑応答したりしていました。

お知らせ

5月26日講座別ゼミ開始! 

約30近くの講座に一人一人の教員がついて、生徒と伴走する講座別ゼミが始まりました。1対1で真剣にテーマについて話し合っていました。

 

 

お知らせ

朝の情報番組TBSテレビ”THE TIME,”の中高生ニュースに本校が出ます。
7月25日(月) 7:45~8:00の間の3分程度、普通科3年加藤朋大さんが、紹介されます。加藤さんは、「木材を透明にする」という米国メリーランド大学の研究グループが行っていたものを改良し、最終的に土に還る(生分解性)自然に優しい方法を研究開発し、第65回日本学生科学賞で旭化成賞を受賞し、米国で開催される国際学生科学技術フェア(ISEF)に日本代表として出場しました。
取材も動画撮影もすべて放送部の生徒たちの協力で行っています。
1週間は見逃し配信をネットで行うそうです。
ぜひご覧ください。

お知らせ

【高校3年生ポスターセッション】
 6月15日(水)
本校の探究活動は一人一研究です。自分の興味あることについて研究テーマを設定し、研究を行います。
これを「きみろん」(きみにしか書けない論文コンテスト)といいます。
本日は「きみろん」のポスターセッションでした。353名全員が自分のこれまで取り組んできた研究内容を発表し、他の仲間の発表を参観しました。高校1.2年生も参観に参加しましたので18の会場はどこも大盛況、さながら学園祭といった雰囲気でした。研究テーマはバラエティに富んでいました。
参考までに353研究の10研究のタイトルをご紹介します。
①ダイラタンシーの衝撃剤としての有用性-片栗粉の底力-
②韻とヒット曲の関係性
③日本の「花」  梅と桜
④心理戦から新たな保健室を創る
⑤地元を良くしたい-地域産業の活性化-
⑥過酸化水素水を用いたリグニンの改質
⑦競走馬の競争能力と体重の関係:-体重と競争能力は関係するのか-
⑧スウィンホーキノボリトカゲの越冬調査-越冬方法の究明-
⑨Viscous fingeringが生起する粘度と流速の条件
⑩モンテカルロ法を用いてイニエスタ加入の効果を調べる
多くの参観者の中で緊張しながらも生き生きと発表している姿が印象的でした。聞く態度も素晴らしかったと思います。
生徒たちにとって大きな自信になったと思います。

お知らせ

【タイのKVISとの連携協定調印式】
 6月10日(金) 11:00~11:35
タイのKVIS(カムヌートウィット・サイエンス・アカデミー)との連携協定調印式が行われました。タイのKVIS(カムヌートウィット・サイエンス・アカデミー)はタイの科学高校です。タイ版「シリコンバレー」の開発に向けた国の理系教育を牽引する学校として設立され、全国から優秀な学生が集まっている高校です。数学、科学、工学、技術に重点をおいた独自のカリキュラムを使用する他、外国語教育にも力を入れており、英語以外の科目の教員として、ネイティブの英語話者が採用されているほか、外国語の講座として、英語、中国語、韓国語、日本語、スペイン語、フランス語など、さまざまな言語が開講されていることが特徴です。今回の協定によって以下の5項目について連携することが決まりました。
(1) 研究発表活動の連携
(2)講義や討論のための優秀な生徒の招待、交流ならびに専門的視点の共有
(3) 適切な研究分野における生徒間交流
(4) 両教育機関の代表生徒の興味ある分野における情報交換
(5) 講義や研究指導の目的のための教職員の交流
しばらくはオンラインによる交流を行っていきますが、新型コロナウイルス感染状況が収束したらお互いの高校を行き来して交流を深め、刺激を与え合えればいいと思います。

掲示板

新規掲示板1

6/10(金) 台湾の大学生とのオンライン討論会

【国際化】

 6月10日(金)台湾の大学生とのオンライン討論会を実施しました。

 6名の生徒が参加しました。トピックは「18歳を成人年齢とすること」についてでした。台湾の大学生や他県の高校生の意見を踏まえながら、自分たちの意見をしっかりと述べることができていました。

 

以下は参加した生徒の感想です。

「同じ18歳でも、日本と海外では目線が異なっていました。海外では、自己責任の範囲が広く、今の自分は18歳になって海外で生活することは難しいと感じました。」

 

「18歳という年齢について、台湾の大学生と日本の高校生と意見交換ができたことは、自分にとって価値ある経験でした。今の自分の生活や社会での位置づけをもう一度見直し、あと少しで社会人になる存在として自覚を持つべきだと感じました。」

 

オンラインではありましたが、国際交流の機会を与えられたことは、生徒たちにとって貴重な経験となったようでした。

文責:SSH推進課 河野

お知らせ

【科学の甲子園表彰式】
4月25日(月)
本日は16時30分から第11回科学の甲子園全国大会の表彰式がオンラインで行われました。この大会は国立研究開発法人科学技術振興機構が主催するもので各都道府県の教育委員会が都道府県大会を開催し、全国大会に出場する代表チームを決定します。今年は3月19日にオンラインで全国大会が行われました。筆記競技では、物理、化学、生物、地学、数学、情報分野から出題され各チーム8名の生徒は120分間で協力して問題を解きます。宮崎西高等学校はこの大会11年連続で宮崎県代表として出場しています。最高成績は全国6位です。今年度は残念ながら上位入賞を果たすことができませんでしたがこのメンバーは全員まだ2年生なので県予選を勝ち抜けばもう1度出場することが可能です。ぜひ頑張ってほしいと思います。

お知らせ

【県知事表敬訪問 及び 教育長表敬訪問】
令和4年4月25日(月)
 本校普通科3年加藤朋大さんが、第65回日本学生科学賞で旭化成賞を受賞し、米国で開催される国際学生科学技術フェア(ISEF)に日本代表として出場します。この報告のために、県知事及び教育長に表敬訪問を行いました。
 加藤さんの行った研究は、「木材を透明にする」というもので米国メリーランド大学の研究グループが行っていたものを改良し、最終的に土に還る(生分解性)自然に優しい方法を開発したものです。
 国際学生科学技術フェア(ISEF)はゴールデンウィークの5月4日5日6日に行われます。今回は新型コロナウィルスの影響で東京のホテルに会して、現地時間に合わせてオンライン参加により発表することになっています。発表及び質疑応答は全て英語で行われます。 しっかり頑張ってきてほしいと思います。

お知らせ

【令和4年度宮崎西中高合同数学探究講座 】4月4日(月)、5日(火)
4月4日(月)から2日間にわたり、2023年国際数学オリンピック日本大会実行委員長の藤田岳彦先生(中央大学理工学部教授,一橋大学名誉教授)による数学探究講座が実施されました。数学オリンピックに出題されるような難問だけど深くて面白い問題について様々なアプローチから解説してくれました。新高校2年生、新高校1年生(西高附属中出身)生徒40名程の生徒が先生の講義を楽しく受けることができました。数学の深い世界に触れて大きな刺激をもらったようです。

お知らせ

【科学の甲子園全国大会】
3月19日土曜日
本日13時から視聴覚室で科学の甲子園全国大会が行われました。本来なら茨城県のつくば市で全国大会が開催されるのですが新型コロナウィルス感染拡大の影響で各校会場によるリモート開催となりました。 10月に宮崎県予選が行われ本校の1年生チームが優勝し全国大会の切符を手にしました。この1年生チームは中学生の時、科学の甲子園ジュニアで全国4位という成績を収めた経験を持つ強豪です。多くの高校が高校2年生チームなので厳しい戦いとなると思いますが頑張ってほしいと思います。

お知らせ

「きみろん Comp.」が TV で紹介されます。
明日、2 月 26 日(土)15:15から放送される MRT テレビの「みらい・みやざき 学び隊」において、 本校理数科高1・高2で実施している「きみろん Comp.」が紹介されます。今回は、2 月 10 日(木)に行 われた高校 1 年生の活動の様子を取材されました。
本校の SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組の柱の一つでもある「きみろん Comp.」の様子 を是非ご覧下さい。

お知らせ

【2月10日 金曜日
きみろんⅡポスターセッション】
今日は高校2年生はきみろんⅡのポスターセッションでした。【きみろん】とは【君にしか書けない論文コンテスト】を略したものです。本校では生徒が1人1研究で探究活動を行っています。各々が自分の興味ある分野の研究を行なっています。今日はその研究内容を発表する機会でした。それぞれユニークなテーマで研究しており、周りも興味深く聴き入っていました。新型コロナウィルスの感染拡大で開催が危ぶまれましたが、会場を分散し、発表者はマスクの上にフェイスシールドで行うなど感染対策を徹底して行うことができました。

お知らせ

以下の記事を、宮崎日日新聞に掲載していただきました。

 

宮崎西高校附属中学校のESDは、生徒自身の興味が源泉であることから始まる。SDG‘s課題解決に向けての収束思考ではなく、生徒一人一人の無限の可能性を開放し、発散思考でSDG‘sに向かうことこそがVUCAと言われる現代社会の課題解決につながると考えているからである。

ここからは令和3年度日本学生科学賞で全国約30000点の中から旭化成賞を受賞し、令和4年にアメリカで行われるInternational Science and Engineering Fairに日本代表として参加する本校普通科2年生の加藤さんの課題研究を例に、本校のESD実践を紹介する。加藤さんは小学校時代から科学実験好きな少年で、宮崎西高校入学後は自分の気になる実験に没頭したいという理由から化学部に入部した。そうして2021年1月に米国Maryland大学の研究グループが「木材の透明化」に関する研究論文を発表したのを目にした。本県が全国2位(R1)の木材生産産出額であること、環境に配慮した方法で木材の透明化に成功していることに刺激を受けて、論文に示された技術の追実験を行った。この実験が評価されて前述の受賞につながることとなる。

この理由を彼は次のように答えている。「ただ単に実験が好きで、それをやれるのが西高」このように本校のESDは、生徒一人一人の興味が自ずとSDG‘sに向かうようなESDと言える。(東口匡樹)

 

 

 宮崎西高校では、「学びに向かう力」があらゆる教育活動で全職員に共有されている。全教育活動で職員が生徒の背中を押して「学びに向かう力」を醸成し、生徒が自ずとSDG‘s課題解決に向かうのが本校のESDである。

ここからは前回に続き、ISEF日本代表に選出された加藤朋大さんの課題研究を紹介する。アメリカ・メリーランド大学の原著論文を読んで、彼はエポキシ樹脂を浸透させることにより,木質のもつ生分解性が失われると考え,実験に取り組み数々の失敗を重ねた。しかし決して諦めず、ついに環境負荷の小さい流動パラフィンを浸透させることで,米国のものとは異なる透明な木材『パラフィン・ボード』をつくりだすことに成功した。日本独自の技術である「パラフィン紙」(薬包紙)に似た,この『パラフィン・ボード』は光透過性とともに,高い生分解性と機械的強度を保持しており,持続可能な社会の実現に向けた,有用な素材となりえると考えられる。実際に最終審査の席で,審査委員から特許を取ることを勧められた。

彼は、諦めなかったのは担当の先生の惜しみない伴走のおかげだという。彼は今後もこの研究を継続していきたいと考えている。

 このように本校のESDはあらゆる教育活動で生徒の「学びに向かう力」を醸成し、生徒が自ずとSDG‘s解決に向かうようなESDと言える。今後も生徒の無限の可能性を後押ししていくESDを展開したい。(東口匡樹)

お知らせ

「きみろん Comp.」が TV で紹介されます。
明日、2 月 26 日(土)15:15から放送される MRT テレビの「みらい・みやざき 学び隊」において、 本校理数科高1・高2で実施している「きみろん Comp.」が紹介されます。今回は、2 月 10 日(木)に行 われた高校 1 年生の活動の様子を取材されました。
本校の SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組の柱の一つでもある「きみろん Comp.」の様子 を是非ご覧下さい。

お知らせ

【1月28日(金)理数科課題研究発表会】
今日は2年理数科課題研究の発表会でした。3月に行われる宮崎県課題研究発表大会の代表を決める大会でもありました。各自研究したきみろんの中で4人がエントリし、化学部のオープン参加2人と共に発表を行いました。新型コロナウィルス感染症拡大防止のため発表者以外は各教室でリモートで発表することになりました。それぞれの発表ともユニークで内容も深いものばかりでした。発表の後は各教室から質問があり、やりとりがまた興味深かったです。発表した生徒のみなさんお疲れ様でした。

お知らせ

「エコノミクス甲子園 宮崎大会」優勝!
12月28日(火)、共同主催である宮﨑太陽銀行取締役:上野哲弘様・宮﨑銀行経営企画部長:渡邊友樹様のご臨席のもと、本校校長室で表彰式が行われました。
12月19日(日)にオンラインにて開催された第16回エコノミクス甲子園宮﨑大会において、本校理数科2年の髙妻尚生さん・吉田雄飛さんのチーム「景清」が見事優勝を果たし、2月に行われる全国大会(オンライン予定)に宮崎県代表として出場します。
この大会は、より豊かな人生を送るために必要な金融や経済についての知識を学び「金融知力」を競う大会として開催されているものです。
チーム「景清」は参加7校16チーム(32名)の中で優勝でした。学校としては昨年に引き続き2連覇ということになりました。(YouTube動画で発信している「甲子園常連校」というコメントは間違いではなかったことを証明してくれました。)
2人は、「まさか優勝するとは思っていなくてビックリしています。」「全国大会は、胸を借りるつもりで頑張ってきます。」と驚きながらも、意気込みを語りました。

お知らせ

【日本の高校生と台湾の大学生とのオンライン討論会】
10月20日(水)
宮崎西高校は台湾留学サポートセンターの協力のもと、台湾7大学との連携協定を結んでいます。
今回、台湾留学サポートセンターが主催する「日本の高校生と台湾の大学生とのオンライン討論会」に本校からも1年生日高朋也君、村上功将君、小玉太陽君の3名が参加しました。 テーマは「米中関係の行方」で全国の連携高校10校と義守大学、中国文化大学の学生で討論が行われました。
9月30日(木)に台湾 銘傳大学 国際教育センター長 劉廣華 博士によって行われたオンライン特別講演会「米中関係のゆくえ」を視聴した上で米中関係について予習してきた生徒たちが熱心に討論を行いました。参加した3人とも「貴重な体験ができた。とても楽しかった。」と興奮気味に感想を述べていました。

お知らせ

九州大学高校訪問事業(出前講義・ホームカミング授業)[高1・2生対象]
12月18日(土)土曜講座の4時間目と5時間目に、九州大学ホームカミング授業と出前講義を開催しました。
4時間目のホームカミング授業では、九州大学工学部地球環境工学科建設都市工学コース3年生川浦悠梨乃さん(本校43期生)が「新九大工学部における土木の未来」というテーマで授業をしてくださいました。
授業では川浦さんが参加しているものづくりプロジェクト(橋を実際につくる)の話を中心に、大学生の一日の流れや授業の様子、九州大学工学部の学科配属の仕組みなどを話していただき、受講した生徒は大学生活に対するイメージをつかむことができました。
最後に川浦さんが述べた、行きたい学部・学科に行くために最後の最後まで後悔しないように勉強してほしいという話は、来年、再来年に受験を迎える1・2年生には印象に強く残ったようです。
5時間目の出前講義では九州大学工学部システム情報科学研究院准教授の東川甲平先生が授業をしてくださいました。
東川先生が専門とされる超伝動に関する講義で、これからの時代に必要な『再生可能エネルギー』について最先端の話を聞くことができました。
液体窒素を用いて超伝導コイルが浮かび上がる実験に生徒も興味津々。講義が終わったあとも、生徒が先生の周りに集まり、間近で実験を見せていただいたり、いろいろな質問をしたりする様子が見られました。東川先生からも「こんなに熱心に質問をしてくれて嬉しい」というお褒めの言葉もいただきました。生徒にとって有意義な時間となったようです。

お知らせ

以下の記事を、宮崎日日新聞に掲載していただきました。 

 

宮崎西高校・附属中学校は設立当初から「未知の我を求めて」というスローガンを掲げ、2年前にスーパーサイエンスハイスクール校に指定された。このプログラムでは、全国でも珍しく、生徒一人一人が自ら問いを立てる。生徒の個性をより発揮できるようになっており、個性豊かな課題研究に取り組んでいる。本校のESDに対する基本的方針は、SDG‘s課題解決研究は生徒自身の興味が源泉であるべきと考えている。SDG‘s課題解決に向けての収束思考ではなく、生徒一人一人の無限の可能性を開放し、発散思考でSDG‘sに向かうことこそがVUCAと言われる現代社会の課題解決につながると考えているからである。

ここからは福島さんの課題研究を例に、本校のESD実践を紹介する。彼女のテーマは「廃棄物で保水するには 〜アフリカの水不足を救う〜」である。研究の概要は、アフリカでは高価な吸水ポリマーの代わりに、廃棄物の果物の皮で保水できる物質を作り、アフリカのかんばつを改善するという内容で、自宅で地道な実験を続けた。実はそれまで全く環境問題に興味はなかったが、きっかけは英語の授業だった。この研究を通して、自分の身の周りにいる困った人への意識が高まり、将来の夢も宮崎の医療格差を改善する医師になる、と具体的になったという。

このように本校のESDは、生徒一人一人の興味が自ずとSDG‘sに向かうようなESDと言える。(東口匡樹)


 宮崎西高校では、学びに向かう力・人間性等は「感性・探究心・主体性・行動力・自他肯定力・協働力・創造力・想像力・道徳心」と定義され、あらゆる教育活動で共有されている。それをもとに、宮西型STEAMプログラムと呼ばれる課題研究を実践している。(STEAMとは感性と科学、技術、工学、数学が融合した教育のことである。)このような教育活動を展開する中で、生徒の感性が刺激され、生徒が自ずとSDG‘s課題解決に向かうのが本校のESDである。

ここからは石川さんの課題研究を紹介する。女性の平均賃金が男性より低いことに疑問を持っていた石川さんは朝の読書をきっかけに「女の子は勉強すれば豊かになれる? 〜先進国のデータからみる男女格差〜」をテーマとして、女性の教育水準、理系進出度と男女賃金格差について研究した。この研究を通して石川さんは、これまで当たり前と思っていることを批判的に思考し、物事の原因を多角的に考える意識が高まったという。社会福祉制度の課題もわかり、将来は自分の努力と才能で力を発揮できる建築士になりたいと考えるようになった。そしてそういう生き方が次世代の女性の道を切り拓くという意識も持つようになった。

 このように本校のESDはさまざまな場面で生徒の感性を刺激し、生徒が自ずとSDG‘s解決に向かうようなESDと言える。今後も生徒の無限の可能性を後押ししていくESDを展開したい。(東口匡樹)

お知らせ

令和3年度(2021年度)の日本学生科学賞宮崎県審査の結果,本校の加藤君が県知事賞を,田品さんが県教育長賞を受賞しました。この受賞について,11月4日(木)に主催の読売新聞社から新聞取材を受けました。写真はその模様です。2つの研究作品は11月中旬,東京での中央予備審査に進出します。

お知らせ

【理数科・理文クラス講演会】
10月25日(月)市民文化ホールにて、本校卒業生 京都大学情報学研究科 准教授 末永 幸平 先生をお迎えし、「巨人の肩の上に立つためのはしごを作るための大工道具」の題目で 講演会を行いました。
難解なプログラミングの話もわかりやすく説明され、また、大学での学びに向けて、今どんな力を身につけておくべきか、熱いメッセージを頂きました。
講演後は、有志を募って、サイエンスカフェが実施されました。

お知らせ

MSEC(宮崎SDGs教育コンソーシアム)フォーラムがオンラインで実施されました。
西高生は一人一研究の内容を、県内の高校生や教育関係者に画面越しに熱く発表していました。また、他校生の発表を聞いて積極的に質疑応答(セッション)を楽しんでいました。
本来は県内の高校生が一堂に会して、対面で互いの研究についてセッションし探究を深めることが狙いでしたが、コロナ禍を利用してICTを駆使し、このような形で実施したこと自体が探究活動そのものであり、参加した高校生の人生の大きな礎になるに違いありません。

お知らせ

7月29日に、令和3年度「子供の読書活動優秀実践校」文部科学大臣表彰伝達式において本校が教育長より表彰状を授与されました。表彰理由は、読書活動の推進だけでなく、図書館を活用した学習活動への支援や主体的な図書委員会活動の推進に熱心に取り組んでいることです。本校は、SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)の一つとして一人一研究論文(きみろん)作成を軸に探究学習に取り組んでいますが、この事業の中で学校図書館をメディアセンターと捉え、SSH推進担当、図書主任とともに学校司書がその専門性を生かし、ICTを活用した情報収集・発信機能や、効果的な授業スペースとしての機能を備えた図書館(STEAMラボ)として再構築を図っています。写真のように、図書室が、本の貸し出しだけでなく、タブレットの貸し出しも行い、先生方の研修や探究的な学習でも利用されています。

お知らせ

朗報です!12月20日(日)に開催された「第15回全国高校生金融経済クイズ選手権(通称:エコノミクス甲子園)宮崎大会」で、高校2年の後藤くんと久野くんのチームが見事優勝しました。2人は宮崎県代表として2月に開催される全国大会に出場します。
 宮崎西高は過去に2回全国大会に出場しており、全国で準優勝、優勝の輝かしい成績を収めています。今回も大いに期待しましょう。
ちなみに、全国大会優勝者にはニューヨーク研修旅行が贈られます。(前回の本校優勝チームはオリックスの始球式も務めたなぁ…)

お知らせ

11月16日(月)
「世界的デジタル時代に、日本の高校生は何をすべきか」
台湾のIT大臣、オードリー・タン氏と、九州7校の高校生が「近未来の教育について考える」シンポジウムがリモートで行われました。
宮崎県からは、宮崎西高の高校2年生が参加しました。
【舞台裏】
 カメラとスクリーンの関係で、ちょっとお行儀悪く、机に座っての参加でした

お知らせ

きみろんR1 最終回!
マウスが最短距離を学習する…とうとうAIの領域まで!

 

お知らせ

8月20日-21日
本校 高校理数科2年 永倉 莞太朗 君と、湯地 虎仁郎 君が、かずさの杜 DNA リモートキャンプに参加しました。
本格的な実験道具が事前に送付され、全国の高校生9人が、講義を受け、課題に取り組み、プレゼンするものです。
今年度本校がSSHに指定されたことで、参加することができました。この貴重な経験を皆と共有し、これからも積極的に様々な取り組みにチャレンジして参ります!

お知らせ

県内の高校生が集まって研究発表をするMSECフォーラムが中止になったので、宮崎西高の参加予定だった生徒だけで、小規模ながらポスターセッションを行いました。
初めて自分の研究内容を人前で発表し、セッションも体験して、上手くいかないところもたくさんあった中で、非常に貴重な経験をしたと思います。
宮崎西高の探究学習の特徴は「一人一研究」で、それ故に研究テーマが面白く、ポテンシャルが高いなぁと実感しました。

お知らせ

7月29日〜31日
和歌山県主催 アジア・オセアニア高校生フォーラムに、本校理数科2年 帖佐君 が、日本代表の一人として参加しました。
コロナ禍で、今年度は、Web会議となりました。
参加者の機器トラブルもあり、発表順が早まったりするアクシデントもありましたが、無事大役を務めました。

お知らせ

7月28日(火)宮崎は梅雨明け
本日、理数科2年 きみろんR1 第8回が行われています。暑さ対策として、パソコンの充電具合を確かめて、教室での活動も可としております。
初めはゲーム感覚だったきみろんR1 も、だんだんと難しいタスクとなり、静かな教室で、真剣な眼差しの生徒達の滑らかなキーボードの音が流れています。

お知らせ

6月25日「木)
きみろんR1 理数科2年生です。3部屋に分かれてのプログラミングですが、1部屋(パソコン室)しかエアコン設備がないのです。それでも、皆、食い入るように画面に集中。生徒同士で教え合いながら、黙々と取り組んでいます。
ブロック崩し…うまくできたかな?

お知らせ

令和2年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)内定❗️
4月1日(水)令和2年度のスタートです!
今年度も本校公式HPよろしくお願いいたします