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SSH&サイエンス科情報発信ブログ
普通科1年生 地域企業探究が始まります!
普通科1年生のACT-LI1では、2学期に地域企業探究を行います。
地域の中小企業に対してインタビュー調査を行い、企業へ向けて「こうすればもっと良くなる!」という提案をすることがこの活動の最終目標です。
地域企業探究に際し、7月24日(水)のACT-LI1ではオリエンテーションが行われました!
今回のオリエンテーションには、協力企業の方々にも多数お越しいただきました。
協力企業の数は、なんと34社!本年度も多くの企業にご協力賜ります。
まずは生徒と企業の方に向けて、今後の流れや活動内容についての説明が行われました。
続いて、講師の方をお招きして「地域を支える中小企業について」というテーマのもと講話をしていただきました。
地域の中小企業がどのような役割を持つのか、また、私たちの生活に地域の企業がどのようにして関わっているか等、地域の企業にまつわる話題を多く知る機会になりました。
次に二人目の講師の方をお招きし、SDGsに関するワークショップが行われました。
昨今の世界を取り巻く課題について考えた後、グループごとにSDGsのアイコンを用いたワークショップに取り組み、SDGsに関する理解を深める機会になったことと思います。
また、このワークショップには企業の皆さまにもご参加いただき、生徒との交流も多く見られました!
最後に、各教室に分かれて担当する企業ごとに顔合わせと今後の打ち合わせを行いました。
グループごとに自己紹介や企業の方と連絡先の交換などを行い、緊張しつつも和気藹々とした雰囲気で初顔合わせを終えることができました。
本格的に活動が始まるのは9月から!
夏休みの間に担当企業について調べたうえで、インタビュー調査に臨んでもらいます。
協力していただいた企業に少しでも実りある提案ができるよう、2学期からの活動に励んでいきます!
MSECフォーラムを開催しました
7月11日(木)は宮崎県武道館にて
「MSECフォーラム」が開催されました!
県内19の高校から、約1,200人の高校生が集まり
探究活動の成果をポスターセッションにて発表しました。
探究活動の取り組みを加速させるため、県内の高校が集まった組織。
それが「MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)」です。
令和元年度に宮崎北高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業としてスタートしました。
現在のMSECは県内の各高校と教育委員会が協力しながら運営しており
今回のMSECフォーラムは宮崎北高校が中心となって運営を行っています。
そんな宮崎北高校の活躍を紹介しましょう。
サイエンス科の生徒です。
廃棄される魚から油を取り出し、石鹸を作りました。
こちらもサイエンス科の生徒です。
ヒドロキシプロピルセルロースの液晶が示す構造色から
圧力を測定するためのシートを作りました。
こちらは普通科理系の生徒です。
花の香りでストレスが軽減するか研究しました。
アロマにはリラックス効果があるものの、強すぎる香りはストレスを与えることがわかりました。
普通科文系の生徒です。
小さな子どもたちの病院嫌いをなくすために
「病院は怖くない!」というメッセージを込めた絵本を作成し
幼稚園にて実際の園児の反応を集めました。
さて、いかがでしょうか。
サイエンス科や理系は当然ながら、文系の生徒も…というか
宮崎北高校のほぼ全ての探究ポスターでデータを取り扱っていました。
これは宮崎北高校が
「情報をもとに自ら考え行動する人材」=「科学技術人材」
と捉えているからです。
スーパーサイエンスハイスクールである本校は、
文系も理系も全員科学技術人材を目指しています!
データをもとに論理的に考えていくことで探究活動が深まっていきます。
さて、午後からは本校の探究活動担当の教員が
見学に来ていた県内の高校2年生約70人に対して
論理的に思考するための講座を行いました。
議論のテーマは「太陽光発電の課題」でした。
生徒達は積極的に話し合いを行いました!
約30分の講話でしたが、集中して議論することで
最先端の研究課題と、その解決方法に近いアイデアを出すことができました。
本気で議論するって、すごいですね!
普通科1年生がデザイン思考演習のまとめを行いました!
7月10日(水)の2・3時間目に、普通科1年生のACT-LI1を行いました。
今回のテーマは「デザイン思考演習」。実は、この活動は2週間前に行った演習の続きとなる活動です。
前回の活動では、1年4・5組の間にある使われていないスペースを有効活用できないか、自由な発想で考えてもらいました。
いろんな意見が飛び交う中で、現実的に考えると実行できないよね・・・といったアイデアもたくさん出てきました。
そこで、今回は前回よりも具体的且つ実行可能な範囲で有効活用できる案を提案しよう!ということで、企画書にまとめてみました。
文章でまとめる班もあれば、イラストで説明する班もあり、面白い企画書がたくさん完成しました!
どの班も、前回までの自由な発想を議論を通じて具体的且つ現実的な企画にまとめることができました。
今回まで行っていた活動は、2年生以降で行う探究活動の準備段階!
1年生の皆さんが実際に探究活動を進める際に、1学期のACT-LI1で取り組んだ様々な体験を活用してくれることを願っています。
普通科1年生 デザイン思考演習の様子をご紹介します!
6月19日(水)、普通科1年生のACT-LI1で1年1~4組がデザイン思考演習を行いました。
1学期のACT-LI1は「協創力」を身につけることを目的としています。
そのため、今回は多くのアイデアの中から多角的な視点に基づいた話し合いを通して、より良い結論を導くための手法を学ぶことを目的に本活動を行いました。
今回のテーマは「学校のとある空きスペースを有効活用できるプランを考えよう!」というものです。
では、実際の活動の様子をご紹介します!
今回の活動は4人グループで行います。
実は本校、1年4組と5組の間にほぼ使われていない空きスペースがあります。
そのスペースをどのように使えばいいか、まずはグループごとにとにかくたくさんのアイデアを出していきます。
机上で考えているだけでは物足りない・・・
ということで、実際に空きスペースを見に行きました!
どのグループも多様なアイデアを出しています!
続いて、自分たちの出したアイデアを整理・分類していきます。
別の色の付箋に分類したテーマを書いて、大きな紙に並べていきます。
次に、自分たちの出した多様なアイデアを踏まえて、より具体化するために文章にしていきます。
この時、自分たちなりの優先順位を書いてもらいました。
その後、「意思決定マトリクス」を用いて自分たちのプランを評価するべく数値化していきます。
この時「効果性」や「費用面での実現性」・「時間面での実現性」等の様々な観点を自分たちの物差しでウエイトを変えて数値化しました。
そのため、客観的な視点からプランを見直すことに繋がり、先ほど考えた自分たちなりの優先順位とは大きく異なる結果になったグループもありました。
最後は各クラスで自分たちの考えたプランを発表して今回の活動は終了となりましたが、どのグループも発想豊かで面白い、聞いていて驚くようなプランを考えることができました。
「話し合いを通してより良い結論を出す」という目的が十分達成された探究活動となりました!
ACT-LI2(2年普通科・リベラルイノベーション)の活動紹介
6/12(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。
4月からスタートしたACTの活動は、領域選択、メンバー編成を経て、アイデア出しからテーマ設定まで活動を進めてきました。
それぞれのグループで悪戦苦闘しながらも、皆で知恵やアイデアを出し合い、独創的で面白いテーマが設定されつつあります!
なかなかアイデアが出ず、テーマ設定に苦しんでいるグループも、何とかアイデアをひねり出すために、積極的に先生方に相談をする姿が見られ、活発な議論がなされていました。
宮崎北高校の探究活動では、今年度から先生情報シートを作成し、生徒と教員のコミュニケーション促進を図っています。
先生方にアドバイスをもらいながら、より良い探究活動にしていきましょう!
宮崎北高校の先生たちは、生徒の伴走者として共に探究活動を進めていきます!
皆、真剣に議論をしています。「ああでもない、こうでもない」と悪戦苦闘する姿が見られました。
この悩み、苦しむ時間が生徒の皆さんにとっての財産になります。
テーマ設定が終わったグループは、図書室で先行研究を始めています。
先行研究は主に文献調査になりますが、主体となるのは「本」です。
インターネットで調べれば大体のことが分かってしまう世の中だからこそ、本から得られる情報を大切にしてほしいものです。
もちろん、新聞も貴重な情報源です。最近の生徒たちはあまり新聞を読まないのでは…?
新聞に載っている情報も探究活動には必要不可欠です!
次回7/3のACTでは、外部から探究サポーターの方に来校していただき、様々な視点でアドバイスをしていただく予定です。より磨き上げられたテーマや探究計画が完成することを期待しています!
普通科1年生がコンセンサスゲームを行いました!
6月5日(水)、普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて、1年3・4組がコンセンサスゲームを行いました。
コンセンサスの意味は「合意形成」です。
この活動はブレーンストーミング・KJ法などのフレームワークを行い、ゲームを通して議論をする大切さを学ぶことを目的としています。
今回のゲームのテーマは「砂漠からの脱出!」
では、今回は1年3組がゲームに取り組む様子をご紹介します!
まずは、「砂漠で遭難した」という現状を把握するために、いつ・どのような環境にいるのか等の説明が書かれた文章を読みます。
なんと手元には12個のアイテムしか残されていない、、、という設定になっています。
今回のゲームは、この12個のアイテムに個人で優先順位をつけるところから始まります!
全員、とても真剣に考えています!
続いて、グループワークに入ります。
12個のアイテムの優先順位を決めるべく、付箋にたくさん意見を書いて紙に貼っていきます!
各グループ、非常に多くの意見が出ています!
この活動のポイントは、どのような意見でもオールOK!
自由に、誰の意見も批判することなく進めていくのがルールです。
最後に、先ほど個人で考えた12個のアイテムに対する優先順位を、今度はグループの意見としてまとめていきます!
どのグループもしっかり全員の意見を交換し、悩みながらもグループとしての答えを出していました!
では、いよいよ答え合わせです!
実はこのゲーム、専門家の模範解答があるんです。
個人で考えた順位と、グループで考えた順位。
どちらが正解に近かったか、全員一生懸命計算していました!
結果は・・・
半数近くの人がグループで考えた順位の方が模範解答に近くなりました!
実はこのゲーム、一人で考えるよりもグループで考えた方がより良い結果になるんだ!
と実感してもらいたいという意図があったんです。
どのグループも活発な議論が繰り広げられて、とても充実した活動になりました!!
普通科がマニュファクチャリングを行いました!
5月15日(水)は普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて
マニュファクチャリングを行いました。
マニュファクチャリングとは、「ものづくり」を意味します。
1年生は、探究活動スキルを身につけるため、デザイン思考をはじめとする
さまざまな思考方法を身につけるフレームワークや、
困難に対して試行錯誤の経験を積む活動を行っています。
こうして1年間のプレ探究活動を終えて、2年生から本格的に自分のテーマに取り組みます。
さて、今回は試行錯誤を行うための「マニュファクチャリング」です。
ペーパーバランスを行いました。
さて、どんな競技でしょうか?
今回のチャレンジャーは1年3組&4組。
2つの部屋に分かれて活動しています。
2クラスで約80名。4人1組の20チームが戦います!
さぁ、始まりました!
与えられた課題を解決するための、プランを練っていますね。
ものづくりの時間は60分!うまく時間を使わないといけません…。
プランができたら、いよいよものづくり!
協力して作っていきます!
その様子を見ていたクラス担任の先生も、じっとしていられなくなり
ものづくりを始めました!(笑)
ある程度形ができたら、試技を行います。
あ、今回のペーパーバランスはこんな感じのゲームです。
2本の糸を転がる構造物をつくります。
制限時間ギリギリ!
各班とも、ものづくりが佳境に入りました!
というわけで、全20チームの競技です!!
実はこのコース、吹き抜けの2階に設置しており全長は15メートルあります。
ギャラリー見守る中、各班の挑戦は続きます…!
さきほどの担任の先生もちゃっかり参戦!!
先生の奮闘に生徒のみんなも応援していました。
…え?
競技の結果ですか?
実は、大半が思った通りに行きませんでした。
しかし、それが狙いなのです。
まだ終わっていないクラスがありますので、明言は避けますが
このものづくりの授業には、学んで欲しい試行錯誤の極意があります。
それは…全てのクラスが終えたらお話しましょう。
最後に探究担当の先生から、まとめのお話があって、終わり。
ちなみに、ゲーム自体は各クラスごとに変えています。
次回は1組&2組。違うゲームでものづくりに挑戦します!
サイエンスイノベーションで研究中!(サイエンス科2年生)
5月14日はサイエンス科2年生のサイエンスイノベーションが実施されました。
サイエンスイノベーションはサイエンス科の探究活動のことです。
サイエンス科2年生は,1年生の時に,マンダラートなどのフレームワークを行いつつ,自分たちの頭でオリジナルの研究テーマを考え,研究計画書を書き上げました。
2年生では,研究計画書をもとに研究を進めていきます!
ブログでは,生徒の探究活動の様子をお知らせしたいと思います。
〇ヘドロの活用を研究しているグループ
↑ヘドロの成分分析に使えそうな古いキットを発見!本格的な実験ができそうです!
〇恒星が小惑星に隠れる現象(恒星食)を研究しているグループ
↑専門書を片手に赤道儀の使い方を勉強中!道具の使い方も自分たちで学びます!
むかばき宿泊研修3日目(サイエンス科1年生)
3日目の様子です。
朝には自然の家を退所して、旧日之影町役場前河原、フクトが浦、権現崎にてフィールドワークを行いました。
みんな元気に帰ってきました!
むかばき宿泊研修2日目(サイエンス科1年生)
2日目の様子です。
本日は行縢山フィールドワーク(登山)、振り返り講座です。
無事全員で下山しました!
昨日はこんな写真も撮れたようです。
むかばき宿泊研修1日目(サイエンス科1年生)
1日目の様子です。
探究活動講座、野外炊飯、天体観測がありました。
全員元気に頑張っています!
自動観測カメラを作ろう!サイエンス科プログラミング教室
3月9日にサイエンス科1年生の土曜講座が行われました。
プログラミング教室のつづきです。
今回も探究活動に使えるデータロガー作りを行いました!
RaspberryPiを用いた自動観測カメラ作りです!
RaspberryPi専用のカメラモジュールは、小型ながら800万画素の性能を持ち
プログラミング次第で、画像サイズや露出時間、感度さえも自由自在です。
前回学んだセンサーと連携させれば、応用の幅がかなり広がります!
という訳で、今回もペアワークで学びます。
まずは、カメラモジュールに自分達の姿を映して楽しんでみました。
慣れてきたら、照度計がある値を越えたら撮影したり、動画を撮影したりと各自のペースで学んでいきました。
今回はもう一つ、機械学習も学びました。
まず、今回撮影した動画を、前回構築したサーバーに送信し…
その動画をGoogleドライブに保存します。
さらに、オープンソースの機械学習ライブラリである「TensorFlow」を使って解析を行います!
・・・という訳で、できました!
生徒が撮影した動画の骨格検出を行いました。
意外に簡単にできたことに驚く生徒たち。
大量の学習モデルによって、的確に人間を見分けていますね。
自分達の姿に骨格検出されるのは面白いですね。
集まってみんなで様子を見ています。
以上で、今年度のプログラミング授業は終了です。
センサーやカメラの使い方をマスターしましたから、
きっと来年度の探究活動に活用してくれることでしょう!
自作センサーを遠隔操作!サイエンス科プログラミング教室
1月20日はサイエンス科1年生のマニュファクチャリングを行いました。
マニュファクチャリングとは「ものづくり」という意味です。探究活動に必要な試行錯誤する力を鍛えます。
今回は、プログラミングによるものづくりの3回目。
前回までは「RaspberryPi」という小型コンピューターを使って様々なデータロガーを自作しました。
今回は、いよいよ自作したデータロガーをネットワークに繋ぎ、遠隔操作できるようにします!
こちらが、本日の目標。力学台車の上にRaspberryPiとモバイルバッテリーが載っています。
さぁ、まずはRaspberryPiをネットワークに繋ぎます。IPアドレスなどを入力してWi-Fiルーターに接続。
同じネットワーク上にあるサーバーに繋いでみましょう。SSHを使って他のコンピューターに侵入するのです。
次に、RaspberryPiを遠隔操作できるようにしましょう!今回は、アプリWebSSHを使用しました。タブレットとRaspberryPiが簡単に繋がる!
さぁ、いよいよ測定しよう!Pythonで加速度センサーのスクリプトを組みました。これをタブレットで遠隔操作して・・・
壁と衝突させて、加速度の変化を測定します。
トンネル、くぐらせたくなるよね(笑い)
さて、皆の測定データがどんどんサーバーに届いています。これをGoogleドライブに移動させます。
手元のパソコンで、データを分析できます。上手く衝突を捉えられたかな?
終了後のアンケートです。
今回は結構歯ごたえのあるプログラミングを行いました。なので、難しいと答える意見多いですが・・・その分できた時の充実感や試行錯誤が楽しかったとの意見も多数!
プログラミングって成功するととっても楽しいですよね!
良い学びとなりました。
「第2回わくわくサイエンス教室」開催しました!
12月23日(土)に「第2回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。
こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。
今回のマニュファクチャリングは「飛ばして届けろ!選手権」を行いました。内容は各チームで作った飛行物を飛ばし,落ちた場所に書かれている点数と滞空時間を掛けて合計点を出すというものです。点数の高いチームが優勝となります。ただし,試技をすると1回につき10点減点となります。
各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。
いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。
優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。
こちらは実験教室です。
各班に配置された生徒実行委員がスムーズに実験が進むようにアシストします。
まず酢酸ナトリウムをビーカーに入れ,蒸留水をビーカーに加え,ガスバーナーで温めて溶かしていきます。その後,シャーレに移して冷まし,酢酸ナトリウムをガラス棒に付けて落とします。すると,過冷却状態が崩れ,一気に結晶ができました!
さて,ここからが本番です!今回は「繰り返し使えるカイロ」を作っていきます。
先程の結晶づくりと同様,まずは酢酸ナトリウムと蒸留水をビーカーに入れ,ガスバーナーで温めて溶かします。その後,発泡スチロールの箱の中でゆっくり冷やしていきます。そして,ヘアピンと一緒に袋に入れて,袋をとめたら,完成です!使うときはヘアピンで衝撃を与えて過冷却状態を崩し,使用します!また,袋に好きな絵を描いたりする自分だけのオリジナルカイロになります。自宅に持って帰って,湯煎で温めたら,繰り返し使えます!
パワーポイントスライドを使い小中学生に分かりやすく説明を行っている姿が印象的でした。
参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は来年の6月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。
令和5年度 九州生徒理科研究発表大会で『優秀賞』を受賞!
12月23日~24日にかけて熊本県の崇城大学にて
令和5年度 九州高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。
九州各県から、理科に関する探究活動や科学部の研究が
100件(生徒約400人)集まりました!
宮崎北高校からは、化学部門、地学部門、ポスター部門に合計5作品を出展しました。
化学部門は1件です。
「ヒドロキシプロピルセルロース液晶の圧力応答性の数式化(2年生)」
圧力によって虹色に変化する液晶の研究を行っています。
地学部門には2件出ました。
「もっとたくさん流星を見たい!(1年生)」
ペルセウス座流星群の観測結果から、流星をたくさん見る方法を考察しました。
「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性(2年生)」
「太陽黒点が多い時に、渡り鳥が迷う」のは本当かを大量のデータから分析しました。
ポスターにも2件です。
「段差でこけない自転車(2年生)」
段差に乗り上げたときに自転車がコケない条件をモデル実験とプログラミングで研究しました。
「消しかすからPVCを効率的に取り出す(2年生)」
学校で大量に出る消しカスから、消しゴムを再生できないか研究しています。
そして今回…
見事、地学部門の「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性」が優秀賞を受賞しました!
おめでとう!
この受賞作品の要旨はこちら。
さて、生徒達の研究は今後も続いていきます。
今回は、九州各県の代表作品を観覧できたうえ、活発な質疑応答も経験しました。
学び多く、次に繋がる大会となりました。
九州は理科の探究活動のレベルが高く、学生科学賞の上位受賞校の約1/3が九州の高校生であるほど
激戦区です。
今後も九州の高校生たちが切磋琢磨してほしいですね。
科学部の全国大会進出が決まりました!
11月3日に宮崎市にて行われた
令和5年度宮崎県高文連自然科学プレゼンテーション大会にて
本校の科学部が物理、化学、地学部門で最優秀賞に輝きました!
4分野のうち、3分野で最優秀賞を頂くのは初めてです。
これにより、来年8月に岐阜県で行われる
全国高等学校総合文化祭自然科学部門への出場が決まりました!
選ばれたのは以下の3作品です。
物理分野「段差でこけない自転車」
化学分野「ヒドロキシプロピルセルロースの圧力応答性の数式化」
地学分野「太陽フレアがヨーロッパコマドリに与える影響」
今後とも応援よろしくお願いいたします!
1年サイエンス科「県北フィールドワーク」を行いました!
8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第3回目の「県北フィールドワーク」を10月7日(土)に行いました。
※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」
※第2回目はこちら→第2回「青島フィールドワーク」
雨が心配されましたが、この日も快晴の中、日向・日之影・延岡の地質と植生に注目して観察しました。
今回も宮崎県総合博物館の岩切先生(植生担当学芸員)と福島先生(地質担当学芸員)に講師をしていただきました。
最初に「フクトが浦海岸」にて地質と植生の観察を行いました。
尾鈴山火山の噴火による溶結凝灰岩や柱状節理が作る景色について学びました。
また、前回に引き続き海岸性の植物の特徴などについて学びました。
次に「権現崎」へ移動し、照葉樹林などの観察を行いました。
スダジイ、盤根、イヌビワ、ギャップ、陰樹、・・・
「日之影町旧役場前の河原」へ移動し、地質に関する観察を行いました。
付加体、溶結凝灰岩、緑色頁岩、石灰岩、斑状花崗岩、チャート、・・・
「槙峰・梁崎橋」へ移動し、枕状溶岩の観察を行いました。
最後に「比叡山展望所」へ行き、地質と植生の観察を行いました。
前回のフィールドワークを生かして写真の撮り方やメモの取り方が良くなっていました。
後日振り返りを行い、プレゼン作成に向けて班でまとめて話し合う姿も見られました。
次回はいよいよ11/1(水)~3(金)で行われる「屋久島フィールドワーク」!!
1年サイエンス科「青島フィールドワーク」を行いました!
8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第2回目「青島フィールドワーク」を9月30日(土)に行いました。
※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」
快晴の中、約2時間半かけて青島神社周辺を地質と植生に注目して観察しました。
今回も宮崎県総合博物館の岩切先生と福島先生に講師をしていただきました。
弥生橋手前の砂浜で、青島の地質や海岸性植物の概要などを説明していただきながら観察がスタートしました。
鬼の洗濯岩では地質に関する説明や観察を行いました。
砂岩・泥岩の違い、どうやってできたのか、コンクリーションとは、・・・
青島神社では2グループに分かれて、神社前の地質観察と、神社内の植物観察を行いました。
節理とは、クワズイモ、・・・
その後、神社を1周しながら地質と植生について観察を行いました。
初めてのフィールドワークでしたが、いろんなものに興味を持って観察することができました。
写真の撮り方やメモの取り方も実践しながらよい方法を模索中です。
次回は第3回「県北フィールドワーク」です。
県高文祭自然科学部門、3分野で最優秀賞!
9月30日に開催された
宮崎県高等学校総合文化祭自然科学部門にて
本校の科学部が3つの研究分野で最優秀賞を受賞しました!
宮崎市民プラザで開催された本大会。
県内の科学部が集い、日頃の探究活動の成果を発表します。
こちらは宮崎北高校の自転車班。
地道なデータ取得と、プログラミングによる解析を行いました。
本校の科学部は県内でも珍しいほどの大所帯です(笑)
今回は、下記のような受賞結果となりました!
【物理部門】
「段差でこけない自転車の研究」・・・最優秀賞!
「空間ノイズキャンセルによるカエルの鳴き声の消音」・・・生徒投票賞
【化学部門】
「セルロース誘導体液晶の圧力応答性の研究」・・・最優秀賞!
「消しかす中のPVCを効率よく集める方法」・・・優秀賞
【地学部門】
「太陽フレアの発生と生物の生起頻度の低い行動との関係」・・・最優秀賞!
「宮崎県沿岸の地形とマイクロプラスチックの分布」・・・優秀賞
ACT-SI3「3年サイエンス科 日本語論文」作成中!
2学期に入り,3年サイエンス科生は各チームで行ってきた研究を「日本語論文」にまとめ上げています。
各チームとも端末を使い共同編集するなど,論文執筆を加速させています。
論文が仕上がったら,各チームとも添削指導を受けて,論文の精度を高めていきます。
日本語論文が終わると,次は「英語論文」作成に入ります。3年サイエンス科生の活躍がまだまだ続きそうです。
フィールドワーク「博物館研修」を行いました!
1年サイエンス科はプレ探究活動としてフィールドワーク「宮崎・屋久島研修」を行います。
8月末から10月にかけて宮崎で地質と植生について学び、11月上旬に屋久島で地質と植生について学ぶという企画です。
全部で4回シリーズとなっており、今回は第1回目「博物館研修」を行いました。
8/26(土)午前中に博物館にて研修を行いました。
全体で挨拶を行った後、2グループに分かれて講座を受けました。
県総合博物館の岩切勝彦氏に植生の講座を行っていただきました。
県総合博物館の福島佑一氏に地質の講座を行っていただきました。
座学だけでなく、標本や展示物を見ながらの説明もあり、より深く理解できたようです。
また、フィールドワークの要である「見る」ということも意識できました。
次回は9/30(土)に青島にてフィールドワークを行います。
「理系女子支援講座」を農業試験場にて行いました!
8月4日(金)に宮崎県総合農業試験場にて第13回理系女子支援講座を行いました。
まず始めに農業試験場の概要を副場長に説明していただきました。
次に畑作園芸支場の與田 眞音(よだ まお)様に講演をしていただきました。
女性研究者としての歩みやご自身の研究内容についてお話をしていただきました。
その後、女性研究員10名と参加者でグループを作り、フリーディスカッションを行いました。
各女性研究員の紹介や参加者からの質問など、自由に話をしました。
細かいところまで聞くことができたようです。
最後に研究施設を見学させていただきました。
今回は土壌環境部の養液栽培やリアルタイム診断、生産流通部のおいしさ診断について見学しました。
今回の理系女子支援講座も参加者の満足度は高く、農学関係の研究について知る良い機会となったようです。
また、女性研究員がどのように進路選択をしたか、現在どのような生活を送っているかを知ることができ、女子生徒が研究職に進むことを大いに後押しすることができたようです。
イギリスタウンリーグラマースクールの生徒が北高に来ました!
7/18(火)~20(木)の日程でイギリスタウンリーグラマースクールの生徒の留学受入を行いました。
7/18(火)歓迎式・学校紹介・日本語講座・文化体験(書道・美術・音楽)
7/19(水)1日神話研修(青島神社・鵜戸神宮)
7/20(木)国際理解交流会・着物体験・茶道体験・お別れ会
歓迎式は全校で行い、日本舞踊、ダンス、応援団の披露をしました。
神話研修では青島神社や鵜戸神宮を訪れ、宮崎にまつわる神話を学びました。
文化体験などを通して多くの北高生と交流しました。
外部の方にも依頼して着物の着付けも行いました。
2・3年生の希望生徒23名はイギリスの生徒とディスカッションを行いました。
最後に図書室でお別れ会を開きました。
短い日程でしたが、多くの生徒がイギリスの高校生と交流し、国際交流の楽しさを感じてくれたと思います。
10月にはタイの高校生を受け入れる予定です。
ここでも多くの生徒が交流に参加します。楽しみです。
サイエンス科1年生が海洋実習を行いました!
7/19(水)にサイエンス科1年生が海洋実習に行きました。
宮崎海洋高校に協力していただき、実習船「進洋丸」で1日実習を行います。
海洋科学に関する知識の習得だけでなく、将来の科学技術人材として欠かせない本物の体験をすることが目的です。
①事前学習を4回にわたって行いました。
海洋研究やマイクロプラスチック、船上で使う道具などについて事前に学習しました。
今回は昨年度海洋実習を経験した2年生も講師を務めてくれました!
また、「なぜなぜ分析」を行い、実習後のレポート課題をそれぞれ考えました。
②当日は晴天の中、出港しました。
水を採集したり、機関室を見学したり、船員さんに質問したりしました。
③事後学習では採集した水を調査したり、見聞きしたことをまとめました。
科学技術人材になるために良い経験をしました。
今後の探究活動に大いに生かされることを期待しています!
宮崎海洋高校の船員の皆さんにも感謝いたします。
「MSECフォーラム」開催!
7月13日(木)にMSECフォーラムが開催されました。
MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)は県内19校が加盟し、探究活動の普及を目的とした組織です。
MSECフォーラムは、日頃行っている探究活動の成果をお互いに発表し合い、学校の枠を超えて生徒や教員が交流する場です。
日本語対面部門、日本語オンライン部門、英語オンライン部門の3部門があり、本校は日本語対面部門の運営を主に担当しました。
本校の3年全生徒と2年サイエンス科生徒が参加し、本校は3部門すべてに参加しました。
特に日本語対面部門は430作品・生徒総数1400人という全国でも類を見ない規模で開催されました。
対面でお互いの研究を通した交流ができる楽しさを感じていたようです。
最後に異なる学校同士の生徒でグループを作り、「未来の宮崎について考える生徒交流会」を行いました。
初対面の生徒同士で緊張感もありましたが、活発な意見交換が行われていました。
将来、この中から宮崎の活性化を担ってくれる人材が現れることを期待します!
このMSECフォーラムをきっかけに、加盟校で力を合わせて宮崎県の探究学習を発展させていきたいと思います。
「3年サイエンス科英語ポスターセッション」開催!
6月23日(金)に「3年英語ポスターセッション」が開催されました。サイエンス科では1年次からチームで研究を行い,その成果をポスターや論文にまとめ上げていきます。今回の英語ポスターセッションは,国際的な場での発表に重点を置き,留学生の方や他校のALTの先生方に発表し,質疑応答することで,国際的視野を身に付け,世界で活躍できる科学技術人材の育成を目的に行いました。
開講式の様子です。今回は宮崎大学より留学生11名と他校よりALTの先生2名にお越し頂きました。
さあ,英語ポスターセッションがスタートしました。
どの班も留学生の方を聴衆に迎えても臆することなく,果敢に発表し,相手に応じたプレゼンテーションを行っています。
また,今回はMRT宮崎放送「まなび隊」の取材も入りました。本日の英語ポスターセッションの様子は7月15日(土)に放映予定です。ぜひ,ご覧ください。
今回の英語ポスターセッションを通し,国際的視野を身に付けることができたと思います。今後は世界で活躍できる科学技術人材になってくれることを願っています。
令和5年度「第1回わくわくサイエンス教室」開催!!
6月17日(土)に「第1回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。
こちらは「マニュファクチャリング」です。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。
今回のマニュファクチャリングは「サイエンス科からの挑戦状~ペットボトルを倒すな!~」をテーマに行いました。内容はラボシェーカー(試験管を揺らす装置)に水の入ったペットボトルを置き,揺れに耐えることのできる台座を新聞紙・はさみ・セロハンテープで製作するというものです。
今回は揺れの数値を70で固定し,ペットボトルを支えられた時間1秒につき10点与えるというルールで行いました。点数の高いチームが優勝です。試技をすることもできますが,その際新聞紙すべて交換となり,5点減点となります。果たして,どのチームが優勝するでしょうか。
各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。
いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。
さあ,何秒耐えられるか。
なんと,20秒耐え凌いだチームが現れました。
優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。
こちらは「実験教室」です。
今回も2つの実験を行いました。
1つ目は「ドライアイスでシャボン玉」です。
各班に置いてある水槽に砕いたドライアイスを入れ,ドライアイスが浸るくらい水を入れます。そして,シャーレに入っているシャボン液をストローの先に付けてシャボン玉を膨らませ,水槽の中に向かって吹きます。
すると,ドライアイスの煙の上でシャボン玉が踊るような動きをしています。実はドライアイスは二酸化炭素を固体にしたもの。空気は二酸化炭素より重いと言われています。昇華によって出てきた二酸化炭素が空気に触れることで下に沈み,シャボン玉が宙に浮くという原理を使った実験でした。
気体の状態変化と分子量について身の回りのものを使って実験し,小中学生に分かりやすく説明を行っていました。
もう一つの実験は「オイルモーション」です。水と油が混ざり合わないことを生かした実験になっています。水20mlと油(ジクロロメタン)20mlを入れ,選んだ好きな絵の具をガラス棒に付けて水に溶かします。そしてラメを入れて完成です。
参加者からは「キレイ!」という声が聞かれました。
参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は12月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。
サイエンス科1年生の探究活動「ACTーSI1」
本校の探究活動は「ACT」と呼んでいます。
ACTではグループに分かれて、自分たちで決めたテーマについて研究を行っていきます。
本校では本格的な研究に入る前に、研究に必要なことを学ぶ時間を設定し、独自の教材で授業を行っています。
今回はサイエンス科1年生のACTの導入について簡単に紹介します。
①初めに「なぜ探究活動が必要なのか?」「研究者としての心構え」についてワークシートを使いながら説明を行います。
次に、「思考法(ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど)」「議論のルール」「研究の流れ(PPDAC)」について説明を行います
②全国SSH生徒研究発表大会で上位入賞した作品を題材にして研究計画を立てる練習を行います。
同じテーマで自分たちならどんな計画を立てるか、ホワイトボードを使ってチームで話し合います。
特にロジカルシンキング(論理的思考)を意識した活動になっています。
③コンセンサスゲームを利用して、ブレーンストーミングとKJ法を使う練習をします。
フレームワークを使うことで活発な議論と合意形成を促すことができます。
これらの導入を行った後に、チーム編成、研究テーマ・計画書作りなどへ入っていきます。
テーマ作りや研究計画書作成の中でも様々なフレームワークを使い、研究に必要な力を身につけていきます。
タイの姉妹校カセサート大学附属高校の校長先生が来校しました
本校は平成30年にタイ王立カセサート大学附属高校と姉妹校協定を結び、交換留学などの交流を行ってきました。
ここ3年間はコロナ禍の影響で、交換留学を行うことができませんでした。
今年度、久しぶりの交換留学を再開することになり、5/17(水)にカセサート大学附属高校の校長先生と進路部長の先生が挨拶に来てくださいました!
本校教頭(左)とカセサート大学附属高校の校長先生(中央)と進路部長の先生(右)です。
校内見学をしました。屋上からの景色に驚いていました。
音楽部に琴と合唱を披露してもらい、最後に写真撮影をしました。
8月には本校生徒がタイへ留学し、10月にはタイの生徒が本校へ留学してきます。
交換留学の様子はこのブログでまたお知らせします。
お楽しみに!
1年サイエンス科が宿泊研修に行ってきました!
5月12日(金)~13日(土)の1泊2日で,1年サイエンス科40名がむかばき青少年自然の家へ宿泊研修に行ってきました。
今回の宿泊研修はサイエンス科にとって初めての取組です。探究活動に必要な基本的な知識・技術の習得を目指すことを目的に実施しました。
また今回の宿泊研修では,1年生のサポート役として2年生9名が「生徒実行委員」として参加しました。
まず,入所式を行いました。入所式では代表生徒が「探究活動のノウハウをしっかり学べる有意義な研修にしたいです」と力強く抱負を述べてくれました。
次に「コンセンサスゲーム」を行いました。コンセンサスゲームとは,与えられた課題について,チームで協力しながら答えを見つけていくゲームのことです。
今回は付箋を使い,グルーピングしていくKJ法を使い,フレームワークを行っていきました。
このコンセンサスゲームを通して,きちんと理由付けを行い,つじつまが合う主張が述べられる「ロジカルシンキング」を身に付けることができるようになりました。
次に,全員が楽しみにしていた「野外炊飯」です。今回はなんと,何も説明なしで火起こしから各班で行いました。
火を起こしたら,食材を切り,カレー作りのスタートです。
やっと,カレーの完成です!また,途中から来られた校長先生よりお茶の差し入れを頂きました。
みんなで食べるカレーは格別です!
夜は「天体観測」を行いました。曇りの天気でしたが,担当の河野先生から天体に関するお話を頂いている途中で奇跡的に雲が晴れ,みんなで天体観測を行うことができました。
2日目は「マニュファクチャリング」を行いました。マニュファクチャリングとは,ものづくりのことです。今回は「ペーパーバランス対決」を行いました。各班,紙で作った構造物をコースの上に置いて転がし,進んだ距離の長さを競いました。
各班,議論をしながら製作していきました。
さあ,各班の作品が出揃いました。競技開始です!
なんと,1位になったチームはゴールの目前まで進む好記録を樹立しました!これから始まる探究活動での成果が頼もしいです。
その後,退所式を行いました。代表生徒が「今回の研修で学んだことをこれからの学科活動につなげていきましょう!」と展望を述べてくれました。
最後に集合写真撮影を行いました。
1泊2日の短い宿泊研修でしたが,探究活動に関するノウハウが凝縮された研修となりました。これから始まる1年サイエンス科生の活躍が今から楽しみです!
令和5年度 第1回サイエンス科集会開催!!
4月19日(水)
令和5年度第1回目のサイエンス科集会を開催しました。
集会の進行は3年生です。テンポ良く,全体を見渡した進行を心掛けていました。さすが3年生です。
在校生歓迎の言葉を2年生の代表生徒が述べました。サイエンス科の先輩としての想いやサイエンスの語源(*)について話してくれ,1年生の興味を引き出してくれました。
*ラテン語で「知る」
続いて新入生代表挨拶です。今年度の新入生は第20期という節目の学年です。サイエンス科生としての自覚と誇りを持ち,これから始まる学科生活をみんなで協力して頑張りたいと抱負を語ってくれました。
続いて令和5年度サイエンス科スローガンの発表を行いました。昨年度末にサイエンス科生徒より11種類のスローガンを提案してもらい,全員で投票を行いました。その結果,今年度のスローガンに選ばれたのは・・・・・・
『Shine with unique personality!~光る個性で輝くサイエンス科へ!~』
に決まりました!個性を大事に光り輝いていくサイエンス科生徒に今後も期待です。
ここからは1年生,2年生,3年生が6~7名のグループをつくり座談会を行いました。総数18のグループが体育館いっぱいに広がり,座談会のスタートです。
2年生と3年生がリーダーシップを発揮し,各グループともすぐに打ち解けていました。
今回の座談会では,「学校生活(学習面・生活面・進路面)について」,「1年サイエンス科の活動について」,「科学探究について」の3つのテーマを2年生と3年生が説明してくれました。先輩からの説明やアドバイスを1年生はしっかりメモを取り,聞きたいことを質問するなど,とても盛り上がりを見せていました。
座談会終了後には1年生が笑顔で学科活動について語っている姿が印象的でした。
最後にサイエンス科全員で集合写真を撮影しました。
サイエンス科の魅力は縦のつながりです。今回のサイエンス科集会で深まった絆をこれからの学科生活に発揮してほしいと思います。
プログラミングによる動画解析を行いました
3月11日(土)
サイエンス科1年生のマニュファクチャリングでした。
今回はプログラミングPBLの第4回目。
これまで生徒たちはマイコンRaspberryPiの使い方を学んできました。
今回は株式会社ランバーミルの伊藤社長を講師にお招きして
「AIによる画像解析」に挑戦!
RaspberryPiでビデオカメラを作り
撮影データをサーバーに送り
各自のGoogleドライブに保存し
Google ColabでPythonを動かして解析プログラムを作ります!
(・・・え?なんのこっちゃ?)
静止画では伝わりづらいですが…
動く男子生徒の動きに合わせて、骨格検出が行われています!
さまざまな技術を学び、探究活動に活かしてほしい!
~お知らせ~
下記のページを新しく作りました。ぜひご覧ください。
サイエンス科集会を行いました
3月17日(金)
学期に一度のサイエンス科集会を開催しました。
今回のテーマは「さらなる高みを目指して!」
まずは先生が、現在のサイエンス科に対する想いを語りました!
引き続き、学年混合でグループになり、なにやら全員タブレットを操作しています…。
「サイエンス科の強みを探る!!」
さらなる高みに行くために、サイエンス科の強みを全員で挙げていきます。
全ての班の意見がスクリーンに映し出され
「なるほど~!それも強みだね~!」とみんなで議論していきます。
※今回はGoogleのJamboardを使っています。
サイエンス科の強みを見つけた後は、より理想的な目指すべき姿を議論し…
最終的に令和5年度のサイエンス科スローガンを作っていきます!
タブレットを使うと、議論の形も面白くなりますね。
~お知らせ~
下記のページを新しく作りました。ぜひご覧ください。
令和4年度サイエンス科受賞実績
令和5年度がスタートしました!
今年度も宮崎北高等学校をよろしくお願いいたします!
さて、昨年度はブログの更新頻度が少なく…すみませんでした!でも、生徒も職員もたくさん頑張っていましたよ。
そこで、昨年度のサイエンス科探究活動の実績を振り返ってみます。実は、昨年度だけでも九州大会~全国大会レベルの受賞が11件もありました。
【3年生】
「リグニンの抽出と太陽光反射による変化」
・第13回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 佳作
・第20回 高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC 2022) 佳作
「飫肥杉の含水率測定および溶媒抽出~飫肥杉の歯磨き粉~」
・第13回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 優良入賞
・第21回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞 努力賞
・第20回 高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC 2022) 入選
「みやざきでも部分日食観測できたか~照度による日食観測~」
・第13回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 入賞
【2年生】
「災害時のスマート発電機の開発と性能評価」
・日本金属学会第9回高校生・高専学生ポスター発表 優秀賞
「小惑星による恒星食の観測と解析」
・令和4年度九州高等学校生徒理科教育研究発表大会物理部門 優秀賞
・令和4年度 日本学生科学賞 全国審査 入選3等
【1年生】
「太陽の多波長観測によるフレアの予測」
・サイエンスキャッスル2022 九州大会 優秀ポスター賞
「マイクロプラスチックの収集率の向上」
・令和4年度日本水産学会秋季大会「高校生による研究発表」優秀賞
その他の学会や県大会などの実績はここに書ききれません!
こちらのページにまとめていますので、ぜひご覧ください。
また、卒業生の研究作品も公開中です。
サイエンス科1年生が優秀ポスター賞を受賞しました
1月21日(土)に九州大学伊都キャンパスで行われた
サイエンスキャッスル2022(主催:株式会社リバネス)に参加しました。
こちらで、本校サイエンス科1年生による研究
「地上と宇宙からの多波長同時観測による太陽フレアの予測」
が優秀ポスター賞を受賞しました!
会場は九州大学伊都キャンパスの椎木講堂でした。敷地が日本一広いという九州大学。
39作品の高校生による研究ポスターセッションが行われました。
本校サイエンス科1年生からは他にも…
「騒音をなくそう!アクティブノイズキャンセル」班
「段差で転倒しない自転車」班
以上3チームが参加しました。
1年生ながら、現在までの研究成果を情熱込めて伝えました!
今回の大会ではポスター39作品のうち
優秀ポスター賞が4作品。
最優秀ポスター賞が1作品でした。
太陽班は晴れた日には、太陽の光球と彩層を観測しています。
最近は太陽活動が活発で、こんな大きなプロミネンスの撮影にも成功。
今後も頑張ってください!!
第2回わくわくサイエンス教室
12月24日(土)に「第2回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。
こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。
今回のマニュファクチャリングは角度を30°に固定したまっすぐな坂を配置し,その先の床に新聞紙5枚を貼り付けます。
坂の上からビー玉を括り付けた力学台車を転がすわけですが,各チームに1枚ずつ配付したケント紙で台車が新聞紙をなるべく破らない構造を作製してもらうルールになっています。
最終的には台車の速度を100倍した数値(1.00m/sなら100点)から破った新聞の枚数×10を引き算し,一番点数が高かったチームが優勝となります。
各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作製していました。
完成させたら各チーム試技を行い,結果を踏まえて再考していきます。
いよいよ競技がはじまりました。
競技終了後には表彰式を行い,合計得点の1位のチームに賞状を授与しました。
こちらは実験教室です。
今回は2つの実験を行いました。
1つ目は「スノードーム」です。塩化アンモニウムの入っている試験管に蒸留水を入れ,ガスバーナーで加熱します。加熱しながら塩化アンモニウムが全て溶けるまで,試験管を振ります。
全て溶けたらあとは待つだけ。すると結晶が出てきました。
これは「塩化アンモニウムの再結晶」という現象によるものです。参加者からは「すごい!」という声が聞かれました。
2つ目は「香りの実験」です。いくつかの溶液を使い,化学反応を起こしある果物の香りを再現していく,というものです。参加者も化学反応を楽しみながらどんな香りが作れるか興味津々です。
果たしてどんな果物の香りができるか。正解は・・・,「洋なし」でした。アルコールと酢酸がくっつくことにより,エステルという物質ができるという性質を使っての実験でした。いずれの実験ともに現象のメカニズムを高校生が小中学生に分かりやすく説明を行い,笑いも起きていました。
参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者が多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。来年度も開催します。多くの参加者をお待ちしています。
第12回 理系女子支援講座を開催します!
第12回 理系女子支援講座を開催いたします。
申し込み締め切りは12月9日(金)です。
講座の詳細ポスター
※下記画像をクリックすると別ウインドウでPDFが開きます。
第2回サイエンス科集会
10月20日(木)に第2回サイエンス科集会を開催しました。今回の集会は1年生と2年生を対象に,進路目標実現のために,強い意志を持って日々の学習に取り組んでいく姿勢を培うことを目的に行いました。
集会の進行は2年生です。
今回はベネッセコーポレーション宮崎県担当の長義幸様にお越しいただき,「希望進路に向けて~大学進学に向けての心構えと“今”知っておいてほしいこと~」を演題に講演をしていただきました。
講演では長様ご自身の経験談を交えながら,自分で考えて学習することの重要性や学習のPDCAサイクルを回すコツなど,生徒目線で学習への取り組み方などを説明いただきました。また,成績の伸び方についても理想と現実の説明をいただき,改めて努力し続けることの重要性を再認識できました。
講演後はお礼の言葉を2年生が述べました。苦手科目と向き合う際に,分野までしっかり把握し,PDCAサイクルを回していくことで克服していきたいと決意を述べてくれました。
今回は保護者の方も聴講に来られ,生徒・保護者・職員が一緒になって学習や進路について考える集会となりました。研究の秋,そして勉学の秋。サイエンス科の両輪と言われている「探究活動」と「学力養成」をフル回転していくサイエンス科生徒のこれからの取り組みが,今から楽しみです。
「日本水産学会」高校生ポスターセッションで優秀賞をいただきました!
9月5日
宮崎県のフェニックス・シーガイアで行われた
令和4年度日本水産学会秋季年会の高校生ポスターセッションに
1年サイエンス科のマイクロプラスチック班が参加しました!!
研究班は3名です。
この学会では、水産に関わる大学や企業の研究発表が行われました。
(宮崎県が会場になるのは35年ぶりとのこと!)
広い会場にたくさんのポスターが並びます!
大学生のポスターに並んで、高校生のポスターセッションも開催されました!
多くの大学生や大学の先生方に質問やアドバイスをいただきました。
また、大学や企業の研究ポスターもたくさん見学できました。
高校生のポスターセッションでは優秀作品の表彰が行われ
12作品の中から、最優秀賞1件、優秀賞2件が選ばれます。
なんと、優秀賞に選出していただきました!!
おめでとう!!
今回は5時間以上に亘って、ポスターセッションに参加しました。
学びの多い一日となりました。
北高生の研究ポスターで冷や汁アピール!
宮崎北高校普通科の地域探究で研究されてきた
「冷や汁を食べよう!~冷や汁普及の旅~」
宮崎の郷土料理である「冷や汁」が、昨今のフードロス問題にいかに有効かを調べ
「冷や汁の日」制定を提唱する研究です。
そして、この度!!
HEARTYながやま住吉店様に、北高生の研究ポスターとともに
フードロス削減をアピールする冷や汁コーナーを作っていただきました!!
研究ポスターがしっかりと掲示されています~!
研究内容の一部を抜粋したチラシまで…!
POPには「♪宮崎北高プレゼンツ♪」の文字が!
そう、冷や汁はフードロス削減にとても有効なのです!
各家庭の余りがちな食材を活用できる冷や汁!
皆様もこの夏冷や汁を食べませんか!?
HEARTYながやま住吉店様、ご協力ありがとうございます!
大好評!第1回わくわくサイエンス教室
6月18日(土)に「第1回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回は県内から41名の小中学生が参加しました。
こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。
今回は,フィルムケースと入浴剤を使ったロケットをチームで作り,2回ロケットを飛ばし,合計点数を競うゲームを行いました。飛ばした距離によって点数が入りますが,的に当たると大幅に点数が入るルールになっています。1回目のロケット飛ばしが終わると,各チーム試行錯誤しながら,より遠くに飛ばそうとロケットを改良している姿が印象的でした。
競技終了後には表彰式を行い,合計得点の1位のチームに賞状を授与しました。
こちらは実験教室です。
今回は「ルミノール反応」を行いました。いくつかの溶液を自分たちで作り、化学反応により暗闇で様々な色に発光するルミノール反応を観察します。実験をしながら高校生が実験器具の使い方と発光する原理を説明しました。暗闇の中で発光したときは非常に盛り上がりを見せていました。また,発光するメカニズムを高校生が小中学生に分かりやすく説明を行い,笑いも起きていました。
参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。当日は多くのメディアからの取材もあり,本校サイエンス科の取り組みを広報することができました。次回は12月に開催します。多くの参加をお待ちしています。
第1回サイエンス科集会
4月27日(水)に第1回サイエンス科集会を開催しました。
今回の集会では1年生に早く学科生活に慣れてもらうことを目的に行いました。
集会の進行は3年生です。
はじめにサイエンス科主任の日隈先生よりサイエンス科の歴史やサイエンス科の両輪と言われている「探究活動」と「学力養成」について説明をしていただきました。
在校生歓迎の言葉を2年生の代表生徒が述べました。私たちも分からないことばかり。だからこそ,つながりを大事に一緒に頑張っていきましょう,と話してれくました。
続いて新入生代表挨拶です。サイエンス科生としての自覚と誇りを持ち,先輩達が築き上げてきた歴史を継承していきたいと抱負を述べてくれました。
ここからは1年生,2年生,3年生が6~7名のグループをつくり座談会を行いました。総数18のグループが体育館いっぱいに広がり,座談会のスタートです。
2年生と3年生がリーダーシップを発揮し,各グループともすぐに打ち解けていました。
今回の座談会では,「学校生活(学習面・生活面・進路面)について」,「1年サイエンス科の活動について」,「科学探究について」の3つのテーマを2年生と3年生が説明をしてくれました。先輩からの説明やアドバイスを1年生はしっかりメモを取り,聞きたいことを質問するなど,とても盛り上がりを見せていました。
座談会終了後には1年生が笑顔で学科活動について語っている姿が印象的でした。
サイエンス科の魅力は縦のつながりです。今回のサイエンス科集会で深まった絆をこれからの学科生活に発揮してほしいと思います。
ピア・サポート活動
4月9日(土)に2年生サイエンス科でピア・サポート活動を実施しました。
ピア・サポートとは「身近な仲間同士で支え合う」活動のことです。
今年度から「特色ある教育課程等実践研究推進校」に指定され,2・3年次サイエンス科は各学年2クラスの少人数学級編成となりました。
そのため,初めてクラス編成が行われ,新しい仲間と学科生活をスタートすることになりました。
今回のピア・サポート活動では,より自分のことを相手にしってもらうための「自己紹介」をテーマに行いました。
昨年度も一緒のクラスメイトだった生徒たちも自分のことをもっと相手にしってもらおうと工夫を凝らし,自己紹介を行っていました。
活動後には安心感がクラス全体に広がり,新学年での学科生活がスムーズにスタートすることができていました。
1年生も入学し,中堅学年として多くの活躍が期待されます。
北高サイエンス科を盛り上げてほしいと思います。
県課題研究発表大会でW最優秀賞!
3月15日は第8回 宮崎県課題研究発表大会が行われました。
この大会は、県内の課題研究に取り組む学校が一同に集まり
自然科学系と人文社会系に分かれて研究発表を行うものです!
今回は宮崎北高校が事務局となり、サイエンス科の2年生が運営スタッフとして活躍しました!
28グループ103人がオンラインでの発表に臨みました!
全体行事の司会進行を行う生徒達。
緊張しています。大きなトラブルも無く順調に進行していきます。
全体進行のブースだけではなく、自然科学や人文社会など
カテゴリーごとに5つのブースで進行をしていきます。気が抜けません…!
進行だけでなく、もちろん発表にも参加しました!
今回はサイエンス科2年生が自然科学カテゴリー1と2にエントリーしています。
宮崎北高校からはRaspberryPiを用いた自作センサーで臨む「香りの数値化」の研究と…
継続研究で脈々と研究を進めてきた
「プログラミングを用いたチャコウラナメクジの行動解析」が参加!
慣れた様子でオンライン発表を行っています。
それをオンラインで見守るのは、後輩のサイエンス科1年生です。
全ての発表が終わり、いよいよ結果発表です。
今回は宮崎大学の先生方と、県教育委員会の先生方による審査が行われました。
他校の発表も面白く、興味深いものばかり!
どんな結果になるでしょうか・・・。
なんと!
宮崎北高校の2作品がカテゴリー1&2の最優秀賞に選ばれました!!
W最優秀賞です!
おめでとう!!香り班とナメクジ班!!
これまで行ってきた探究活動の成果が発揮できましたね。
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野島研修を行いました
サイエンス科1年生のフィールドワークを行いました。
宮崎県総合博物館との連携事業です。
野島神社です。
宮崎県の内海に位置し、浦島太郎が祀られている珍しい神社です。
国の天然記念物に指定されたアコウをはじめ、ここが北限の植物も多く自生し、南方系の植物を含め30種以上を見ることができます。
青島、屋久島と研修を重ねてきたサイエンス科。
最後の締めくくりは野島神社です。
自然豊かなこの神社で、課題となる34種類の植物を探します。
事前に植物の特徴を学んでいる生徒達。
葉身、葉柄の特徴をもとに同定していきます。
しかし、なかなかすべては見つかりません。
見つけた植物は写真に撮り、それを先生たちでチェックしていきます。
結局、「34種類すべてを見つけた班」はありませんでしたが
各班の結果を合わせると34種類が見つかりました。
「ああ、それか~!」という感想がちらほら。
こちらは野島神社から伸びるアコウの枝です。
特に、写真右の柱は「伸びてきた枝を支えるための柱」にも根が巻き付いてこのような形に。
今回で、今年の連携事業が最後となる博物館の先生方。
博物館における事前学習や、青島でのFW、屋久島でのFW、そして今回と本当にたくさんお世話になりました!!
最後の挨拶では、これまで学んだ地質・植生の知識を思い出し、また活かしてほしいと激励をいただきました。
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令和3年度宮崎県学生栄誉賞をいただきました!
令和3年度宮崎県学生栄誉賞に選ばれました!
これは、スポーツや文化などの分野で顕著な成績をあげた生徒に授与されるものです。
立派な楯をいただきました。
本来であれば、県庁にて知事より授与されるのですが
今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために授与式が中止となりました…。
ハクセンシオマネキの研究班は、高校生バイオサミットで環境大臣賞を受賞するなど、多くの成果を残してきました。
彼らは、自分たちで観察した動画から、プログラミングを駆使してデータ解析を行い、絶滅危惧種のハクセンシオマネキについて研究してきました。
また、彼らの姿にあこがれて、後輩たちもそれぞれの研究に熱心に打ち込んでいます。
これからも宮崎北高校サイエンス科は頑張ります!!
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プログラミングを使い始めた1年生
科学部の1年生は、現在研究計画に従って順調に研究を進めています。現在の様子を少しだけ公開しましょう。
アサリの研究班です。
継続してデータを取るために、先日のプログラミング講座で習った
Raspberry Piを用いて自動観測カメラを作っています!
既にカメラモジュールも接続完了!
SSHで遠隔操作を行い、自動で写真を撮影することに成功しています。
学びが活きていますね!
※ここでのSSHとはSecure Shellの略で、安全にコンピュータをリモート操作する方法です。そして宮崎北高校はSSH(Super Science High school)です。
そう…彼らはSSHでSSHしているのです。
こちらはギアの研究班です。
3Dプリンタを使いこなし、様々なパーツを自由自在に作れるようになりました。実験は次の段階へ。
ギアにかかる力を調べるために、デジタルフォースゲージを使い始めました。授業で習った物理の知識を駆使して頑張れ!
他にもプログラミングを使うチームはたくさんあります。
そんな中で、互いにハードやソフトの使い方の教えあいや情報共有も生まれています。
こちらの生徒たちは3D設計図を作るCADソフトの使い方を共有しています。
科学部全体が、チームとして支えあいながら研究を進めている姿が見られます。
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科学部の定期報告会
普段の活動では、なかなか他のチームの研究を詳しく見ることはありません。
そこで、互いの進捗状況を報告して切磋琢磨するために
また、プレゼンや質疑応答に慣れるため、定期報告会を行っています。
その様子を少しだけ紹介します。
報告会は週に1回です。
土曜日など比較的時間に余裕がある日に行われています。
毎回2~3組が研究の進み具合を発表し、部員と質疑応答をします。
先輩たちが率先して質問してくるので、1年生はドキドキですね。
そんな2年生も、先生たちが質問をしてくるのでドキドキです。
各班、月に1回発表が回ってくるペースです。
実際にまとめて話すことで、自分の研究の進捗を客観的に判断することができます。
「うわっ!あの班はもうあんなに進んでいる…!」
「先輩がやっていること、今私たちが悩んでいる部分だ!聞いてみよう!」
などなど、発見やメリットが大きい定期報告会なのです。
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教育開発部員の励みになります♪
2年生の科学探究は今!
2月8日。
とにかく寒い日が続きますが、2年生の研究はアツく続いています。
彼らには規定の研究費が与えられていますが
ちょうど注文した物品が届いた班も多く、研究が加速しているところです。
圧電素子の研究を続けている班です。
ものづくりに必要なパーツがたくさん届いたので、今から工作を始めるようです。
こちらは「香り」の研究をしている生徒。
追加のセンサーやRaspberry Piのセットが届き、プログラミングを行っています。
こちらは部分日食の観測班。
彼女たちはRaspberry Piの照度計で、曇天だった部分日食を観測していました。
現在は、モデル実験のデータを取得しているようです。
各種学会、発表会も迫っています。
得られた研究データをまとめて、プレゼンを作っている班も多いです。
先生からのアドバイスを受けています。
いろんな班が、いろんな実験を行っており…
データの分析や計算に一生懸命になっている中…
届いた大量の物品を整理している経理担当の先生。
いや、ほんと毎回ありがとうございます!
生徒が研究を一生懸命頑張ってくれることが、何よりの感謝になると信じて…。
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プログラミングPBLを行いました!
前回に引き続き、プログラミングPBLを行いました。
PBL(Project Based Learning)とは課題解決学習のことです。
マニュファクチャリングでは、毎回様々な課題を与えられます。
これを試行錯誤しながら解決することで、成長していくのです!
今回は、プログラミングを通して試行錯誤の訓練をしています。
今回の課題はRaspberry Piの自動起動&サーバ接続!
これまでの授業で、明るさや気温を取るデータロガーは作っているので、その応用編です。
テキストに掲載されたスクリプトを打ち込むだけではダメです。
自分で考えながらスクリプトを書き換えていきます。
電源を入れたら自動で10分に一回データを計測しはじめ、それを自動でcsvファイルで保存し、さらに自動でサーバにつないで送信する…。あなたがやるのは電源を入れるだけ。
そんなデータロガーを作ります。
何度も何度もエラーを出しながら、英語のエラーメッセージを読んで
どこが悪いのか探して、そこを改善して…と繰り返していきます。
着実に正解に近づいていく。
プログラミングが試行錯誤に向いているのは、まさにここですね。
最終的に、大半の生徒が課題をクリアすることができました。
実際、この自動起動&サーバ接続は大変便利で、これまでの先輩がRaspberry Piを使うときに悩まされていた
「キーボードとモニターがジャマ」
「取得したデータをいちいちUSBメモリで取り出していた」
という問題が一気に解決します。
また、自動起動の応用範囲は計り知れません!
さてさて…
伊藤社長にお世話になるのも、3年目です。
3年前の1年生は、データロガーを作るだけで授業が終わっていました。
しかし、昨年の内容を本校教員が行っておくことで、毎年進化した授業になっていきました。
(本校教員もプログラミングをめちゃくちゃ勉強しました…(遠い目))
マイコンを研究に使い始めた班も多く、生徒の90%以上が「プログラミングは楽しい!」と答えてくれました。
頼もしい限りです!
※この授業の様子が、2月13日付けの宮崎日日新聞に掲載されました!
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