日誌

2017年2月の記事一覧

2A 長期乗船実習(2月8日)


進洋丸船長より、乗船実習の様子や指導教官より実習中の写真が送られてきましたので紹介します。

2月7日
敵水(漁場移動)で南下(南側)することにしました。中国のマグロ船が集団で操業している情報があり、注意する必要があります。
それと比較し、日本からこの海域にて実習をおこなっている水産高校の実習船は操業実習を終え、比較的少数派になりました。
本船の実習生達は、ホノルルでの国際交流に備え、着々と準備を進めています。

2月8日
操業実習再開しました。付近に協力体制がとれる水産高校の実習船が4隻ほど集まり中国のマグロ船団と混戦にならないよう、
安全水域を確保した状態で操業実習を再開しました。
今日からは海況(海の状況)をみながら実習生のスナップ外し(枝縄外し)作業を許可したいと考えております。

投縄の様子です。

揚げ始め前の体操の様子です。

揚げ縄の様子です。

メバチマグロが釣れました。

メバチマグロの加工を終え、冷凍庫へ運びます。(かなり重そうです)

2月8日の正午位置です。(この海域で操業実習中です。)

2A 長期乗船実習(2月6日)

 進洋丸船長より乗船実習の様子、指導教官より写真が送られてきたので紹介します。

2月4日

風波とも落ち着きました。 

漁模様も若干上向きとなり、実習生は張り切ってデッキ作業をしています。

2月5日
昨日は節分行事で豆まきを行い、安全航海祈願をしました。

今日は今航海一番の凪。実習生の作業配置が一周し体が馴染んできたようです。

他県の実習船も全て漁場に揃い、操業海域に活気が出てきました。

総員元気で操業続行中です。


2月6日

天候安定。シャチ(マグロを狙うクジラ)の気配もなく、絶好の操業日和となりましたが、
魚影薄く
苦戦中です。 航海系実習生には必須の天測課題が課せられ、
計算が苦手
な者も当直士官に指導を受けて取り組んでいます。 
最新D-GPSと遜色ない
緯度を実測し(ビギナーズラック)驚いています。


操舵室当直でのチャートワーク実習です。

流し当直(揚げ縄前の漂白中)六分儀による天測実習中です。

航海専門の生徒達ですが、機関長とエンジン当直にも入ります。

眠たい目をこすりながらの投縄作業です。(早朝よりおこなわれます。)

揚げ始め前の餌だしをおこなっています。

冷凍作業終了後の様子です。(-60℃の冷凍庫で1時間半ほど作業します。)

夜間の揚げ始め前の挨拶です。

大きなマカジキも上がりました。

2月6日の正午位置です。(この海域で操業実習中です。)

2A 長期乗船実習 (2月3日)

 進洋丸船長より、長期乗船実習の様子、指導教官より写真が送られてきたので紹介します。
 
1月31日

 操業再開しました。 南側に集結した他県の実習船の操業実習水域では中国系延縄船

が複数確認され、各船とも回避するために苦労している様子です。

本船付近は風や波が強いので、その水域から離れることにしました。

漁模様も挽回したいところです。

2月1日

昨夜は待望の大きなメバチマグロをシャチ(クジラ)に持って行かれてしまいました。

今日も引き続き波が高く、24時間揺れとの闘いです。 実習生は既に船酔いを

克服しており、元気に投縄・揚縄作業、当直に取り組んでいます。

2月2日

南側に移動しつつ魚影を探しています。 海況がやっと落ち着いてきました。

昨夜は最終ラウンドで縄の大縺れがあり、デッキはごった返しましたが

実習生は教官と乗組員の指示に従い、落ち着いて漁具の整理をしていました。

2月3日

天候は一進一退。昨年まで比較的穏やかだった状況と比べ、時化が収まらず

常に潮まみれの操業を続けています。 将来は漁船で働きたい希望の実習生

も多いクラスなのでこの環境も有意義と思います。


今日の写真は班ごとの写真です。ブリッチ当直中!

1班

2班

3班

4班(漁場に行くまでの写真です。西之島が後ろに見えます。)

5班

6班

7班

8班
どの班もみんな元気に頑張っています。

2月3日の正午位置です。

 

28年度 一級小型船舶講習


28年度一級小型船舶講習の座学が3年生対象に実施されています。
今年度は25名が船舶免許取得に向けて一生懸命取り組んでいます。
普段、航海の勉強をしている生徒は余裕の表情ですが、機関系の生徒は初めての専門用語に苦労しているようです。


これが教科書になります。

みんなまじめに受講しています。



お昼からは眠そうです。

エンジンの勉強もしています。(エンジンの生徒は余裕!!!)