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MSECフォーラムを開催しました

7月11日(木)は宮崎県武道館にて

「MSECフォーラム」が開催されました!

 

県内19の高校から、約1,200人の高校生が集まり

探究活動の成果をポスターセッションにて発表しました。 

 

 

 

探究活動の取り組みを加速させるため、県内の高校が集まった組織。

それが「MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)」です。

令和元年度に宮崎北高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業としてスタートしました。

 

現在のMSECは県内の各高校と教育委員会が協力しながら運営しており

今回のMSECフォーラムは宮崎北高校が中心となって運営を行っています。

 

そんな宮崎北高校の活躍を紹介しましょう。

サイエンス科の生徒です。

廃棄される魚から油を取り出し、石鹸を作りました。

 

 

こちらもサイエンス科の生徒です。

ヒドロキシプロピルセルロースの液晶が示す構造色から

圧力を測定するためのシートを作りました。

 

こちらは普通科理系の生徒です。

花の香りでストレスが軽減するか研究しました。

アロマにはリラックス効果があるものの、強すぎる香りはストレスを与えることがわかりました。

 

普通科文系の生徒です。

小さな子どもたちの病院嫌いをなくすために

「病院は怖くない!」というメッセージを込めた絵本を作成し

幼稚園にて実際の園児の反応を集めました。

 

さて、いかがでしょうか。

サイエンス科や理系は当然ながら、文系の生徒も…というか

宮崎北高校のほぼ全ての探究ポスターでデータを取り扱っていました

 

これは宮崎北高校が

「情報をもとに自ら考え行動する人材」=「科学技術人材」

と捉えているからです。

 

スーパーサイエンスハイスクールである本校は、

文系も理系も全員科学技術人材を目指しています!

データをもとに論理的に考えていくことで探究活動が深まっていきます。

 

さて、午後からは本校の探究活動担当の教員が

見学に来ていた県内の高校2年生約70人に対して

論理的に思考するための講座を行いました。

 

議論のテーマは「太陽光発電の課題」でした。

生徒達は積極的に話し合いを行いました!

約30分の講話でしたが、集中して議論することで

最先端の研究課題と、その解決方法に近いアイデアを出すことができました。

本気で議論するって、すごいですね!