特色ある授業
本附属中には、創立以来「感性、プレゼン、 探究、サイエンス」という4つの特色ある授業が設定されています。これらは、世界で活躍する人材になるためのプログラムでもあります。文化や宗教を超えて、物事を交渉させるためには、論理的に話し合う必要があります。そのためには、感性の授業でディベートや批判的思考力を身につけ、探究、サイエンスで、実験手法を身につけたり、探究テーマの種を見つけるのです。さらには、レポート作成を通して論理性を身につけ、最終的にはプレゼンで英語による発表技能を身につけることができればと考えています。
「感性」・・・古典や詩歌の世界、地域、郷土、社会について学び、豊かな人間性、社会に貢献する態度を育む。
「プレゼンテーション」・・・自分のことや身のまわりのことについて、入し丁の先生と一緒に英語で表現するための力を身につける。
「探究」・・・とは、様々な実験や実習、野外での体験活動を通して、実際の自然や最先端の技術や研究にふれることにより、自ら探究する力を育む。
「サイエンス」・・・身近なテーマを利用して、数学的に考える力を高める。
STEAMジュニア発表会に向けて
高校がSSHに指定されたのをきっかけに、中学3年において、これらを有機的に結びつけ、STEAMジュニア発表会を行う、下記のような中高接続のカリキュラムを令和3年度より実践しています 。
本附属中出身の生徒が、高校の探究活動において、リーダー的存在になるために、中学校段階で、探究活動を取り入れたことが大きな特徴で、
① 活動自体は、これまで夏休みの課題であった自由研究をさらに発展させ、自分の興味あるテーマについて探究活動を行います。
② テーマ設定の仕方を1学期に探究の授業で指導し、担当教員(7名)が、研究の指針、探究の進涉状況などの生徒のファシリテーター役を務めます。
③ 3学期に3年生全員によるプレゼンテーション発表会を実施します。
の3つの柱になっています。
本校の4つの特色ある授業「感性、プレゼン、探究、サイエンス」 6年間で育てたい目指すべき生徒像に向かって、今後も高校の理数探究との接続を研究実践していきます。