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青島フィールドワーク(その1)

9月25日(土)

ここは宮崎県青島
宮崎が誇る有名な観光スポットです。

青島は地質的にも植生的にも大変面白い場所です。
ここでサイエンス科1年生がフィールドワークを行いました!


青島の海岸に集合。
今回も、宮崎県総合博物館より福松先生と濱田先生にお越しいただきました!


まだ青島に上陸していませんが、
早くも海岸の砂地に生えるハマゴウで学びが始まりました。

このハマゴウ、その実はとても良い香りがします。
線香の材料や頭痛薬の薬として枕に入れていたそうな。


フィールドワークの基本は五感で感じること
とにかく触ってみる、匂ってみる。
このことを学び、青島を目指します。


青島。
様々な植物が群落を形成しており、非常に特徴的です。
この場所からでも、ビロウ、ダンチクなどを確認。


さぁ、いよいよ弥生橋を渡り、青島へ上陸だ!
ところで、この弥生橋の北と南で海岸の様子が大きく違います。
南側は貝殻が多い白っぽい海岸。北側は貝殻はほとんどありません。


青島上陸!
ここはほとんどが砂岩泥岩互層からなり、有名な「鬼の洗濯岩」となっています。
長い年月をかけて幾重にも積み重なった砂岩と泥岩。
やがて隆起した地形からやわらかい泥岩が波に削られて、洗濯板状の岩を形成しました。

また、砂岩層では根元を削られた「キノコ岩」が目立ちます。



と、地質に注目していたら、植生にも注目。
オオハマグルマです。葉に硬い毛があり、ざらつく植物です。


では、鳥居をくぐって青島神社に向かいましょう!

…という感じで今回はここまで!
次回に続きます。



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